→時間の無駄のような会話を読んでいると、こちらまで時間を無駄にしているように感じてしまうが、通読するとこの時期の英国における知識階級の青春像が浮かび上がってくる。同じ英国でも、労働者階級の若者たちのエネルギッシュな生活を描いた『土曜の夜と日曜の朝』(こちらは第二次大戦直後が舞台だが)と比較すると、笑ってしまうほどの違いがある。戦前、戦後の違いもあるだろうが、階級社会である英国ならではの部分も大きいのだろう。【第106回ガーディアン必読小説1000冊チャレンジ】参加。
典型的なA型人間です^^;
長年気分転換に軽い本を読む程度でしたが、
あるとき図書館に「軽い本」を借りに行き、
ついでに何気なくほかの棚も眺めていると、
イプセンやストリンドベリといった
名のみ知っている作家の本が目に入りました。
その瞬間
「人生は短い、
この本を読めばあの本は読めないのだ」
という以前目にした言葉が脳裏に浮かび、
「自分は何をしているのだろう、
読むべき本はほかにあるのではないか」
という思いにとらわれ、考え込んでしまいました。
それ以後は、極力
読み応えのある作品を選ぶよう心がけています。
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