最近、感想文を投稿したあとに、手直しをすることがあります。すぐに投稿しないで、数時間あけたあとに見直しをしようかな。『方法序説』を読みました。「時代背景」や「デカルトの経歴」のことが知りたい、そして『方法序説』をもっと深く読みたいと思い、『デカルト入門』を読んでいます。ヨーロッパにおける30年戦争の時代の書物なのですね。
との叙述が続きます。僕は一読したときに、いきなり「彼女」が登場したので、少し面くらいました。しかし『弱き器』の前後の脈絡から、「彼女」は、僕が上にも書いたように、語り手と関係があった女性だとわかります。「観世音」(≒肉体)のかけらを拾い集めている「彼女」(≒魂)、という構図が僕には浮かびました。なぜなら、「夢物語」が終わり、「現実」に語りの局面が移ったさいに、語り手は聖書の言葉を引用しているからです(肉体と魂という考えは、キリスト教圏の価値観です。うろ覚えですが)。
ちなみに、僕はこの一連の筋を読んでも、漱石や芥川の作品にときおり散見される、女性への嫌悪は感じませんでした。現代社会では、「菩薩」(観世音)は、優しい方や思いやりがある方への褒め言葉として使われることが多いです。川端はそのことを物語の装置として取り入れたのかな? 漱石の『夢十夜』や川端の『弱き器』などの「夢物語」は、解釈しがいがあると思います。
2番ヴァースでは、I’m so lonely「とてもさびしい」や、それを受けてのI’m not sad「さびしくなんてないよ」など、孤独なlyricが続きます。人は孤独なときに、好色になる傾向があると僕は思っています。それは、I’m so hornyというlyricに率直に現れています。なんとなくなのですが、コーラスのI like itのitは性愛のことを指しているのかな? と思いました。
続きのI’m not gonna crack「僕は壊れない」や、コーラス全体を読んで、詞役者は“症状”を抑えようとしていて、そのために性愛に身をゆだねていると僕は思いました。最後に、「lithium」の感想文とは離れますが、こころの病気は早期発見と早期介入であれば軽症化できます。こころの病気かな? と思ったら病院にいきましょう。
よろしくお願い致します。
文学世界はとても奥深いです。
僕の感想文はその日の自分の体調で、質が変わるみたいです。
もう少し本を読むスピードを上げたいです。
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