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2024年11月の読書メーターまとめ

もぐ
読んだ本
4
読んだページ
1344ページ
感想・レビュー
4
ナイス
56ナイス

2024年11月に読んだ本
4

2024年11月にナイスが最も多かった感想・レビュー

もぐ
作者の小説を読むときには心構えを要する。どんな心構えかと言うと、「先入観」を持ってはいけない、ということ。作者の文章はそれを読んでいる読者がどういう気持ちで読んでいるかをあらかじめ設定して書かれていると思われるため、そうはいかないぞ、という意味で心構えが必要になる。ただ、この小説に関してはそれが過剰反応であったようである。そういう意味で物足りなさを感じてしまった。
が「ナイス!」と言っています。

2024年11月の感想・レビュー一覧
4

もぐ
作者の小説を読むときには心構えを要する。どんな心構えかと言うと、「先入観」を持ってはいけない、ということ。作者の文章はそれを読んでいる読者がどういう気持ちで読んでいるかをあらかじめ設定して書かれていると思われるため、そうはいかないぞ、という意味で心構えが必要になる。ただ、この小説に関してはそれが過剰反応であったようである。そういう意味で物足りなさを感じてしまった。
が「ナイス!」と言っています。
もぐ
ネタバレ事件的な結末に向けて表の物語を綴る『恋』とそこへ至るまでの裏の心情を物語る『友情』の対比の作品かと思って読み進めたが、もう一捻りされた結末だった。最近この手の小説は何か終わりに衝撃的な結末を入れないといけない風潮があるように思えるが、その仕掛けに終始してしまっている気が少々した。表題とは少し合わなくなるのかもしれないが、個人的には美波の第三者目線のからの物語も見てみたかった。
が「ナイス!」と言っています。
もぐ
どこまでも句点の表れない長い文章でありながら、起きている物事や移りゆく心の推移を的確に著していく文章力は見事。どうしようもない男がなにゆえどうしようもない事を繰り返してしまうのか、についてのその男の中で展開される論理をこれほど的確に表しているものもない。
が「ナイス!」と言っています。
もぐ
ネタバレ言文一致が特筆されるような明治時代の文体に久しぶりに触れて懐かしみを覚えた。古き日本の市井が書かれているつもりで読んでいると、次の章では突然イギリスの事が書かれていたりするところが、不思議な読書感を与えている。自身が病に伏した後のの折々の感慨や細かな病状と痛みのリアルな表現が製本として残されている事は貴重に思われる。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2014/09/13(3735日経過)
記録初日
2004/01/01(7643日経過)
読んだ本
684冊(1日平均0.09冊)
読んだページ
227034ページ(1日平均29ページ)
感想・レビュー
230件(投稿率33.6%)
本棚
3棚
性別
血液型
O型
現住所
神奈川県
外部サイト
自己紹介

子どもの頃からもう30年以上も新潮文庫の100冊を追いかけてきました。もともと読むのは速くないので100冊達成したのは、ここ10年くらいの亊です。2014年にたまたま100冊のキーワードでこのサイトを見つけて、思わず過去の読了分をまとめて登録しました。その後、継続してイベントを企画していただけているので毎年楽しみに参加しています。例年開始時点では過去の既読分でリードしますが、読むのが遅く年内クリアが目標の毎年です。座右の銘は「ひとりになったら 本を読む。」、遥か昔に坂本龍一が新潮文庫の100冊を宣伝した年のキャッチコピーです。

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