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2024年3月の読書メーターまとめ

hisa
読んだ本
4
読んだページ
984ページ
感想・レビュー
4
ナイス
47ナイス

2024年3月に読んだ本
4

2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

hisa
音楽の聴き方が時代とともにどのように変化してきたかを詳細に考証した力作。古典派までは、音楽は修辞的技芸として、作曲家から切り離された客観的構築物と認識されていたが、ベートーヴェンの死後、作曲家本人への関心が高まり、また、貴族社会から市民社会への変化に伴い、作曲家自身も売り込みのために自己をプロデュースする時代になると、人々は作曲家を理解することで音楽を理解しようとする主観的な聴き方に移行した。20世紀には反動的に客観性が重視されるようになったものの、主観的な聴き方は残っているという。
hisa
2024/04/15 00:15

このことは、戦後の作曲家や音楽学者が理論的・科学的アプローチを重視するのに対し、評論家や愛好家が主観的・感覚的な意見を発しがちなことに表れているか。

が「ナイス!」と言っています。

2024年3月の感想・レビュー一覧
4

hisa
音楽の聴き方が時代とともにどのように変化してきたかを詳細に考証した力作。古典派までは、音楽は修辞的技芸として、作曲家から切り離された客観的構築物と認識されていたが、ベートーヴェンの死後、作曲家本人への関心が高まり、また、貴族社会から市民社会への変化に伴い、作曲家自身も売り込みのために自己をプロデュースする時代になると、人々は作曲家を理解することで音楽を理解しようとする主観的な聴き方に移行した。20世紀には反動的に客観性が重視されるようになったものの、主観的な聴き方は残っているという。
hisa
2024/04/15 00:15

このことは、戦後の作曲家や音楽学者が理論的・科学的アプローチを重視するのに対し、評論家や愛好家が主観的・感覚的な意見を発しがちなことに表れているか。

が「ナイス!」と言っています。
hisa
ターナーの最後のスケッチ帳のファクシミリ。水彩や鉛筆による海や空の風景が描かれているが、すごくあっさりと描かれており、対象が明確に分かるものは少ない。ターナーの作風は元々そういったものかもしれないが、形がどんどん崩壊していくような印象を受け、晩年のモランディの絵のことが浮かんだ。
が「ナイス!」と言っています。
hisa
『古本屋台』に2巻目が登場。前巻に続きゆる~い日常が続いている。新キャラも登場するが、少し浮いているように思える。店主があいかわらず良い味を出している。日焼けしたような表紙もいい。
が「ナイス!」と言っています。
hisa
みすず書房の雑誌『みすず』はなくなったが、1・2月号の読書アンケートが今年から書籍になり、買いやすくなったものの値段も倍以上上がってしまった。各界の識者が選ぶ本は、普段自分が読まないようなもの(本屋ではまず寄らない棚の本)が多く、読もうと思わないまでも刺激を受ける。専門的すぎるものもあるが、ありきたりなアンケートとは違う選書となるところが面白い。自分が関心のあるジャンルで知らな買った本を知ることもでき、毎年の楽しみがなくならず嬉しい。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2014/09/23(3503日経過)
記録初日
2014/07/10(3578日経過)
読んだ本
506冊(1日平均0.14冊)
読んだページ
139833ページ(1日平均39ページ)
感想・レビュー
494件(投稿率97.6%)
本棚
0棚
性別
現住所
愛知県
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