読書メーター KADOKAWA Group

babooconさんのお気に入られ
744

  • 四ツ谷
    • 愛知県

    株式投資を専業でやってます。

    反応するもの 推薦図書/コーヒー/料理/将棋/登山/サバイバル術/写実派絵画/日経平均/経済指標/動物/C言語/Cozmo/プジョー/

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    読書の嗜好

    一、投資手法に関連する書籍はあまり読みません。割安な銘柄を探して保有するだけです。探し方や保有期間については過去のバリュー投資家の自叙伝や行動心理学から学べると思います。伝記は読むにあたって遅すぎることはないと思います。存命かそうでないかは特に問題ではないと考えています。

    二、多ジャンルを読みます。自分が経済的に無価値に追いやられようとも最終的に財産になる本を読みたいと常に思っています。

    三、げっそりしてしまいそうになる根拠のない主張本や共感を引くために悲惨な結末に誘導するような物語は駄本だと思っています(ヽ´ω`)

    四、本こそ体系的に自由に思考を巡らせる舞台だと思っています。差別的、前時代的、下賤な内容であっても問題ないと思っています。ただし、それが体系的に統一されているのであれば。

    五、PCが起動できるうちは常にOSがアップグレードされるように、自分の頭も生きている限りは常にアップグレードを図るべく本を読みたいと思います。

  • むっしゅ
    • 1977年
    • A型
    • IT関係
    • 和歌山県

    関西在住、40代の男性です。
    受身だった人生と時間の使い方に嫌気さし、
    人生を好転すべく読書/一人旅/英語学習を趣味に始めました。

    知的好奇心旺盛の学び好き、主に海外古典小説を拝読😊
    (世界十大小説読了)

    <読書ジャンル>
    古典文学,哲学,ビジネス,S

    F,ミステリー,伝記 etc

    <読書目的>
    ・学問的な知識の向上(学び)
    ・思考力と読解力の強化
    ・情報収集
    ・自分が出来ぬ経験を追体験し心を豊かにする
    等。📚

    <読書メーター利用理由>
    ・読書記録を残す
    ・読了本の感想投稿で理解度を定着させる
    ・皆の感想の拝読 (各者の考え方や感想に学び)
    ・読書モチベーションUP
    ・読書好きな方や素敵な書籍との出会い
    等。👍

    #本棚の20冊で自分を表現する

    1. 戦争と平和/レフ・トルストイ
    2. カラマーゾフの兄弟/ドストエフスキー
    3. 風と共に去りぬ/マーガレット・ミッチェル
    4. レ・ミゼラブル/ヴィクトル・ユーゴー
    5. モンテ・クリスト伯/アレクサンドル・デュマ
    6. アンナ・カレーニナ/レフ・トルストイ
    7. 坂の上の雲/司馬遼太郎
    8. デイヴィッド・コパフィールド/チャールズ・ディケンズ
    9. ドン・キホーテ/ミゲル・セルバンテス
    10. 三体/劉慈欣
    11. 大地/パール•バック
    12. 指輪物語/J.R.R.トールキン
    13. 白痴/ドストエフスキー
    14. イリアス&オデュッセイア/ホメロス
    16. 魔の山/トーマス•マン
    17. 若い芸術家の肖像/ジェイムズ•ジョイス
    18. 百年の孤独/ガルシア•マルケス
    19. トム•ジョウンズ/ヘンリー•フィールディング
    20. 神曲/ダンテ

    感想未記入の過去分は再読し投稿予定^^;

    宜しくお願いします。

  • 希望
    • 1984年
    • A型
    • その他
    • 大阪府

    旅行と読書が好きで、常に自分を向上させています。
    旅行と読書は、どちらも異なる面から自分を成長させてくれるものですね。

  • 晴
    • 1983年
    • B型
    • 自営業

    子供の頃から読書の習慣を養ってきました。
    私はよく様々な本を読みますし、自分の読書感想にも独自の見解があります。
    私は遠回しな言い方が好きではなく、最も正直な考えを表現することを大切にしています。
    読書の速度は速いですが、それが必ずしも良いことではないと感

    じています。
    なぜなら、何度も繰り返し読むことがよくあるからです。
    私は交流が好きで、友達を作ることが得意です。
    いつでも連絡を歓迎します。

  • 未来
    • 1984年
    • A型
    • 大阪府

    旅行と読書が好きで、常に自分を向上させています。
    旅行と読書は、どちらも異なる面から自分を成長させてくれるものですね。

  • 奈

      🦁 芸術に惹かれるライオン🎨
      🖼 美しいものを見るとワクワク✨
      ⭐️ 日々の感性を磨く😉
      ❤️ 心に残る時間を大切に
      🍷 ワイン | 🎵 ライブ | 📚 読書

    • みすみ

      ジャンル問わず読みます。

    • 麻耶

        ジャンル雑多 思い出した時に更新したりするので割と滅茶苦茶 漫画はリストを見やすくするために含めず
        ほぼ手持ちと読みたい本の備忘録

      • よみよみ読書速報
        • 1992年
        • A型
        • 神奈川県

        読書感想をアウトプットするためのアカウントです。
        小説はミステリー、ビジネス書はお金、文章術、語学、歴史などを中心に読んでいます。
        好きなジャンルには偏りがありますが、気になる本は幅広く乱読。
        感想はX・TikTok・インスタ・note・ブクログでも発信中


        ジャンルやテーマ問わず、面白い本との出会いを楽しみながら、読んだことを記録しています。

      • スケサク
        • 東京都

        25年7月から登録させて頂きましたスケサクです。吉村昭など、歴史物やノンフィクションで、その時代その人がどう困難を乗り越えたのかを知るのが好きです。挑戦しながらも潔い生き方をする主人公に、惹かれます。

        庭の見える午前のカフェや、緑や自然が眺められる環境で

        、リラックスしての読書が好きです。読書メーターの皆さんの感想などを読んで、自分の読書人生の参考にさせて頂きたいです。

        大学の体育会アメリカンフットボール部の後輩達を応援しつつ、活力、エネルギーを頂いております。時々アルトサックスを奏でて、自らをリフレッシュしております。

      • ふくとみん
        • A型
        • サービス業
        • 広島県

        もっと早く知っていたらいろんな本を記入できたのに残念です。若い時に読んだ作家が今でも懐かしい。同時に5冊以上の本を読む癖があります。「風と共に去りぬ」「大地」「戦争と平和」「竜馬がゆく」「ローマ人の物語」「中国の歴史」「日本文学の歴史」がベスト。司馬遼太郎

        、塩野七生、陳舜臣、ドナルド・キーン、立花隆、梅棹忠夫、近藤誠、須賀敦子、池上彰、佐藤優、出口治明、瓜生中をよく読みます。

      • mana
        • 2000年
        • 大学生

        25歳女、通信制大学で心理学を学んでおります。
        .
        最近は図書館や書店に行くたび、「ここにある本の量のうち、どれくらいを生涯で読むことができるのだろうか」と思います。
        読書はコスパのいい旅。 本の世界にどっぷり浸るのが至福のひととき。
        .
        小学生の頃は本が

        好きで読んでいましたが、中高で離れ・・・
        うつ病の影響もあり、読めない日々が続きました。
        最近は、図書館も活用しながら、小説、新書、絵本など、読書を楽んでいます。
        紙の手触りや、めくるときの音がたまらなく好きです。
        積読本がどんどん増えていっているのが幸せな悩み。
        .
        好きな本
        『龍神の雨(道尾秀介)』、『蜜蜂と遠雷(恩田陸)』、『チルドレン(伊坂幸太郎)』、『模倣犯(宮部みゆき)』、『向日葵の咲かない夏(道尾秀介)』、『ふがいない僕は空を見た(窪美澄)』、『告白(湊かなえ)』。
        .
        読書以外の趣味は、
        フルート、音楽鑑賞(クラシック)、バレー観戦。

        2025年 267冊 31982ページ(絵本147冊、Audible23冊)

      • ひほ
        • サンダーバード@読メ野鳥の会・怪鳥
          • 2012年
          • その他
          • その他

          サンダーバードと申します。誕生日は読書メーター開始日にしています。
          以下のコミュニティの管理人をしています。
          ①「読メ野鳥の会」
          https://bookmeter.com/communities/336777
          ②懐かしい洋楽のコミュニティ「R35」
          ht

          tps://bookmeter.com/communities/338207
          ③ご当地小説のコミュニティ
          https://bookmeter.com/communities/338179
          ご興味がありましたら是非ご参加下さい。
          ④読書とは関係ありませんが「怪しいグルメ探検隊」として時々ここでもつぶやいています。詳しくは食べログをご覧ください。
          https://s.tabelog.com/smartphone/reviewer/002839529/?msu=002839529
          2012年10月15日より開始。

        • ジュン
          • 北海道

          本の感想を書き始めたのは2022年9月
          まだまだ駆け出しです。宜しくお願いします。
          子供の頃から本の虫だったのですが、暫く語学に打ち込んでたので、読書から離れてた時期がかなり長く、2021年からまた読書を楽しむようになりました。ブランクがあったので、皆さん

          に教えていただきながら、読む本の幅を広げ、更に楽しめる様になれればと思います。
          普段はKindle 、kobo、boox 、Audible 、図書館を駆使して読書を楽しんでます。Audible は主に毎日のウォーキングやバスタイムに。
          英語と韓国語学び中なので、気が向いたら洋書も読みます。
          読後感に温かさがある本が特に好きです。

        • 山猫

          読書というのはそもそも「愉しみ」「娯楽」と捉えております。

          こちらのシステムがまだよく飲み込めていません。
          失礼がありましたら、何卒ご寛恕くださいますよう。

          貸出期限内に自宅に戻れない仕事に就いていたため、図書館で借りられない生活が続いていました。

          友曰く「本代の方が洋服代よりかかる女」。
          でも、それより酒代の方がかかる女です。

          という亡妻に代わり、今後は夫の私が遺された本棚を整理していきます。レビューは感想メモ等記録があればUP致します。
          また、妻の好みそうな新刊を見かけたら、追加し、代読(?)していきます。
          「言葉」にとてもとてもうるさい妻でした。

          案内が不親切な(その後コソコソと書き直して、証拠を隠滅し、私が逆ギレしたことにされてる)ブックカバーコミュを底意地の悪い古参にいびり出されて、別コミュに移籍しました。

          義理ナイス!しません。できません。
          義理ナイス!されるの苦手です。

          そんなこんなで約5ヶ月頑張ってみましたけど、やっぱり場違いみたいなんで、以前のコミュからは消えます。それで文句ありませんよね?

          某コミュでの相談・依頼については、より良い回答のために確認質問をすることがありますが、他意はありません。
          私に文句を言う前にご自分の相談・依頼の文章に不備がないか、確かめて下さい。

        • さちこ
          • 愛の伝道師カロン@使えなくなった物は捨てて新しい物と、交換しますよっ
            • B型
            • アーティスト
            • 宮城県

            むかしむかし、あるところに、お爺さんとお婆さんが住んでいました。
            お爺さんは山に柴刈りに、お婆さんは川へ泳ぎに行きました。
            お婆さんが泳いでいると、川上から日野のトラックが流れてきました。
            お婆さんはトラックを運転して家に帰りました。
            トラックを包丁でふた

            つに割ると、中には元気な赤ちゃんが入っていました。
            赤ちゃんはトラックから生まれたので、カロンさんと名付けられました。
            カロンさんは、とても美しい青年に成長しました。
            その頃、都ではラオウが暴れておりました。
            北斗神拳正統伝承者であるカロンさんは、ラオウを倒すため、仙台国分町に行くことにしました。
            カロンさんは加山雄三にもらったヨットで、鬼ヶ島に向かいました。そして、あたたたたた、と、あっという間にラオウを退治しました。
            村に戻ると、お爺さんとお婆さんは病気で死んでいました。
            カロンさんは、やれやれ、これで介護から解放されたわい、と思いましたが、愛と正義のセーラー戦士でもあるカロンさんは口にはしませんでした。
            その後カロンさんは、読書メーターに参加し、東凰連邦共和国の大統領になって、しあわせに暮らしているそうです。
            めでたしめでたし。

            …よ、よろしくお願いします💦

          • マコト

            【好きな分野】
            歴史小説・伝記・ノンフィクション・青春小説・恋愛小説

            【好きな著者】
            東野圭吾、司馬遼太郎、齋藤孝、有川ひろ、池井戸潤

            最近は東野圭吾さんの未読の作品を刊行順に読むことを楽しんでいます。
            2023年12月3日、東野圭吾作品全作読破。

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            【2012年】206冊 月間平均17.2冊 5267頁
            【2013年】177冊 95,207 月間平均14.8冊 4547頁
            【2014年】123冊 48,201 月間平均10.3冊 3144頁
            【2015年】111冊 72,055 月間平均 9.3冊 2723頁
            【2016年】 87冊 48,542 月間平均 7.3冊 2330頁
            【2017年】 78冊 51,207 月間平均 6.5冊 2000頁
            【2018年】 52冊 29,990 月間平均 4.3冊 1359頁
            【2019年】 88冊 39,884 月間平均 7.3冊 2222頁
            【2020年】 58冊 20,056 月間平均 4.8冊 1581頁
            【2021年】 46冊 18,831 月間平均 3.8冊 1276頁
            【2022年】 84冊 10,590 月間平均 7.0冊 2299頁
            【2023年】 83冊 25,446 月間平均 6.9冊 2556頁
            【2024年】 14冊   月間平均 1.2冊  398頁

          • K
            • 2003年
            • A型
            • 大学生
            • 滋賀県

            『みどりいせき』大田ステファニー歓人さん

            あれは春のべそ――なんてわけない。もしそうなら「みんないつか死ぬ」くらい意味わかんないし、わかんないものはすこし寝かせておきたい。でも、今は寝てる場合じゃない。そうなると目が赤いのも鼻をすすったのも、たぶん春のほ

            うに吹いた風のせい。強い気流が砂ぼこりを巻き上げたんなら、そりゃ目にも入るし、その汚れを落とす涙が鼻に回ったらすするし、雲が流れて太陽を隠し、ふっと顔に影が落ちたら表情だって読みづらくなる。これはもう、こじつけじゃなくて自然の流れ。
            乏しい状況証拠からのがちな名推理――それが理解ある女房役の仕事のひとつ。
            雲もどいたし、インハイへ構え直す。目線の高さでミットのほつれとほころびと、張りつめた春の気配が並ぶ。もっかい股の間でギャルピを突き出すけど、また首を振られちゃった。キャップからはみ出した髪が揺れるたび、先っちょから飛んだしずくにお日様が当たって、きらん、と眩しく光る。
            きれい。
            ぼくも首筋に汗を感じてるけど、それは動揺じゃない。〈打たせて取るにはどうのこうの、目が慣れるから連続で高めにはうんたらかんたら……〉みたいな監督の指示を、「こざかしいなあ」と思いながら二本指で制球重視って要約して、十六メートル先の春に伝えるのは、なかなか骨が折れる。
            この汗はチームのために、勝利のために光ってる――ついでに体温も下げてくれてる。
            このまんま春にサインを拒まれ続けたら、ピンと伸ばしたぼくの指がムキになって、マジで地面に突き刺さるかもしれない。別にリードもあるし、ツーアウト二塁のただのバッティングカウント。なにより春のコントロールで勝ってきたんだから、いつも通りでいい。
            コースが嫌なのかもと、右膝をついてミットをインローへ移す。すると今度は首すら振らなくなり、キャップを上げて髪をかきあげだした。無茶な勝負なんかしなくても、今まで通り抑えれば勝てるって――そんな顔をつくって、マスク越しに眉を寄せ、テレパシー気分で訴える。
            なのに春は目をつむっちゃって、しかもランナー無視でワインドアップの体勢。時間が止まったみたいに両腕を掲げたまま、ぱちっと目を開けると、涙をためた瞳でぼくを見おろした。どうせ自分本位に投げるなら、堂々としてればいいのに。心の中はため息でいっぱい、防具の中でぼくは窒息しそう。
            意思がズレたまま、とうとう春の左手から白球が離れた。きっと綺麗なシュート回転の直球が、ぐんと空を切って伸びやかに迫る。
            ――ああ、やっぱ逆球だ。
            小学生にしては恵まれた体格の四番の一閃が、球の下半分をかすめた。瞬間、乾いたファールチップの金属音が鼓膜に突き刺さる。音を合図に球の勢いは増し、ぼくは浮いた軌道を見失った。見失ったと気づいたときには、もう白い円が視界を埋めるほど迫っていて、高速で回るゴムのフェイク縫い目越しに、なんとなく春と目が合った気がした。
            強烈な衝撃がメットを貫いておでこへ届き、脳みそがぶりんと揺れ、髄液が波打つ。つま先に置いた重心は慣性に引っ張られ、体は宙でのけぞり無重力へ。時間がゆるみ、ふわっと背中が地面に貼りつく。
            続けて後頭部がぐぎん、と着地。冷たい電気がつむじから背中へ走り、視界は真っ白。頭の中に細胞よりちっちゃなジョエル・ロスが現れ、ドレッドを振り乱しつつビブラホンを爆音で鳴らす。すぐ音量はピークを超え、何も聞こえなくなる。彼も消える。
            砂ぼこりと石灰の風味はどこかへ飛び、噛んだ舌の鉄の味だけが残る。防具の内側で滲んでいた汗は密度を高めて凍りつき、アウトカウントもイニングも意識から消え、自分が誰かも曖昧になった。落ちる直前、チップをキャッチして胸を張る並行世界のぼくと目が合う。
            そこで時間の連続性は断ち切られ、エントロピーが急減少。
            たどり着いたのは、音も色も光も闇もない素粒子の世界。こんちわ。ここは母宇宙か娘宇宙か、それともバルクか。どれでもあり、どれでもない。
            そこからインフレーション、そしてビッグバンへ。

            さくら
            まぁ、そんなこんなで宇宙は百三十八億年もずっと、きゅんだとかぴえんだとか、そんな無茶な音を立てながら成長期をこじらせてきた。だから銀河はニキビみたいにぽこぽこ吹き出し、そこには何千億もの恒星という雑菌みたいなやつらがうようよしている。天の川もその流れに乗って五十億年前に太陽を生み、四十六億年前には「そろそろ子どもつくる?」みたいな軽いバイブスで分子たちがくっつき、三男坊の地球ができた。
            八億年前には、ヌクレオチドの二重らせんすべり台をするんってすべってきた寄生虫みたいな生命がわき、五百万年前にはふらふら歩き始め、つい最近になって嘘つきと殺し合いにハマり、世界大戦を二回もして、環境は汚しつつ文明だけはとんでもなく発展わぉ。神はいないって科学力で理解したくせに、お父さんの心電図は容赦なくフラットになって、ウイルスはバズったりしぼんだりまたくすぶったりして、ホッキョクグマは交雑しながら諦め顔であくびしてる。
            そんな宇宙の片すみ、郊外の都立高校北棟三階。
            非常扉はスチールの見た目より案外重く、僕の腕をうならせて、筋繊維が熱を帯び、ひと粒の汗か涙かが重力に負けて廊下へ落ちた。
            昨日はにんにく食べすぎたし、嗚咽がちょっと臭うかも。でもどうせみんなマスクのまま大人になるし関係ない。〈常時は立ち入り禁止〉の文字をジョージ?とか心の中で読み間違えて、ようやく重たく開いた隙間から外へ抜け出す。シャツ腹がすれて汚れる。
            閉まるとき大きな音がしてくれるだろうと期待してたのに、寸前でふわっと減速する蝶番の仕組みが憎らしい。扉の裏には赤いコーンが三つ、ウェイトを詰められて鎮座している。二、三キロはありそうで、ムキムキのフィジカル巧者が輪投げする姿を想像してしまう。
            褪せた赤を見つめていたら、勝手に脳内で炎が揺らぎ出し、本当の有事に避難しそびれた生徒や教師の黒こげ死体が積もっていく妄想が始まって、ぷしゅうって煙があがる音まで聞こえた気がして、えくぼに水がたまった。
            手すりまで行くと風が泣きそうなほっぺを刺した。花びらが三階まで吹き上がってくる。みんな桜が好きで、散ると悲しむ。だから遠いキャベツ畑のモンシロ蝶が復讐の羽ばたきをして、気流が巡って、校舎裏のソメイヨシノをハゲさせ、路肩が汚れる。みんな悲しむ。足元には薄桃色の吹き溜まり。上履きの青いラバーだけが際立ってる。
            花びらの水分が床を濃くしていく横で、僕のしずくもまた落ちる。南半球の蝶と僕の深爪がバイブスでつながる妄想をしていたら、ばふんばふんと布団を叩くおばちゃんの音で沈んでいた気分が追い払われた。深呼吸して袖で顔を拭う。
            「よし」
            朝ドラのヒロインみたいに気合を入れてドアノブをつかむ。が、動かない。鍵穴はどこにもない。銀色のピノみたいにつるっとしてる。何度ガチャつかせても無反応。風がシャツを揺らして鳥肌が立つ。
            あきらめず、動かず、また触り、頭が熱くなり、顎が鳴り、また触る。動かない。
            はい、僕は宇宙のニキビ。その芯の膿です。どうも。
            下でクラクションが盛大に鳴り、僕は欄干からのぞきこむ。佐川の軽の前に、赤ジャージの三年女子がだるそうにつっ立っている。青いペニーをつま先で遊びながらどく気配ゼロ。クラクションを無視し、中指を立て、テールを踏んでノーズをつかみ、わざとらしく緩慢に動く。怒鳴るドライバー。彼女は「ばーか」と言いながらペニーに飛び乗って逃げ去った。
            布団のおばちゃんが〈見た?〉みたいなジェスチャーをしてくるから下手な笑顔を返す。
            風が戻る。スマホにはクラスLINEのメンションが二件。既読つけないようにそっとなぞる。四限まで二十分。ノブはまだ動かない。戻れば全員がこっちを見る光景を想像して重い溜息。踊り場に座り込む。
            花びらが香り、また積もる。空を見ようと寝転んでもひさしが邪魔で雲が見えない。蜘蛛の巣の蝶が逃げた。蜘蛛が腹ぺこにならないといいけど、顔に落ちてこないともっといい。
            うとうとしたところで鉄の音。裏門でさっきのペニー女子が南京錠を確認し、門をよじ登っている。生命力の説得力。着地した彼女と目が合い、僕は負けたみたいにそらす。すぐにペニーの音は遠ざかり、国道の喧騒と僕と、開かない扉だけ。
            空腹。つぶれた桜。まぬけな蜘蛛。
            半歩さがって「ティープ」と唱えながら扉を蹴る。ちょうどチャイムが鳴ってのけぞる。四限終了。近くのスピーカーが映画館みたいな圧で震わせる。
            引き戸が開き、生徒たちが走り出す。僕には意味不明な怪物の声みたい。
            イヤホンで洞窟化。いたいのとんでけ。
            教室へ入ると一年の女子二人だけ。TikTokみたいな音。声をかけても無視される。居心地に耐えられず「今日午前だけか」と独り言を装い退出。
            並びの教室の戸に青いペニー。覗きこもうとしたらバズカットが勢いよく戸を開け、僕は尻もち。鍵が落ち、小銭みたいな音。
            「なんか用?」
            赤いラバーの上履き、金色の喜平、眉ピ。予約の人? 一個二千。
            「カツアゲ?」
            「タダなわけねぇだろ」
            奥から赤ジャージの彼女が出てくる。千円札の束を持ち、でかい。
            「このわがままボデー君は?」「ただのデブ?」
            よく知らないのに、なぜか懐かしさを覚える。視線が冷たくて体温が消える。
            「今日は予約いい。先に金」
            出せず黙っていると「もういいや」と去る。
            彼女はペニーで僕の教室にすべり入り、消えた。
            残った彼は僕の鍵を拾って腹に押しつけて去る。
            やっと教室からメロディがこぼれる。
            チャリにまたがると野球部員の山本くんが止めてくる。
            「LINE見た?」
            学級委員になったらしい。「委員、頼めない?」
            風紀委員。朝の挨拶、服装チェック、駐輪場整理。向いてないと言うと手を合わせて拝んでくる。
            野球部の一年がプランクしてるのを眺めながら、彼は素振りの意味に悩んだ話をしてくる。
            原付にバズカットと赤ジャージ女子が二人乗りして去る。
            「あれも校則違反?」
            「スケボーはいいんじゃ?」
            「いや、そっちじゃなくて」
            山本くんは最後に「明日までに考えといて」と言い、部員の輪に戻っていく。
            校門には排気ガスのツンとした残り香だけが漂っていた。

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          登録日
          2010/02/02(5827日経過)
          記録初日
          2009/01/27(6198日経過)
          読んだ本
          3383冊(1日平均0.55冊)
          読んだページ
          968054ページ(1日平均156ページ)
          感想・レビュー
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          技術系
          現住所
          東京都
          URL/ブログ
          https://blog.baboocon.com/
          自己紹介

          東京都内在住のサラリーマン。

          小説もエッセイもノンフィクションもビジネス書も(ついでにマンガも)読む雑食派です。

          ※マンガは別アカウント( https://bookmeter.com/users/89116 )で登録しています。

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