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7月の読書メーターまとめ

jabrafcu
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7月のトップ感想・レビュー!

jabrafcu
自己愛性に特化した解説書だがパーソナリティ障害全般の位置づけについても参考になった。自己愛性の人は尊大で他人の気持ちや欲求を認識しようとしない傾向があるとのこと。『リア王』や『人間失格』の葉蔵が例に挙げられていたが,オタク的には銀英伝のアンドリュー・フォーク准将がぱっと思い浮かぶ(ちょうどこのまえ放送されたところだったし)。
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7月のトップつぶやき!

jabrafcu

誤字修正すると新着に上がっちゃうのほんと困る。sage コマンドください(笑

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7月の感想・レビュー一覧
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jabrafcu
学ランやセーラー服など一見してこれは軍隊由来だろうと思わせる意匠や習慣が現代の学校にも多く見られる。そうしたものの来し方を明治の師範学校令までさかのぼり,主に太平洋戦争までの流れをたどっていく。人権団体の機関紙における連載のまとめということで,少々教条的・うちわ向け的な書きぶりが気になるところもあるが,身近な(かつ不可解で胡散臭い)ものごとの出処がわかるのにはつかえが取れたような快感がある。この手のことを深めたければ教育史とか学校文化史を掘ればよい(手始めには著者の別書か)とわかったのも収穫であった。
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jabrafcu
神谷美恵子『生きがいについて』(1966) のアップデートを図る書。60年代以降にあらわれてきた「自己実現」に関する心理学・精神医学――エリクソン,マズロー,K・ホーナイ,C・ロジャースら――を柱に現代での生きがいを論じる。高齢化社会への視線が現れているのも89年というタイミングを感じさせる。深みや説得力という点では神谷のものには及ばないが further readings への案内としては勉強になった。
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jabrafcu
政治・思想史研究の中島岳志氏と間違えて手にとった (笑)。院生以上なら誰もがご存知だろう読書会の効用をビジネスマン向けに説く。ある地域では当たり前のモノ・コトでも別な地域にもっていけば価値を生むのは貿易の基本か。Twitter を活用した読書会のトピックが一番関心のあるところだったのでもう少し掘り下げが欲しかったが,本書が書かれた2010年段階ではこんなところか。今なら Twitter で(あるいは読書メーターで)人を募ってスカイプか Discord で議論,とかがよいかもしれないがどうだろう。うーむ。
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jabrafcu
ネットスラングで言う「小学生並みの感想」しか出てこないときにどのように肉付けし厚みのある文章を書いていくかのメソッドを紹介。5W1H の when, who, where, what, how に終始するのでなくそこから why を問い原因や理由を説明する,よく観察し描写の解像度を上げる,抽象的な話は身近な具体例を出す,など。「なぜ」をもとに付け加えていくことで自然と結束性も生まれるようだ。類書が少ない「センテンスと段落の中間レベルを扱った文章論」として価値があると思われる。
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jabrafcu
人間の生きがい,その喪失とそこからの回復の体験についてリサーチし思索をめぐらせた名著。ハンセン病の療養施設での患者の姿・語りからインスピレーションを得ている点で,医療人類学のさきがけともいえそうだ。苦しみに満ちた世界・生においてそれでもいかに生きる可能性を見出すかについて,常に学問の視点から――宗教についても安易に超越論にいかず内在的に,あるいは人文・社会科学的に――考察し結論を出している点が非常に私好みというか,まさにこういう著作が読みたかったという感じ。
jabrafcu
2018/07/18 17:45

しかしその分,人文関係の知識が少ない人にはペダンティックに感じるかもしれないが。こういう傾向はどうしたわけかしらと思ったら,コロンビアの大学院で古典文学を専攻していたところから医学へ転向した経歴を持つとのこと(p. 275)。なるほど,それで。▽はしばしにヤスパースやサルトルなどの実存主義哲学への言及があるところも60年代という時代を感じさせる(原著は1966年)。

jabrafcu
2018/07/18 18:00

絶望的な状況においてなお生きがいを見出した人たちの実例,言葉は感動的であり,示唆に富んでいる。生きる意味というのは,究極的なものでなくてもよく,とりあえず自ら設定することもできる;また世界内のことどもの中に限っても生きる目標や生きがいは見出すことができるのだ,というのが伺え,世俗的ニヒリストとしては大きなヒントを得られた。

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jabrafcu
ひきこもりの定義を超えて,不登校・出社拒否・主婦の家事拒否なども含め「心を閉ざして人間関係を避けて自室にこもる状態」にある人を「閉じこもり」とする。原因および解決の糸口を親子関係の中に見てとり,本人の心理状態のみならず親が陥りがちな思考や取るべき対応に多くの紙面を割いている。参照文献にスピリチュアル系の一般書が多いのは好みが分かれるところかもしれないが,診療の現場から見た記述・分析には説得力がある。条件付きの愛を無条件のものに変え,共感的な態度で接するのがやはり鍵なのだ。
jabrafcu
2018/07/15 23:25

つけくわえると,家父長的な父親の影響について,心理的メカニズムや社会的背景を一章まるごとあてて考察しているのも特筆すべき点かもしれない。

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jabrafcu
たびたび論争が起こる君が代。どのような立場から考えるのであっても,まずは実態をよく知るべし,ということでものされた新書であり。歌詞の由来,作曲,国家としての認識・普及,戦後の生き残りと論争までを一通り描く。[続き: http://ja-bra-af-cu.hatenablog.com/entry/2018/07/14/192159
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jabrafcu
2006年から足かけ5年間,ロックがほとんど知られていなかった北朝鮮の高校生たちにそれを伝えに行くファンキー末吉氏(ex.爆風スランプ)。社会システムのしがらみを超え,音楽の力で人の自由なあり方を引き出す姿は感動的であり,これぞロックと呼びたくなる。氏が経験した生徒たち一人ひとりとの顔が見える距離でのつきあいを本書を通じて共有することは,東アジアの情勢が急速な変化を見せる今,北朝鮮を一面的な理解からデモナイズしがちな私達にとって大きな意味があると思われる。音楽ファンのみらず幅広い読者に一読を薦めたい。
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jabrafcu
回避性パーソナリティ障害に特化した日本語では唯一の?本らしい。タイトルの「面倒くさい」が意味するところは「責任を負わされる,期待される,嫌われる,拒否されるのが嫌・恐ろしいために,登校,結婚,就職などに気が進まず避けたりする」といったことで,単に怠惰ということではない。否定的な養育や恥の体験から自己評価が低くなり他者との関わりに臆病になった例を著名人(森鴎外,ブラームス他)キャラクター(のび太,シンジ他),患者から豊富に取り上げており,わかりやすくかつ身につまされる。
jabrafcu
2018/07/10 22:59

本書全体の価値を既存するものではないが,社会科学的な領分への言及に少々粗さがみられる(個人主義と me-ism の混同など)ので一応,指摘まで

jabrafcu
2018/07/11 12:47

↑誤字: ×既存 ○毀損

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自己愛性に特化した解説書だがパーソナリティ障害全般の位置づけについても参考になった。自己愛性の人は尊大で他人の気持ちや欲求を認識しようとしない傾向があるとのこと。『リア王』や『人間失格』の葉蔵が例に挙げられていたが,オタク的には銀英伝のアンドリュー・フォーク准将がぱっと思い浮かぶ(ちょうどこのまえ放送されたところだったし)。
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他人にどう見られているか気になり,気を使いすぎてしまうタイプの心理。見方によっては日本文化に適応的でもあるという。▽私も人付き合いは苦手な方だが他人の視線はそこまで気にならないので,たぶん別なメカニズムなんだろう。▽周りを気にするがゆえに無理してはしゃぐものもいるそうで,その例として太宰治の『人間失格』をあげている(pp. 21-6)。ラノベだとRe:ゼロのスバルがまさにこれだなと。▽日本文化vs西洋文化の二分法でなく他の地域・社会も比較にあげられるとなおよかったが,この判型なら仕方ないところか。
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拒絶性と自己愛性のパーソナリティが就労にあたえる影響を考察する。事例の紹介がわりと多め。パーソナリティ障害そのものではないとしても共通したメカニズム,パターンを見て取り参考にすればよいのではと牛島定信『図解 やさしくわかるパーソナリティ障害』を読んで思ったが,本書の著者も似た発想をしたようだ(p. 4)。
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クラシック的な譜面暗記による演奏に挫折しつづけてきた著者がラジオで「コード奏法」の存在を知り,それを用いた音楽の楽しみに目覚め,その喜びを伝えようと綴ったホームページが単行本になったもの。書籍化以前から見知っていたが「これ,音楽になってる!」の喜びがよく伝わってくる。コードネームに従うことである意味いい加減ながら音楽全体をコントロールする楽しさを伺い知れるので,趣味として楽器を嗜む一歩を踏み出したい人はもちろん,吹奏楽出身でアドリブに苦手意識のある管楽器奏者などにも一読の価値があると思われる。
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jabrafcu
パーソナリティ障害全般(DSMⅣに定義されたもの+新型2種)を解説。病気とそうでない状態,他の精神病との区別などなかなか截然と区別することができなくて難しい面がやはりあるなと(ここにおける存在論的な問題と認識論的な問題もまた半々だろうし)。DSMの診断基準が示されているので,バーナム効果を超えて当てはまると判断できるなら,完全に基準を満たさなくてもその傾向があると見てよいのだろうか。病/健康の二分法で考えるのでなく,参考にできるところは参考にする,くらいが素人としてはせいぜいかもしれない。
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jabrafcu
最低限のキーボードスキルは身につけたほうがいいかなと思って手にとった。コード/和声理論的な内容も多いので理論初心者はそちらの入門書を先に読んだほうがよいかも。▽コードネームを見てどう押さえるかのコツや方法を知りたかったのだがそちらはあまり扱われていなかった。なるべく動きが少なくなるように構成音を並べ替えて押さえたほうがいいのは知っているが,それをどう発想してどう実行するのか知りたかったのだが……。▽11thを入れるときは3rdをオミットする,テンションは内声へ回すなどボイシングの tips は参考になった
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読書データ

プロフィール

登録日
2014/10/18(1400日経過)
記録初日
2014/09/30(1418日経過)
読んだ本
343冊(1日平均0.24冊)
読んだページ
95418ページ(1日平均67ページ)
感想・レビュー
341件(投稿率99.4%)
本棚
11棚
外部サイト
URL/ブログ
http://ja-bra-af-cu.hatenablog.com/
自己紹介

音楽と文化を捉える言葉を鍛えたい。カラテあるのみ

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