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1月の読書メーターまとめ

jabrafcu
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1月に読んだ本
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2

  • きゃんたか
  • るー

1月のトップ感想・レビュー!

jabrafcu
アメリカのキリスト教史の解説がわかりやすくかつ充実しており,ピューリタンや様々な教派の信徒たちがどんな人びとだったのか実感をもって理解できる。よくいう「個々人が聖書に向き合えばよし」というプロテスタントの理念の影響がここまでアメリカの民主主義や政治に根を張っているというのは想像以上のものがあった。プロ倫の副読本としてお読めるし,アメリカ文化に関心がある人なら背景知識として押えておきたい(アフリカ系の教会などはほとんど出てこないけれど)。
jabrafcu
2018/01/29 23:10

著者は反知性主義を権力と無自覚に結びついた権威(的インテリ)を相対化し社会の風通しをよくするものとしてポジティブに評価しているわけだけど,著者が言うような自己反省的な視点を持った人というのは紹介されている例にはいなかったように思われた。もっとシンプルな反骨精神の人が多いというか。/著者は小田嶋隆と小中高と同級生だったそうで,反知性主義本を書いている小田嶋氏を著者のいうポジティブな意味での反知性主義者と評価しているのがアイロニカルで興味深い。

jabrafcu
2018/02/03 10:53

追記:キング牧師の I have a dream スピーチで奴隷解放宣言をいまだ支払われていない小切手である等,金融を比喩に使っている箇所があってなかなかユニークだなと思っていたのだが,もしかすると本書が紹介してるリバイバリズムにおける伝道とビジネスの同居・融合が影響していたりするのだろうか。

が「ナイス!」と言っています。

1月のトップつぶやき!

jabrafcu

2017年の読書メーター 読んだ本の数:126冊 読んだページ数:35907ページ ナイス数:770ナイス ★去年に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/515329/summary/yearly

jabrafcu
2018/01/02 15:45

まずまずの数字。これはという良書も結構あったし実りのある一年だったといっていいかな。いつもナイスくれる皆さんありがとうございます。今年もよろしくお願いします

jabrafcu
2018/01/02 15:46

特によかった17冊: 『教養主義の没落』 『本を読む本』 『一九八四年』 『ナイトフライ』 『ミュージック・アズ・ソーシャルライフ』 『人文学と批評の使命』 『人文学概論』 『アフリカ音楽の正体』 『社会にとって趣味とは何か』 『ジェンダー論をつかむ』 『ポピュリズム』 『これからの「正義」の話をしよう』 『学校で教えてくれない音楽』 『ブラスバンドの社会史』 『「野生」の誕生』 『はじめまして韓国語』 『ライトノベルから見た少女/少年小説史』

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1月の感想・レビュー一覧
10

jabrafcu
啓蒙主義の,というかその時代(17-18世紀)における芸術論の流れを整理した概説書。要点は↓のRoseさんがばっちりおさえてくださっている通り。小田部『西洋美学史』の復習にもよかったし,あちらよりさらに時代の流れをストーリーとしてよく把握できた。カントにせよバークにせよ,彼らの前に同様の問題を論じてきた人びとがいて,それを受けてのあの業績なのだということが改めてよくわかる。
jabrafcu
2018/01/31 22:54

特に,美学史におけるライプニッツの位置づけ――デカルトに反して「不明瞭な表象」に思惟作用としての地位をあたえ,合理性と不合理性を連続として捉える道を開いた――が興味深く,またそこから想像力の問題を通じてライプニッツ=バウムガルテン=カントというつながりが見えてくる。小田部本で把握しきれなかったところを補ってもらった感がある。

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jabrafcu
アメリカのキリスト教史の解説がわかりやすくかつ充実しており,ピューリタンや様々な教派の信徒たちがどんな人びとだったのか実感をもって理解できる。よくいう「個々人が聖書に向き合えばよし」というプロテスタントの理念の影響がここまでアメリカの民主主義や政治に根を張っているというのは想像以上のものがあった。プロ倫の副読本としてお読めるし,アメリカ文化に関心がある人なら背景知識として押えておきたい(アフリカ系の教会などはほとんど出てこないけれど)。
jabrafcu
2018/01/29 23:10

著者は反知性主義を権力と無自覚に結びついた権威(的インテリ)を相対化し社会の風通しをよくするものとしてポジティブに評価しているわけだけど,著者が言うような自己反省的な視点を持った人というのは紹介されている例にはいなかったように思われた。もっとシンプルな反骨精神の人が多いというか。/著者は小田嶋隆と小中高と同級生だったそうで,反知性主義本を書いている小田嶋氏を著者のいうポジティブな意味での反知性主義者と評価しているのがアイロニカルで興味深い。

jabrafcu
2018/02/03 10:53

追記:キング牧師の I have a dream スピーチで奴隷解放宣言をいまだ支払われていない小切手である等,金融を比喩に使っている箇所があってなかなかユニークだなと思っていたのだが,もしかすると本書が紹介してるリバイバリズムにおける伝道とビジネスの同居・融合が影響していたりするのだろうか。

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jabrafcu
第1章のバイオグラフィーからはなぜデリダがかのような反近代合理の人になったのかが知れる。思想については今の私にはチューニングがあわないようだ。
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jabrafcu
ライドシンバルのパターン,音作り,フェザリング,コーディネーション(≠インディペンデンス),リズミックなモチーフの発展のさせ方,3/4拍子におけるブラシのパターンなどなど,ジャズドラムを学んでいれば大抵ひっかかるポイントが数多く,かつしっかりツボを抑えて解説されている。評判にたがわぬ良書といえよう。続編の 𝘉𝘦𝘺𝘰𝘯𝘥 ~もいつか手にとってみたい。
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jabrafcu
リベラリズムが採る公と私の二元論を批判し,公共のあり方を考えていく公共哲学という視点から,古今東西の哲学を振り返り,問題を浮き彫りにしていく。前のコメントでも言われるように,その点どうしてもひとつひとつの紹介は浅くならざるをえないのかもしれないが,古典を生産的に読むマナーがあり,かつそれゆえの飲み込みやすさがあってよいなと個人的には感じた。また「学問のタコツボ化」批判を単なる行政・大学運営批判としてでなく,提唱する論の一部に加えているのはユニークである
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jabrafcu
古代ギリシアからコミュニタリアニズムまで30冊近い名著が紹介されている。新書というサイズに対して少々詰め込みすぎが感じられ,帯に短し襷に長しという印象が残った。どの本についてもある程度知っている人が復習がてら読むと理解がより深まってよいかもしれない。個人的にはベンヤミンの暴力批判論のパートが知識の整理に役立った。〈正義の天秤〉が配分的正義を象徴しているというのもなるほどと。
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jabrafcu
講談社学術文庫,佐藤信夫レトリック三部作のラスト。75年から83年にかけて発表されたエッセイをまとめたものだが,佐々木健一の解説によれば単なる寄せ集めではなく言語学・記号論・レトリックという佐藤の仕事全体を示している著作らしい。隠喩的なあだ名は主語・述語を逆転させた(すなわち判断を名詞化した)ものである,金銭は意味論的には実はあまり記号的でない(シニフィエが定まらないので。したがってソシュールが言語記号を説明するのに引き合いに出したのは適切でなかった)などの指摘が興味深かった。
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jabrafcu
正直コメントを付けられるほどには理解できていないが,『〈意識〉とはなんだろうか』でも繰り返し問われてきた意識というのは時間的に持続することを本質とするという問題を他に先駆けて扱った著作,ということでいいだろうか。/シュッツなど現象学的社会学の本を読むときにまた立ち返ることになるだろう。
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jabrafcu
しばしば言われる,近代的合理性を体現するものとしてのロビンソン・クルーソー像が,社会思想・社会科学においていかなる役割を果たしたのか(改めてその影響範囲の大きさに驚いた),特にマルクスとヴェーバーにおけるそれを論じる連続講演。ロビンソン的人間類型についてはなにがどう重要である(とされてきた)のかわかりやすいし,ヴェーバーについては『プロ倫』を読む前にウォームアップするための入門書として読まれうるだろう。
jabrafcu
2018/01/17 12:15

プロ倫も独力ではなかなか読めない本ですからねー。解説書のなかでも本書はかなり読みやすい方だと思いますので,導入におすすめです

mitu
2018/01/17 12:19

アドバイスありがとうございます (^-^) 一般の主婦ですが、いつも大変楽しく拝見しております。

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jabrafcu
錯覚が見方を変えれば知覚システムの正常な作動であること,意識システムの機能を保つための本源的な部分を求めて脳を切り分けていってもここという箇所を特定はできないこと,などを通じて内的なものと思われがちな意識が実は外部の世界と不可分に結びついた/連続した現象であることを解き明かす。学科としてはサイエンスの範疇なのだろうけれど,やはり認知科学は哲学と隣接して(あるいは重なり合って)いるのだなと。/リーダブルな文章でストーリー構成もテンポが良く,読み物として十分以上に楽しめた。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2014/10/18(1225日経過)
記録初日
2014/09/30(1243日経過)
読んだ本
290冊(1日平均0.23冊)
読んだページ
82919ページ(1日平均66ページ)
感想・レビュー
288件(投稿率99.3%)
本棚
10棚
外部サイト
URL/ブログ
http://ja-bra-af-cu.hatenablog.com/
自己紹介

音楽と文化を捉える言葉を鍛えたい。カラテあるのみ

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