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2024年10月の読書メーターまとめ

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読んだ本
7
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2159ページ
感想・レビュー
7
ナイス
854ナイス

2024年10月に読んだ本
7

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

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今度の舞台は都会の優雅な巨大閉塞空間、相変わらず命を羽根よりも軽くあしらう人々、軽妙洒脱なユーモアも健在。ところで生まれた時から幸運だったなんてなかなかそんな人いない。生まれ、容姿、才能どれもが備わってなくても幸せな人生は自分で掴みとってゆくもの…それはあくまでも先天性ではなく後天性。「他人と比べた時点で、不幸は始まる」本当にそうだよね。自称ついてない男だってほら九死に一生を得てる(あれもっとだよね?)ある意味幸運。運命と努力は五分五分、賽を投げたらゾロ目。後は崖っぷちまで疾走し飛び立つしかない。
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2024/10/25 02:43

大変余談ですが、「チーズケーキに柚子胡椒」で思い出しました(以下)。福岡にあるクリームチーズと奈良漬のマリアージュが素晴らしいです。ブラックペッパーや山椒のトッピングも。

が「ナイス!」と言っています。

2024年10月にナイスが最も多かったつぶやき

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「シンセミア」が強烈すぎて面白かったです。やっと涼しくなってきましたね。東京のレストランで芸術と食欲の秋を堪能しました。忙しくてなかなか読めないけど「百年の孤独」を精読したいです。https://bookmeter.com/users/527652/summary/monthly/2024/9

「シンセミア」が強烈すぎて面白かったです。やっと涼しくなってきましたね。東京のレストランで芸術と食欲の秋を堪能しました。忙しくてなかなか読めないけど「百年の孤独」を精読したいです。https://bookmeter.com/users/527652/summary/monthly/2024/9
Tomo
2024/10/10 00:16

おぉ、もしかして帝国ホテルにお泊まりかな🥰ルイーズ・ブルジョワ展もメゾンドミュゼも気になってる💕素敵な芸術の秋&食欲の秋の始まりだねー♪「百年の孤独」の感想も楽しみ(*ฅ́˘ฅ̀*)♡

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2024/10/10 00:45

Tomoさん、なかなかゴージャスな旅になったよ✨また頑張って働かなくては。エルテの絵画、良かったよ。マルケスは難しくて一日20頁くらいしか読めなかった(;´∀`)感想を載せた今も頭が混乱しているところも。読み流してね(笑)。

が「ナイス!」と言っています。

2024年10月の感想・レビュー一覧
7

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沢山のお金を手にしたとてセンスや教養はいきなり手に入らない。場違いな服装、ドレスコードの無視、意味不明のロゴメッセージ…。ルールに則ってそのファッションをしているのか否かではなく寧ろ「解った上であえてしているのか否か」でその服の発信力は大分違う。それは知性からくるものでありその人の信念があるかないかを問われてる。いずれにせよ勘違いや無知は恥だということね。装うということに対するアイデンティティの欠落…。興味深くて面白かった。実名と写真を掲載しているのが少し気の毒な感じもあるけれど成る程と思う事も。
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どこか躰の中の奥のほうで命の火がゆらゆらと燃え滾っている。山に魅せられたごく限られた人間の中にある欲求。人としての社会性を手離しかねない煩悩のようなものなのか。冥界に縄を下ろす手前のぎりぎりの粟立つような快楽、そういったものを与り知らぬ私にはただひたすら想像を巡らしただ頁を捲るのみ。でもそれこそが読書の醍醐味。先行きの見えない生活不安や閉塞感から逃れるべく道なき道に誘われる彼ら。逃避と安寧の象徴たる暗闇と腐葉土の甘い香りが漂ってくるようで身震いした。藪漕ぎからのバリ山真骨頂「混乱、無秩序、錯綜」が圧巻。
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2024/10/27 18:18

ニッチな業界話にニッチな登山法。一見ありふれた話になりそうな展開がこれらによって暗く、深い深い小説になっていく。脳内をやられるような孤独、不安、狂騒にがつんとやられる。

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2024/10/27 18:18

「山の陰に廻り込むと木立の中は暗く、どこか寂し気に感じられたが、そんなことが今の自分には合っていた。何が変わったのか。山は変わらない。すると変わったのは自分自身で、自分を取り巻く状況だった。」

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今度の舞台は都会の優雅な巨大閉塞空間、相変わらず命を羽根よりも軽くあしらう人々、軽妙洒脱なユーモアも健在。ところで生まれた時から幸運だったなんてなかなかそんな人いない。生まれ、容姿、才能どれもが備わってなくても幸せな人生は自分で掴みとってゆくもの…それはあくまでも先天性ではなく後天性。「他人と比べた時点で、不幸は始まる」本当にそうだよね。自称ついてない男だってほら九死に一生を得てる(あれもっとだよね?)ある意味幸運。運命と努力は五分五分、賽を投げたらゾロ目。後は崖っぷちまで疾走し飛び立つしかない。
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2024/10/25 02:43

大変余談ですが、「チーズケーキに柚子胡椒」で思い出しました(以下)。福岡にあるクリームチーズと奈良漬のマリアージュが素晴らしいです。ブラックペッパーや山椒のトッピングも。

が「ナイス!」と言っています。
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退っ引きならない大人の事情を抱えながら暮らす少女のノスタルジックな想い出たち。それらは侘しく、孤独で淋しく、哀しみにくれた日々で最低最悪な経験すらも時間の経過と共に全部ひっくるめて全てが懐かしく愛おしいものに変わっていくようだ。子供を抱えながら上手くやろうとして上手くいかなかった結婚生活、喪失と苦悩と自堕落な日常…。一つ選ぶとしたら「霧の日」が好き。まだ若くて向こう見ずな女の劣情、なのに彼女の瞳に宿る風景はなんて純度が高く美しいのだろう!一方で訳者の最早職人技とも云えるレトリックの言葉選び、意訳の妙…。
ベル@bell-zou
2024/10/20 16:51

純度の高さ…本当ですね、それなしにはここまで伝わらない。岸本さんとの相性も抜群なのだろうなと感じます、つい(岸本さんに)騙されてるのかもと思うくらいに。三冊並べての格好良さったら。ついにやけてしまいます(^_^)

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2024/10/20 21:44

ベルさん、失礼を承知で言えば岸本訳あってこその本書という気すらします。このシリーズ素敵ですよね。私もこの三冊所有していてお気に入りです✨にやけてしまうお気持ちわかる。作家が故人なので作品は限られてしまうのですが可能な限り読んでいたいですね。

が「ナイス!」と言っています。
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「初田先生」から心を鷲掴みにされた。「櫻の園」のようなノーブルな雰囲気を纏いながら授業の様子は全くの喜劇。そして誰かの新しい門出を密やかに願う美しい余韻、届かなかった筈の手紙。更には夏休みの職員室とメガネ四人衆(空気が読め恐るべしコミュ力を発揮する中村先生)。ユーモアはその後加速しボルテージをあげながら先生達の卒アル写真で最高潮へ…。腹筋と顔筋が交互に鍛えられる、控えめに言って最高です、和山先生天才過ぎます。番外編は中村先生。結局のところ気使いの繊細さんなんだ(笑)。
ジム
2024/10/14 16:49

すごく読みたくなるレビュー!😂そういえばまだ3巻読んでない💦

dubonnet
2024/10/14 19:06

ジムさん、ありがとう✨なんと、必ず3巻から是非読んでね❗でないと知らない登場人物がいるから…(笑)。

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お互いがかつてない程相性が最高であるのに、だからこそ袂を分かち組を離反させられたのに百目鬼は極道の道をひた走る。怒りと愛おしさが同居したような切なさをはらんだ矢代の表情が最高にセクシー、ついでに髪を下ろした姿もおぼこくてよろしい。先日まで読んでた「シンセミア」で底辺あたりを彷徨ったせいか井波ですら可愛く(おまけに親切)思える。下衆の道も極めればどこか陳腐な愛や友情に変わるのか。甲斐という男もまた綱川への邪な愛を感じるけどこれってデジャブ?あ、平田か。桜一家の枝も枝じゃなくなった今また抗争が始まるのだろう。
が「ナイス!」と言っています。
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海外でよく聞く自分の子供に親と同じ名前をつけるって日本ではあまり聞かない。名付けの呪縛なのか、運命なのか死んだ祖先の霊的な何かなのかその名を持った皆誰もが孤独をしがみ、病に侵され、また殺されてもなお亡霊に導かれているように息を吹き返し、死者達は字を追う毎に文面に現れては消える。気が付けば周囲は痴話情話に溢れていて時に有り得なさに可笑しみを誘う。永劫回帰の物語かと思えばそうではない。ブエンディア一族は衰退しマコンドは荒廃する。そしてその末裔の運命は…。初めて愛によって生を受けた者の運命は皮肉なものだった。
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2024/10/11 07:51

勝手な考察してマルケスは「違う~!」って思ってるかも(笑)。

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2024/10/11 07:57

ジムさん、ママ大変そうだったよね(笑)。木に縛られたパパの手足の縄をほどいて小屋を建てたところは優しいと思ったけど、その後もずっと縛られたままだったとは(笑)。

が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2014/12/01(3646日経過)
記録初日
2014/11/09(3668日経過)
読んだ本
1743冊(1日平均0.48冊)
読んだページ
444173ページ(1日平均121ページ)
感想・レビュー
1711件(投稿率98.2%)
本棚
79棚
性別
自己紹介

丁寧に読む。感想もきちんと。
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…デュボネと読みます。

…乱読です。コミックから純文学まで。

…時々BLも読みます、ご注意下さいませ。18禁あり未成年の方からの登録はご遠慮願います。












…好きな本の感じ方や選書の傾向が似ている方を中心にフォローしています。心穏やかで、読書を心から楽しんでいる、そんな読者さんを追いかけたいです。

…「ナイス」は交流がある方、いつもナイスやコメントなどの往来がある方と、もしくは「ナイス!」と思ったレビューだけ。
なるべく投稿もコメントもチェックしたい考えですが、忙しいとまめではありません。他意はありません。





…当たり前のことなのですがお気に入りに登録するのは「ちゃんと読書している方」です。何やら一方的なつぶやきばかりの方、どうもちゃんと読まれてない方、精神的に安定してない(と思われる)方、先方からの登録にもかかわらず交流を持たない方、感想を更新されない方の登録の見直しも少し考えてます。


…皆さんの感想を読むのも愉しみのひとつ。

…メロウな外面(温かく落ち着いた交流のできる大人な方)で気合いの読書をしている方が好きです。




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…仕事上読む本はカウントしておりません。 
…感想の流用、転載お断りします。

…アイコンはノーコピーライトガールからのフリー「疑いの目」














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