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micoさんのお気に入られ
65

  • eche
    • 1995年
    • 教員

    はじめまして、echeです。エチェと読みます。
    かつて好きだった少女漫画に出てきた天使の名前でした。

    【言葉】って、ほんとうにすてきですね。
    目に見えないけど、目に見えるものよりも胸に染み込み、その人のことをたすけてくれる。
    よくカフェ巡りをしながら読書

    をしています。
    読書や様々な物語を通して成長させてもらった部分も多いため、色々な物語を教壇にて生徒に薦めています。
    彼らにとって、これから生きるなかで躓いたとき、大変なとき、ふと出会って開いた本の言葉が、彼らのことを助けてくれますように。

    アイコンは、お部屋で一緒に暮らしているネザーランドドワーフのうさぎさんです🐇

    【好きな作家・本】
    近代文学全般(太宰治、川端康成他)
    三浦綾子(『氷点』『塩狩峠』『泥流地帯』『道ありき』)
    歴史小説(幕末好き 『燃えよ剣』『壬生義士伝』他)
    伊坂幸太郎(『重力ピエロ』『陽気なギャングシリーズ』)
    小野不由美(『十二国記シリーズ』)
    恩田陸(『蜜蜂と遠雷』)
    瀬尾まいこ(『そして、バトンは渡された』『卵の緒』)
    凪良ゆう(『流浪の月』『神さまのビオトープ』)
    額賀澪(『タスキメシ』『風に恋う』『君はレフティ』)
    原田マハ(『楽園のカンヴァス』『本日は、お日柄もよく』)
    町田そのこ(『52ヘルツのクジラたち』『夜空に泳ぐチョコレートグラミー』)
    三浦しをん(『舟を編む』『風が強く吹いている』)
    森絵都(『カラフル』『DIVE!!』)

    ◆ナイス、お気に入りしてくださる方々、コメントをくださる方々、本当にありがとうございます。とても嬉しいです。こちらからも、感想読ませていただきナイスをお返しいたします。皆様のさまざまな感想に触れることが、とても楽しいです。
    ◆仕事上、読書記録の更新には波があります。皆様からいただいたコメントの返信や、ナイスのお返しなども遅れることが多いですが、ご了承いただけましたら幸いです。無理なく、楽しめる読書をしています。

  • ゆき@haishasaaaanとペア画中
    • 2012年
    • 小/中/高校生
    • 東京都

    自己紹介をします!
    ゆきです!
    詩とリア友です‼️
    好きな本は、とにかく五分後に意外な結末のシリーズが好きです。
    好きな曲は
    ・グッバイ宣言
    ・命に嫌われている
    です。
    あと、タメ口でいいです!
    お気に入りしたみんなで個人コミュ作りたいです!
    皆さんよろし

    くおねがいします!
    お気に入りしてくれたら絶対に返すよ!!!!!
    ぜひお気に入りよろしくおねがいします。

  • ファクトリー
    • おくちゃん🍒柳緑花紅
      • A型
      • 北海道

      職場の先輩に教えて頂き2012年2月27日から仲間入りしました。宜しくお願いします。呼び名は「さん」を付けずに「おくちゃん」でお願いします(*^-^*)

      2013年の読書メーター
      読んだ本の数:201冊
      読んだページ数:54136ページ
      ナイス数:

      52589ナイス

      2014年の読書メーター
      読んだ本の数:238冊
      読んだページ数:52142ページ
      ナイス数:84162ナイス

      2015年の読書メーター
      読んだ本の数:316冊
      読んだページ数:55467ページ
      ナイス数:114640ナイス

      2016年の読書メーター
      読んだ本の数:274冊
      読んだページ数:55170ページ
      ナイス数:112448ナイス

      2017年の読書メーター
      読んだ本の数:240冊
      読んだページ数:58866ページ
      ナイス数:102326ナイス

      2018年の読書メーター
      読んだ本の数:242冊
      読んだページ数:58558ページ
      ナイス数:104641ナイス

      2019年の読書メーター
      読んだ本の数:219冊
      読んだページ数:59554ページ
      ナイス数:95895ナイス

      2020年の読書メーター
      読んだ本の数:217冊
      読んだページ数:59903ページ
      ナイス数:93561ナイス  

      2021年の読書メーター
      読んだ本の数:204冊
      読んだページ数:58500ページ
      ナイス数:83055ナイス

      2022年の読書メーター
      読んだ本の数:201冊
      読んだページ数:55028ページ
      ナイス数:79463ナイス


      ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

    • 轟直人

        プロフィール上限10240文字で自己紹介いたします。
        (※レビューの方は全て上限255字でまとめました。)

        定年退職した元中学国語教師です。

        校内暴力最盛期に採用され激動の教育界で鬱病で休職した同僚や問題を起こして懲戒免職になった同僚もいた中で40年近

        くを勤めあげました。

        毎年必ず「先生のおかげで国語が大好きになりました。」と言ってもらえたことが誇りです。

        小学4年で偕成社のホームズ全集5年で偕成社のルパン選集中学1年で角川文庫の乱歩全集中学3年で国名シリーズ悲劇シリーズを読破しました。

        高校ではリアルタイムで本格不在の渇きを梶原一騎・牛次郎の謎解き漫画で癒しました。

        「占星術殺人事件」の登場に狂喜乱舞し綾辻行人・有栖川有栖・加納朋子・米澤穂信・東川篤哉・蘇部憲一・金田一少年(青年)・名探偵コナン等等本格ミステリーを愛読しています。

        「謎解きはディナーのあとで」に「こんなのミステリーじゃね~」というレビューが多いのには驚きました。

        本格ミステリーというのは本格的にミステリー(謎)を解くことの面白さを中心にする作品なのに本格的な=大人向けの重厚な物語のことだと勘違いしているんじゃなかろうか?と思えます。

        本格ミステリーなんて探偵小説と呼ばれていた乱歩の時代から「稚気だけの遊戯」と呼ばれてきた「謎解きゲーム」にすぎないんですけれどね・・・。

        古典本格ミステリーを代表するエラリークイーンの国名シリーズは初めて「読者への挑戦」を挿入して作者と読者の謎解きゲームに徹しているのです。当然追求に値するほどの動機もなく動機なんて1行か2行で終わりです。

        乱歩亡き後松本清張の台頭で謎解きの面白さより社会性だの文学性だのリアリティーだの切実な動機だのを重視する社会派ミステリー全盛の時代が長く続いたせいでそういうもののほうが本格ミステリーなのだろうという誤認が浸透してしまった気がします。

        重いほうが本格的で軽いものは本格的ではないという印象を言葉の上からは受けやすいですからね。

        ミステリーという言葉も不可解な重苦しい印象を受けやすいですね。でも。クイーンの国名シリーズは全てタイトルが「〇〇××ミステリー」ですが内容は理屈っぽさ優先で重苦しさはありません。

        本格ミステリーを読んで「動機が物足りない」なんて文句を言うのは中国で餃子を食べて「ニンニクがなくて物足りない」なんて文句を言うのと同じようなもので恥ずかしいと思うのです。そもそも中国では餃子にニンニクはいれません。そもそも本格ミステリーは動機を重んじません。

        重苦しく動機を掘り下げるのは本格ミステリーではありません。社会派ミステリーです。1974年松竹映画「砂の器」は140分中50分が動機の解明です。1975年NHK「遠い接近」は70分中60分が犯行に至る動機の描写です。

        1970年代~1990年代の2時間ドラマの影響も大きい気がします。あの手のドラマはミステリーマニア対象ではありませんからロジックはなるべく排除してしまってハラハラやウルウルやエロエロを前面に出して犯人なんて配役見れば見当がつくようにできているのです。あれがミステリーだと思われたのではたまりません。(>_<)

        2時間ドラマは「クイズ!あなたは小学5年生より賢いの?」本格ミステリーは「トリビアの泉」のようなものだと轟直人は考えます。

        2時間ドラマは犯人が分かってあたりまえ。本格ミステリーは予想外の驚きを楽しむものです。本格ミステリーを読んで「騙された!悔し~!」なんて悔しがっている人を見ると『本格ミステリーを2時間ドラマみたいに扱ってんじゃね~!』と無性に腹が立ちます。

        ただ・・・1982年1月2日の「天国と地獄の美女」はジェームズ三木のアレンジと叶和貴子の熱演で本格ミステリー暗黒時代の例外的傑作になっていますが。「大空に裸女千断の花火かな」乱歩。

        同じ2時間ドラマでもアメリカの「刑事コロンボ」はロジック優先で撃ち合いも追いかけっこもありませんが日本での人気1位は論理より感情が優先の「別れのワイン」ですからね。(>_<)

        轟直人の「刑事コロンボ」ベスト8は「殺人処方箋」「二枚のドガの絵」「断たれた音」「野望の果て」「意識の下の映像」「権力の墓穴」「自縛の紐」「5時30分の目撃者」です。犯行の動機は掘り下げるに値しない利己的な保身や営利です。同情の余地などないからロジックで犯人を追い詰める爽快感を堪能できるのです。

        「古畑任三郎」だって謎解きとは無関係な今泉慎太郎が人気を博してしまってスピンオフドラマまでできましたからね。三谷幸喜が自らノベライズするにあたって今泉を登場させなかったのは本格倒叙ミステリーとして工夫しているところを味わってほしいんだというメッセージではないかと解釈しました。

        轟直人は中学の時「刑事コロンボ」にはまって仕草も言葉も完全コピーして級友から「コロンボ」と呼ばれていました。国語の自習中「この問題分かるか?」と尋ねられて「ちょ~っと待ってくださいよ~」というのがコロンボでした。答が配られて全問正解して「すげ~!なんで分かるんだ?」と聞かれて「勘ですよ」というのがコロンボでした。

        が。コロンボの最も有名な言葉「うちのかみさんがね」だけはコピーできませんでした。(>_<)中学生にかみさんはいませんからね。

        教師になって結婚して使えるようになっても「かみさん」ってとしよりくさい感じで嫌なので「うちのグ妻がね」と言っていました。

        同僚に「愛妻弁当ですか?」「グ妻弁当です。」「またまた~。」
        ミスリードにひっかかりましたね!w
        愚妻と謙遜しているんだと思いますよね。じつは・・・
        good妻の意味でグ妻といっているのです♡

        グ妻は編み物に励み轟直人はパソコンに向かっています。
        「何打っているの?」
        「エンディングノート。」
        「何編んでいるの?」
        「エンディングドレス。」
        「ふふふふふ。」
        「ははははは。」

        1965年~1975年生まれのさくらももこ世代をX世代と称するなら
        1955年~1965年生まれの轟直人はW世代で
        1945年~1955年生まれの鈴木一平世代はV世代でいいのでしょうか?

        V世代といえば力道山ですがW世代の轟直人は伊達直人です!
        轟直人は「タイガーマスク」を「ぼくら」第1回から愛読していました。
        轟直人にとっては「タイガーマスク」といったら「♪白いマットの~」ではなく「ぼくら」付録ソノシートの「♪もうこのマスクにひかる目は~」です。

        轟直人の周囲で「ぼくら」を読んでいた級友はほかに1人もいませんでした。で。アニメの放送が始まると先の展開を1人だけ知っている轟直人は
        「ミスターノーはちびなんだよ。ドラキュラはハンサムなんだよ。スカルスターははげなんだよ。ゴールデンマスクは傷だらけなんだよ。」とネタばらししまくるのが快感でした。自分以外が知らないことを《教えること》≒《発見の驚きを与えること》が好きだったのです。

        X世代は昭和50年代に大ヒットした角川映画の「犬神家の一族」や「時をかける少女」を絶賛して懐かしがりますがW世代の轟直人は昭和40年代の「蒼い獣たち」や「タイムトラベラー」を観ているからそれと比べるとゴミだと感じるのです。角川春樹、後から作るなら前のものを超える自信があってからやれ、前のものより劣化してどうする!と思います。

        さくらももこは一文字隼人が好きになって「お荷物小荷物」を見るようになったと語っています。「お荷物小荷物」での佐々木剛は仁、義、礼、智、信のご兄弟の五男でした。視聴率では「木枯し紋次郎」に負けましたが轟直人は最終回まで観ていました。「木枯し紋次郎」は「見返り峠の落日」から観始めました。視聴率では「必殺仕掛人」に負けましたが轟直人は最終回まで観ていました。必殺シリーズは「必殺仕置人」から観始めました。

        さくらももこと同じくX世代の会川昇は「デスハンターなんて載っている雑誌を子供が買うわけはなかった」と述べていますが轟直人は「ぼくらマガジン」愛読していました。漫画では改造手術の傷跡を隠すために「仮面」をかぶるのにTVでは「変身」することにしてしまっていました。夜7時のお子様番組で漫画の通りに顔面がばっくり割れて傷跡が浮かびあがったらお子様は泣いちゃうでしょうが、だったら「変身ライダー」と名乗れ!と思ったものです。

        級友はカルビースナックがおまけについているカードを集めていましたが「ライダーガールズ」のカードは1枚もありませんね。本当にお子様対象のカードだったのだとよく分かります。轟直人は級友からダブったカードをもらって改造人間をさらに改造して「雲男」や「子守男」や「ゼブラ男」や口から火をふく「仮面ライター」や口から泡ふく「仮面サイダー」や仮面以外身に着けていない「仮面ヌイダー」を作って級友を楽しませたものです。

        大人になってから・・・ジョウロを持たせて「ジョウログモ男」緑色のモヤモヤで覆って「コケグモ男」を思いつきました。それで「ジョロウグモ」の「ジョロウ」ってなんだ?「ゴケグモ」の「ゴケ」ってなんだ?と思って調べてみたら・・・メスがオスを食べる蜘蛛なのですね。男を食い物にするから「ジョロウグモ」メスだけが残るから「ゴケグモ」とは・・・。授業では教えられません。

        というわけで轟直人は「仮面ライダー」は1回目だけ観てやめました。轟直人にとっての「仮面ライダー」は石森章太郎が描いた6エピソードだけです。

        「仮面ライダー」は路線変更前の放送開始当初は低視聴率だったそうですね。そうなると轟直人は「仮面ライダー」放送第1回をリアルタイムで観た貴重な日本国民の1人ということになりますね。えへんぷいw

        「ルパン三世」もファーストシリーズは低視聴率だったそうですが轟直人はリアルタイムで夢中で観ていました。なぜなら・・・ちょうどホームズやルパンを夢中で読んでいた時期だったからです。轟直人は「ルパン三世」ファーストシリーズを放送第1回からリアルタイムで観ていた貴重な日本国民の1人ということになりますね。えへんぷいw

        ただ・・・コミックでは1874年生まれの初代ルパンが1950年代には80代になっていて寝たきりの状態でも10代の三世に圧勝します。出典へのリスペクトを感じます。

        2020年には三世は80代。四世(ルパン小僧)だって50代です。

        2020年にやるんだったら「ルパン五世」だろ~!

        轟直人にとっては佐々木剛といったら一文字隼人でも滝沢信でもなく風祭右京(柔道一直線)であり高杉次郎(いとこ同志)です!

        「柔道一直線」というと「テレビ探偵団」がおちょくってとりあげたせいで「足ピアノ」が有名になってしまいましたが轟直人的には「柔道一直線」といったら「若者よきちがいになれ!」です!

        直也は「柔道きちがい」飛雄馬は「野球きちがい」轟直人は「ミステリーきちがい」「国語きちがい」ですね。

        轟直人が若いころはきちがいは『物事に全集中できる情熱の持ち主への誉め言葉』としても使われたのですが今は精神障碍者への差別言葉になってしまって迂闊に使えませんね。

        轟直人は「柔道一直線」より「ハリス無段」のほうが断然好きです。「柔道一直線」は「巨人の星」に始まる漫画版「宮本武蔵」の《漫画で教養小説》路線ですが「ハリス無段」はそれ以前の作品なので技と技の応酬の面白さだけに終始しているのがミステリーマニアの轟直人には楽しめます。

        「風巻竜のスクリュー投げをライバルはどう破るか?」「破られたらどうするか?」「闇剣之介の地獄投げを風巻竜はどう破るか?」

        この面白さは乱歩が「怪人二十面相」でやった「泥棒予告があったらどうするか?」「鉄の罠にかかったらどうするか?」「仏像を要求されたらどうするか?」「仏像に銃をつきつけられたらどうするか?」「落とし穴に落とされたらどうするか?」というロジカルな知恵比べの面白さです。

        乱歩が犯罪を題材にした「探偵小説」を梶原一騎はスポーツを題材にしてやったのです。

        その題材をさらにパチンコや料理や建築に広げたのが牛次郎だと思います。

        それが今日の和菓子を題材にした「和菓子のアン」本を題材にした「配達赤ずきん」古書を題材にした「ビブリア古書堂の事件手帖」などの日常ミステリー隆盛につながっているように思います。

        轟直人の衣食住ミステリー3部作は・・・「こっとん鉄丸」「包丁人味平」「建師ケン作」です!・・・高齢化社会においては「医食住」でもいいですね。その場合《医》は「Dr.コトー診療所」ですね。

        海堂尊は轟直人は好きではありません。医療現場で人殺すなよ!助けろよ!と思うのです。人を殺さなくたってミステリーは書けるのです。「遙か遠方で爆発事故で腕がちぎれかけた患者をどう助けるか?」「言語中枢のすぐそばに腫瘍のできた患者をどう助けるか?」心惹かれる《謎》に対する《驚》の解決が秀逸なミステリーだと感じます。

        夏目房之介は「巨人の星」などの梶原劇画の荒唐無稽な「魔球」や「必殺技」を廃してスポーツ漫画にリアリティーを持ちこんだのが水島新司の「ドカベン」なのだというようなことを述べています。梶原一騎が本格ミステリーなら水島新司は社会派ミステリーですねw

        しかしながら・・・夏目房之介は分かっていないと思います。梶原劇画は荒唐無稽なのではありません。荒唐無稽というなら「ONE PIECE」や「鬼滅の刃」のほうがはるかに荒唐無稽です。なにしろゴムゴムの実や水の呼吸にロジックは存在しません。大リーグボール養成ギプスや消える魔球には「体の全ての動きに反するギプスの装着によって効率的に筋力を強化する」「ボールが地面すれすれを通れば砂煙に隠れる」という論理的根拠が机上の空論ではあっても一応は存在します。

        「巨人の星」は「魔球」が登場する以前の少年時代からすでに「王貞治はなぜ初球をバントしたのか?」「飛雄馬はいかにして火の玉ボールを火傷せずに返球したのか?」といった心惹かれる《謎》に対する《驚》の答を提示してくれました。

        「ドカベン」「大甲子園」通して轟直人が特に好きだったのは飛雄馬の《魔球》に匹敵するロジカルな驚きを与えてくれた殿馬の《秘打》です。秘打黒田節で殿馬がバットを槍のように構えたのはなぜか?秘打回転木馬で殿馬がバットを逆さに持ったのはなぜか?この答は抜群に「なるほど~!\(^O^)/」です。

        轟直人にいわせれば「巨人の星」も「ドカベン」も同等に野球を題材にした謎解きを楽しめるスポーツ探偵漫画(スポ探)です!

        夏目房之介は「巨人の星」も「ドカベン」もロジックでなくフィーリングで読むから魔球ありは荒唐無稽!魔球なしはリアル!と捉えてしまうのではないでしょうか?

        謎解きの題材をスポーツからさらに娯楽や食に広げた牛次郎の「包丁人味平」にしても高取英は読者を釘づけにした名場面(迷場面)として《魚が骨だけで泳ぐ活け造り》を紹介していますが轟直人はそんな場面にはなんの魅力も感じずにスルーしていました。

        包丁人味平で轟直人を釘づけにしたのはキャベツの早切り競争です!ベテランが猛スピードで切っていくのに味平はのんびり1枚1枚巻いて並べていく・・・。なぜ?この《謎》に対する答は抜群に「なるほど~\(◎o◎)/!」です。

        フィーリングでは〖骨だけの魚が泳ぐ〗のは「ばかばかし~!(>_<)」のでしょうがロジックでは〖1枚1枚巻いて並べたキャベツは手早く切りやすいし盛りつけた時きれいに仕上がる〗のが「あったまい~!(^O^)」のです!

        轟直人が小学生の時一番好きだったアニメは「探偵スカット」です。毎回5分で100回でした。毎回「え~?」という場面で終わって「お~!」という解決で始まるの繰り返しでした。

        ごいんきょさんがこのアニメを取り上げたのですが「特になんということもない解決でした」なんて述べていたので?&!名義で異議を投稿させていただきました。

        たとえば《部屋に飛び込んだら豹が襲ってきた!どうなる?》で続いた次の回で《のどをなでたらおとなしくなった!なるほど~!》という感じで毎回強烈な〖謎と驚〗を楽しめた旨を述べたら・・・

        「サスペンスとは言えないですね(笑)」と返ってきました。

        「ごいんきょさん。サスペンスとミステリーは違いますよ。サスペンスは《ハラハラ》と《ドキドキ》を楽しむものですがミステリーは『え~?』という《謎》と『お~!』という《驚》を楽しむものですよ。」と教えてあげたのですがそれきり返事はありません・・・。(>_<)

        轟直人的にはへたな2時間ドラマなんかより「探偵スカット」のほうがはるかに本格ミステリーの《謎》(?)と《驚》(!)を楽しめたのです。

        なにしろ・・・

        中華じゃあるまいし本格ミステリーの「本格」は「大人の味」ではなくって「お子様ランチの美味」なのです。

        本格ミステリーはアートではなくてゲームです。軽く楽しめばいいのです。軽く楽しめるからいいのです。

        本格ミステリーは右脳でフィーリングを楽しむものではなくって左脳でロジックを楽しむものです。

        犯人の動機に共感するより犯人のトリックに感心するものです。

        「和菓子のアン」を読んで「和菓子が食べたくなりました~」と腹が減るのは感覚優先の文学作品の読み方です。「目から鱗が落ちました~」と知的好奇心が満たされるのが思考優先の本格ミステリーの読み方です。

        「イニシエーション・ラブ」を読んで「女は怖い(>_<)」と鬱になるのはフィーリング優先の文学作品の味わい方です。「上手い\(◎o◎)/!」と感心するのがロジック優先の本格ミステリの楽しみ方です。

        「謎解きはディナーのあとで」が「こんなのミステリーじゃね~」って・・・

        回転寿司ばかり食べていた子どもが本格的な寿司屋に行って「こんなの寿司じゃね~」と言っているのに近い気がします。

        裸の王様現象でここは「こんなのミステリーじゃね~」って言っておけば間違いあるまいと合わせている雰囲気すら感じます。間違い大ありですよ!

        轟直人は小学校入学前からー「タイガーマスク」体験の前からー《教えること》が大好きでした。1967年5月に「怪物怪獣大全集」が書店に置かれました。買ってもらえなかったので毎日日が暮れるまで座り読み(座り眺め)して「金星ガニ」や「火星コウモリグモ」を目に焼きつけて家に帰ると紙に書いて翌日友達に見せて驚かせるのが楽しみでした。これがガラモンやぺギラでは「知ってる~。」になってしまうからダメなのです。教職は轟直人の天職だったと感じます。

        読書メーターでも「和菓子のアン」や「謎解きはディナーのあとで」に対して「ミステリーではない」というレビューを目にします。そのレビュアーさんは長すぎる社会派ミステリー台頭の弊害で《ミステリー=刑事が殺人事件の犯人を追いかけて悲しい動機を明らかにするもの》という誤ったイメージが刷り込まれてしまっているのかもしれません。

        それで轟直人が「ミステリーですよ。」と《教える》コメントを送ると・・・・

        「感想は自由です!」というコメントが返ってくることたびたびでした。(>_<)

        それで轟直人が「犬の肉を食べて『犬の肉は美味い』といおうが『犬の肉は不味い』といおうがそれは感想だから自由です。しかし、犬の肉を食べて『この羊は不味い』といったらそれは感想以前の間違いです。同様に、ミステリーを読んで『ミステリーは面白い』といおうが『ミステリーはつまらない』といおうがそれは感想だから自由です。しかし、ミステリーを読んで『ミステリーではない』といったらそれは感想以前の間違いです。」と《教える》コメントを送ると・・・

        削除ブロックされて「へんな人に絡まれた!」とつぶやかれることたびたびでした。(>_<)

        中学生が相手なら「『巨人の星』は野球の謎を解くミステリーなんですよ。」「『ドラえもん』の『天の川鉄道の夜』は辻村深月絶賛のミステリーなんですよ。」と《教える》と「へ~\(◎o◎)/!」と素直に納得してくれるのに大人になると自分の思い違いを指摘されても素直に正せず正そうとした相手を悪者にしてしまうのですね・・・。(>_<)

        というわけですから素直に自分の間違いを認められるメロスのような心を失ってしまった大人を相手に間違いを正しても正しいことをしたほうが悪者扱いされるようだから間違えている人へのコメント欄ではなく轟直人のプロフィールに正しい本格ミステリーの捉え方を述べておくことにしました。

        あまりにも長いのでまともに読む人なんていないかと思いきや・・・
        「面白かったです。」とか「勉強になりました。」とかコメントしてくださるユーザーさんもいて恐縮してしまいます・・・。(#^^#)
        長ったらしいプロフィールにわざわざ目を通してくださったユーザー様。まことにありがとうございました。m(__)m

        さて。轟直人はまじめな純文学が大っ嫌いで小学生の時から現在に至るまで夢中で読んだ本といえばほぼほぼ推理小説ばっかりでしたが高校では国語だけは学年で1番。大学でも専門課程の成績はオール優でした。

        《国語の正解は1つではない》という俗説がありますがいやいやいやいや国語の試験問題の正解は1つですから。その正解を導きだすために必要なのは文学作品を読んで培われる想像力ではなくって推理小説を読んで培われる思考力ですから。

        生徒にも我慢して純文学読まなくてもいいから推理小説を楽しんで読書は楽しいものなんだってことを知ってくださいと言っていました。

        ただし・・・教育現場で殺人事件を扱う話を奨励したくはないので日常ミステリーを薦めていました。

        江戸川乱歩「智恵の一太郎」米澤穂信「氷菓」初野晴「退出ゲーム」坂木司「先生と僕」鯨統一郎「なみだ学習塾をよろしく!」辻村深月「ロードムービー」などです。

        とはいっても文学作品を読むなと言っていたわけではもちろんありませんし推理小説以外は読んだことがないというわけでもありません。

        中学高校の時映像を見てから「日本沈没」や「吾輩は猫である」や「ルーツ」を3か月くらいかけて読みましたし

        大学では近代文学ゼミで1作家4作品くらい(ゼミ12人÷3人=4グループだったためです)取り上げて毎回レポート提出だったので宮沢賢治や芥川龍之介や太宰治や川端康成や三島由紀夫の作品を読んで・・・

        「やっぱり純文学はくっだらね~(>_<)」と改めて思いました。卒業論文は・・・江戸川乱歩論です!

        大学の4年間を東京で過ごしながら大学と下宿以外で立ち寄ったのは本の町神田と国会図書館だけ!

        地元に戻って教員生活が始まりました。

        「授業を受けるのはなんのため?」轟直人の考える答えは・・・「発見の驚きを楽しむため!」です。

        ミステリーが大好きな轟直人はミステリーのテクニックを授業に活用して生徒を惹きつけてきました。

        「クイズ日本人の質問」の趣向をいただいて生徒が疑問に思うことを書かせてその中から授業のねらいにあうものを選んで「生徒が知りたいことを解明する授業」の形にしました。

        「メロスは勇者か否か?」(走れメロス)

        「客が私に伝えたかったのはどんなことか?」(少年の日の思い出)

        轟直人は40年近く授業という名のミステリーを綴ってきたのです。

        轟直人のお薦め外国文学。英・・・ガリバー旅行記。米・・・ルーツ。仏・・・猿の惑星。独・・・ほら男爵の冒険。露・・・イワンのばか。

        轟直人の現代語訳で楽しく読めるお薦め古典文学。「有斐閣新書の注釈万葉集《選》」。「星新一訳竹取物語」。「桃尻語訳枕草子」。「森村誠一の平家物語」。「山田風太郎の八犬伝」。

        轟直人のお薦め近代文学。「夢十夜」(パロル舎)。「蜜柑」(立東舎)。「女生徒」(立東舎)。「銀河鉄道の夜」(偕成社)。「黒蜥蜴」(学研文庫)。

        轟直人のお薦め現代文学。「ボッコちゃん」星新一。「日本沈没」小松左京。「戦争童話集」野坂昭如。「サラダ記念日」俵万智。「ひとりずもう」さくらももこ。
        ※大学の近代文学ゼミでは故人は近代文学の対象としていましたがすでに4人は故人ですね・・・(>_<)

        轟直人のHNの意味は・・・

        轟直人→ナオトトドロキ→ナゾトオドロキ→謎と驚→?&!。本格ミステリーの2大要素『冒頭の謎=〖?〗と結末の意外性=驚=〖!〗』が大好きの意味です。《直人》は伊達直人をイメージしています。それでアイコンも「伊達直人」です。

        Amazonカスタマーレビューとヤフーニュースへのコメントには?&!のHNを使用しています。

        轟直人の稚拙なレビューにナイスくださったレビュアーさん。どうもありがとうございます。お気に入り登録させていただきますことをお許しください。m(__)m

      • ひでじ

          アラカンおやじ、会社員。

        • 青乃108号
          • AB型
          • サービス業

          日々些末な事などに終われあまり時間がない上、読む速さも極めて遅い。しかるに総合的に残された時間と言うものにも限りが見えて来た俺。果たして俺は後、何冊の本が読めるのか?

        • kimekomi
          • A型

          きめと呼んでください〜。
          20代後半。人生迷い中🐏。

        • エピメテウス
          • A型
          • 埼玉県

          本屋にぷらっと行って、目についた本を読んでいます。
          とは言うものの、伊坂幸太郎、柚月裕子、恩田陸、芦沢央(敬称略)が気になる作家さんです。
          感想文は、文章がへたっぴで恥ずかしいのと、意図せずにネタバレになってたら良くないなと思ってネタバレに設定してます。

        • バネ
          • 営業・企画系
          • 東京都

          コレを見る度に、まだまだ自分の読書量の少なさにヘコみます。
          どんどん読んで、自分の心の栄養にしていきたい。

        • 文学青年4番、G パン好き

            文学青年です入り直しました、好きな作家さん東野圭吾、湊かなえ。辻村みつき、知念みきとさんです、軽度の知的障害者ですよろしくお願いいたします文学青年、好きなアーティスト、GLAYラルク氷室ビーズ

          • チェリ
            • 1986年

            製造業の開発職、また機械学習のエンジニアでもあります。軽めの専門書が好きで、広く浅く読んでいます。
            知識が自分を作る。そう考えると自分の本棚は自分を俯瞰するのに最適のツールだと気づき開始。ただ本以外からも知識は得るし、それこそ体験から学ぶことも多いので、そ

            れほどまとまらないことにも気づく。
            文章を締めるのが苦手です。

            2022年総括(チマチマ書き足してる途中)
             読書はまるでBINGOの様だ。
             一つの本を読んだだけではまとまった思想を築くことは出来ないから、様々な本を読む必要がある。しかし、読んだ本同士の知識が繋がってないと、孤立し、活用しにくい知識が増えていくだけである。さながら、BINGOの開始直後に、ちまちまと散発的にマスを開けている時のように。去年読んだ「ブルシットジョブ」、「Humankind 」に併せて今年「暇と退屈の倫理学」、「人はなぜ物語を求めるのか」を読んだことによって、初めて自分の中の知識のBINGOが揃ったような気がした。勿論それ以前に読んでいた本も思想形成に貢献している。例えば「ホモサピエンス全史」、「嫌われる勇気」、「ファストアンドスロー」などが大事な役割を果たしているが、これらの様なベストセラー本はBINGOの中央のマスの様な立ち位置で、みんなと共有の空きマスに成っているようなイメージだ。
             「ブルシットジョブ」と「Humankind 」は共に人間社会で何が起こっているかを説明したが、「暇と退屈の倫理学」、「なぜ人は物語を求めるのか」はその原因の部分、人間のありとあらゆる行為・解釈の原理・動機を取り上げている。「暇と退屈の倫理学」にある「〈欲望の対象〉を〈欲望の原因〉と取り違える」は私含め多くの人にどハマりする重要な指摘だと思う。簡潔にまとまっている点でも良い文句だ。ウサギ狩りをしている人はウサギが欲しいのではなく、退屈な人生の代償として暇つぶしが欲しいのだ。人間の文化的な行為の原点を遡っていくと全てここに行き着くのではないかとすら思ってしまうほど根本的な考えだ。同じように「なぜ人は物語を求めるのか」にある(人間は)「理由ではなく、意味が知りたい」という指摘も、人間が物事をどの様に解釈するのか、従来の常識を完全に覆す指摘だ。突然不治の病を宣告された人が「なぜ私が」と問う時はその理由ではなく意味を求めている。理由などを考え出られるのは、余裕があるときだけなのだ。ここ最近読んで感銘を受けた本の内容が、きれいに一筋の内容につながったことに素朴に感動している。
             去年から幸福に関する本を何冊か読んでいる。「99.9%は幸せの素人」や「精神科医が見つけた3つの幸福」などだ。それぞれ、どうすれば幸せになれるのかを熱く語る内容だが、内容以前に「そもそも私含め皆は幸せになりたいのだろうか?」と根本的な部分に疑問を持ってしまった。これらの本は社会的な「成功」は必ずしも「幸福」には繋がらないことを解説する。それは良い。ただそもそも、皆幸せになることを求めているなら、幸せに対して素人のままであり続ける(あまり考えないままでいる)ことなどあるのだろうか?お金が欲しいと言ったら、周りからなんで欲しいのか聞かれるように、幸せになりたいという宣言や意思表示も、無批批判で受け止められるものではなく、疑問を投げかけられうるのではないか?甘いもの、明るい映画、前向きな曲だけが「良い」ものではない様に、苦い料理、暗い映画、後ろ向きな歌を「良い」と感じるのは特別なことではない。それなら幸せすらも盲信的に肯定し、追求するものではないのではないか?そんなことを考えている時に「暇と退屈の倫理学」、「人はなぜ物語を求めるのか」と出会ってしまったものだからハマるのも仕方なかった。もはや無いものだと諦めていた答えがあったのだ。
             では幸せに変わる人生の指針とは何だろうか?漠然と質問を投げるなら「良い」とは何か。私が人生で1番ハマった本「ハッピーエンドは欲しくない」の著者も同じ疑問を投げかけている。(いま思えばこのタイトルは非常に良い)真っ向から考え出すと途方に暮れるので一度視点を変えてみよう。「科学で読み解く笑いの方程式」によると笑いは記憶形成により起こる、つまり単純接触効果の強化版のような効果らしい。予想外なボケやおバカな回答などで記憶の結合距離が遠い、つまり情報として全く別のものが繋がるほどよく笑え、より面白いと感じる。例えツッコミなどで全く別の2つの概念が結びつくと笑いが起きるのもこの仕組みだ。この仕組みは「人はなぜ物語を求めるのか」で解説される、周りで起きたことを手持ちの物語に当てはめて快感を感じる人間の性質に近いと感じた。自分を物語に当てはめて生きるのが人間の原理・本質であるとすれば、その物語を拡張し更新する笑いとは、それに切り込む非常に重要かつ根源的かつ快感なコト、つまり「良い」ことではないか。笑いという強い感情表現までいかなくとも少なくとも、人生で起きたことを過去の経験や本で学んだことに当てはめて、物語を自己強化していくコトを私は「良い」ものだと感じるし、少し離れた知識が繋がると尚「良い」と感じる。「幸福」よりも「笑い」や「物語の強化」つまり物語に沿う様に自分の人生をハンドリングし、結果その通りに成れば物語の範囲が広がり内容も強化される、というサイクルを回していくことが私にとっては「良い」に近いらしい。「物語」を宗教、道徳、信念、美学、経済、アイドル、親からの期待、会社の経営方針、などに置き換えれば割と無理の無い主張、というか当たり前のことを言っているのが分かる。そして皆そうやって生きているじゃんと。まさしく「人はなぜ物語を求めるのか」の答えが「良い」であり、逆に「良い」を答えとする様な質問を探していくと「人はなぜ物語を求めるのか」に行き着く。
             「良い」は「幸福」から遠く、「笑い」に近いと言ったが、ではその近さあるいは遠さとはどのように理解すれば良いだろうか?「ゼロから作るDeep Learning ❷」や「自然言語処理の基本と技術」で知ったが機械学習では単語をベクトルとして処理する。単語をベクトルとして表わしているので、単語間の距離もベクトルで表現できる。その距離が単語の意味的な近さ・遠さとみなすことができる。私の中の単語ベクトルでは(社会的な)「成功」と「幸福」の距離を昔は近くに置いていたが、幸福のメカニズムを知ることでその距離が遠くなった。(年収が800万円を超えると、年収が増えても幸福度は上がらないなど)この2つの単語間を引き離すベクトルにはブルシットジョブジョブもあるのだろう。そして今「幸福」と「良い」の距離も離れてしまった。「幸福」よりも「笑い」や「物語の強化」の方が「良い」に近い。なぜならそれらは物語を求める人の性質を満たしてくれるし、暇と退屈をかき消してくれるからだ。「意識はいつ生まれるのか」で知った情報統合理論では、意識の発生には差異があり統合が出来るという性質が必要らしい。考察し切れていないが意識の発生のメカニズムと「良い」を作るメカニズムには、どこか似た性質があると感じた。
             概念として孤立していった「良い」に対して足がけを見つけることができた気もするが、抽象的すぎるので具体例も考えていきたい。例えば自分は野たれ死ぬのが運命(物語)だと感じているなら野垂れ死ぬのが「良い」人生だということだ。身も蓋もないように聞こえるが、成功や幸福を「良い」とするよりかは私には納得できる結論である。宗教家は教典通り生きることが、拝金主義は金を稼ぐことが、道徳を重視する人は道徳的に生きることが、オタクはアイドルの為に貢ぐことが、「良い」。これがマゾい方向にいくとDV被害や自傷行為の「良い」に至るのだろう。幸せではないだろうが、彼らにとっては「良い」ことなのである。また物語に即した「良い」人生を実現しにくい社会になったのは宗教の衰退や大きな物語の喪失によって、一つの物語を生涯に渡って信じ続けることが難しくなっていることが背景にある。手垢の付いた言葉で言うなら「良い」は自己肯定感に近いのかもしれない。ただ既にある言葉をもとに考察を進めようとして新鮮な結論には至れない。だから抽象的な「良い」という概念を追っていきたい。
             一方でより身近な問題、例えば仕事が辛い、人間関係がうまくいかないという現状を「良い」ものに変えるにはどうすれば良いか。「現代思想入門」では脱構築が現代思想の中核になっていることを示している。哲学者は概念、存在、社会の脱構築というやたら難しいことを行っているが、上述の「成功」と「幸福」と「良い」を分けていく作業もスケールは小さいが脱構築の一種だろう。ポスト〇〇主義が乱立しているのも、確固とした物語が失われていることを示しているのかもしてない。アートの世界でも脱構築が現代の流れであることを「「自分だけの答え」が見つかる 13歳からのアート思考」ではピカソやデュシャンの例から詳しく学ぶことができる。ビジネス会でアート思考が推されているのもその流れの一種かもしれない。さて、脱構築を進めるため「良い」の依拠するところにある物語を分解していく、具体的には「他人の物語」と「自分の物語」にわけていく。
             本来集団とは同じ「物語」を共有して行動するメンバーである。「ホモサピエンス全史」でハラリはそれを虚構と呼んだ。しかし、現代の組織例えば会社ではどうだろうかダイバーシティの推進で多様化を進める前から、個々の考えはすでにバラバラで共感性に欠いている。その上でさらにサイコパス上司が自分の物語を押し付けていはしないだろうか?シットジョブには物語がある、しかしブルシットジョブには物語が無い。劣悪な条件の仕事(シットジョブ)でも「俺は中卒だからこんな仕事しか出来ないんだよ!!ガッハッハッハ!!」と物語に出来れば幸福かはさておき「良い」人生にはなり得ると思う。他方ブルシットジョブ下で、人に物語を押し付けられていては、自分の物語を生きることは出来ない。物語を押し付けてくるのは上司かもしれないし、親かもしれないし、学校かもしれない。その枠組みから離れてアウトロー的に自分の物語を生きていく事はできるだろう。しかしそれは社会のルールから外れることを意味し、結局は社会が押し付ける物語と言う重圧から逃れる事はできない。「他人の物語」から「自分の物語」を守りきる事は難しい。
             物語を守れないのであればどうすれば良いだろうか。1つ目の方法はもはや物語で生きることを諦め、物語を認識するメカニズムを破壊してしまう方法だ。仏教やニヒリズムと同じ方向性の思想だ。マインドフルネスによる発散した思考のリセットにも通ずる。ポスト物語主義とでも呼ぼうか。物語、信念、信仰を持たず生きること。これは「良い」ことなのか?そもそも実現する方法がよくわからず、今の自分では判断できない。
             2つ目の方法は「自分の物語」を守り切れるだけの能力を身につけることだ。会社員を辞め、フリーランスになる。最終的にはFIREを目指すなど、生活機盤を確立できれば、相対的には自分の物語を守りやすくなる。フラットな組織、会社に転職するというもっと敷居の低く現実的な方法もあるだろう。
             3つ目の方法は客観的な自分の状態は無視して、自分の物語だけを注目する方法である。良い意味で視野を狭く持つこと、自分が「良い」と思うナニカに向かって愚直に突き進んでいく。要はオタク化だ。今までの人生観を捨てて純粋な「良い」を求めていくことで、自分が何を「良い」と感じるかに気づき、例えば意外に1人でいることが好きだと気付けば1人で居る機会を意識的に増やしていくきとで「良い」人生を歩めるかもしれない。
             4つ目の方法は自分の物語と他人の物語を統合して一つの物語にする方法だ。客観的な自分と主観的な自分を同じものにする、この生き方しか自分には無いと愚直に信じ込む方法。今の自分の生き方、働き方以外の選択肢は取れないし、それに成功や失敗、幸福や不幸の判断を持ち込まない方法だ。与えられた役割と使命を愚直に果たしていくこと。私の知っており限り、人生に達観し、落ち着いて生きている人は、この様な価値観、人生観で生きてる人が多いと思う。しかし、その唯一の生き方が耐えられないほど辛い場合はどうだろうか?物語通りの生活、つまり「良い」生活なのに辛い状態になるのは何故だろうか?言い換えれば何故マゾになれない時があるのだろうか?
             色々と発想の飛躍(単に説明が飛躍してるだけかもしれないが)もあったかもしれないが、それが必要だった。「学校では絶対に教えてもらえない超ディープな算数の教科書」では証明問題で急に変な位置に補助線を引いたり両辺に不自然にナニカをかけたりするのは最終的に上手くいくようにさせる為であると説明する。発想を飛躍させているので、予めある程度の知識がないと、その手の問題は(普通は)解けない。
            「成功」、「幸福」、「良い」と発展させてきたがこの方向性を突き詰めていくとどこにたどり着くのだろうか?この三段階は、方向性としては抽象化、主体化が進む方向へと進んできたと言える。この方向性を突き進めていくとたどり着く先は空虚、つまり「」になるのか。抽象化が進みすぎてもはや捉えるべき言葉を持たず、主体化が極まっているため伝える手段もない。だからこその「」。

            2021年読書総括
             2021年はかなり濃い読書体験が出来た年だと思う。私は知らなかった知識を身につけられる本よりも、自分の考え方・知識の誤りに気づかせてくれる本、考え方をアップデートしてくれる本を求めていて、2021年に出会った「ブルシットジョブ」、「Humankind 希望の歴史」、「格差は心を壊す」はそんな本だった。共通するのは、人間は他人を利己的な存在、つまり自分が金を稼ぐこと、自分が楽をすること、自分が尊敬されることを動機に行動する存在だと認識しており、そして他人を観るのと同じように自分を客観的に評価した結果、再帰的に自分を利己的な人間だと思っているということだ。しかし、実際には人間は利己的には出来ていない。だからこそ楽で稼ぎが良い仕事でも他者に貢献出来ない仕事は不快であるし(ブルシットジョブ)、仲間のために命をかけるし(Humankind 希望の歴史)、利己主義を推し進めた米国などでは貧困層は元より裕福層もその地位を維持できるかという社会不安に晒されている(格差は心を壊す)。人間が利己的に成るのは、利己的な他人の中で生きていく内に、自分の利益を守るためには利己的にならないといけないという思い込みの防衛本能が結実した結果であり、利己性とは即ち社会的な感情なのだと。もっとも低次な欲求に見えた自分の利益のための行動、食料の確保、睡眠の確保に奔走する利己的な様は逆に最も高次な社会的な意味に上書きされ、現代の社会は回っている。皆が価値を感じることで、実際に価値が生まれるという構造は株や貨幣に見られる構造と同じだ。他人という鏡を使ってらせん状に価値は強くなり、宗教、新自由主義、SDGsを人が信じ、人が集まり、人が働き、それらが時代の軸を据えていく。
            「Humankind 希望の歴史」の次の一節が良くまとまっていると思う。「人間の本性についてのネガティブな見方は、多元的無知の一形態ではないだろうか。ほとんどの人は利己的で強欲だという考え方は、他の人はそう考えているはずだという仮定から生まれたのではないだろうか。もしそうだとしたら、わたしたちは冷笑的な考え方を採用しながらも、より優しく連帯感のある生活を求めているのではないだろうか」本書では世間で言われている性悪説には根拠が乏しいことを様々な観点から証明しており、これまで私が学んできた内容を真っ向から否定する内容も少なくなかった。ちなみに冷笑への批判はお笑いコンビオードリーの若林著の「ナナメの夕暮れ」の中でも触れられており、センスのある人たちは時代の先をいっている、というよりセンスのない人は残れないのだろう。
             特に私の心を射抜いたのは「ブルシットジョブ」だ。仕事に対する不満が高まっているからか、感情を大きく揺さぶられた。少し長いが次の内容の様に、人間の核心部分に問を投げかける。「自分の最大限の優位性(つまり、最小の時間と労力の支出で最大の利益を得られる状況にみずからを置くこと)を求めるものであると考えるならわしがあり、大方、わたしたちは実際にこのような想定をしている。とりわけこうした諸問題について抽象的に語るような場合、そうである(「貧困者に施しをするな!そんなことをしたら、仕事探しのやる気をそぐじゃないか!」)かたや、わたしたちは自身やわたしたちの身近な人々の経験は、多くの点でこうした想定と矛盾しがちである。およそひとが状況に即してとる行動や反応というものは、人間本性にまつわる諸理論が予想するようにはいかないのだ。そこからくる妥当な結論はただひとつ、人間本性にまつわるこれらの諸理論が、少なくともいくつかの核心部分で間違っているということである。」仕事が人を不幸にする様を綿密に描いた良書だと思う。
             一方それらの悩める人々の対極にいる存在がサイコパスと呼ばれる人たちである。人口の1割程度、管理職ではそれ以上の割合で存在するらしい。サイコパス関係の図書は3冊読んだが内容は大差なく、ベストセラーの中野信子氏の「サイコパス」を読んでおけば間違いなさそう。サイコパスに関する記述は直接的・間接的に最初に挙げた3つの本でも登場し、共感性や人間の内部の機微な感情を排除し利己的に行動できる人間が成功する様を描いている。人間の善意は付け込まれやすいのだ。私の上司や、直属の上司でなくとも会社の管理職はサイコパス気質な人が多く、かなり身近な存在だ。社会人の抱えるストレス・不安の殆どはサイコパス上司やその上司から支持されて周りを追い詰めようとする人たちのせいなのではないかと思ってしまう。中野信子氏の「サイコパス」ではサイコパスの人格を次のようにまとめている「彼らは誠実さを欠き、批判されてもピンときません。だから平気で仕事を先延ばしにしたり、約束を破ったりしてしまいます。衝動性が高いため、几帳面さを求められる仕事や協調性や忍耐が求められるチームワークが苦手です。しゃべりは得意で存在感はあるのですが、よくよく精査してみると、意外と業績は低いことも少なくありません。」しかし、サイコパスな経営者は株主からの受けが良く、サイコパスな管理職は経営者からの受けが良い。よってサイコパス気質が淘汰される仕組みが現代社会にはないのだろう。後天的なものというよりかは脳の作りがそもそも違うことが原因で、「サイコパスには何をやっても効果がない」というのも救いがない。
             「ブルシットジョブ」では反陰謀論、即ち誰かが悪事を働いたからこの現実があるのではなく、何も対処してこなかったからこの現実があることを主張している。それではなぜそのこれまで語られてこなかった諸問題が今になって表沙汰にされ始めたのだろうか?「誰もが嘘をついている~ビックデータ分析が暴く人間のヤバい本性~」にヒントがあった。「たとえば「どうして…」から始まるフレーズ検索のトップ2件は「空が青いの?」と「うるう日があるの?」だ。だが3番目は「私のウンチは緑色なの?」である。またグーグルのオートコンプリートが不穏な様相を帯びることもある。「…したいと思うことは正常?」というフレーズ検索の目下のトップ候補表示は「人を殺したいと思うことは」である。さらに「・・・を殺したいと思うことは正常?」のトップは「家族を」である」中々意外な内容そして切り口に感じると思う。この本は検索窓にはみんな本性を告発することを語り口に様々な発見を教えてくれるが、まあほかの方法では集められないデータだろう。この手のエッジのきいた現実を知っていくと作り物の小説や映画がとても記号的に見えてきてしまう。著者のセス・スティーブンス=ダヴィドウィッツには「セス、とても面白かった。だが気がめいったよ」という声が寄せられるらしい。それも含めて惹かれる内容だった。
             学んだことは行動に反映させないと意味がない、そんな考え方から少し離れれて読書を楽しめる様になったと思うし今後もそうありたいと思っている。一番面白かった本や漫画が年々更新されて行って欲しいし、そう受け止められる感性を持っていたい。

          • シュナイダー

              携帯故障したので、再登録です。

            • まさきち
              • 1972年
              • A型
              • 技術系
              • 神奈川県

              子供の頃は読書が嫌いでした。夏休みに無理矢理読ませられる読書感想文はもってのほか。なぜ人から強制的に読ませられなきゃいけないの?

              でも大人になって、自分の好きなものを読めるようになった時、世界が変わりました。
              描かれている人々を想像し、どんな思いなのかに

              考えを巡らせることの楽しさを知りました。

              特に重松清さんが大好きですが、もともと強欲なので自然科学、哲学、文学なんでも手を出しています。ただし最近は村上由佳さん、森絵都さんにハマっております(^_^;)

              ともかく色々と情報交換したいのでよろしくお願いします。

            • ぐるんぱ

                初心者です。
                本屋大賞作品と好みの作家さんを読むスタイルですが、良質な出会ってない本と巡り会えたら幸いです。(文豪は、好みとは別に大人になったので再読。)
                優しく温かい読了感のある本好みです。

              • たかし
                • O型
                • 無職
                • 愛知県

                とりあえず、乱読中。
                最近、新たな本や作家さんとの出会いを求めてコミュを立ち上げました。
                https://bookmeter.com/communities/337677
                是非、覗いてみてください、共感いただけましたら、ご参加を。

                ちなみに、好きな作家さ

                んは東野さん、中山さん、誉田さん、湊さん、有川さんそして池井戸さんとちょっとありきたりでしょうか。
                ちょっとホッコリできる本のみ感想を書かせていただいていますが、書くことが苦手なため、少ない上、ちょっとあれって言う感想ばかりかも、すいません、ご容赦ください。
                最近は朝井さんや石田さんがお気に入り。
                ちょっとでも、個人的に好みの本にいいねされた方に、乱発で申請しています。
                読書でホッコリしたい方、これからもよろしくお願いいたします。

              • zero1

                  こんにちは。
                  基本的に図書館利用で何でも読みます。

                  文系ですが医学や数学も興味あります。
                  広い分野での教養を求めてます。

                  レビューは作者や関連作品について考察。
                  同じテーマの作品、映画について。
                  追記で述べることがあります。
                  奥行きのあるレビューを目指

                  してます。

                  誰にでも分かりやすい言葉で、簡潔に。
                  レビューはそう心がけてます。

                  他の書評は上の「URL/ブログ」参照。
                  読んだ本の一部だけです。

                  小説を映像より優先しています。
                  そのため近年は映画やドラマを観ません。

                  好きな作家
                  山崎豊子 宮下奈都 有川浩 宮本輝
                  東野圭吾 宮部みゆき 浅田次郎 
                  海堂尊 近藤史恵 重松清 村上春樹 
                  角田光代 中村文則 高田郁
                  ヨシタケシンスケ

                  尊敬する人
                  W・クロンカイト(ジャーナリスト)
                  B・ウッドワード(ジャーナリスト)
                  本田靖春(新聞記者、作家)
                  P・ヌーナン(コラムニスト)
                  ラマヌジャン(数学者)

                  H・デュナン(赤十字創設者)
                  R・ワレンバーグ(外交官)
                  G・ブルーノ(哲学者)
                  杉原千畝(外交官)
                  大川常吉(元神奈川警察署鶴見分署長)
                  知里幸恵(アイヌ文化研究家)

                  【つぶやき過去ログ】
                  https://bookmeter.com/mutters/248262140

                  【23年5月のまとめ】
                  https://bookmeter.com/mutters/254938766

                  外国人のための日本語講師(主に間接法)。
                  高校入試までの学習指導をしています。
                  基本的に全科目教えます。

                  読書以外に吹奏楽が好きです。
                  よく高校などの演奏会に行きます。
                  好きな曲は「オーメンズ・オブ・ラブ」。

                  読メでは真剣な議論が少なくて残念。
                  コメントはわざと挑発するよう書きます。
                  悪魔の代弁者(devil's advocate)、
                  そして「アクティブ・フェーズ」。
                  これらが読メでは必要と考えます。
                  ただし「批判のための批判」は拒否。

                  レビューやつぶやきは追記が多いです。
                  コメントは追記の後に願います。

                  ナイスは自分とは違う意見でも押します。
                  「こんな考えもあるのか」を尊重します。
                  もちろん誤解や人命軽視などは除きます。

                  著者名や題名の誤りはなるべく指摘します。
                  「こんにちわ」など表記の誤りも指摘。

                  よろしくお願いします。

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                • リサ

                  推理小説や古典が好きです。
                  マイペースに読んで、少しずつ感想を投稿して行きたいと思います。
                  また、皆さんの感想を読んで、読書のレパートリーを増やして行きたいと思っています。

                  つぶやきでは、読書に限らず、感じたことや考えたことをみなさんと共有したいです。

                  よろしくお願いします。

                • まぁし
                  • 1978年
                  • A型
                  • サービス業
                  • 福井県
                • Mee.
                  • 大学生

                  カラフルな人生にしたい21歳🎨

                  飲食店のパートとして働きながら、
                  通信制の大学生でもあります🍃

                  好きな小説🌛
                  由良シリーズ / 柴村仁
                  THE MANZAI / あさのあつこ
                  2.43 / 壁井ユカコ

                  読むスピード亀級です🐢💨
                  2代目ア

                  カウントのため読了数 少なめ🎐
                  皆さんの感想を読むのが好きです☺︎
                  ( 連続いいね すみません! )

                  [ 気になる方 お気に入り失礼します ]

                  更新:2023.3.15

                • 全65件中 1 - 20 件を表示

                ユーザーデータ

                読書データ

                プロフィール

                登録日
                2014/12/06(3109日経過)
                記録初日
                2014/11/14(3131日経過)
                読んだ本
                473冊(1日平均0.15冊)
                読んだページ
                151703ページ(1日平均48ページ)
                感想・レビュー
                120件(投稿率25.4%)
                本棚
                6棚
                性別
                自己紹介

                喫茶店と読書とお酒が好きです。

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