読書会課題本。戯曲って読みにくいかと思ったけど、意外と、誰が言ってるセリフかわかるから思ってたより読みやすい。映画は何回かみていて、スタンリーのブランチに対する憎しみの要因について解釈しきれないものがあった。日本版の舞台のポスターとか、二人が寄り添ってまるでそこに男女の恋愛関係があるかのようなだったけど、そこに愛憎はなかった気がする。今回戯曲の原作を読んで、映画とラストが違うような気がした。もう一度確認したいが間に合うか。

ちょっとむすがしかった。

ノーベル文学賞受賞の有無に関わらず、いつか読んでいく書き手と思っていたハン・ガンさん。積読の山から取り出してようやく一冊目。文庫に追加掲載されている作者や斎藤真理子さん、平野啓一郎さんの言葉を読み、読みきれていないことを痛感した。 今回は、美しい言葉たちから、悲しみと鎮魂と孤独と希望と、冷たさと暖かさを味わうにとどまることにする。他の作品を何冊か読んでからいつかまた読み返したい。

読書会課題本。戯曲って読みにくいかと思ったけど、意外と、誰が言ってるセリフかわかるから思ってたより読みやすい。映画は何回かみていて、スタンリーのブランチに対する憎しみの要因について解釈しきれないものがあった。日本版の舞台のポスターとか、二人が寄り添ってまるでそこに男女の恋愛関係があるかのようなだったけど、そこに愛憎はなかった気がする。今回戯曲の原作を読んで、映画とラストが違うような気がした。もう一度確認したいが間に合うか。

日本で暮らしていて、特別意図的精力的に調べなければ、ネットやTV、新聞などのメディアだけの情報だと、北朝鮮に対してポジティブな印象を持つことは難しい。ひとつの国、民族が分断された歴史的経緯をもっと勉強しなければならないと感じる。日本も他人事ではいられない。 政府に問題があっても、どこの国にも市井の人々の生活がある。この本のおかげでこれまで見えてこなかった北朝鮮の人々の生活の一部を知ることが出来た。