ぉバカ(*'ω'*)ノ
前アカでは544冊記録。
図書館や書店に行くたび、「ここにある本の量のうち、どれくらいを生涯で読むことができるのだろうか」と思います。
とりあえずは、このアカウントで1000冊を目指しています⭐️
人生で3万冊くらい読みたい。
読書はコスパのいい旅。 本の
世界にどっぷり浸るのが至福のひととき。
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小学生の頃は本が好きで読んでいましたが、中高で離れ・・・
うつ病の影響もあり、読めない日々が続きました。
最近は、図書館も活用しながら、小説、新書、絵本など、読書を楽んでいます。
紙の手触りや、めくるときの音がたまらなく好きです。
積読本がどんどん増えていっているのが幸せな悩み。
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好きな作家
宮部みゆき
道尾秀介
窪美澄
好きな絵本作家
ジョン・クラッセン
ヨシタケシンスケ
好きな本
『龍神の雨(道尾秀介)』
『蜜蜂と遠雷(恩田陸)』
『チルドレン(伊坂幸太郎)』
『模倣犯(宮部みゆき)』
『向日葵の咲かない夏(道尾秀介)』
『ふがいない僕は空を見た(窪美澄)』
『告白(湊かなえ)』
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読書以外の趣味は、
フルート、音楽鑑賞(クラシック)、バレー観戦。
2026年の目標は、50000ページ読破!
2025年 267冊 31982ページ(絵本147冊、Audible23冊)
100冊目 「いまからともだち」(くすのきしげのり)
200冊目 「火車」(宮部みゆき)
300冊目 「キッチン」(吉本ばなな)
400冊目 「チェロの木」(いせひでこ)
前アカウントからの通算
1冊目 「盲目的な恋と友情」(辻村深月)
100冊目 「爽年」(石田衣良)
111冊目 「星の王子さま」(サン=テグジュペリ)
200冊目 「龍神の雨」(道尾秀介)
222冊目 「死刑にいたる病」(櫛木理宇)
300冊目 「ピアノ」(いせひでこ)
333冊目 「びっくりのび!!」(あおきみお)
400冊目 「今いじめられている君へ」
444冊目 「生存者と呼ばれる子どもたち」(宮田雄吾)
500冊目 「だいふくねこ」(いのぐちまお)
「なぜ」が世界を変える
一章 死んだ教室
黒板に書かれた公式を、誰も見ていなかった。
春日高校3年B組。窓の外では桜がとっくに散り、五月の風が体育館裏のネットを揺らしている。教室の中は、ノートを枕にした頭と、スマホを膝に隠した手と、どこでもない虚空を
見つめる目ばかりだった。
前任の数学教師、田村が異動になったのは三週間前のことだ。
田村の授業は「板書が速く、説明がない」という様式美で成立していた。公式を写す。問題を解く。答え合わせをする。そのサイクルが三年間、一度もブレたことがない。誰も何も理解していなかったが、誰も何も困っていなかった。定期テストの範囲さえ覚えれば、点数は取れた。
「じゃあ静かにしてろ」
自習監督に来た英語の松本が教卓に文庫本を広げた瞬間、後ろの席の川島涼太は盛大なため息をついた。
「物理も数学も詰んだ。もう諦める」
隣の席の小野寺実が細い声で言った。「受験、どうすんの」
「知らん。文系にする。けど古文も詰んでる」
「それ全部詰んでるじゃん」
「そう。俺の高校生活、詰んでる」
涼太はそのまま腕に顔を埋めた。
扉が開いたのは、そのときだった。
二章 最初の五分間
入ってきた男は、教師にしては若すぎた。
三十代前半だろうか。スーツではなく、白いシャツに黒のスラックスという格好で、持っているのはチョーク一本だけだった。荷物も、教科書も、出席簿さえない。
「あ、田村先生の代わりに来た桐島です。よろしく」
それだけ言って、桐島は黒板の前に立った。
松本がバツの悪そうな顔で文庫本を閉じ、教室から出て行く。誰も桐島を見ていなかった。川島涼太も、顔を腕に埋めたままだった。
桐島は黒板を消すこともなく、静かに言った。
「一個だけ聞かせてください。サイン、コサイン、タンジェント。何のためにあるか、知ってる人」
沈黙。
「知ってる人じゃなくていい。なんとなく聞いたことある説明、なんでもいいです」
最前列の優等生、橘花が恐る恐る手を挙げた。「直角三角形の、辺の比、です」
「そう。それは正しい。」桐島は頷いた。「じゃあ、なんで人類はそんなものを作ったの?」
また沈黙。
涼太は顔を埋めたまま、耳だけ動かしていた。
「答えは、海で死にたくなかったからです」
教室の空気が、わずかに変わった。
三章 話の背骨
「紀元前の船乗りを想像してください」
桐島はチョークを持ったまま、歩き始めた。教壇ではなく、教室の中を。
「GPSもない。地図も大雑把。嵐が来たら終わり。そんな時代に、人間には一個だけ頼れるものがあった。星です」
窓際の席の女子が、スマホから目を上げた。
「北極星の角度を測れば、自分が地球のどの緯度にいるか分かる。でも角度を距離に変換するには、計算が要る。弧の長さと角度の関係。それを扱う道具として、三角比が生まれた」
桐島は黒板に、三角形ではなく、円を描いた。その円の中に、小さな船のシルエットをざっくりと書き加える。
「だからサインとコサインは、最初から『回転』と結びついてるんです。直角三角形の話じゃなかった。人間が空を見上げて、自分の位置を知ろうとした話だった」
涼太は、いつの間にか顔を上げていた。
「で、ここが大事なんですけど」
桐島の声が、少し速くなった。
「多分今、半分くらいの人が『じゃあ直角三角形の説明はなんだったんだ』って思ってる」
涼太は思っていた。まさにそれを。
「それ、正しい疑問です。答えは、円と直角三角形は実は同じものを見ている、です。円の中に直角三角形を書いてみると分かる」
チョークが動いた。円の中に、斜辺が半径と重なる直角三角形が現れた。
「角度が変わると、縦の長さが変わる。それがサイン。横の長さが変わる。それがコサイン。つまりサインとコサインは『角度が変化したとき、縦と横がどう動くか』を表してるだけ。波の形をしているのも、音が波打っているのも、交流電流がぐにゃぐにゃしているのも、全部これが理由です」
橘花がノートに何かを書き始めた。急いで、でも丁寧に。
四章 つまずく前に
桐島は一度立ち止まり、教室全体を見渡した。
「ここで絶対に混乱する人が出るので、先に言います」
涼太は背筋を伸ばした。自分のことを言われている気がした。
「サインが『縦』でコサインが『横』って、逆じゃないかって思う人がいる」
涼太はまさに思っていた。
「コサインの『コ』って、英語でco-、つまり『補角の』って意味なんです。サインの補角がコサイン。だから横なんじゃなくて、サインを基準にして、それを90度回転させた相棒がコサイン、と覚えると混乱しにくい」
川島涼太は、手を挙げていた。自分でも気づかないうちに。
「あの」
桐島が目を向ける。
「じゃあタンジェントは」
「いい質問です」桐島は笑った。「タンジェントは、英語でtangent、接線って意味です。円に接する線の長さ。縦と横の比を取ると、円の傾き、つまり坂の角度が分かる。スキーのゲレンデが何度の斜面かを知りたいときに使います」
「スキー場」と涼太は呟いた。
「そう。人類はスキー場より先に、山の傾斜を測って安全な道を切り開くために使ってた」
五章 放課後の黒板
授業が終わった後、涼太は席を立てなかった。
頭の中で何かが繋がり続けていた。サインとコサインが船乗りの道具で、タンジェントが山の傾きで、波の形が交流電流で。バラバラだったピースが、一本の糸で縫われていく感覚。
桐島が黒板を消しながら、涼太の視線に気づいて振り返った。
「何か残ってる?」
「いや」涼太は言葉を選んだ。「なんか、気持ち悪かったものが、急に気持ちよくなった感じがして」
「それ、一番いい感覚です」
桐島はチョークを置いた。
「公式って、誰かが必死に考えた答えなんですよ。問いがあって、試行錯誤があって、やっと辿り着いた形。だから公式を覚える前に、その人がどんな問いを持っていたか分かれば、覚えなくても導ける」
「導ける、か」
「数学も物理も、暗記科目じゃないです。推理小説です。どうしてそうなるのか、追いかけていくと、必ず理由がある」
涼太は窓の外を見た。五月の空が、夕方の色に変わり始めていた。
「推理小説か」
声に、どこか火がついたような響きがあった。
六章 一ヶ月後
川島涼太の数学の点数は、赤点ギリギリから学年十七位まで上がった。
それよりも変わったのは、授業中の顔だった。
桐島が何かを説明し始めると、涼太は必ずどこかで「あ」という顔をした。声には出さない。でも眉が上がって、目が少し細くなって、口の端がわずかに動く。
小野寺実はそれを「涼太の理解顔」と呼んで、いつしか自分もそれを待つようになっていた。
桐島の授業には、不思議なリズムがあった。
疑問を育てる。疑問が熟したところで答える。答えが新しい疑問を生む。そのサイクルが、五十分をあっという間に変えた。チャイムが鳴るたびに、教室のどこかで小さな舌打ちが聞こえるようになった。終わりたくない、という音だった。
エピローグ 問いを持つ人間
十一月。模試の返却日。
涼太の答案には、物理の大問に、見慣れない記述があった。
公式を使う前に、三行の説明が書いてあった。「この状況で保存されるのはエネルギーであり、なぜなら——」
採点者のコメント欄には赤ペンで一言あった。
「理解している」
涼太はその答案を、机の引き出しにしまわなかった。
桐島の授業が始まる前、机の上に広げておいた。理由は自分でもうまく説明できなかったが、なんとなく、見えるところに置いておきたかった。
扉が開いた。
「今日は慣性の話をします」桐島は言った。「まず聞きますけど、なんで止まってるものって、動き出しにくいんだと思う?」
川島涼太は、一番最初に手を挙げた。
了
活字中毒
読書はほぼ電書に移行しております
ライトノベルから学術書・専門書まで、なんでも読みます。
専門書も、哲学や経済学など文系の本から、数学や工学など理系の本まであまりジャンルを気にせずに読んでいます。
小説は、やや淡白な展開のほうが好き。
ゆっくりと伏線が張られていき、最後に綺麗にほどけるよ
うなものが最高。
専門書は、色々な考え方の長所・短所を冷静に分析し、公平に紹介してくれるような本が好き。
ひとつの主張をひたすら熱く熱く語りかけてくるような本は苦手。
読んで理解するスピードが遅いので、理解度を落とさずに速く読めるようになりたい。
(2013/12/16)
今年の目標は1日1冊。
午年なので、馬に関する本を何冊か読もうと思っています。
(2014/1/1)
今までに読んだ本を見返して、「思いもよらないテーマに、真似できないほど真剣に取り組んだ本」が好きということに気が付きました。
・哲学の誤読(入不二基義/筑摩書房)
・よいこの君主論(架神恭介/筑摩書房)
・書庫を建てる(松原 隆一郎/新潮社)
・巨大仏!!(中野俊成/河出書房新社)
・先生、巨大コウモリが廊下を飛んでいます!(小林朋道/築地書館)
・ハダカデバネズミ(吉田重人/岩波書店)
・雪(中谷宇吉郎/岩波書店)
・フェルマーの最終定理(サイモン・シン/新潮社)
・かつて誰も調べなかった100の謎(堀井憲一郎/文藝春秋)
・浜村渚の計算ノート(青柳碧人/講談社)
など。
これからも、たくさんの面白い本に出会えますように。
(2014/7/24)
大学生文学部史学科。ひとさまに見せる文章では書いてません。こころに浮かんだことを発露してます。
好きな作品
『殺戮にいたる病』我孫子武丸
『その女アレックス』ピエールルメートル
『ハサミ男』殊能将之
『満願』米澤穂信
『そして誰もいなくなった』アガサクリスティ
『告白』湊かなえ
『仮面山荘殺人事件』東野圭吾
『ユダの窓』カーターディクスン
『殺しの双
曲線』西村京太郎
『獄門島』横溝正史
『われらが痛みの鏡』ピエール・ルメートル
『蜩の記』葉室麟
『コンビニ人間』村田沙耶香
『むらさきのスカートの女』今村夏子
さされませんようにぼくはいのった
せんせいやともだちのわらいごえはきこえなかった
とうめいになりたかった
トラックがバックする時の「バックします」という音声がガッツ石松にしか聞こえない方の人です。
まったくもって読書家を自称できるほどのモノでは
ございません。
平日は通勤電車で、休日は隙間時間に
コーヒーのお供に読む程度です。
皆さんのレビューは、後に読む本/読みたい本を探す参考にさせて頂くためにも出来る限り
一言一句漏らさず読む様にしています。
つぶやき読むのも大好きです。
宜しくお願いします。
アラフォー主婦ヲタ。
備忘録(何巻まで読んだか覚えておくため)として読書メーターを始めましたが、ナイスされるのが嬉しくてけっこう続けられています。
色んな本を読んでいます。
(画像は、淡路島の江井海岸での夕陽です)
昔に読んだ本は記憶がないので読み直したいです。
初めまして、ジェナと申します。中国系アメリカ人です。仕事はITと言語関連です。興味は言語、AI、読書、長距離走、野鳥観察などです。空気を読む力は多分小学生レベルなので、残念ながらあまり得意ではありません…。
日本語と文学が大好きです。独自の魅力を保ちなが
ら、東洋と西洋の要素が見事に融合している点に惹かれています。読書傾向は無秩序で雑食ですが、宗教、政治、人権など、物議を醸しやすいテーマの本には感想を添えることが多いです。文章は普段、発散的な思考や拙い意見、主観的な感情が中心になります。
挨拶は不要で、理由もいりません。お気に入り登録・解除はご自由にどうぞ。
2026年1月1日朝、更新
読書は日課ではございますが、仕事や生活に追われ、こちらに感想を記す時間を十分に取れないことが多くございます。そのため、更新は不定期で、折に触れてのものとなっております。こういう者ではございますが、今後ともよろしくお願いいたします。🙇♀️
名前はキルヒアイスと読みます。
田中芳樹さんの作品『銀河英雄伝説』の登場人物からお借りしています。
読書の感想を残しておくことで、何年かしてからその時の感情などをふと思い出したりできるのではないかと思い、『読書メーター』を利用しはじめました。
他の人の
感想を読むのも大好きです!
感想読んだらナイスしていきますが、お気になさらず(+o+)
また共読ある方をすぐにお気に入り登録する癖がありますが、うざ絡みはしないのでご容赦下さい🙇
あと、感想は備忘録的に書いていることから、(フィルター付きではありますが)ネタバレ全開のものもありますのでご了承下さい。
主にミステリーというか、ラストに大どんでん返しが待ってるような話が好きです( ^ω^ )
あと哲学系も好きです!
それと弁護士をしているので、法関連の本の感想を書くことがあります。
ほとんどの感想に付いている★マークの意味は
★★★★★(最高!傑作!)
★★★★☆(おもしろかった)
★★★☆☆(そこそこ良かった)
★★☆☆☆(時間つぶしにはなる)
★☆☆☆☆(つまんなかった)
です。
あくまで個人的な好みですので悪しからずm(_ _)m
こんな感じですが、宜しくお願いします(≧∀≦)
元「komaneko」デス*アカウントに入れず、イチからです*
ミステリーは、歴史・美術・宗教・音楽の題材が好きデス♫♩
音楽は、昔は首振りすぎて脳みそ出たり、ドラムスティックは回すところから入ってます//
映画やドラマは主に海外系、たまにアジア系デス☆
理科系なので料理は化学反応とし、得意じゃないけどMUSTデス。。
今はPC歴は25年はあるのに、なのに元のアカウント「komaneko」には入れないというダメっぷり…
という猫の世話役。
音楽と本と、アートや、言語や、宇宙や、世の中の成り立ちに関することがスキで、
高校生の頃は、ドラムスティックをクルクル回せるロックアーティストか、宇宙飛行士になる事が夢だったかな~( ´∀` )
「
海外ホラー、ミステリ、SF主食の異形読み。
1999年「死ぬまでに10000冊の毒書」を宣言、
年間250冊を読みすすめるも途中7年の沈黙。
2012年、読メ登録とともに復活を果たす。
短編好き。アンソロジストに憧れを抱く。
紙本主義。装丁など本の佇まいに
こだわる。
版ヅラやノンブル位置にキビシイ「組版警察」
密林のドイヒー画像が許せぬ「書影警察」
プラクティス好き「試走警察」
三一書房『サイコミステリーベスト100』を
2019年6月、30年がかりでコンプリート。
2020年11月「おあと6000冊」達成。
2023年3月プロフィール更新。
趣味として本格的な読書をしようと2015年から読書メーターを開始、2024年に遂に1000冊に到達しました。
読書を通して「無知の知」に気づいてから「巨人の肩の上」から見る世界に憧れ、日々、勉強中。
読書家の皆さんの既読本や感想を参考したいので、お気に入り
登録させていただきます。
2015年8月3日 50冊突破
2016年2月22日 100冊突破
2018年7月4日 200冊突破
2019年12月25日 300冊突破
2021年2月28日 400冊突破
2021年9月22日 500冊突破
2022年4月28日 600冊突破
2022年10月13日 700冊突破
2023年3月22日 800冊突破
2023年10月8日 900冊突破
2024年4月15日 1000冊突破
なるべく幅広く読もうと心がけていますがミステリ作品が多いと思います。
ブログに感想を書き抜粋を読書メーターにまとめています。
2023年より歴史と倫理学に興味を持ちました。
2025年 網膜の病気で思うように本が読めなくなりました。見える限り読み続けたい。
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