もうこんな家引っ越す！な瞬間はすぐにでも出て行こうと思うのに、いざ荷造りやら日常の風呂や食事ができるようになると妙に落ち着いてしまってより良い間取りを選んだり一週間くらい日程が先延ばしになるのも受け入れている。不思議なもんだ。直接姿を見せたり脅したりするのでなく閉じ込めてじわじわ怖がらせるタイプの対処が難しい怪異。なんか怖いし変だったな。

美術館の中の図書室で紹介されており興味をひいた。見えない人と見るアート。それ用に作られたモノではなく絵画や版画等だ。正解のある絵の説明というより一緒に行った人がどう見てなにを感じ移り変わっていくか、美術館という空間自体を体験している白鳥さん。素晴らしい読み応えだった。後半はちょっと濃厚だったな。クリスチャン・ボルタンスキー。フェリックスゴンザレストレス。見たい！

もうこんな家引っ越す！な瞬間はすぐにでも出て行こうと思うのに、いざ荷造りやら日常の風呂や食事ができるようになると妙に落ち着いてしまってより良い間取りを選んだり一週間くらい日程が先延ばしになるのも受け入れている。不思議なもんだ。直接姿を見せたり脅したりするのでなく閉じ込めてじわじわ怖がらせるタイプの対処が難しい怪異。なんか怖いし変だったな。

これまで何度も性自認の定まっていないキャラクターを描いてきた南Ｑ太。言葉で分類しなくてもなんとなく伝わってくるものはあったけど、分類され自覚することで救われる人もいるのだな。こだわらなくても自分は自分と言い切ってしまえる傲慢さと視野の狭さをわたしも自覚しようと感じた。イヤなババアをイヤなババアとして描くの上手すぎてイヤんなるwけいとさん、あやさんの二人が気持ちよく息のできる結末になるといいなぁ。

いつもの味をどこで食べるか、誰と食べるか。うまいや嬉しいは心がほどけるから分かる感情だったか。あずかりやさんは拒まない。あずかりやさんは受け入れる。そんなあずかりやの店主にも寄り添うひとがいて良かった。相沢さんや一緒にカレーを食べた美女や死んでしまったおじいちゃん。よかったなぁ。

桐島くんだったり透だったりあずかりやさんだったりする店主。店主ではない彼の内面が少しずつ見えてくるような一冊だった。勤勉で正直で聡くて温かい店主の直向きさが染み入る。あずかりやさんののれんをくぐるお客たちもきっとみんなそうで、今は離れておきたいものを見つめ直すきっかけになっている。折れたり傷ついたり、光が失われたりしても新たな出会いと再生のきっかけがあずかりやさんだ。これまでとフォントが変わったのはなんでだ？？

同性の恋物語をギャグや説教モノにせず最後まで少女漫画を貫いたのが素晴らしい。いわゆるBL作品とくくられるものとも違う、ちゃんと少女漫画してたのがとっても良かった。井田の目線で見る青木、青木の目線で見る井田がそれぞれすごく愛らしく、その描き方がウマイ！井田の目の表情がすごいのよ。アルコさんの少ない線での画力が天才的。いつも周りのことを考える青木。表情豊かになった井田。思い込んだら一直線に全力な橋下さん。言葉選びが素直になったあっくん。頼りになる委員長。みんなのキャラもよかった。面白かった！

大福と豆太郎で豆大福か。

井田もけっこう尻に敷かれるタイプで振り回す側の青木は気付いてないんだろうな〜。両者のドキドキを味わえる立場でよかった！

あっくんはまったくも〜ヤキモキしちゃう〜。井田のちょっとの焦りかわいい。

恋人がほしいとかどっかにいい人いないかなとかじゃなく、この人だから好きになって一緒にいたいって大前提を分からない人がいるのはなぜだろう。井田を想って周りに言わないでよ！と思っていた青木が驚くほど自然と付き合っている人の話をできたのがいい。青木は可愛気の具現化した存在だから岡野も西園寺さんもすぐ仲良くなれるのね。あっくんはしもっつぁんコンビも素直同士で見てて気持ちいんだよな〜。

あ〜〜かわいいねぇ青木。はしもっつぁんもかわいいねぇ。

明るく元気なあっくんはチャランポランに見えて優しくていいヤツだし空気読みすぎて気遣い屋さんの青木もいいヤツだし。分からないから付き合ってみる井田と思い詰めてアフロにたどり着く橋下さんはぶっ飛んでる。目指せ青木。

あっくんがいいヤツでよかった〜。橋下さんも強くて良い。青木はほんと健気な子だな。みんな可愛いね。豆太郎も可愛いね。別マで豆太郎(マメタロウ)は懐かしくなる。

すれ違い、行き違い、勘違いがもたらす大間違い。

図書館で借りていた本を文庫で購入。あぁ、石鹸の香りか〜としみじみ切なくなってしまう。あくりゅうのお話好き。

谷鈴木はもう安定してしまったか周囲の人間たちの掘り下げ巻。正反対な君と僕って谷くんと鈴木だけじゃなく山田とにっさんだったり東と平のことでもあったんだな。なんならにっさんとホンちゃんもだし、みんな反対なところで補い合って気付いて過ごしていくんだね。

和央を身内として手に入れて弦を恋人として手に入れた糸真ちゃんは最強の主役でしょ。その二人を引き離すことはできないし、反感買わずに付き合いを続ける唯一の方法。糸真ママよりやり手ですわ。

晴歌のいじらしい吹っ切り方！糸真ちゃんは晴歌を大事にしなきゃいけないよ〜。あと正直にぜんぶ話すことが最善ではないぞ。利用したならせめて気取られずに離れなさいよ。相手も感情のある人間だって分かってないのかね。怖い怖い言うけどそう仕立て上げたのは糸真ちゃんだよ。

無自覚に晴歌を傷つけるな！弓ちゃんは弦に言ってたみたいに、自分が支えてるようで寄りかかっていたんじゃないの？と思ってた。しかしほんとうの意味で自立しようとしてる。一緒にがんばろ〜ね、じゃなくてひとりでもきちんとしていられるように。

弦、和央との接触を解禁とか本人に言っちゃえる子はちょっとやめたほうがいいよねー。

乗り換えたってすごい事言うな〜。弦は持つ者だからその感覚分からないんだろうな。自分のせいじゃないのに悔しいだろうね。弓ちゃんタイプはつえーですよ。

晴歌の素が可愛い。優しく明るい良い子ちゃんの晴歌も、自分がそういう子を良いと思って取り繕っているところが可愛い。糸真パパやりおるな。

いくえみ濃度が高い。糸真パパの行動はけっこう怖い。いくえみさん犬も描くのね。