幼少時習ったチェロを再度習い始めたのは音楽教室で潜入調査をするため。人との関わりを避けていた主人公がどんどん教室の仲間や講師と距離を縮めていき、居場所を見つけたような気持ちの一方会社からの使命を全うすることに対しての罪悪感に苛まされていく。実際にこういう事件があったことも驚きだけど、一気読み面白かった。

幼少時習ったチェロを再度習い始めたのは音楽教室で潜入調査をするため。人との関わりを避けていた主人公がどんどん教室の仲間や講師と距離を縮めていき、居場所を見つけたような気持ちの一方会社からの使命を全うすることに対しての罪悪感に苛まされていく。実際にこういう事件があったことも驚きだけど、一気読み面白かった。

登場人物が多くてこの歳になると整理するのが大変。犯人は最初から分かっていてもその中にあるドロドロとした関係が事件を引き起こしていたラストの展開にこう来ましたかぁって感じでした。舞台とかにしたら面白そう。

家族葬専門の葬儀社に勤める真奈と親友の楓子、なつめの三人を軸にそれぞれが思い悩みもがいて自分の道を見つけていく話。葬祭ディレクターってそこまで嫌がられるん？って気がせんでもないけど、それぞれが自分の尺度で正しさを判断して他人を追い詰めたり、関係を悪くしたりするけれど、相手のもう一歩心の先をみられたら少しだけ理解して落とし所を見つけられるのかもなぁと自分に置き換えて思った次第。

公園の古いカバは人呼んでリカバリーカバヒコ、カバだけに。悩む人々に気づきを与えて元気をくれる。同じマンションの住人がとあるクリーニング屋さんで聞いた伝説？に助けられて次のステップに行くお話。ほっこり、ウルっといい気分で読了。

シリーズものだけどどこから読んでも楽しめる。するすると読んでるけど何かが残るって感じのものではなかった。ラストの展開だけは結構一気に読んだけど。最近の東野圭吾どーも合わない。