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2024年3月の読書メーターまとめ

トラシショウ。
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5
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感想・レビュー
5
ナイス
952ナイス

2024年3月に読んだ本
5

2024年3月のお気に入り登録
1

  • どら

2024年3月のお気に入られ登録
1

  • どら

2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

トラシショウ。
「第2ラウンド開始よ。お人好しの信者達もせいぜい利用させて貰うわ」。一度火が着いた悪意は尚も更なる延焼を求める。ビグ・ザム支配下の元、偶発的に発射されたソーラ・レイが敵味方の別無く全てを焼き尽くしていく中でのイオとダリルらの去就、その後双方に積まれていたあるシステムの真実を経て、二人とカーラを交えた三つ巴の第2ラウンドへ。何はなくともセリフの大半を省いて数回に渡り描かれるソーラ・レイ発射の大破壊のカタルシスが凄まじい。そしてブラウ・ブロとジオングに眠っていたシステムの真相が胸糞過ぎる(以下コメ欄に余談)。
トラシショウ。
2024/03/12 06:19

ダリルは強力なサポート兵装(あと多分オールレンジ攻撃のサイコミュ制御用)として機能していたレヴァン・フウ(生首)とブラウ・ブロを破壊されて明確に弱体化させられた反面、イオ達は脚部プロペラントとその周辺の予備兵装を失って(要はいわゆる「パーフェクト」要素を無くして)単なるジオングに戻っただけなのでイオ側が有利、に見えるけれども、そもそも地上編の終盤でほぼ素のサイコザク一機にスパルタンを落とされている戦歴を考えるとまだまだ全然油断は出来ないだろう(続)。

トラシショウ。
2024/03/12 06:23

そしてレヴァン・フウを射殺した上にそれを隠蔽し南洋同盟をも掌握した事で天井知らずの全能感を得たカーラは本格的にやりたい放題なテンションに。正直一巻からするとここまでの変節、転落、或いは豹変ぶりは隔世の感すら感じさせる。もうダリルが絡みにいった所でどう転ぶ訳でもなさそうだし、レヴァン・フウの意志を受け継ぐと宣言したから自らカーラを始末しにかかるんだろうか。進展そのものは少な目ながらも濃密なドラマを堪能した(了)。

が「ナイス!」と言っています。

2024年3月にナイスが最も多かったつぶやき

トラシショウ。

【追記あり】漫画家・鳥山明先生の訃報に対する反応と関係者からの追悼コメント https://togetter.com/li/2328227 #Togetter @togetter_jpから 本心から正直に言うと、実は今更ながら全く実感が湧かない。十代から触れ続けて最早血肉を超えて酸素レベルにまで染み付いているからか、彼が既にこの世にいない、という事が実感出来ずにいる。だって日本はおろか世界中に、彼の産み出したものやその影響を受けたものがそこかしこに満ち溢れているから、そこに彼を感じ取れるからだ(続)。

【追記あり】漫画家・鳥山明先生の訃報に対する反応と関係者からの追悼コメント https://togetter.com/li/2328227 #Togetter @togetter_jpから 本心から正直に言うと、実は今更ながら全く実感が湧かない。十代から触れ続けて最早血肉を超えて酸素レベルにまで染み付いているからか、彼が既にこの世にいない、という事が実感出来ずにいる。だって日本はおろか世界中に、彼の産み出したものやその影響を受けたものがそこかしこに満ち溢れているから、そこに彼を感じ取れるからだ(続)。
トラシショウ。
2024/03/12 06:33

漫画の「神様」は間違いなく手塚治虫だけれど、少年漫画の王道を築きあげた「王様」は鳥山明だろう。彼の「省略をしないディフォルメ」無くしてSDガンダムや横井孝二は生まれ得なかったし、デザイン事務所出身故のいち漫画家の域を飛び越えた圧倒的なデザインセンスは漫画どころかドラクエというゲームの世界にも轟いている。「不定形のゲル状のモンスター」というオーダーにつぶらな目をしたスライムを描く、なんて芸当は彼以外には出来はしなかっただろう。ドラゴンボールやサンドランドのシリーズ化に向けて死ぬつもりも無かった(続)。

トラシショウ。
2024/03/12 06:38

に違いない。八十歳越えが平均寿命にありつつある昨今を差し引いても、やはり68というのは若過ぎると思う。海外の反応が「日本の漫画家の逝去」ではなく「世界の鳥山明の喪失」として取り扱っている様なのも、彼の底知れない偉大さを感じさせる。漫画家、デザイナー、イラストレーター、鳥山明さん、享年68歳。今まで沢山の喜びと楽しみをありがとうございました。いつか、星の海で。

が「ナイス!」と言っています。

2024年3月の感想・レビュー一覧
5

トラシショウ。
「馬鹿馬鹿しい。リスクしか無いじゃないか⋯」「何言ってんの?リスク無くして成長は無いんだよ。統計の先生も言ってたじゃん。Risk is Opportunity(危険は可能性)だって」。積読消化。危険を避け、保険をかけて穏やかな人生を目指す吉住寛治・40歳。とある理由から崖っぷちの家に住むそんな彼の元に、かつての幼馴染にして急死した元カノの娘(16)が転がり込む事に。リスクしか無い彼女と同居する羽目になったノーリスク中年男の苦難を描く変則ホームコメディ。何か思ってたより面白くてびっくり(以下コメ欄に余談)。
トラシショウ。
2024/03/21 06:29

今回のやんごとなき事情から元カノの娘を引き取る事になる契機や、かつての元カノ・唐草マリアとの結婚を期待しての(崖っぷちの)マイホーム購入にしても、彼がリスク管理を忘れて駆け抜けてしまうのは常にマリアへの恋愛感情が根底にある。彼にとってはマリア(とその娘)はリスク管理の敵でありリスクそのもの、と言えるかもしれない。けれど、実際人生はメリットなくしてデメリットなし、エラーなくしてトライなしである。家庭を持たず穏やかで孤独なリスクの無い人生の果ては世捨て人の孤独死ではないだろうか?(続)。

トラシショウ。
2024/03/21 06:33

読み友さんの感想によればどうやらこれから同居人が増えそうな気配だから、この崖っぷちの家も次第に賑やかになっていくのだろうけど、それでも恐らく行く末に待ち受けているのは「リスク無き穏やかなだけの日々に生きる価値は有るのか」という中年の危機を迎えた寛治の選択と決断、という本作なりの解答なのだと思う。出来れば続けて読んでいきたい。⋯それにしても、その元カノの娘さんの名前が「凛透(リスク)」というのは流石に皮肉が過ぎるんじゃないかな(笑)(了)。

が「ナイス!」と言っています。
トラシショウ。
「ともあれ、その経験があるから我はここに居るのです・「何もしなくてもモテるイケメンのアドバイス」と「本気で恋をしたブ男のアドバイス」・どちらの方が重みが有るでしょうかな?」。積読消化。前巻終盤で陰キャではなく陽キャである事がバレた関くんは意中の相手マリから拒絶され、失意に沈みながらもリアルで接触してきたポン=松田ケンゴと再度マリへのアタックを誓う事に。一方、意中の相手よりも接しやすい松田に好感を抱くマリにコン=相川琥紺は⋯。一巻時点での代理戦争感は薄れ、コミュ障解消自己啓発モノの様に(以下コメ欄に余談)。
トラシショウ。
2024/03/20 06:38

小出し小出しに且つこまめに恋愛や対人関係にまつわる小ネタを放り込んでくる辺りは「かぐや様は告らせたい」譲り、というより赤坂アカが自分の持ち味とか特性と認識してるからなのかな。あまり頻繁にやり過ぎるとあちらとの差別化が薄まるからどうかとは思う(個人的には今くらいのバランスでこれ以上はパス)。話を本編に戻すと、陰キャを学ぶべく漫研に入部した関くん周りの話は、関くんに好感を抱くノブ子と幼馴染の彼女に想いを寄せる南栃くんの空回り珍道中みたいでこれはこれで可笑しい(笑)。サブキャラの話も膨らませるねぇ(続)。

トラシショウ。
2024/03/20 06:51

今巻だけでも何回関くんの無自覚イケメンムーブとノブ子ちゃんの無自覚チョロインぶりに脳を焼かれてるんだ南栃くん(笑)。ナレーションでこの辺の屈辱がのちに彼を大ヒット漫画家にする、という事を明かしてるけど、ココを免罪符にしてひたすらイジッてないか作者(笑)。二巻も面白いんだけど、相変わらずどういう方向に行きたいのか読ませない作品だなぁ(了)。

が「ナイス!」と言っています。
トラシショウ。
「「お前はダメだぞ」⋯お前は死んじゃ!!お前は・本物だ(俺とは違う)お前は自分で自分を解ってない⋯駿!!お前は特別な奴なんだぞ」。前巻から承前、山上隊長の退任当日に起きた印刷工場での放火による救助活動の顛末。まさかの駿=消防隊員の重傷者発生のドラマの熱量が凄まじい。前巻でかなり紙幅を割いてギクシャクしていた二人のようやくの和解を描いていたからこそこの窮地が効いてくる。ちと劇的過ぎる気がしなくもないけど、これだけ丁寧に描かれると文句も出てこない。熱いドラマを魅せてくれるよなぁ(以下コメ欄に余談)。
トラシショウ。
2024/03/15 06:28

また、甘粕が予測している「二年後の7月」についてまるで見て来たかの様な物言いをしていたり、彼については現状読者には伏せられている情報がまだまだ相当量有るように見える。この辺はだいぶ引っ張ってる印象だけど、そろそろ少しずつでも明かしてくれないかなぁ、やはり十朱大吾や駿や雪が本格的にめ組に加入してからになるのかしら。いやしかし、二人してにこやかに表紙を飾ってるからいきなり退場は無いだろうとは思っていたけど、それにしても駿の負傷の絶望感は凄かったな(続)。

トラシショウ。
2024/03/15 06:34

「二年後の7月」について。朝比奈大吾が「現地で拾った」という言葉や手にしたボルトから推測するなら、どうやらこの通称「国難」は(恐らく)日本国内に限った話ではなく、また二年後どころか既にその予兆がどこかに現れつつある、という事か。老朽化した宇宙ステーションの崩落、と以前の感想で書いたけど、ここまでボルトが形を保っている事を考えると宇宙から飛来する訳でもないのか?そして、山上隊長の去就を引き止めようとする甘粕と朝比奈大吾で引き。未来のフラッシュフォワードでは引退してるっぽかったけどなぁ。そのまま次へ(了)。

が「ナイス!」と言っています。
トラシショウ。
「ワシはこの件を最後に・ヒーローを引退する・そうしたらガロウ・ワシとお前はまた師と弟子だ・またイチから出直そうぜ・なぁガロウよ」。怪人協会首魁サイコスを倒すも、ホームレス帝、Gブサイク大総統、黒い精子、エビル天然水ら強力な幹部残党との死闘は続く。一方、怪人化が加速するガロウは遂にかつての師匠であるバングと対峙するが。まだまだ続く怪人協会編の後始末。地味にGブサイク大総統が強い。アトミック斬を体内の溶解液による瞬間溶接で防ぐとか悪質過ぎる。あ、ブラストと異空間に跳んだサイタマは出番無し(以下コメ欄に余談)。
トラシショウ。
2024/03/14 06:29

ガロウ戦で土が着いて以降、このところ良いとこ無しなクロビカリは今回も良いとこ無し(笑)。何だかすっかりメンタル激弱キャラに成り下がってしまったな。相手(の相性)が悪いとは言え、他のヒーロー達が技は破られても心は奮起しているのに比べるとちと見ていられないレベルに格落ちが著しい。アトミック侍の仲間や弟子達が死をも覚悟の激闘に身を投じているから余計にその不甲斐無さが悪目立ちしている。そのアトミック侍は伝説の秘剣日輪継承で強化されそうだけど、先はまだ長そう(続)。

トラシショウ。
2024/03/14 06:45

VSガロウ戦前に挿入されるバングの回想。むしろどっちかというと今のガロウ寄りなキャラだったのか。ちゃんと彼を更生させたボンブが偉いけど、そこでバングが封印していた戦法まで独学で修得して全力で殺しに来ているガロウにどこまで通じるのか。たまたましばらく前のとなジャンの連載更新分でこのあとガロウVSサイタマ戦になるのは知ってるからバングが何らかの形で敗北かサイタマにバトンタッチするんだろうけど、まだそこまでの道筋は見えてこない。次巻辺りで繋がるのかなぁ(了)。

が「ナイス!」と言っています。
トラシショウ。
「第2ラウンド開始よ。お人好しの信者達もせいぜい利用させて貰うわ」。一度火が着いた悪意は尚も更なる延焼を求める。ビグ・ザム支配下の元、偶発的に発射されたソーラ・レイが敵味方の別無く全てを焼き尽くしていく中でのイオとダリルらの去就、その後双方に積まれていたあるシステムの真実を経て、二人とカーラを交えた三つ巴の第2ラウンドへ。何はなくともセリフの大半を省いて数回に渡り描かれるソーラ・レイ発射の大破壊のカタルシスが凄まじい。そしてブラウ・ブロとジオングに眠っていたシステムの真相が胸糞過ぎる(以下コメ欄に余談)。
トラシショウ。
2024/03/12 06:19

ダリルは強力なサポート兵装(あと多分オールレンジ攻撃のサイコミュ制御用)として機能していたレヴァン・フウ(生首)とブラウ・ブロを破壊されて明確に弱体化させられた反面、イオ達は脚部プロペラントとその周辺の予備兵装を失って(要はいわゆる「パーフェクト」要素を無くして)単なるジオングに戻っただけなのでイオ側が有利、に見えるけれども、そもそも地上編の終盤でほぼ素のサイコザク一機にスパルタンを落とされている戦歴を考えるとまだまだ全然油断は出来ないだろう(続)。

トラシショウ。
2024/03/12 06:23

そしてレヴァン・フウを射殺した上にそれを隠蔽し南洋同盟をも掌握した事で天井知らずの全能感を得たカーラは本格的にやりたい放題なテンションに。正直一巻からするとここまでの変節、転落、或いは豹変ぶりは隔世の感すら感じさせる。もうダリルが絡みにいった所でどう転ぶ訳でもなさそうだし、レヴァン・フウの意志を受け継ぐと宣言したから自らカーラを始末しにかかるんだろうか。進展そのものは少な目ながらも濃密なドラマを堪能した(了)。

が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2015/02/20(3351日経過)
記録初日
2015/04/26(3286日経過)
読んだ本
2674冊(1日平均0.81冊)
読んだページ
464419ページ(1日平均141ページ)
感想・レビュー
2673件(投稿率100.0%)
本棚
7棚
性別
年齢
52歳
血液型
O型
職業
フリーター
現住所
東京都
外部サイト
自己紹介

欲しいのは、あなたにとっての正解ではなく、俺にとっての解答です。不作法、お許しあれ。面白ければそれで良い。※感想のコメント欄に作品外のコメントは御遠慮くださいませ。よろしくお願いします。

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