【追記あり】漫画家・鳥山明先生の訃報に対する反応と関係者からの追悼コメント https://togetter.com/li/2328227 #Togetter @togetter_jpから 本心から正直に言うと、実は今更ながら全く実感が湧かない。十代から触れ続けて最早血肉を超えて酸素レベルにまで染み付いているからか、彼が既にこの世にいない、という事が実感出来ずにいる。だって日本はおろか世界中に、彼の産み出したものやその影響を受けたものがそこかしこに満ち溢れているから、そこに彼を感じ取れるからだ(続)。
漫画の「神様」は間違いなく手塚治虫だけれど、少年漫画の王道を築きあげた「王様」は鳥山明だろう。彼の「省略をしないディフォルメ」無くしてSDガンダムや横井孝二は生まれ得なかったし、デザイン事務所出身故のいち漫画家の域を飛び越えた圧倒的なデザインセンスは漫画どころかドラクエというゲームの世界にも轟いている。「不定形のゲル状のモンスター」というオーダーにつぶらな目をしたスライムを描く、なんて芸当は彼以外には出来はしなかっただろう。ドラゴンボールやサンドランドのシリーズ化に向けて死ぬつもりも無かった(続)。
に違いない。八十歳越えが平均寿命にありつつある昨今を差し引いても、やはり68というのは若過ぎると思う。海外の反応が「日本の漫画家の逝去」ではなく「世界の鳥山明の喪失」として取り扱っている様なのも、彼の底知れない偉大さを感じさせる。漫画家、デザイナー、イラストレーター、鳥山明さん、享年68歳。今まで沢山の喜びと楽しみをありがとうございました。いつか、星の海で。
今回のやんごとなき事情から元カノの娘を引き取る事になる契機や、かつての元カノ・唐草マリアとの結婚を期待しての(崖っぷちの)マイホーム購入にしても、彼がリスク管理を忘れて駆け抜けてしまうのは常にマリアへの恋愛感情が根底にある。彼にとってはマリア(とその娘)はリスク管理の敵でありリスクそのもの、と言えるかもしれない。けれど、実際人生はメリットなくしてデメリットなし、エラーなくしてトライなしである。家庭を持たず穏やかで孤独なリスクの無い人生の果ては世捨て人の孤独死ではないだろうか?(続)。
読み友さんの感想によればどうやらこれから同居人が増えそうな気配だから、この崖っぷちの家も次第に賑やかになっていくのだろうけど、それでも恐らく行く末に待ち受けているのは「リスク無き穏やかなだけの日々に生きる価値は有るのか」という中年の危機を迎えた寛治の選択と決断、という本作なりの解答なのだと思う。出来れば続けて読んでいきたい。⋯それにしても、その元カノの娘さんの名前が「凛透(リスク)」というのは流石に皮肉が過ぎるんじゃないかな(笑)(了)。
小出し小出しに且つこまめに恋愛や対人関係にまつわる小ネタを放り込んでくる辺りは「かぐや様は告らせたい」譲り、というより赤坂アカが自分の持ち味とか特性と認識してるからなのかな。あまり頻繁にやり過ぎるとあちらとの差別化が薄まるからどうかとは思う(個人的には今くらいのバランスでこれ以上はパス)。話を本編に戻すと、陰キャを学ぶべく漫研に入部した関くん周りの話は、関くんに好感を抱くノブ子と幼馴染の彼女に想いを寄せる南栃くんの空回り珍道中みたいでこれはこれで可笑しい(笑)。サブキャラの話も膨らませるねぇ(続)。
今巻だけでも何回関くんの無自覚イケメンムーブとノブ子ちゃんの無自覚チョロインぶりに脳を焼かれてるんだ南栃くん(笑)。ナレーションでこの辺の屈辱がのちに彼を大ヒット漫画家にする、という事を明かしてるけど、ココを免罪符にしてひたすらイジッてないか作者(笑)。二巻も面白いんだけど、相変わらずどういう方向に行きたいのか読ませない作品だなぁ(了)。
また、甘粕が予測している「二年後の7月」についてまるで見て来たかの様な物言いをしていたり、彼については現状読者には伏せられている情報がまだまだ相当量有るように見える。この辺はだいぶ引っ張ってる印象だけど、そろそろ少しずつでも明かしてくれないかなぁ、やはり十朱大吾や駿や雪が本格的にめ組に加入してからになるのかしら。いやしかし、二人してにこやかに表紙を飾ってるからいきなり退場は無いだろうとは思っていたけど、それにしても駿の負傷の絶望感は凄かったな(続)。
「二年後の7月」について。朝比奈大吾が「現地で拾った」という言葉や手にしたボルトから推測するなら、どうやらこの通称「国難」は(恐らく)日本国内に限った話ではなく、また二年後どころか既にその予兆がどこかに現れつつある、という事か。老朽化した宇宙ステーションの崩落、と以前の感想で書いたけど、ここまでボルトが形を保っている事を考えると宇宙から飛来する訳でもないのか?そして、山上隊長の去就を引き止めようとする甘粕と朝比奈大吾で引き。未来のフラッシュフォワードでは引退してるっぽかったけどなぁ。そのまま次へ(了)。
ガロウ戦で土が着いて以降、このところ良いとこ無しなクロビカリは今回も良いとこ無し(笑)。何だかすっかりメンタル激弱キャラに成り下がってしまったな。相手(の相性)が悪いとは言え、他のヒーロー達が技は破られても心は奮起しているのに比べるとちと見ていられないレベルに格落ちが著しい。アトミック侍の仲間や弟子達が死をも覚悟の激闘に身を投じているから余計にその不甲斐無さが悪目立ちしている。そのアトミック侍は伝説の秘剣日輪継承で強化されそうだけど、先はまだ長そう(続)。
VSガロウ戦前に挿入されるバングの回想。むしろどっちかというと今のガロウ寄りなキャラだったのか。ちゃんと彼を更生させたボンブが偉いけど、そこでバングが封印していた戦法まで独学で修得して全力で殺しに来ているガロウにどこまで通じるのか。たまたましばらく前のとなジャンの連載更新分でこのあとガロウVSサイタマ戦になるのは知ってるからバングが何らかの形で敗北かサイタマにバトンタッチするんだろうけど、まだそこまでの道筋は見えてこない。次巻辺りで繋がるのかなぁ(了)。
ダリルは強力なサポート兵装(あと多分オールレンジ攻撃のサイコミュ制御用)として機能していたレヴァン・フウ(生首)とブラウ・ブロを破壊されて明確に弱体化させられた反面、イオ達は脚部プロペラントとその周辺の予備兵装を失って(要はいわゆる「パーフェクト」要素を無くして)単なるジオングに戻っただけなのでイオ側が有利、に見えるけれども、そもそも地上編の終盤でほぼ素のサイコザク一機にスパルタンを落とされている戦歴を考えるとまだまだ全然油断は出来ないだろう(続)。
そしてレヴァン・フウを射殺した上にそれを隠蔽し南洋同盟をも掌握した事で天井知らずの全能感を得たカーラは本格的にやりたい放題なテンションに。正直一巻からするとここまでの変節、転落、或いは豹変ぶりは隔世の感すら感じさせる。もうダリルが絡みにいった所でどう転ぶ訳でもなさそうだし、レヴァン・フウの意志を受け継ぐと宣言したから自らカーラを始末しにかかるんだろうか。進展そのものは少な目ながらも濃密なドラマを堪能した(了)。
欲しいのは、あなたにとっての正解ではなく、俺にとっての解答です。不作法、お許しあれ。面白ければそれで良い。※感想のコメント欄に作品外のコメントは御遠慮くださいませ。よろしくお願いします。
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ダリルは強力なサポート兵装(あと多分オールレンジ攻撃のサイコミュ制御用)として機能していたレヴァン・フウ(生首)とブラウ・ブロを破壊されて明確に弱体化させられた反面、イオ達は脚部プロペラントとその周辺の予備兵装を失って(要はいわゆる「パーフェクト」要素を無くして)単なるジオングに戻っただけなのでイオ側が有利、に見えるけれども、そもそも地上編の終盤でほぼ素のサイコザク一機にスパルタンを落とされている戦歴を考えるとまだまだ全然油断は出来ないだろう(続)。
そしてレヴァン・フウを射殺した上にそれを隠蔽し南洋同盟をも掌握した事で天井知らずの全能感を得たカーラは本格的にやりたい放題なテンションに。正直一巻からするとここまでの変節、転落、或いは豹変ぶりは隔世の感すら感じさせる。もうダリルが絡みにいった所でどう転ぶ訳でもなさそうだし、レヴァン・フウの意志を受け継ぐと宣言したから自らカーラを始末しにかかるんだろうか。進展そのものは少な目ながらも濃密なドラマを堪能した(了)。