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7月の読書メーターまとめ

やいっち
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7月のトップ感想・レビュー!

やいっち
小池作品は初めてか。本書は短編集。表題の「夜の寝覚め」は、夜(中)に眠りから目がさめること。目覚めじゃない。主人公らはいずれも四十代かあるいはそれ以上。女としての最後の時期を嫌でも自覚せざるを得ないのか。若いころの奔放さは望むべくもないが、女をすっかり忘れさるなどできない。出会いを求め、あるいは遠い過去の男の影を追うか。
やいっち
2019/07/31 20:48

主人公らは、待つ女じゃなく、自ら追い求める主体的な女たち。多くが不倫だが、一昔前のドロドロの愛憎劇に陥らない。互いの世界を壊さないよう、互いに秘密を守って関係を続けていく。時代なのかな。何処かサラっとしている。当人は真率だし、最後の恋と懸命なのだが、不倫劇の泥沼感なしに読める……ことはいいのか。

が「ナイス!」と言っています。

7月のトップつぶやき!

やいっち

芭蕉の句集は、「奥の細道」も含め、若い頃から触れてきた。芭蕉は、ある意味、我輩には罪な存在である。なぜなら、詩的センスに(も)欠けると自覚してきた自分だが、ほとんど唯一芭蕉の俳句だけは、この鈍な自分にも俳句の世界の奥深さを感じさせてくれた。が、それが大いなる誤解、勘違いだった。そうじゃなく、我輩のごとき鈍い感性の者の感受性にすら突き刺さるほどに、芭蕉の句の持つエネルギーはすさまじいということを示しているに過ぎないのだ。それが証拠に以後、詩の世界に広く見開かれることはなかったではないか! ああ罪深き芭蕉!

やいっち
2019/07/10 18:59

そうした勘違いをさせた罪深き人がもう一人。それは、宮沢賢治!

が「ナイス!」と言っています。

7月の感想・レビュー一覧
17

やいっち
小池作品は初めてか。本書は短編集。表題の「夜の寝覚め」は、夜(中)に眠りから目がさめること。目覚めじゃない。主人公らはいずれも四十代かあるいはそれ以上。女としての最後の時期を嫌でも自覚せざるを得ないのか。若いころの奔放さは望むべくもないが、女をすっかり忘れさるなどできない。出会いを求め、あるいは遠い過去の男の影を追うか。
やいっち
2019/07/31 20:48

主人公らは、待つ女じゃなく、自ら追い求める主体的な女たち。多くが不倫だが、一昔前のドロドロの愛憎劇に陥らない。互いの世界を壊さないよう、互いに秘密を守って関係を続けていく。時代なのかな。何処かサラっとしている。当人は真率だし、最後の恋と懸命なのだが、不倫劇の泥沼感なしに読める……ことはいいのか。

が「ナイス!」と言っています。
やいっち
アルキメデス、アル=フワーリズミー、ニュートン、オイラー、ガロア、リーマン、ポアンカレ、チューリング、ラマヌジャン、マンデルブロなど、世に知られている数学者らもだが、本書では、「オーガスタ・エイダ・キング:数の魔女」 「ソフィア・コワレフスカヤ:初の偉大な女性」 「エミー・ネーター:学問の慣例を覆す」と、大方の数学史の本ではあまり扱わない女性の数学者にも目配りしていることが特色だろう。
やいっち
2019/07/27 21:45

本書の意図は、名うての数学者と云えども、実に多彩な人々だということを示すことだろう。ガウスのように幼くして数学的センスを示す人がいる一方で、アインシュタインやニュートンはさほどでもなかった。記憶力の抜群な人物もいれば、苦手な人もいる。多くの就学者は視覚的な思考をするが、中には3次元の形をイメージするのが苦手なトポロジー学者もいる。幾何学的洞察に優れた人もいれば、あくまで代数的思考に徹する人もいる。政治活動に関わる人もいれば、政治には一線を画する人もいる。

やいっち
2019/07/27 21:45

イアン・スチュアート が強調するのは、誰も皆、数学を愛し、数学に取り付かれていた。もっと稼げる仕事を諦め、家族の反対にも関わらず、変人扱いされても、見返りも評価もなくても、数学することに邁進した。  ただでは、何が彼らをそこまで駆り立てたのか、それはイアン・スチュアート にも謎だと告白している。

が「ナイス!」と言っています。
やいっち
サックスの本は数多く翻訳されている。知る限りで15冊ほどか。吾輩は少なくとも10冊は読んできた。一度ならず読んだ本も何冊か。中でも、『タングステンおじさん』は我が愛読書。これまで3度は読んだ。上掲書は、サックスの最後の言葉の書だとすれば、『タングステンおじさん』は、彼の幼少期からいよいよ医学者たる決意をするまでを描いている。  以前、以下のように書いたことがある(「自分の体で実験したい!」より):
やいっち
2019/07/27 21:44

化学の研究に生涯を捧げた人は、ヨーロッパに限っても、古来より実に多くの人がいる。それこそ、錬金術というとんでもなく分厚い研究の歴史のあるヨーロッパなのである。ニュートンも晩年まで錬金術の研究に没頭したが、現代と言っていいはずのオリヴァー・サックスの幼少時代にも、そんな分厚い化学(科学)研究の土壌と雰囲気が濃厚に漂っている。

やいっち
2019/07/27 21:44

そんな若き日を送ったサックスも、ついに亡くなってしまった。新刊書が出る楽しみもなくなったわけである。

が「ナイス!」と言っています。
やいっち
平野氏の本を初めて読んだのは、処女作なのか、『日蝕』。単行本が刊行された直後に買って読んだ。が、読めない漢字が少なからず、肝心の作品の世界に入れなかった。別に、若書きの作品の(小生が感じる)生硬さ、高飛車さを反省したわけではなかろうが、本書を読んで感じたのは、小説としてずっとこなれているし、吾輩のような平凡な読み手にも作品の中に入れるし、楽しめさえできたこと。
kaho
2019/07/26 00:57

私は「葬送」から入りました。 賢さや研究したんだよ、という努力感が鼻に付く感じは若干あったけれど、凄い人が出てきな!この人先が楽しみだな! という感慨はとても強く得ました。

やいっち
2019/07/26 10:39

いつか、長編を読みたいな。何がいいやら。

が「ナイス!」と言っています。
やいっち
ウエルベックの本書は、朋あり遠方より来るの感が強い。欧米の弱肉強食の社会、方向性などない、ひたすらな生の盲目的進化(論)、野蛮なほどの生の生きんとする力を感じた。ショーペンハウエルの哲学(表現)は、同時に読み出したニーチェより遥かに凄まじい。狂暴ですらある。若き我輩を覚醒する力があった。ショーペンハウエルは、勉強家で貪欲に読書(勉強)した。ただ、自らの哲学を傍証する科学的成果を探していたようで、やや苦笑。ショーペンハウエルは、二十代で洞察し表現し尽くして、あとの人生は厭世家としての長い余生となった。
やいっち
2019/07/24 20:45

本書は中途で終わっているらしいが、あるいは、意欲が高まって創作へ向かってしまったのではなかろうか。

が「ナイス!」と言っています。
やいっち
ようやく読了した。数か月を要した。主に仕事中の合間に少しずつ。上巻でも、下巻に入ってからでも、折々呟いたが、本文を読んで、とうとう最後まで理解が及ばない。天才の思考や発想が吾輩のような凡俗には、ただただ字面を眺めるのみ。ただ同時に、豊富に載っている画像は、どれもこれも楽しい。本文との絡みが理解できなくとも、クレーの作品は素晴らしい。
やいっち
2019/07/22 21:42

クレーの絵には、動きを感じる。音楽が好き(ヴァイオリンを弾く)なこともあるのだろう、音楽を感じる。同時に、いい意味での原始性を感じる。あるいは幼児性というべきか。大方の人間は、そうした幼児性は物心を常識、社会性を身に着ける過程で、早々と喪失していく。だが、年齢的に大人になっても失わない例外の人もいる。そんな幼児性を保ったままでは生きづらいのである。だが、クレーには原始の音楽や幼児の感性が豊かに息づいている。やはり、好きだ。

やいっち
2019/07/22 21:42

参照:拙稿「谷川晃一著『絵はだれでも描ける』」 http://atky.cocolog-nifty.com/manyo/2005/01/post_11.html

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やいっち
ネタバレ三つの短編集。「桜島」は、作家自身、富士山の測候所に6年勤めるなど、観測などの経験もあり、研究者・技術者の気質をそつなく描いていて、佳品。「神通川」は、イタイイタイ病に医師としての名誉と覚悟を描き切っていて好品。思わず涙してしまった。「北方領土」は、他の作品同様、取材を重ねるも、小説の糸口が見出だせず、流氷か漁船に乗って墓参のため、国後島へ密航を図る。気持ちは分からんでもないが、ちょっと話として無理矢理っぽい。
が「ナイス!」と言っています。
やいっち
表題のレズビアンに惹かれて手にした。好奇心で。が、本書においてレズビアンとは、従前の文学においては無視か視野に入らなかった、女性同士の交流をテーマにする文学を扱い、そんな初期の作品群を紹介している。過日の直木賞候補が全員女性だったのは耳目に新しい。現代では当たり前のテーマだが、先駆者らは偏見との闘いで、筆名を男性にしたり曖昧にしたり。19世紀のジョージ・エリオットが有名だが、20世紀の半ばに至るも事情は大して変わっていない。こうした作品群を示されて新鮮だったんだろうし、勇気づけられただろう。
が「ナイス!」と言っています。
やいっち
そもそもゴドーとはいったい何者なのか。安易にゴッドと思っていいのか。が、神という呼称で一体なにを思い浮かべたらいいのか、誰が告げることができよう。人には神の名を口にすることはできない。が、神を信じ、ひたすら神の世界がこの世に実現することを待てばいいのか。何をどうやっても、人間にできることは、ホームレスの駄弁以上のことではなない。神の前では、人だろうと、およそ地上のどんな動植物だろうと、団栗の背比べに留まるのだ。人はただ、沈黙の中で、あるいは多弁を弄して、何物かのいつの日かの到来を待ち続けるだけなのである。
が「ナイス!」と言っています。
やいっち
前野 浩太郎著の『バッタを倒しにアフリカへ』(光文社新書)を連想させる好著。研究者らが好きなテーマを追って、汗水たらし、時に危険をも顧みず、ひたすら研鑽する日々を描く。  冬虫夏草なんて、当初は気持ち悪いだけだったが(申し訳ない)、冬虫夏草好きな研究者も、専門家ではないが、マニア的な人々が互いに情報を交換し合っていたりする。そうは言っても、冬虫夏草好きはそう多いわけではなく、研究者やマニアは偏在していて、研究成果がも偏っているとか。
やいっち
2019/07/17 21:00

吾輩には、協力するガッツはないが、せめて本書を採り上げることで、少しでも脚光が浴びればと思う。

が「ナイス!」と言っています。
やいっち
温暖化の影響は、鳥も免れるわけに行かない。特に子育てに数年を要するような鳥に厳しい。 子育て期間が長い イコール 進化に手間取る。長距離の渡りの末にたどり着いたら、気候風土が変わっていた、など環境の急変。本書を読んで興味深かったのは、人間はどうしても、知能の高さに関心を抱いてしまうこと。科学者も例外じゃない。あの鳥は頭がいい。餌の隠し方が上手。ハトの帰巣の見事さ。星、地磁気、風土の匂い、風向き、波、視界に広がる光景……。では、人間から見て賢い鳥が生き抜く力があり、悪いとダメなのか。一概にそうも言えない。
が「ナイス!」と言っています。
やいっち
(前略)時代を遡り交錯させ、新大陸と旧大陸を対照させ、悲劇の神話性と同時にあの惨劇をリアルに顕在化させたいという思いが錯綜している。バロック協奏曲というが、狂騒曲の趣がある。詩的幻想の世界。幻想でなければ実現しえない偉大をこそ、カルペンティエールは表現しようとしたのかもしれない。本書を読む際には、題名から来る高雅なイメージとはまるで違うと覚悟が必要だろう。  (全文はブログにて)
が「ナイス!」と言っています。
やいっち
日野草城、水原秋桜子、川田順、富安風生、中田みづほ、山口青邨、西東三鬼、秋元不死男ら、関わった人物群がさすが。若いころ、住友の社員だったり嘱託として俳句に勤しんだという。住友の懐の広さを感じる。本書は父の蔵書。書庫から引っ張り出してきた。父はサラリーマン時代、俳句に凝っていた。同人誌にも関わっていた。同人らは、箱入りの立派な装丁の句集をたぶん、自費出版している。我が家には20冊もの句集がある。父もいつかは出したかったのだろうか。
が「ナイス!」と言っています。
やいっち
父の蔵書だと思われる。書庫にて発見。父はサラリーマン時代、山登りに熱心だったようで、寝室の押し入れに登山靴が今も残っている。父が山登りなら、吾輩はオートバイでのツーリング。30年のライダー生活を2006年に一旦引退したが、一昨年再開。吾輩は、山というと、学生時代、友人らと立山へ上り、頂上付近で雷鳥に遭遇したことと、富士山登頂の体験があるばかり。本格的な登山の厳しさなど知る由もない。
やいっち
2019/07/07 21:11

そもそも、今でこそ立山連峰への思い入れを折々語ったりするが、自分が子供の頃、それほど立山連峰への思い入れがあった記憶はない。それより、特に学生時代からだが、まさに逆に神通川の右岸土手に立ち、対岸に見える呉羽山の山並みを眺めるのが好きだった。夕日の沈む光景を楽しんだものだ。この楽しみは社会人になっても続いた。自宅から十数分歩いて土手へ。それにしても、父はどのような気持ちで登山に凝ったのだろう。生前、この話を聞かなかったことが悔やまれる。

が「ナイス!」と言っています。
やいっち
読み始めの数頁でこれは読めると実感。物語の概要は上記の通り。作者は詩人だという。どんな詩を書くのか知らないが、戦時下での多くは若者たちの切迫した様子の描写が息を呑むほど見事。スパイだったり、地雷を無力化することにひたすら全神経を傾注する工兵の鬼気迫る工作作業。正体不明の瀕死の患者を話の焦点に置くことで、彼の周辺の人物たちが普通なら表にしない感情や本音を晒してしまう。詩人である作家は、人物描写も情景描写も日常の中に潜むモノやコトの生々しさを喚起する技法を駆使して現出させていく。
やいっち
2019/07/05 21:36

薄皮一枚剥いだら、そこには明日をも知れぬ命、血肉が滾っている……そのことを思い知らせてくれる。そういった詩人だからこその作品なのである。

が「ナイス!」と言っています。
やいっち
水の果たすマグマやプレートテクトニクスでの役割の大きさに驚いた。せいぜい水蒸気爆発で威力を示す……程度が吾輩の理解だった。水は、水素イオンとHOイオンとに分離して岩石などに成分として含まれ、鬼子のような働きを為す。日本は幾つものプレートが集積し、沈み込み、あるいは乗り上げている。プレート同士の複雑な関りが火山や地震という形になって現れる。太平洋側(に限らないが)では、いよいよ津波を伴う巨大地震が迫っている。関東沿岸にはしばしば津波が襲ってきた。地震の予測ができない以上、人の備えが大事と認識させられた。
が「ナイス!」と言っています。
やいっち
見えざる差別との不毛な、しかし逃れようのない戦い。その血脈を背負って生まれたというだけで、無方向な情念は行き場を失い、強姦と暴力との応酬という縮小再生産の世界に嵌ってしまう。  本書では、何度かの火事の場面が登場する。誰が火を点けたのか。一切を清算してしまいたいという止みがたい情念の結果なのか。暗い歴史の傷を刻まれた土地は、中央資本のカネが入り込むことで、一切の人間的脈絡など頓着せず、更地にされてしまう。声が消されてしまう。
ばたやん@かみがた
2019/07/02 20:36

それ故に今朝、現在権力に依らずして日常において発生している例として福島の例を取り上げさせて頂いた訳です。/今の両親を見ていても、また将来の自分を考えても“老人差別”が目前の問題としてあります。特効薬なんてものはなく、地道に真実を説き続ける他に差別を緩和する道はない、そんな思いから昨日来コメント欄を汚させて頂いきました。長文失礼いたしました。(了)

やいっち
2019/07/02 21:52

ありがとうございました。

が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2015/03/04(1635日経過)
記録初日
2008/07/02(4071日経過)
読んだ本
579冊(1日平均0.14冊)
読んだページ
210686ページ(1日平均51ページ)
感想・レビュー
517件(投稿率89.3%)
本棚
10棚
性別
現住所
富山県
外部サイト
URL/ブログ
http://atky.cocolog-nifty.com/bushou/ 
自己紹介

読むこと、書くこと、居眠りすることが好き。
読書範囲は、哲学や文学から物理学や天文学、生物学、古代史、考古学、絵画や音楽と幅広く。
苦手なのは、法律やマニュアル本など。
自分で小説やエッセイを書いたりしてます。
旅行やグルメ、スポーツ、コンサートも楽しみたいけど、こっちはなかなか実現しない。

外部ブログも10年以上になります:
日々の日記:「壺中山紫庵」 http://atky.cocolog-nifty.com/bushou/
創作の館:「壺中方丈庵」 http://atky.cocolog-nifty.com/houjo/


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