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2025年6月の読書メーターまとめ

やいっち
読んだ本
13
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感想・レビュー
11
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2025年6月に読んだ本
13

2025年6月にナイスが最も多かった感想・レビュー

やいっち
イザベラ・バードの研究書と思って手が出たのだが、「英国人作家と通訳の青年、北への旅は困難を極め……。対照的な二人が織りなす文明衝突旅を開国直後の日本を舞台に描く歴史小説。」ということで、時代小説だった。 「三浦半島の下級武士の子・伊東鶴吉は、維新後に通訳となる。」父が幕末に函館へ行き生死不明のため、父の消息を確かめるため、バードに付き随う。ということで、脇役の伊東鶴吉に(も)脚光を浴びさせたのが特色。
やいっち
2025/06/16 12:43

植松 三十里(みどり)氏は、「静岡市出身。東京女子大学史学科卒業後、婦人画報社勤務、七年間の在米生活、建築都市デザイン事務所勤務などを経て、フリーランスのライターに。」という方。初めて読む作家である。イザベラ・バードが取り持つ縁。 

やいっち
2025/06/16 12:43

ちなみに、本書の表紙のイラストは、ヤマモトマサアキの手になる。

が「ナイス!」と言っています。

2025年6月にナイスが最も多かったつぶやき

やいっち

植木や草花たちの凄まじい成長力に圧倒される日々。好きな本を読むことが癒し…だったらいいな。  2025年5月の読書メーター 読んだ本の数:14冊 読んだページ数:4021ページ ナイス数:5580ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/556130/summary/monthly/2025/5

植木や草花たちの凄まじい成長力に圧倒される日々。好きな本を読むことが癒し…だったらいいな。  2025年5月の読書メーター 読んだ本の数:14冊 読んだページ数:4021ページ ナイス数:5580ナイス  ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/556130/summary/monthly/2025/5
えか
2025/06/04 01:37

やいっちさん、いつも、ナイス、コメント、ありがとう、ございます。やいっちさんちのお庭の草花に毎回癒されております。今月も、宜しく、お願いします。

やいっち
2025/06/04 04:18

えかさん こちらこそナイスやコメント嬉しく思ってます。庭に目立つのは、野草ばかり。もしかしたら雑草なのかな? 苗から育てた花より開花する野草に彩られる庭。何とか彼岸花が迷い込んでこないかと願ってます。

が「ナイス!」と言っています。

2025年6月の感想・レビュー一覧
11

やいっち
上巻はありがちなエロ小説っぽくて、やや退屈だったが、下巻に入って小説らしくなったかな。  性愛を描く小説は、男性が書いたものじゃなく、女性が書いたものを読みたいというのが吾輩の読書上の選択。男性の描いたものは、大概が想像が付く。生理的な感覚も含め、女性ならではの官能表現があるのではと期待してしまう。あるいは男性との考え方の違い、そして齟齬、欲求不満とかを顕在化し得るのではと。
やいっち
2025/06/30 09:23

この四月には、藤かんな著『はだかの白鳥 阪大大学院卒でAV女優に』(飛鳥新社)を読んで妄想を逞しくしつつも感銘を受けたものだった。こちらは、大阪大学大学院(理系)を卒業して、一部上場企業に勤めた藤氏がなぜAV女優の道を選んだのかを書いたもの。同氏が勤務時代、男性にHを求められると、断れない性分で応じてきたものだったというくだりにかなり萌えたものである。AV女優らの情報発信も増えている(らしい)。

やいっち
2025/06/30 09:23

女性だって猟色家(漁色家)だっていいじゃないか…なんて主張まではこの小説では描いてない。社会的な抵抗、その前に常識に囚われがちな制約との葛藤が女性の行動を縛っている…その葛藤こそが物語となっている。その前に、主人公は脚本家、つまりは創作の人。何物にも縛られずに自由な創造や表現を目指すはずの人。殻を破れるかという葛藤の書のはずだが、その点の探求は物足りなかった気がする。

が「ナイス!」と言っています。
やいっち
「文壇に衝撃を与えた迫力の官能長篇!」とのことだが、女性の側からの迫真の性描写は興味津々。だけど、ともすると安手のポルノ本かのような印象も。そこはさすがに村山由佳で、タイプの違う男との交情で次第に深みに誘い込んでくれる。下巻に期待か。かつてラジオの深夜番組で同氏が語り手となっている話を聞く機会が何度かあった。セクシーな語り口に魅せられたっけ。早速下巻へ。
が「ナイス!」と言っています。
やいっち
著者のアモリナ・キングドンは、「ブリティッシュコロンビア州のビクトリアに在住するサイエンスライター。海の生き物が音をどのように利用しているのか興味をそそられたキングドンは、音響学者たちと交流し、自分でも海に出かけて魚たちのユニークな音をハイドロフォンで聞き取ることに挑戦する。(中略)多くの科学者の長年にわたる努力によって海のなかの音の実態が明らかになっていくプロセスや、魚たちが人間とは違う形で音を聞き取る能力についての解説は読みごたえがある。」
やいっち
2025/06/23 04:42

今求められているのは、いよいよ資源獲得競争に駆け出しつつある北極海や深海の探索に際し、音による環境破壊の齎す海の生き物への影響を最小限にするべく、早急に対策を打つことだろう。

やいっち
2025/06/23 04:42

それはそれとして、視覚に頼りづらい環境にあって、「音でコミュニケーションを取る水中生物は多く、海の中は賑やかな会話にあふれている。」ことに思いを致すことは我々の世界を豊かにすることでもあると思う。

が「ナイス!」と言っています。
やいっち
「1947年、ユダヤ系の家庭に生まれたアーチボルド・ファーガソンの、驚くべき仕掛けに満ちた成長物語。ドジャースLA移転、ケネディ暗殺、ベトナム反戦運動。50~70年代のアメリカを生きる若者の姿を、緻密で独創的な四重奏で描く。」というもの。
やいっち
2025/06/22 06:17

題名の『4 3 2 1』は一見奇を衒ったようだが、生きる上で人生のどの瞬間にも選択の時が常にあり、有り得た他の可能性としての人生を生きた可能性の中の<私>が現にここにある自分に量子の波のように収斂しては錯綜し発散することもある。<私>とは、錯綜する波の積み重なりでありどれが実相なのかは自身の選択に依存する。選択は責任と裏腹なのかもしれない。

やいっち
2025/06/22 07:21

アメリカの病の深甚さをつくづく。トランプの登場も必然だったのか。巨大国家アメリカの混迷は世界を巻き込んでしまう。ユダヤ人問題、黒人と白人との相克、が、全くオースターの視野にないのは、先住民族(インディアン)の存在(あるいは抹殺された先住民の無視)。ヨーロッパからの白人移民は南北、特に北米の地を更地にした。いま、イスラエルがガザなどを更地にしようとしてる。アメリカの力に後押しされて。そうした問題意識の欠如無関心は痛々しい。

が「ナイス!」と言っています。
やいっち
「明治初年の東京を舞台に、「最後の木版浮世絵師」となった小林清親の半生を描く」時代小説。明治の小林清親は、大正昭和に活躍した川瀬巴水 (かわせはすい 拙稿「川瀬巴水 旅情詩人と呼ばれた版画絵師 没後50年展」)と共に、明治以降で好きな浮世絵師の一人。ほかに土屋 光逸なども見逃せない(拙稿「古代の東海道沿いに住んでいた」など参照)。
やいっち
2025/06/19 18:15

こうした明治や大正、昭和の浮世絵師の絵に関心を抱くのは、絵の魅力もさることながら、吾輩が78年から30年ほど東京に在住し、仕事で恐らくは大概の住民よりは細かく(車で、オートバイで、徒歩で)動き回ったからでもある。昼間は勿論、夜半や未明に至る東京の姿を見つめてきた。駄文の類いも数千も書き綴ってきた。大半は水泡に帰したが、紙面に画面に向かいつつ拙稿を刻んできた、その故かもしれない。

が「ナイス!」と言っています。
やいっち
イザベラ・バードの研究書と思って手が出たのだが、「英国人作家と通訳の青年、北への旅は困難を極め……。対照的な二人が織りなす文明衝突旅を開国直後の日本を舞台に描く歴史小説。」ということで、時代小説だった。 「三浦半島の下級武士の子・伊東鶴吉は、維新後に通訳となる。」父が幕末に函館へ行き生死不明のため、父の消息を確かめるため、バードに付き随う。ということで、脇役の伊東鶴吉に(も)脚光を浴びさせたのが特色。
やいっち
2025/06/16 12:43

植松 三十里(みどり)氏は、「静岡市出身。東京女子大学史学科卒業後、婦人画報社勤務、七年間の在米生活、建築都市デザイン事務所勤務などを経て、フリーランスのライターに。」という方。初めて読む作家である。イザベラ・バードが取り持つ縁。 

やいっち
2025/06/16 12:43

ちなみに、本書の表紙のイラストは、ヤマモトマサアキの手になる。

が「ナイス!」と言っています。
やいっち
旧版に若干の追加、再構成。改めて良書と感じた。サイエンス入門書として読んでもいい。年縞博物館へツーリングした四年前を思いつつ本書を楽しんだ。
が「ナイス!」と言っています。
やいっち
児童文学の傑作ともされる。できれば吾輩も子供の頃に読んでおきたかった。一方、馬を生き物扱いしない当時の英国社会や黒馬ということで、人種の偏見、さらには女性差別、ひいては社会への告発の意図が思わず知らずあったのかもしれない。労働者の深甚な環境など、児童文学の域を超えている面もある。
やいっち
2025/06/08 16:10

吾輩は、スナウラ・テイラー 著『荷を引く獣たち ―― 動物の解放と障害者の解放』(今津有梨 訳 洛北出版)やピーター・シンガー著『新・動物の解放』(晶文社)などの延長で読んでみた。参考にはならなかったが。読むには、叙述が単調で辛かった。

やいっち
2025/06/08 16:10

作者のアンナ・シューウェルは、「英国ノーフォークで敬虔なクエーカー教徒の家庭に生まれる。14歳で足首に重傷を負ったのがきっかけで両足が不自由となり、移動を馬車に頼る生活を余儀なくされる。(中略)7年近くかけて執筆した『黒馬物語』を1877年に発表。「馬に対するやさしさ、同情心、理解ある扱いを促すこと」を目指した同作は発売直後から大ベストセラーとなり、近代社会における馬の扱いが格段に改善されるきっかけになった。(以下略)」

が「ナイス!」と言っています。
やいっち
「2007年5月、ウィスコンシン小児病院に2歳の男の子がやって来た。食事をするたびに腸に小さな穴が開き、その穴が皮膚表面まで通じてそこから便が漏れるという奇病を患っている。 「10億人にひとり」レベルの稀な症例を前に、医師たちは様々な検査をするが原因がまったくわからず、 過去の文献にも例がない。このままでは10歳までもたないと思われた。」 この難病奇病に本人はもとより母親等親族も振り回されどうし。医者ら医療関係者も困惑するばかり。対処療法に終始。
やいっち
2025/06/06 13:17

解説の井本清哉氏によると、治療対象本人の「謎に満ちた病気の原因と思われる遺伝子異常は突きとめられる。治療も有効であった。ハッピーエンドを期待したい。しかし、ゲノム情報はさまざまな難題を家族に投げかける。ゲノム情報は、血縁者間で共有されるからである。ニック君の場合、病気の原因と思われる遺伝子異常は、母親から受け継いだものだった」!

やいっち
2025/06/06 13:17

井本清哉氏は解説の最後で語る:「是非この機会に遺伝とは何か、ゲノムを調べることの利益と不利益、健康や家族、未来の医療について、自分自身にも起こりうることとして考えて頂きたい。」と。訳本は2018/11発売だが、少なくとも吾輩は今もリアルなドキュメントとして読めた。

が「ナイス!」と言っています。
やいっち
既に読んだし、感想も当時この場で書いている!
が「ナイス!」と言っています。
やいっち
物理学者としても実績を残されているらしいが、驚くのは記憶力。解説の藤森照信 氏が評するように、「自分をレンズと化して 過去を写生した視覚の人」なのだろう。卓抜な表現力で遠い記憶を蘇らせる、その叙述が素晴らしい。  藤森照信が解説するように、優れた物理学者だが、得意不得意があるようだ。お化けや人魂について、物理現象として解明を試みるが最後は有り触れた結論へと尻すぼみとなる。
やいっち
2025/06/02 13:50

「神話と地球物理学」も興味深い。八岐大蛇など古事記での島が生まれる叙述は、地球物理学的に解釈していて感心した。後年、蒲池 明弘著の『火山で読み解く古事記の謎』 (文春新書)が出た時は、早速入手し読んだものである:拙稿「古事記神話と火山学・地球物理学」

やいっち
2025/06/02 13:50

そのほか、悪戦苦闘ぶりを描く「自画像」なるエッセイも面白い。ちなみに、表紙の絵は自画像である。俳句についての持論や、さらに「比較言語学における統計的研究法の可能性」など先駆的過ぎる論及に驚いた。近年は文学作品についても統計学的研究が応用されているらしいが、その様子を観たら、寅彦はどんな感懐を抱くだろう。  とにかく記憶力、観察力、優れた繊細極まる感性や知性に溢れた、物理学者ならではの、類を観ない本である。

が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2015/03/04(4206日経過)
記録初日
1999/03/02(10052日経過)
読んだ本
2151冊(1日平均0.21冊)
読んだページ
750269ページ(1日平均74ページ)
感想・レビュー
1983件(投稿率92.2%)
本棚
12棚
性別
血液型
A型
現住所
富山県
外部サイト
URL/ブログ
http://atky.cocolog-nifty.com/bushou/
自己紹介

読むこと、書くこと、居眠りすることが好き。生活のために仕事も。家事や庭仕事もなんとか。
読書は雑食系かな。でも、読めるのは月に十数冊なので、実際には幾つかのジャンルに限られてるみたい。
苦手なのは、専門書や法律、マニュアル本など。
小説やエッセイを書いたりしてます。
バイクでのミニツーリングを折々。
グルメ、スポーツ、コンサートも楽しみたいけど、仕事や家事でなかなか実現しない。昨年(23年)末、薪ストーブ設置。庭木の枝葉を焚き火代わりに燃やしてます。薪はなくて柴だけなので、心底寒い時だけ。焔と共に柴の燃えてはぜる音が心地いい。


外部ブログも20年以上になりました:
日々の日記:「壺中山紫庵」 http://atky.cocolog-nifty.com/bushou/
創作の館:「壺中方丈庵」 http://atky.cocolog-nifty.com/houjo/

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