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2024年3月の読書メーターまとめ

さくさく
読んだ本
9
読んだページ
3495ページ
感想・レビュー
9
ナイス
321ナイス

2024年3月に読んだ本
9

2024年3月のお気に入られ登録
1

  • 千分の一利休

2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

さくさく
再読。大学生で読んだ時も社会人になって読んでみでもこんな馬鹿馬鹿しい青春を送ってみたかったと思う事に変わりはない。黒髪の乙女に振り回される先輩のように社会でも色んな人に振り回されることばかり。嫌な事が沢山あっても酒を飲めば忘れられるように本を読んで元気を貰える。そんな体験があるから読書は貴重な栄養源だし定期的に好きな本は読み返したい。
が「ナイス!」と言っています。

2024年3月の感想・レビュー一覧
9

さくさく
シリーズ第3作。警察内部で不祥事案が続発して不穏な動きを見せる中、倉木と結婚した美希の子供が爆発事件で亡くなるという事件が起こる。息子の仇撃ちに燃える美希とそれを抑止しようとする倉木、探偵になった大杉が今回戦う相手は「ペガサス」という謎の人物。様々な不穏因子が最終章で結び付いて、衝撃のラスト展開が待っていた。これ程ハードな警察小説は類を見ないのではないだろうか。
が「ナイス!」と言っています。
さくさく
シリーズ第2作。捜査が打ち切りになった稜徳会病院での殺人事件の真相を世の中に公表しようとした倉木が病院に監禁されて廃人にされようとなる。倉木に惚れた明星とそのパートナーである大杉が病院に潜入しようとすあるが敵のガードも硬い。かなりハードな描写が多く読むのに苦労したが最後の黒幕の登場シーンは読み応えあり。百舌の水面下での行動もゾクゾクさせる。
が「ナイス!」と言っています。
さくさく
世界的な指揮者である梶ケ谷奏一郎の娘として生まれた和音のもとに型破りな母親・真弓がやってくるところから物語は始まる。和音は自分の境遇の苦しさからチェロを弾く事を辞めてしまったが、ある事をきっかけにまた楽器を持つ事になる。運命とは残酷で才能がある者にはその代償として試練を与える。どんなに音楽が好きでも非情に苦しんで、苦しみとともに音を奏でる。それが聞こえなくなったとしても分かり合える時はやってくるはず。
が「ナイス!」と言っています。
さくさく
「同期」シリーズ第3作。宇多川と同期の女刑事大石が消息を絶った後、臨海地区で暴力団関係者の死体が見つかる。捜査が進むに連れて事件に大石が関係している事が明らかになり、しかも彼女の身が危ない事も分かった。宇多川の同期思いの熱意は今作でも熱く、階級が上の官吏にはむかってでも大石を救出するために全力を注ぐ。この熱さが堪らなく良い。警察官であっても法を守ることだけが正義ではない、仲間を守ることもまた正義なのである。
が「ナイス!」と言っています。
さくさく
東京新宿で過激派集団によるテロが発生して、倉木警部の妻が犠牲になる。その裏では新谷という記憶喪失の男が崖から突き落とされて九死に一生を得る。序盤から血生臭い展開でハードボイルドな小説だと思ったが最後までテロ組織と殺し屋集団がドンぱちしてかなりハードな展開に。もう誰も信用できないと思えるほど物語は錯綜しており登場人物たちは何を信じて戦うのか見物である。
が「ナイス!」と言っています。
さくさく
「無理だと思ったら、そこが限界」が口癖の主人公・ハルオがドローンを使って盲ろうの女性救出を試みるサスペンス小説。巨大地震の恐ろしさは日本人なら誰もが知っていることだが、盲ろう者が被害にあって孤立した状況を想像したら目も当てられない。過酷な状況であっても人命を救助することに一丸となる救助隊の活躍には賞賛の拍手を送りたい。それでも批判する輩が一定数現れるのは避けれないことで予想外の動きをする彼女は本当は目が見えるのではという疑惑が生じる。最後の結末は呆気なかったがハルオ自身にも変化があり良い作品だった。
が「ナイス!」と言っています。
さくさく
飲酒運転でひき逃げを犯した大学生の翔太が被害者の夫に対してどのような贖罪をするのかを問う作品。シンプルな構成でえげつない描写もなく非常に読みやすい。しかしながらテーマは重いことに間違いなく、赦される事はない罪と向き合う事になる。「あんたのせいでわたしたち家族は不幸になった。だけど一番不幸なのはわたしたちでも、ましてあんたでもないからね」という翔太の姉の言葉が突き刺さる。
が「ナイス!」と言っています。
さくさく
再読。大学生で読んだ時も社会人になって読んでみでもこんな馬鹿馬鹿しい青春を送ってみたかったと思う事に変わりはない。黒髪の乙女に振り回される先輩のように社会でも色んな人に振り回されることばかり。嫌な事が沢山あっても酒を飲めば忘れられるように本を読んで元気を貰える。そんな体験があるから読書は貴重な栄養源だし定期的に好きな本は読み返したい。
が「ナイス!」と言っています。
さくさく
小型飛行船ジェリーフィッシュの中で殺人事件が起き、乗組員の全員が死亡した。殺人者はどこに消えたのかというそして誰もいなくなった方式で警察パートと船内パート交互に話が進んでいく。緊迫した船内パートに比べてマリアと漣の警察パートはコミカルに展開していくので読みにくさは緩和されている。そしてなによりエピローグでの種明かしが見事でなるほどそうだったのかと度肝を抜かれてしまうこと間違い無し。ちゃんと解ける良質なミステリ小説。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2015/03/30(3310日経過)
記録初日
2015/01/03(3396日経過)
読んだ本
1374冊(1日平均0.40冊)
読んだページ
512824ページ(1日平均151ページ)
感想・レビュー
1272件(投稿率92.6%)
本棚
7棚
性別
自己紹介

好きな分野は推理小説と警察小説ですが、恋愛小説、コメディ、エッセイ基本何でも読みます。
好きな作家は辻村深月さん/辻堂ゆめさん/伊坂幸太郎さん/東野圭吾さんなど。

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