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2024年7月の読書メーターまとめ

ふるい
読んだ本
8
読んだページ
2694ページ
感想・レビュー
7
ナイス
86ナイス

2024年7月に読んだ本
8

2024年7月にナイスが最も多かった感想・レビュー

ふるい
めちゃくちゃリーダビリティが高い。普段読むの遅い自分でも1日で読み終わったぐらい。脳の損傷により恐怖を感じなくなった主人公ベン・ケーニグは、金カムの杉元並みのタフガイ。ワシントン・ポーシリーズとともに、こちらのシリーズも続編を楽しみに待とう。
が「ナイス!」と言っています。

2024年7月にナイスが最も多かったつぶやき

ふるい

2024年6月の読書メーター 読んだ本の数:6冊 読んだページ数:1784ページ ナイス数:83ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/563541/summary/monthly/2024/6

が「ナイス!」と言っています。

2024年7月の感想・レビュー一覧
7

ふるい
「船長泣く」が傑作。良栄丸遭難事故が元ネタの漂流船の話で、食糧が尽きて衰弱していく過程が生々しくて恐ろしい。他は、数篇を除き私小説の趣が強い短篇が多く、同じテーマ(闘病生活や老いや身近な者の死など)の繰り返しに少し退屈も感じるが、同一の出来事に対する表現に拘り続けた著者の凄みも感じられる。
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ふるい
甲本ヒロトさんの、"生活における「もったいない」は美徳だと思う。だけど、人生に「もったいない」という価値はいらないんです。それは人生をクソにする。"という発言がかっこいい。
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ふるい
実験的な作品。発表当初は酷評されたらしい。過酷で耐え難い昼の世界(現実)を塗り替える夜の言葉(夢、幻想)に魅了されます。
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ふるい
ネタバレ有名な表題作と「炎暑」は言わずもがな、他の短編も面白かった。特に「ミス・コーニリアス」や「追随者」など、正気だと思っていた側が実は狂気の側にいたり、想像(妄想)の世界と現実世界が混ざり合う恐怖が真に迫っている。超自然的な現象に明確な解釈が与えられていないのも好み。また、熱心なクエーカー教徒であったという著者の姿勢が作品の所々に垣間見え、その辺りも興味深く読んだ。
が「ナイス!」と言っています。
ふるい
めちゃくちゃリーダビリティが高い。普段読むの遅い自分でも1日で読み終わったぐらい。脳の損傷により恐怖を感じなくなった主人公ベン・ケーニグは、金カムの杉元並みのタフガイ。ワシントン・ポーシリーズとともに、こちらのシリーズも続編を楽しみに待とう。
が「ナイス!」と言っています。
ふるい
改行なく続くカオスで、グロテスクで、ブラックユーモアに満ちたエピソードの集積に翻弄されながらなんとか読み終えた。自分が何者かすらわからなくなってからも永遠に続くかのように見えた大統領の権力であったが、ついに終わりの時が来る。(母を除き)誰からも愛されず誰をも愛せなかった一人の老いた男の姿はあまりに侘しい。それにしても、大統領の残虐非道ぶりは酷いが(宝くじの子供二千人…)。
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ふるい
中編「大佐に手紙は来ない」&表題作をはじめとしたマコンドものの短編8作が収録されている。すべて『百年の孤独』以前に書かれたもの。リアリズムとマジックリアリズムのあいだといった感じの文章で読みやすいし、なにより面白い。貧困と政治不安に脅かされた人々の生き様が剥き出しに伝わってくるようだ。(あとすごく暑さが辛そう。) 文庫化を機にこれから『百年の孤独』に挑む人は、こちらで肩慣らししておくのも良いかも。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2015/04/01(3453日経過)
記録初日
2015/04/01(3453日経過)
読んだ本
1143冊(1日平均0.33冊)
読んだページ
346860ページ(1日平均100ページ)
感想・レビュー
852件(投稿率74.5%)
本棚
9棚
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