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2024年3月の読書メーターまとめ

マリリン
読んだ本
13
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2399ページ
感想・レビュー
12
ナイス
886ナイス

2024年3月に読んだ本
13

2024年3月のお気に入り登録
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2024年3月のお気に入られ登録
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2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

マリリン
ネタバレ著者の自伝的物語。既読の三部作が脳裏をよぎる。思い出すのを拒むような、喪ったような亡命の記憶。21歳の時国民への帰属を永久に喪ったという。どこにいようと、どんな言葉でもものを書いた。書くことが好きだから。フランス語が敵語なのはじわじわと母語を殺しつつあるから。話しても、読むことができない。フランス語で書くことは文盲者の挑戦...書くことへの情熱は読み手を惹き付ける。“母語と敵語”という言葉から深い葛藤があったことも伝わってくる。
が「ナイス!」と言っています。

2024年3月にナイスが最も多かったつぶやき

マリリン

近年図書館利用が多いが、読みたい本を全て購入していた時期があり、少しずつ読み進めたいと思う。自宅にあると安心感から後回しになる傾向あり。写真は誰もいない小海線松原湖駅付近。雪景色を眺め歩く...それだけで幸せな気持ちになれる。他人の目は気にせず自分の気持ちに忠実でありたい。2024年2月の読書記録 読んだ本の数:16冊★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/564093/summary/monthly/2024/2

近年図書館利用が多いが、読みたい本を全て購入していた時期があり、少しずつ読み進めたいと思う。自宅にあると安心感から後回しになる傾向あり。写真は誰もいない小海線松原湖駅付近。雪景色を眺め歩く...それだけで幸せな気持ちになれる。他人の目は気にせず自分の気持ちに忠実でありたい。2024年2月の読書記録 読んだ本の数:16冊★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/564093/summary/monthly/2024/2
マリリン
2024/03/03 13:23

takuさん、ホントに😅 最近はかなり控えていますが、手元に置きたくなる本は購入してしまいます。 週末きっぷを利用だったので、松本・小海方面と、伊豆急下田まで日帰りできたらと思いましたが🎵 雪のため重くなった線路の両脇の木の枝が、走行中の列車の窓をバシバシ叩き雪国らしさを味わえました。 北海道の雪景色はとても惹かれます。雪の影響で電車が止まることもあるかと思いますが。今回は上諏訪あたりで車の転落事故のため小淵沢で約3時間足止めでした💦

マリリン
2024/03/03 13:26

帽子さん、こちらこそ今月もよろしくお願いします♪ 図書館本は確かに💦 延長機能はありがたくもありますが😅 一番困るのは待ち人数が多い本が突然受け取り可能になった時です。

が「ナイス!」と言っています。

2024年3月の感想・レビュー一覧
12

マリリン
戦地の暮らしがリアルに伝わってくる。戦争の真っただ中を生きるとはこういうことか。この作品が生まれ、翻訳された経緯も書かれていて、貴重な日記を手にして感じたことは、安寧に暮らせることが当たり前になっていることと、文明の利器に慣らされる事への危惧感。クルコフの作品についても触れていたが、ここにも母語と敵語がある。
プラチナム
2024/04/09 22:08

宗教とか利害関係もあるだろうけど、結局やられたらやり返す。復讐の連鎖なんじゃないかなぁ…。日本は平和だけど、こういうの読むといたたまれなくなるなぁ…

マリリン
2024/04/10 23:57

あ、それもありますね。感想これから書きますが(明日以降かも💦)「この村にとどまる」の中に“自分たちの尊厳を守るために誰かを殺さなければならなくなる”という言葉が書かれていたのが印象的でした。日本も今は平和だけど、本作のように突然戦争が始まることもあり得るかも...と、思いました。いたたまれないですよね。「あおいろ男爵」という絵本を読みましたが、面白い作品でした。

が「ナイス!」と言っています。
マリリン
日本を彷彿させるようなアンソロジー。生と死と愛...別れも暗示するようなこの季節がインドにもあるのかと感じ、読み進め最後は落涙した「四月の桜」。アルナチャル・ブラディース州からの言葉が、語りが鮮明に届いた感を持った3作品、最後のシーンが気に入った「森の精霊」と、歩くほど生きる実感が湧いてきたという言葉が印象的な「亡霊の歯科医」、不条理さに言葉を失う「闇に葬られし声の中で」も。マニプール州からの7作品も印象的。クスっと笑える「台所仕事」、深い愛情を感じた「夫の子」緊迫感が伝わってくる「夜明けの大禍時」等。
taku
2024/04/04 00:24

彼女たちの声を聞いたのですね。自分のなかにインド北東部が描かれるような声でした。確かに日本に近しい感じがしますね。

マリリン
2024/04/06 00:58

はい! しっかり聞こえました。初めて触れたインド北東部の作品は、とても好みの作品でした、手にするきっかけに感謝です。

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マリリン
なかなかブラックなバレンタインの起源。治蟲くんというネーミングがよい。脳内で人間像を想い画像を描く。くじを引くという行為がフォークダンスを想起させる。タイトルもなかなか..キューピーフェス(フェイスかと思った)とはあの前髪か?
Vakira
2024/03/27 06:56

マリリンさん お読み頂きありがとうございます。m(_ _)m ウヒ フェイス〜

マリリン
2024/03/29 02:25

Vakiraさんと009さんのコメントがきっかけになりました! ...得意技です😇

が「ナイス!」と言っています。
マリリン
全作品に貧困と抑圧感・死と生が漂う。静謐な文体から重さは感じられないのは表現の美しさからか。内容は時代の告発と受け取れるかもしれない。…これで君と幸せでいることに慣れた、というリョーバの言葉が余韻として残る「ポトゥダニ川」で静かな感動があり、「ユーシカ」「セミョーン」「鉄ババ」から当時の生活が見えてくる。この時代を生き抜くこととはこういうことかと考えさせられる。幻想的な香りが漂う「たくさんの面白いことについての話」は、一番面白く心に残った作品。静謐な中にも、当時の状況をリアルに描いた傑作だと感じた。
taku
2024/03/30 08:43

「チェヴェングール」は読む時間と読む体力が充実してないと手を出しづらいですね~ 花粉症、お大事に

マリリン
2024/03/30 09:31

ありがとうございます! 解説が誘惑的な「チェヴェングール」はうっかり予約入れてしまいました😅 バック本にするには重すぎか? と、思い自宅読みになりますが。

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マリリン
避けられないストレスで心が冷えていた頃から、下肢の冷えを感じるようになった。要因は幾つか重なっていたと思う。万病のもとかどうかわからないが、検査も含め2度入院したのもその頃。兼業だった職場は、窓際の壁に近く冷気が足元に淀むポジションにいたので夏も冬も劇冷え。上司に何度も直訴したが席替えしてもらえず、ひざ掛けと、お湯を入れた2ℓペットボトルを6本位足元に置き、冷めるとお湯を交換し、昼休みは外を歩き、夜本業がない日は5駅分位歩いた(頑張ったな、私)。本書を読み、身体が欲するものを食べたくなることに気づいた。
ポテンヒット
2024/03/20 21:33

マリリンさんほどの冷え性に効果があるかは分かりませんが、水ではなく白湯を飲んだら少し改善する気がします(個人の感想です💦)。あと、冬に夏野菜を食べないとか…。冷えは身も心も凍りつくようで嫌ですよね😨

マリリン
2024/03/21 21:49

一時かなり改善されましたが、去年の今頃感染症対策で職場の窓全開でヤラれました😅 担当医が変わり漢方薬処方になり少しずつ好転してきましたが、漢方を飲むとき白湯がよいと聞きましたが、嬉しい情報ありがとうございます! ヴィム・ホフメソッドを読み、真剣に冷え対策取り組もうと思い、自分の行動を振り返りましたが、痛み入りました。寒いと感じないとソックス履かなかったり...。食事は大切ですよね💦 黒ビールは笑えました(好きです) 根菜・チーズも。心が冷えていた頃は、どうにも身動きが取れない時期でキツかったです😇

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マリリン
三菱は失敗であっても被告人たちを日本は裁けるのか? 東アジア反日武装戦線「狼」班による三菱重工爆破等について書かれたノンフィクション。一般報道とは一線を画した内容が衝撃的だった。桐山襲『パルチザン伝説』を読み、彼らが何故行動を起こしたのか知りたかった。侵略・植民地支配・強制連行、経済侵略によりGNP大国と化した日本。やったことの結果だけみて裁くのではなく、歴史的流れや戦い続けてきた人柄や背景を...。拘置所での人権侵害的処遇は暴力でしかない。知らなかった彼らの心情と事件の側面を知ることができた。
マリリン
2024/03/19 02:28

大道寺将司にはアイヌに対する贖罪意識があったという。日本の民衆は、血で肥え太った企業もろとも滅亡させられる。爆弾などとは桁違いに大規模に...。過激な言葉だが全否定はできないと本作を読み感じた。著者の松下氏と大道寺とのやり取りで書かれた本作に対し、大道寺が強く要求したのは供述調書の撤回。何故なら検事の作文(不正確・意図的な嘘)。罪に真摯に向き合う様や、獄中からの手紙の内容も書かれている。殺人の意図は本当にあったのか? 真に裁きを受けなければならないのは誰か? 死刑の判決の流れになった理由に言葉をなくした。

マリリン
2024/03/19 03:23

警視庁公安部側から書かれたこちらも読んでみたい https://bookmeter.com/books/7586894

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マリリン
ネタバレ池のシーンから異界に誘われる。語り手は人間なのか陶器なのか。思わぬ場面変化に戸惑う。ヒマラヤの鳥葬のシーンはリアル。人間は死ねば地水火風のいずれかに帰す...と。大悪陶・催淫剤は作者の造語か? 中盤の空気の淀みが何とも...な「田紳有楽」。妻の介護のシーンから始まるが、“私”が発明したのは気頭療法。虚実の狭間で浮遊する自分の中の淫蕩の血。妻の結核治療の人口気胸術と同じ方法で一族の血を創り出す“空気頭”。 襲ってくる上半盲。心が自由になると何もかもよく見えるものなのだ...という言葉が印象的な「空気頭」。
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マリリン
ネタバレ著者の自伝的物語。既読の三部作が脳裏をよぎる。思い出すのを拒むような、喪ったような亡命の記憶。21歳の時国民への帰属を永久に喪ったという。どこにいようと、どんな言葉でもものを書いた。書くことが好きだから。フランス語が敵語なのはじわじわと母語を殺しつつあるから。話しても、読むことができない。フランス語で書くことは文盲者の挑戦...書くことへの情熱は読み手を惹き付ける。“母語と敵語”という言葉から深い葛藤があったことも伝わってくる。
が「ナイス!」と言っています。
マリリン
寒い寒っ...背中がゾクゾクする。コールドトレーニングは現状身体が拒否。源流がチベットのツンモという瞑想技術だという呼吸エクササイズは興味あり。呼吸法の大切さは実感できる。ヨガ道場では呼吸法だけで30分位。自宅でも週5日位集中しやってみようと思った。自律神経の話は頭が痛い。こんな時間に感想書いていること自体問題。感じることは理解すること...確かに。読了するまで背中が寒く感じたのも多分自律神経の問題。1日のうち5時間だけ好きなものを好きなだけ食べてよい..は、胃腸を休ませるため? できる事から取り組もう。
帽子を編みます
2024/03/07 08:39

マリリンさん、温冷浴、冷水をシャワーでやるのがよく紹介されますがシャワーだとキツイなと思ってます。水の浴槽に浸かる方がやりやすいです←浴槽が2つないから実行しづらい💦全身の血液が入れ替わる感じで冷え性、筋肉痛に効きそうだと思います。でも結局浴槽がね…。

マリリン
2024/03/07 11:45

水の浴槽に浸かる方が確かにやりやすいかもしれませんね😅 水の中にいるのが苦手なのかもしれないので継続できるかどうか💦 温泉に行けば温泉に入るし、海水浴にも行きましたが...嫌いではないのですが、多分カラスの行水タイプかと笑 ホラーでないのに読んでいて背筋がゾクゾクするとは😅 インコ飼っていていましたが、水浴び大好きで長時間や、短時間で回数が多いのも(私はこのタイプかも)、全く水浴びしないのもいました。呼吸法は様々な効果があるので、自宅で集中するのは難しいけど、アプローチしてみようと思います。

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マリリン
文頭に「ロバが好きだ」...と。ロバ愛に満ちている。イラン・トルコ・モロッコの旅のお供がロバ。好みのロバについて書かれているが、ロバを鳥に置き換えたくなる。ロバがこれほど気ままで表情豊がな動物だったとは。ゴロンと横になり砂浴びする姿が可愛い。この地域の旅はかなり危険を伴うものの、チャイを勧める土地の人との交流も楽しそう。ロバとの旅は大変なこともあるが、ぬくもりを感じ、時には蹴られ、言葉にならない言葉を交わしながらの気ままな旅。ロバは三頭のロバとの一期一会の出会いを綴る。旅のスタイルが良い。
が「ナイス!」と言っています。
マリリン
言葉はない。けれど、絵本を閉じても聞こえてくる叫び・嘆き・悲しみ・怒りの声。恐怖に怯える少女の目。耳を塞ぎたくなるような爆音。黄色い蝶が鉄条網のあいだから一羽...そして少しずつ飛び交う増えてゆく蝶たち。青い空と黄色い麦畑を表すウクライナ国旗の色に変化していく風景。黄色い蝶は希望なのか。 言葉で言い表せない感情が沸き上がってくる。
が「ナイス!」と言っています。
マリリン
ネタバレ「バイオリンのできたわけ」で始まり、奔放だが哀愁を帯びたヴァイオリンの音色が響きわたる世界は、魔女・悪魔・妖精・魔法が飛び交うメルヒェンの世界。愛を得るために父母や兄を...ジプシーバイオリンとはそういう経緯があり出来たものだったのか。どこか可笑しみを湛えた作品が多い。ウルメの乳房を吸う魚が印象的な「漁師と妖精とウルメ」、なにもない家でどんどん大きくなる「なんにもないさん」、結婚を望み家財道具が増えると小さくなりいなくなる「犬とむすめ」。面白い作品が多かった。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2015/04/03(3306日経過)
記録初日
2015/04/01(3308日経過)
読んだ本
1891冊(1日平均0.57冊)
読んだページ
470784ページ(1日平均142ページ)
感想・レビュー
1635件(投稿率86.5%)
本棚
70棚
現住所
東京都
自己紹介

https://bookmeter.com/users/564093/bookcases/11891504

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