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2025年1月の読書メーターまとめ

青美
読んだ本
10
読んだページ
3059ページ
感想・レビュー
10
ナイス
53ナイス

2025年1月に読んだ本
10

2025年1月のお気に入られ登録
1

  • 金華山金華

2025年1月にナイスが最も多かった感想・レビュー

青美
ネタバレ黒猫のココが怪死した場面からゴシックの雰囲気が高まりました。 古典的で王道な展開でも楽しめました。 歪な家系だけあってアウトローな人達で溢れています。 その中にいると理瀬はまだ聡明な少女に過ぎないのだなと感じました。 梨南子に比べればまだ世間知らずな純粋さが窺えますが娼婦ぶった亘と稔との関係は気持ち悪かったです。 『麦の海に沈む果実』程の圧倒的な存在感を理瀬の父に感じませんでした。 学園にいたファミリーの面々が恋しいです。 理瀬に惚れた人は不幸になりそうなので慎二と雅雪は理瀬と再会しないでほしいです。
が「ナイス!」と言っています。

2025年1月の感想・レビュー一覧
10

青美
ネタバレユメの歪んだ友情が桜より酷かったです。 桜を虐める動機が拗れ過ぎていて引きました。 どうしてもユメに同情的になれないです。 ゴミの幻覚は自分の心の様子では?と冷めた目で読んでしまいます。 ユメと桜は、人に興味がないようで独占欲と執着心が強い所が似ているなと感じました。 蒼井が人目を集めやすくなったのは、イケメンなだけでなく心境の変化もある気がします。 蒼井と水無月の優しい雰囲気が好きだなと癒されました。 次巻で完結ですが、これまで表立って干渉してこなかった時坂が4人の関係をブチ壊しそうで怖いです。
が「ナイス!」と言っています。
青美
ネタバレ桜の世界がモノクロからカラーになる瞬間にページが色付いて粋だなと思いました。 情緒が不安定な母に振り回され、赤(血)しか認識できなくなったのは可哀想です。 武宮に挑発されて本来の姿で同窓会に顔を出した蒼井は強いです。 嫌な思い出は楽しいことや嬉しいことで塗り潰すしかない、というのは難しいですがその通りだと思います。 過去は過去でしかないと感じます。 衝突してキスしたら入れ替われるとは、水無月には迷惑ではないのでしょうか? そろそろ入れ替わる以外で問題を解決しないと、状況が悪化しかねない気がします。
が「ナイス!」と言っています。
青美
ネタバレカラー頁のイラストが淡くて美しいです。 水無月と蒼井の息抜きを兼ねた逃避行が気に入りました。 桜の姿でお洒落して自己肯定感が上がる蒼井が純粋です。 他人の罪を庇うのは優しさではない、人を許すのは難しいという言葉を水無月が発すると重いです。 謝られても腹が立つだけですね。 信用できる人の顔貌のみ認識するのだとしたら、母が亡き後は蒼井にしか心を許せないのかと寂しくなりました。 所々で一条の光が一瞬差すシーンが印象的です。 物語が折り返しに入るので、少しは希望が見えてきたのでしょうか?
が「ナイス!」と言っています。
青美
ネタバレ表題が気になったので読みましたがプルースト効果は信じてないです。 小川みたいな人が特別に見えるのは若いからでしょう。 全ては過去になると感じました。 「春は未完」は軽くホラーでした。 突飛な妄想に付き合わせる赤坂と青山はその後どう付き合っていくのか気になります。 「楽譜が読めない」が最良でくるぱーが魅力的に思えます。 桑田佳祐が呪文に使われていて笑いました。 「ひどい句点」は1編だけ背徳的でした。 小玉に章子以外の不倫相手の影を感じるのは気のせいでしょうか? アウトローな関係はやはり空虚みたいですね。
が「ナイス!」と言っています。
青美
ネタバレ解説にある通り夏目漱石の『こころ』を彷彿とさせる青春小説でした。 共感覚を持つ「檸檬先生」と「少年」の出会いから別れを描きます。 文学的な表現が多く瑞々しい感性が伝わってきました。 自分の事情を明かさずに自殺した「先生」の心情を想像すると胸が痛いです。 他者は決して理解不能な存在だと改めて感じます。 しかし2人の関係は一時的な限られたものでどうなっても離れる運命だった気がします。 名作を現代にオマージュしたら懺悔は手紙ではなくスマホになるのかと考えました。 機会があれば著者の次作を読んでみたいです。
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青美
ネタバレこの方の著書は初めてでしたが、何かを模したのか捻りがなく怖くもなく、文体は読み易かったです。 天海みたいに質問が多いと疲れます。 パパ活の件や「子宮が疼く」の一文が俗なポルノみたいで苦笑しました。 阿久津の超能力があれば、大黒も天海も不要では?と引っ掛かります。 晴人はよくいる自惚れた厨2病で正直魅力が分からないです。 終盤の恋愛要素でメロドラマ感が増しました。 警察官なのに殺人犯の味方に付き、正義感より恋情を持つのは公私混同に思え、今一つ吹っ切れない読後感です。 生者は全員悪魔なのかも知れません。
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青美
ネタバレ今度は北極が舞台です。 潜水艦やジェットやら機械が矢鱈と登場しました。 スーパ・コンピュータのオーロラが学習しまくって病んでしまった疑惑が好奇心を刺激します。 老化が人類の進化に繋がるという論は確かにそうかも知れません。 人工知能は肉体のような実体を持たない事が逆に弱点だとしたら面白いです。 ウォーカロンが身近に感じてしまいます。 ハギリはいつも黙考している印象です。 オーロラと言いアミラと言いハギリの周りに女性が多いのが気になります。 マガタ・シキは傍観しているだけで本当に何もしていないのでしょうか?
が「ナイス!」と言っています。
青美
ネタバレ8歳のフィリエルとルーンが出会う外伝でした。 本編より素朴で心が温まります。 胆力があるタビサがとても好きになりました。 ホーリー夫妻とフィリエルとディー博士と家畜しかいないセラフィールドが平穏で幸福な世界に思えます。 だからこそフィリエルが強気で我儘な少女に育ったのかと納得しました。 ボゥに連れて来られたルーンの成長が著しく身に沁みます。 ルーンは何歳なのでしょうか? 常に上の空なディー博士が若干怖かったですが亡きユーナを想い苦しんでいたように感じました。 ルーンが護衛付きの帰郷に不満気で笑えます。
が「ナイス!」と言っています。
青美
ネタバレ途中から展開に付いて行けなくなり混乱しました。 国の統治とか政治的な会話が多く難しかったです。 女王がフィリエル、アデイル、レアンドラの3人を次期女王に指名したのは意外でした。 このトリオなら竜の滅亡を防げるのでしょうか。 派閥による勢力争いが単純化したのは良かった気がします。 ユーシスとロットの活躍が僅かで惜しいです。 フィーリ等世界観が壮大で不思議な感覚になりました。 試金石がどういう意味を持つのか最後まで掴めなかったです。 相変わらず嫉妬してルーンを撥ね飛ばすルー坊が可愛く平和な終わり方でした。
が「ナイス!」と言っています。
青美
ネタバレ黒猫のココが怪死した場面からゴシックの雰囲気が高まりました。 古典的で王道な展開でも楽しめました。 歪な家系だけあってアウトローな人達で溢れています。 その中にいると理瀬はまだ聡明な少女に過ぎないのだなと感じました。 梨南子に比べればまだ世間知らずな純粋さが窺えますが娼婦ぶった亘と稔との関係は気持ち悪かったです。 『麦の海に沈む果実』程の圧倒的な存在感を理瀬の父に感じませんでした。 学園にいたファミリーの面々が恋しいです。 理瀬に惚れた人は不幸になりそうなので慎二と雅雪は理瀬と再会しないでほしいです。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2015/04/26(3597日経過)
記録初日
2015/04/26(3597日経過)
読んだ本
1026冊(1日平均0.29冊)
読んだページ
349755ページ(1日平均97ページ)
感想・レビュー
1026件(投稿率100.0%)
本棚
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