ネタバレ最初から取ってつけたような登場人物達に違和感を覚えました。特に、『名探偵』って自分で言っちゃっている碧月夜。彼女のミステリヲタクな発言が子供っぽくて、好きになれませんでした。館ものとしてのトリックも種明かしをしたら、大したことなかったし、なんだか私には合わない作品だったような…。まぁ、よくこんなストーリーを思いついたな～と、感心はしますけど。

ネタバレ山火事と館って、クイーンのあの作品を思い浮かべるのは私だけかしら…。吊り天井の隠し階段が発見されたシーンはとても面白かったのですけど、一言いってもいいでしょうか…『くどい！！』

ネタバレ殺人犯が、はじめの方を読んだ時に想像していた通りだったので、少し残念でした。ですが、武史おじさんの見事な手さばきと誘導尋問には眼を見張るものがありました。そしてラストのショータイム。まさにこれぞ、『東野劇場』という感じでしたね。アメリカで何かあったかもしれないおじさんの過去と、真世と婚約者の未来はわからないままというのもにくいですね。