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2024年3月の読書メーターまとめ

mim42
読んだ本
9
読んだページ
1985ページ
感想・レビュー
8
ナイス
117ナイス

2024年3月に読んだ本
9

2024年3月のお気に入り登録
1

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2024年3月のお気に入られ登録
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2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

mim42
大昔に単行本で読んだが今回文庫化されたので再読。まったく筋を覚えていなかった。寧ろそれで良かったと思う。安部公房は「緑色」にわりといつもネガティブな意味を与えるのはなぜだろう。表題作「飛ぶ男」と「さまざまな父」の2作。エピソードゼロ的な後者も悪くない。私がもし息子のように「飛ぶ男」か「透明人間」か選べと言われたら、間違いなく透明🫥 あ、どっちがどっちかわからなくなって選べないのだったか。
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2024年3月にナイスが最も多かったつぶやき

mim42

2024年2月の読書メーター 読んだ本の数:3冊 読んだページ数:687ページ ナイス数:60ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/582930/summary/monthly/2024/2

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2024年3月の感想・レビュー一覧
8

mim42
「技術と時間」の1/3ぐらいまでは既読だった状況で読んだ。アテンションについては今改めて読むとトランスフォーマーを思い出さずにはいられなかったが、特に触れられていなかった。まぁそんなもんか。寧ろ話題はアテンションエコノミーの方向に。晩年の取り組みである協働型経済がベーシックインカムの可能性と併せて紹介されていたが、定量化困難により上手くいかなそうな印象。全体的に「連帯」等、前世紀左翼的語彙も気になった。「ゴーストワーク」への過度な偏見も見られる。最後のアマチュア性はTikTok等の話が必須と思ったがスルー
mim42
2024/03/27 10:55

残課題として挙げられた「人間と技術の共進化」関係のトピックは、ケヴィン・ケリーのテクニウムが参考になると思う。柄谷行人「世界史の構造」も読めとのこと、うーん。

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mim42
大昔に単行本で読んだが今回文庫化されたので再読。まったく筋を覚えていなかった。寧ろそれで良かったと思う。安部公房は「緑色」にわりといつもネガティブな意味を与えるのはなぜだろう。表題作「飛ぶ男」と「さまざまな父」の2作。エピソードゼロ的な後者も悪くない。私がもし息子のように「飛ぶ男」か「透明人間」か選べと言われたら、間違いなく透明🫥 あ、どっちがどっちかわからなくなって選べないのだったか。
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mim42
テクニウムとはテクノロジーが可能となる宇宙の原理であり、それゆえ自然の延長である。自然と人工の二項対立は脱構築される。テクニウムは宇宙が自己意識を作る方法であり、大規模な相互結合したテクノロジーのシステムを指す。生命進化の延長としてのテクニウムはエントロピーの無差異に抗い続ける。生命、テクニウムの両進化に共通する3つの力=適応・解放、歴史的偶発、構造的必然。3番目の必然の主張は本書の大きなテーマの一つと考える。生命の発生や収斂進化が証拠となるだろう。テクノロジーは生命の望むものを望む。長かった!
mim42
2024/03/23 14:35

テクノロジーが増すもの。効率、機会、出現、複雑性、多様性、専門性、遍在性、自由度、相互性、美しさ、感受性、構造性、進化性。

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mim42
訳あって高校数学を復習することにした。過程も改まり良いタイミングだと考えた。コメントとしては「素晴らしい」に尽きる。痒いところに手が届く図表類やキメの細かい本文以外要素、これらを現役時代の私にタイムマシンで送り届けたいと思った。この本に落ち着いて取り組むことにより基礎体力が付いた人にとっては、その後待ち構えているだろう発展編もそう難しくないだろう。新課程の数Iに共分散と相関係数が登場して驚いた。三角関数の公式は自力では思い出せない状態になっていたので追加学習した(ただし、データは事前学習で与えたもの)。
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mim42
非常に短いが良い話。手の描写にローマ。
汗
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mim42
安部公房没後100年特集。アラン・ロブグリエのエピソードが印象的だった。フォトエッセイはいつか書籍化して欲しい。若い頃に文庫で読める作品はほぼ全て読んだが、その多くを忘れてしまったので今こそ読み返したい。特集の中にちらちら入り込む山口果林の翳も良い。
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mim42
半ばエンタメ半ば哲学受容史として読んだ。大量のテクストを読み込むことにより構築された仮想世界の説明としては分かりやすいが、残念ながらそこに現世界での有用性や致命性は見出せなかった。高文脈な参照遊戯、知的言語パズル。本書では人間主観が特別視されるが私はこの立場にはいない。昔からの持論だが本書に登場する「ラカン、クリスティヴァ、バタイユ」は基本スルーしても困らない。マルクスもサルトルも不要。フロイトは多くの魅力的なテキストを持つが、歴史的な読み物止まり。エディプスコンプレクスなど虚像に過ぎないからD&Gも微妙
mim42
2024/03/05 01:23

関連文献を全く読んだことのない人にとってはハイコンテキスト過ぎてチンプンカンプンだと思うので、「難しすぎる」と落ち込む必要はない。

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mim42
司馬遼太郎「燃えよ剣」で知る新撰組のような感覚で川口会長のことを知る。若くして組の長に就いたが、部下の犯した殺人教唆の罪で計22年間を塀の中で過ごした川口会長。美談にして良いのかどうかわからないストーリーもあるが、川口会長の魅力は伝わった。ヤクザである以前に人間なのだ。誇張もあるかもしれないが、警察検察による冤罪、看守等による暴力、裁判所の事なかれ主義は根絶しなければならない。ヤクザもカタギも警察も法曹も関係なく、法の下の平等と「疑わしきは罰せず」の原則が徹底されなくてはならないよな。
mim42
2024/03/03 21:39

きっかけは、ドキュメンタリー映画「ヤクザと憲法」です。

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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2015/06/14(3239日経過)
記録初日
2015/05/28(3256日経過)
読んだ本
781冊(1日平均0.24冊)
読んだページ
252801ページ(1日平均77ページ)
感想・レビュー
372件(投稿率47.6%)
本棚
4棚
性別
現住所
東京都
自己紹介

文学や思想、科学や数学等に興味があります。

そこそこの遅読者です。

知らない言語が飛び交う異国のカフェで読書する時間が好きです。

感想は自己整理用途で書いているので分かりづらいかもしれません。

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