読書メーター KADOKAWA Group

2024年3月の読書メーターまとめ

エピファネイア
読んだ本
8
読んだページ
3012ページ
感想・レビュー
8
ナイス
3687ナイス

2024年3月に読んだ本
8

2024年3月のお気に入り登録
3

  • Sato19601027
  • あや
  • jun☆ai

2024年3月のお気に入られ登録
9

  • とろとろ
  • Sato19601027
  • ちみる
  • ゆほ
  • 浮世バール
  • あや
  • オホーツクのトビウオ
  • jun☆ai
  • W-G

2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

エピファネイア
『汝、星のごとく』のスピンオフ作品。「春を翔ぶ」の北原先生の決断に言葉を失う。人間は他者に対してどこまで責任が持てるのか。他者のためにどこまで自分を犠牲にできるのか。衝動的な決断の結末を知っているので胸をなでおろし美談として眺められるが、その決断を手放しで称賛できない自分がいる。「星を編む」の二人の編集者には拍手を贈りたい。会社は異なるが同志として立派な仕事を成し遂げてくれた。しかし絵里の夫はロボットなのかと思ってしまう。「波を渡る」は前作のその後を描く。空の上で櫂が満足の笑みを浮かべる姿が目に浮かぶ。
すだち
2024/03/16 22:43

結ちゃんは結果的にいい子に育ちましたけど、北原先生自身の人生を大きく変えたし、悔いはなかったのか考えてしまいました。かといって、あの時点で何がベストかと考えると答えは出ませんが。

エピファネイア
2024/03/17 07:28

すだちさん、結ちゃんがいい子に育ったのは北原先生の覚悟と努力の賜物でしょうね。一方で菜々ちゃんと連絡をとって相談できなかったのかと考えてしまいます。北島先生が利他の人なのは遺伝子なんでしょうね。

が「ナイス!」と言っています。

2024年3月にナイスが最も多かったつぶやき

エピファネイア

こんばんは❗あっという間に2月が終わりましたね😢これからの3ヶ月ほどが1年の中で最も好きな季節です😊さて、2月のベストは「成瀬は信じた道を行く」です。今は成瀬ロスで毎週更新される宮島未菜さんのブログ「オオツメモ」を楽しみにしています。宮島さんの地元愛が伝わってきて成瀬のモデルは実は宮島さんご本人ではと思ってしまいます😁今月もよろしくお願いいたします。 ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/608232/summary/monthly/2024/2

こんばんは❗あっという間に2月が終わりましたね😢これからの3ヶ月ほどが1年の中で最も好きな季節です😊さて、2月のベストは「成瀬は信じた道を行く」です。今は成瀬ロスで毎週更新される宮島未菜さんのブログ「オオツメモ」を楽しみにしています。宮島さんの地元愛が伝わってきて成瀬のモデルは実は宮島さんご本人ではと思ってしまいます😁今月もよろしくお願いいたします。
★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/608232/summary/monthly/2024/2
まりな
2024/03/01 21:39

エピファネイアさん、私は最近奈良のお寺巡りに目覚めまして✨劣勢なんてとんでもない、奈良はとても魅力的な所です☺️

エピファネイア
2024/03/01 21:56

ぽさん、春は始まりの季節ですし、桜や新緑を見に出かけるのが楽しみです😆ボクも花粉症はあったんですけど最近は症状が軽くなってきています。これも年なのかなーと思っています😅成瀬お勧めですよ😉今月もよろしくお願いします✨

が「ナイス!」と言っています。

2024年3月の感想・レビュー一覧
8

エピファネイア
隠蔽捜査シリーズのスピンオフ。竜崎が去った大森署に署長として赴任したのは女性の藍本署長。目も眩むような美貌の持ち主で、対面した男性は全員腰砕け状態になる。国家を支える警察幹部やキャリアの役人がそんなことでいいのかと言うのは野暮というものだろう。コアとなる考え方は竜崎と少し違うが即断即決、責任は自分がとるという態度は竜崎を彷彿とさせる。竜崎がこの事件の指揮を執っていたらどうしたかなと想像するのも楽しい。貝沼、戸高などの大森署の面々も健在で特殊能力を持つ山田の登場もあったのでこちらも新たなシリーズになりそう。
が「ナイス!」と言っています。
エピファネイア
シリーズ累計100万部突破の人気シリーズ。主人公は梅本杏子。高校卒業後、デパ地下にある和菓子屋「みつ屋」でアルバイトを始めた。洞察力と推理力に優れバックヤードでは株に興じる椿店長、超イケメンだが乙女チックな性格の立花さん、先輩アルバイトで元ヤンの桜井さん。この3人に囲まれて成長していくお仕事小説。和菓子好き、あんこ好きとしては表紙のお饅頭の断面を見ているだけで唾が…。想像以上に和菓子の世界は広く深かった。和菓子が俳句に似ているという点には激しく納得した。アンと立花さんとの関係も気になるので続編も読みます。
shino
2024/03/29 11:58

和菓子食べたくなりますよね。このシリーズ読んでる時はイソイソと帰宅途中にデパ地下通ってしまいます。

エピファネイア
2024/03/29 18:34

shinoさん、はい、食べたくなります😁ボクもデパ地下でたねやのどら焼きを仕入れて帰って読み終わりましたよ😊来週から阪神百貨店でどら焼きフェアがあるのでまた行かないと😜

が「ナイス!」と言っています。
エピファネイア
芦沢央さん3冊目。過去2冊は短編集で長編は初めて。1996年に発生した殺人事件という設定に戸惑いつつ、どこかで現在とリンクするだろうと思っていたら、この時代設定こそが本作の肝であった。塾の経営者を殺した犯人阿久津弦は昭和36年生まれなので僕と同世代。つまり、僕の同級生たちの中に阿久津と同じ目に遭った人がいても不思議ではないということ。その事実に戦慄する。ミステリーの形をとっているが、現代史の暗部を抉る骨太な社会派小説だった。それにしても和歌山のカレー事件からもう25年も経ったのか。そら年もとるはずですね。
が「ナイス!」と言っています。
エピファネイア
大学病院で将来を嘱望されていた雄町は、病死した妹の子を引き取ることを決意。同時に大学を辞め京都の町中にある小規模病院での勤務医として多忙な日々を送っている。雄町は余命の限られた患者と向き合い、最期まで少しでも幸せな気持ちでいてもらえるように患者に寄り添う。「人の幸せはどこから来るのか」を常々考えているからこそできること。だから患者は「おおきに 先生」と言って旅立っていく。それは医療の枠を超えた人間的な営みである。雄町が甘いもの好きで、京都の美味しそうな和菓子が随所で紹介されるのもポイントが高い。続編希望。
が「ナイス!」と言っています。
エピファネイア
『汝、星のごとく』のスピンオフ作品。「春を翔ぶ」の北原先生の決断に言葉を失う。人間は他者に対してどこまで責任が持てるのか。他者のためにどこまで自分を犠牲にできるのか。衝動的な決断の結末を知っているので胸をなでおろし美談として眺められるが、その決断を手放しで称賛できない自分がいる。「星を編む」の二人の編集者には拍手を贈りたい。会社は異なるが同志として立派な仕事を成し遂げてくれた。しかし絵里の夫はロボットなのかと思ってしまう。「波を渡る」は前作のその後を描く。空の上で櫂が満足の笑みを浮かべる姿が目に浮かぶ。
すだち
2024/03/16 22:43

結ちゃんは結果的にいい子に育ちましたけど、北原先生自身の人生を大きく変えたし、悔いはなかったのか考えてしまいました。かといって、あの時点で何がベストかと考えると答えは出ませんが。

エピファネイア
2024/03/17 07:28

すだちさん、結ちゃんがいい子に育ったのは北原先生の覚悟と努力の賜物でしょうね。一方で菜々ちゃんと連絡をとって相談できなかったのかと考えてしまいます。北島先生が利他の人なのは遺伝子なんでしょうね。

が「ナイス!」と言っています。
エピファネイア
ネタバレ日常に潜む小さな悪意。人間の心に巣食うちょっとした闇。そんな言い方する?とか面と向かってそれ言う?みたいな出来事。それが闇ハラ。中学校で団地で職場で繰り広げられる闇ハラがエスカレートして人が死ぬ。闇ハラ家族は今日もあなたのそして私の側にいるかもよ。辻村さんらしい読みやすさの中に恐さ満載。まんまと辻村さんの術中にはまった感じ。光と闇が反転し信頼していた人の心の闇に支配されそうになる第1章から読者もすでに辻村さんに支配されている。エピローグでは闇ハラはあちこちに蔓延していることが示されていて続編もあるのかな。
が「ナイス!」と言っています。
エピファネイア
米澤さんの新シリーズ(になってほしい)は群馬県警捜査一課の葛警部が主人公の警察小説。舞台も地味(群馬県の方ごめんなさい)なら葛警部のキャラも地味。でも面白くて止められないという連作小説。「命の恩」が一番好き。なぜ犯人は殺人の後にわざわざ死体をバラバラにして捨てたのかというホワイダニットであるが、その答えには納得できた。チーム力より自分の能力を信用しているので上司からも部下からもあまりよく思われていないが、事件解決力は誰しも認めるところ。これからも菓子パンとカフェオレ片手に難事件を解決してくれることだろう。
が「ナイス!」と言っています。
エピファネイア
ネタバレワシントン・ポーシリーズの3作目。このシリーズ絶好調。最近では一番気になるシリーズかも。コナリーのボッシュシリーズを想起させるが、こちらは色恋沙汰が少なめなのも高評価。ウィリーとの関係もますます息ぴったりになってきた。無関係と思われる3人が相次いで殺され、現場には切り落とされた薬指が置かれているというおぞましい事件が発生する。犯人が特定されたかに見えたが、そこからが怒涛の展開。アッと驚く結末に向けてポーと物語が疾走する。犯人とその動機に愕然。そして、犯人に対してポーがとった行動はかなりショッキングだった。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2015/09/05(3154日経過)
記録初日
2015/09/05(3154日経過)
読んだ本
893冊(1日平均0.28冊)
読んだページ
321462ページ(1日平均101ページ)
感想・レビュー
301件(投稿率33.7%)
本棚
0棚
性別
血液型
AB型
職業
役員・管理職
現住所
兵庫県
自己紹介

2020年12月に還暦を迎えました。
そして、翌年にはおじいちゃんになりました。
仕事は続けていますが、責任の重さは年々軽くなっており、それに伴い読書に費やせる時間が増えつつあります。
今の目標は年間100冊読むこと。今のペースではちょっと厳しいかも。
小説が中心で国内外を問わずいろんな作家さんの本を読みます。
みなさんのレビューを拝見して面白そうな本はどんどん読んでいきたいと思います。
感想のアップだけでなく日々のつぶやきもしています。読メの世界を楽しみたいと思います。

読書メーターの
読書管理アプリ
日々の読書量を簡単に記録・管理できるアプリ版読書メーターです。
新たな本との出会いや読書仲間とのつながりが、読書をもっと楽しくします。
App StoreからダウンロードGogle Playで手に入れよう