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12月の読書メーターまとめ

すてきなさんにんぐみ
読んだ本
6
読んだページ
2298ページ
感想・レビュー
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36ナイス

12月に読んだ本
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12月のトップ感想・レビュー!

すてきなさんにんぐみ
下巻ではモデルの大本は捨て去って、 「世直しの思想」を、教団膨張にともなう様々な妥協を排して極限化するとどうなるかを思考実験してみたいということにあったp609 とあるようにいささか読者を置き去りにし、米国占領軍との武装闘争を行うという荒唐無稽な感が強い。しかし本著はちょうど全共闘世代に執筆され、また運動家たちに読まれたそうなので、絶対に勝ち目のない占領軍と救霊会の闘いと機動隊との闘いに無様にも破れていく自らとをバリケードの中で想像的に同一化していたんだと思うと胸熱である。
すてきなさんにんぐみ
2017/12/22 03:27

観念で世直しを起こそうとする千葉潔の姿もまた左翼の運動家にとっては自らの姿に重なり合うものがあったのかも知らない。

が「ナイス!」と言っています。

12月の感想・レビュー一覧
3

すてきなさんにんぐみ
下巻ではモデルの大本は捨て去って、 「世直しの思想」を、教団膨張にともなう様々な妥協を排して極限化するとどうなるかを思考実験してみたいということにあったp609 とあるようにいささか読者を置き去りにし、米国占領軍との武装闘争を行うという荒唐無稽な感が強い。しかし本著はちょうど全共闘世代に執筆され、また運動家たちに読まれたそうなので、絶対に勝ち目のない占領軍と救霊会の闘いと機動隊との闘いに無様にも破れていく自らとをバリケードの中で想像的に同一化していたんだと思うと胸熱である。
すてきなさんにんぐみ
2017/12/22 03:27

観念で世直しを起こそうとする千葉潔の姿もまた左翼の運動家にとっては自らの姿に重なり合うものがあったのかも知らない。

が「ナイス!」と言っています。
すてきなさんにんぐみ
宗教論としても左翼の界隈からもよく挙げられることが多いある著作なので、いつかはと思っていましたが、千二百頁を越す大著ながら最後まで興味深く読むことができました。 下巻のあとがきにあるように「さもありなむ、さもあらざりならむ」高橋和巳にとっての我が<邪宗>の姿とあるがもはや否定の出来ない程に「行徳二郎」は多分に大本の出口王仁三郎をモデルにしている。(そのことによって本著の文学的価値をなんら貶めるものではないが)このことは王仁三郎のエスペラント語の狂歌を高橋自身がそのまま引用していることからも分かるだろう。
すてきなさんにんぐみ
2017/12/22 03:04

やはり教学的な矛盾云々よりも信仰者としては信仰はより高きところにあるのだなあと感じた。

すてきなさんにんぐみ
2017/12/22 03:09

また宗教と性の章も戦前もそうだが、マッスは不敬団体かよりも淫祠邪教であり、婦人が姦淫されているという的言説が好き。普遍的テーマ。本著のというか高橋和巳の凄いなと感じたのはおそらく著者が中国文学の研究者なのもあると思うが、恐ろしく宗教への造詣が深いのも魅力の一つだと思う。

が「ナイス!」と言っています。
すてきなさんにんぐみ
やはり村上重良は岩波新書三部作より本著やほんみち不敬事件のような周縁的著作が良い。帯にも王仁三郎のことを近代天皇制を逆照射した異端者とあるようにギリギリまで天皇制に寄り添ってはいるがやはり相容れない教義上の矛盾を抱えているのはひとえに政教一致の天皇制の矛盾に他ならないと言えるだろう。 不敬罪の適用にたいして、神霊現象の本質論、性格論で闘うこの戦術は近代法治国家をたてまえのもとでの宗教裁判がはらむ矛盾を衝くものものであったp141
すてきなさんにんぐみ
2017/12/22 03:46

大本は第一次弾圧後、満州へ進出するのだけれど、この当時の日本のグローバリズムといえば満州だったのだなぁと感じた。

が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2015/10/21(824日経過)
記録初日
2015/10/21(824日経過)
読んだ本
263冊(1日平均0.32冊)
読んだページ
86532ページ(1日平均105ページ)
感想・レビュー
73件(投稿率27.8%)
本棚
0棚
性別
血液型
B型
職業
大学生
現住所
神奈川県
外部サイト
自己紹介

宗教学徒(初学者)信仰と信仰でないもの、宗教と宗教学の違い、受け売りだが理論と体系を欠いた危険な学としての宗教学の問題を日々日々考えていきたい。

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