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2022年4月の読書メーターまとめ

Schunag
読んだ本
26
読んだページ
8253ページ
感想・レビュー
3
ナイス
27ナイス

2022年4月に読んだ本
26

2022年4月にナイスが最も多かった感想・レビュー

Schunag
ファンタスティックな歴史的空間であったはずの「冷戦と東欧」という舞台設定に、ロシアによるウクライナ侵攻によってページの裏側に仄暗く持ち重りのする陰影が静かに縫い合わされるみたいに加わったのだ、と本巻を読みながらぼんやり思っていた自分に気づきました。
が「ナイス!」と言っています。

2022年4月の感想・レビュー一覧
3

Schunag
この著者の初期の大胆奔放な完全犯罪ものを、鉄道ミステリーというソリッドな器に入れるとこうなるのか!という驚きがある。後半なんて『新幹線大爆発』とか『皇帝のいない八月』みたいな風合いすらあります。とにかく何より、まるでジェフリー・ディーヴァーの〝ウォッチメイカー〟が考案したかのような複雑怪奇な犯罪計画ですね。
が「ナイス!」と言っています。
Schunag
ファンタスティックな歴史的空間であったはずの「冷戦と東欧」という舞台設定に、ロシアによるウクライナ侵攻によってページの裏側に仄暗く持ち重りのする陰影が静かに縫い合わされるみたいに加わったのだ、と本巻を読みながらぼんやり思っていた自分に気づきました。
が「ナイス!」と言っています。
Schunag
すごい良いんだよ自動人形SF、と午後のミス研の部室で言ったのは同期の白皙の美青年T君で、たしか新潮社の雑誌で1編だけ紹介されたのを読んだのだと言っていた。彼は「死にそうな女が好き」と公言していて、読む本の趣味もミステリの本道よりは、死と倦みの気配のあるものに寄っていたと記憶する。T君が推していた「モスキート」をふくむ「自動人形3部作」に短編「アルーア」を加えて1冊にして、80年代末から90年代中頃まで凝りに凝った造本で翻訳書を出していたトレヴィル/リブロポートが刊行したのはその少しあとのことだった。
Schunag
2022/04/04 14:48

すぐに買って読んだので、これは思い出深い本のひとつである。今回が25年ぶりくらいの再読。扇のかなめはやはり「モスキート」だろう――欧州白人のペドフィリアと、植民地主義の威を借りた性的搾取と、彼らのなかで醗酵する「asian girls」なる性的幻想が折り重なり、魚醤と香草のいりまじった頽廃の匂いに噎せそうになる。この傲慢と屈託はイギリス人だからこそという気がするし、「トクシーヌ」「リリム」でもロンドンの風景が効いている。新大陸では醗酵の度合いが足りないだろう。なお本書は青いインクで印刷されている。

が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2010/05/12(4396日経過)
記録初日
2009/12/08(4551日経過)
読んだ本
4510冊(1日平均0.99冊)
読んだページ
1200018ページ(1日平均263ページ)
感想・レビュー
801件(投稿率17.8%)
本棚
24棚
性別
血液型
B型
外部サイト
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