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2024年11月の読書メーターまとめ

みりん
読んだ本
31
読んだページ
3457ページ
感想・レビュー
3
ナイス
33ナイス

2024年11月に読んだ本
31

2024年11月にナイスが最も多かった感想・レビュー

みりん
ネタバレ自分=意識なのか自分=身体なのか?身体と意識が別であるなら身体の死とは自分にとって何なのか?そして意識はいつどうやって死を迎えるのか? 杏と瞬の父は自身を孕んでいた伯父を失った時すでに「単生児」だった。もうひとり孕まれていた叔父は意識が生まれる前に吸収されてしまった。 瞬の体験したのが意識の死であるなら杏と瞬は陰陽を一巡りした完全な生命体となったわけだ。 死を考えることは生を考えることだ。作者の経歴を思う。医師とは時に哲学者に似た領域に辿り着いてしまう仕事なのか。それにしてもすごい物語。すっかり虜である。
が「ナイス!」と言っています。

2024年11月の感想・レビュー一覧
3

みりん
頭のいい人たちの会話。学生時代賢い友人たちがこんなふうに喋っていたなぁと思い出す。テーマが自由自在にジャンプする様で、ある真理について語っている。周辺の知識がさらなる真理を導く。こういう会話から近頃遠ざかっている。狭い世界を見つめがちだ。生活に追われているようだ。豊かで刺激的な会話が楽しい。私も窓ガラスの向こうの虫の世界をのぞいてみよう。
が「ナイス!」と言っています。
みりん
ネタバレ自分=意識なのか自分=身体なのか?身体と意識が別であるなら身体の死とは自分にとって何なのか?そして意識はいつどうやって死を迎えるのか? 杏と瞬の父は自身を孕んでいた伯父を失った時すでに「単生児」だった。もうひとり孕まれていた叔父は意識が生まれる前に吸収されてしまった。 瞬の体験したのが意識の死であるなら杏と瞬は陰陽を一巡りした完全な生命体となったわけだ。 死を考えることは生を考えることだ。作者の経歴を思う。医師とは時に哲学者に似た領域に辿り着いてしまう仕事なのか。それにしてもすごい物語。すっかり虜である。
が「ナイス!」と言っています。
みりん
ポアロシリーズ最後の作品と知らず。ポアロから語られた真相にショックを受けてしまった。受け入れがたくもあるが、シリーズの締めくくりとしてこれほど読者に驚きを与えられるストーリーはないのかもしれない。スタイルズ荘に始まりスタイルズ荘にて終わる。お見事。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2015/11/01(3319日経過)
記録初日
2005/01/01(7275日経過)
読んだ本
1304冊(1日平均0.18冊)
読んだページ
309709ページ(1日平均42ページ)
感想・レビュー
528件(投稿率40.5%)
本棚
7棚
性別
自己紹介

活字が癒しの社会人。子育て奮闘中。何でも読む。特に好きな作家は村上春樹さん、千早茜さん、原田マハさん。西加奈子さんの作品は一生読んでいく。

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