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9月の読書メーターまとめ

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感想・レビュー
8
ナイス
44ナイス

9月に読んだ本
8

9月のトップ感想・レビュー!

2兵
フーコーやレヴィ=ストロースに興味が沸いたので、先ずは基礎から勉強しようと。学生が読めるように…との事でかなり分かりやすく書かれた入門書。メインはレヴィ=ストロースで、彼が何をやった人なのか、世にどんな影響を与えたのかもよく分かるし、まさか構造主義のルーツとして遠近法や数学まで取り上げられるとは思わず、知的好奇心をいちいち刺激されて非常に面白かった。神話の構造についてはジョセフ・キャンベルの書物をもう一度読み返してみたくなった。もちろん他の構造主義系の哲学者やポスト構造主義についても触れられている。
が「ナイス!」と言っています。

9月の感想・レビュー一覧
8

2兵
映画事業、航空機会社、エレクトロニクス事業を手中に収めた天才的な大富豪であり、飛行機の名パイロットでもありながら晩年は殆ど人の前に姿を現さず"生きた伝説"とされたハワード・ヒューズの評伝。なんと原本は彼の存命中に発行されており、プライバシー侵害として訴訟騒ぎもあったとか。なので本書は彼が所有していたTWAの訴訟で幕を閉じており、有名な"ラスベガス乗っ取り事件"までは触れられておらず、尻切れトンボな印象を受ける。訳も正直かなり読みにくい。まあリアルタイムで読んだらもっと面白かったんだろうなあ。
2兵
2020/09/30 19:09

とりあえず凡百の小説が束になっても敵わないほど激動の人生を送った人という印象。アイアンマンことトニー・スタークのモデルになっただけはある。『アビエイター』と『ならず者』未見なので今度見てみよう。

2兵
フーコーやレヴィ=ストロースに興味が沸いたので、先ずは基礎から勉強しようと。学生が読めるように…との事でかなり分かりやすく書かれた入門書。メインはレヴィ=ストロースで、彼が何をやった人なのか、世にどんな影響を与えたのかもよく分かるし、まさか構造主義のルーツとして遠近法や数学まで取り上げられるとは思わず、知的好奇心をいちいち刺激されて非常に面白かった。神話の構造についてはジョセフ・キャンベルの書物をもう一度読み返してみたくなった。もちろん他の構造主義系の哲学者やポスト構造主義についても触れられている。
が「ナイス!」と言っています。
2兵
小学生時代、大好きだった本が文庫に。『ハプスブルク家のルドルフ1世』はこの本で覚えました。個性的なキャラクターによる台詞の応酬が楽しい。なつかしい気分に浸れるだけでなく、大人になった今読んでも面白いのに驚き。給食のシチューや魚屋さんの魚が食べたくなる…。終盤で発生する衝撃的な出来事と、そこからの『2人(2匹)四十七士』までの流れは当時も今も泣ける。作者本人のあとがきもユーモアがある。そして続編があったのは知っていたが、まさかつい最近までシリーズが続いていたとは!せっかくなので読み続けようと思います。
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2兵
ルブランには珍しい第一次世界大戦を舞台にした戦争小説。ミステリー要素に加えてスパイ要素も入っている。ルパンが少しだけ出てくるので、シリーズの一つに数えられてはいるが、はっきり言って彼が登場する場面は、いかにも取ってつけたようで全体から見ると不自然だし、無くても話は成立する。むしろ「813」から読んでいると、そちらにも登場する"あのお方"の登場のほうに驚かされること間違い無し。また、ほぼリアルタイムで執筆された小説なので、当時のフランス人から見た反ドイツ感情が多分に含まれているのが生々しい。
2兵
2020/09/21 07:21

ただ、訳がかなり古めかしく、登場人物の台詞回しがいきなり関西弁(?)になるなどおかしなところがあり、少々読み辛かった。

が「ナイス!」と言っています。
2兵
のっけから難しくて挫折しそうになったが、分からないまま読んでいったら、後半の清水・渡辺との対談、及び最後の『狂気と社会』が判り易かったので何とか助かった。狂人は元々西洋では真実の代弁者、日本では聖なるものの代弁者として、社会の周縁に追いやられてはいたが、社会の内部に広く分布、受け入れられていた存在。それが資本主義社会が発達した17世紀以降、監禁・強制労働といった警察力に基づくシステムの誕生により、完全に疎外、排除された存在と化してしまったというのが本書で語られた事の一つ(映画『カッコーの巣の上で』を彷彿)
2兵
2020/09/14 09:49

人間の活動領域から逸脱した人々、疎外された人々=狂人とするならば、現代社会におけるいい年した独身者やニートが(経済的生産や社会の再生産から外れているということで)社会的にはあまり良い目で見られないのもそういうことか(笑)。資本主義社会の発達とそこからの狂人の疎外、狂気と文学の関連性、19世紀以降、エクリチュール=体制破壊的機能を持った文学が、体制に組み込まれた存在になってしまったという指摘もたいへん興味深かった。

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2兵
久しぶりに読んだけれど、相変わらず面白い。50歳の誕生日を迎えるもついに離婚し、愛犬とびと共同生活を始めたころの巻。その後の三谷氏を知っているので、今は安心して読めますが、リアルタイムだと氏も読者も先行き不透明でとにかく不安だったでしょうね…。一方仕事方面はますます充実している印象。ステカナや初の長編小説執筆、チェーホフ舞台の裏話も。ビックリしたのが平野勝之監督の『監督失格』を鑑賞していたということ。三谷氏は絶対観ないタイプの映画だと(文中でも「決して好きな映画ではないけれど」と言及)思っていたので。
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2兵
一見普通の警察小説と思わせておいて、その実ミステリーの体裁を取った哲学・思想小説ともいうべきシリーズの三作目。若い女性モデルの誘拐事件から、話がとんでもない方向に展開し、聾唖者、LGBT、フェミニズム、資本主義と男女社会といったテーマを挟みつつ、最後は生命倫理、すなわち「神の領域」の枠にまで話が及ぶ。こう書くと硬くて難解そうに思えるが、基本はエンターテイメント。前二作同様、今回も、作者が目標として掲げている『おもしろくて、深い』作品になっていると感じた。独特の文体なので(下手という意味ではない)、(続く
2兵
2020/09/07 11:00

前二作は読むのに少し慣れが必要だったが、今回は所謂現代文学らしい文体になってきていて読みやすくなっており、400頁以上の分量ながら、ページをめくる手が止まらなかった。作者が登場人物の口を借りて論じられる個所については、難しかったが、ひたすら考えさせられた。中でも、ジェンダーや科学が受け入れられるのは、それが社会に役立つから、そして「文化」となるから。男女の境が生まれたのは、資本主義社会の発達と関連している。という記述は興味深かったし、唸らされた。そして親と子の関係、親による子のコントロール(続く

2兵
2020/09/07 11:00

については、一作目からテーマとしてある「自由とは何か」という課題がまたも浮上する。その一方で、若いカップル二人を家に居候させ「お父さん」と呼ばれ、彼らの未来を憂う真行寺と、二人の母を持つ麻倉瞳の対比は、どちらも「家族」であり、良い悪いはともかく、これからの時代の家族のあり方として珍しくなくなっていくのかもしれないと感じた。

2兵
中島らも氏が書くアジア各国を舞台とした短編集。オチが無い話もあれば、落語のような可笑しみのある終わり方をする話も。あとがきでも触れられているが、食事の描写が多いので、読んでいてお腹が空いてくる。特に香港編は流石に次から次へと美味そうな料理ばかりが登場するので、空腹時は注意。そしてらもさんなのでドラッグの描写も…ベトナム編のオチであるB52の大群の幻視は笑えます。インドを舞台にした『KUMIKO』が、他の話よりも長く、ヒロインであるくみこという女性のサバサバしたキャラクターと彼女の過去話が絡むドラマもあり、
2兵
2020/09/02 11:24

なかなか印象的でした。山内圭哉氏の解説に登場するらもさん本人の言動も可笑しい。

が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2015/11/14(1804日経過)
記録初日
2015/11/04(1814日経過)
読んだ本
447冊(1日平均0.25冊)
読んだページ
161391ページ(1日平均88ページ)
感想・レビュー
429件(投稿率96.0%)
本棚
5棚
性別
外部サイト
自己紹介

1987年生まれの男。小説読み。日本の小説よりも、翻訳ものの方が好きだったりします。よろしくお願いします。

好きな本:『指輪物語』『羊をめぐる冒険』『長いお別れ』『亡国のイージス』

好きなジャンル:ミステリー(特にハードボイルド、ノワール)、SF、冒険小説

好きな作家:村上春樹、筒井康隆、馳星周、福井晴敏、伊藤計劃、小川洋子、川上弘美、アーネスト・ヘミングウェイ、レイモンド・チャンドラー、カート・ヴォネガット、アンドリュー・ヴァクス、ジェイムズ・エルロイ

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