☆☆　「ブラックショーマンと名もなき町の殺人」の続編。バー「トラップハンド」のマスター、神尾武史は元マジシャン。その慣らした魔術を駆使して店を訪れた女たちを窮地から救う。武史の姪の真世は武史の良き相棒である。

☆☆　「ブラックショーマンと名もなき町の殺人」の続編。バー「トラップハンド」のマスター、神尾武史は元マジシャン。その慣らした魔術を駆使して店を訪れた女たちを窮地から救う。武史の姪の真世は武史の良き相棒である。

☆☆☆青春剣道小説である。宮本武蔵の五輪の書を愛読書とし、勝つことへの執着心の強い強豪選手の磯山香織が剣道を始めたばかりの西荻早苗とチームメイトとなり交わる中で剣道に関する考え方が変化していく。著者は剣道の経験があるのだろうか？　剣道の理法やルールに関する記述が正確で「剣道」を知るために有効であり、また剣道の経験者にとっても興味深く読める本である。

☆☆☆　再読。初読はＨ１５　再読Ｒ２．７．１４　 終章が感動的で涙を誘われる。序章のつかみも良く、物語世界に引き込まれた。沢田研二の「ＴＯＫＩＯ」が創作のきっかけになったのだろうか。

☆☆☆☆