2024年1月の読書メーター 読んだ本の数:8冊 読んだページ数:2486ページ ナイス数:277ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/634946/summary/monthly/2024/1
出てくるうつヌケ諸先輩方が錚々たる芸術家ばかりなのが、玉に瑕かな。すごい芸術家は、人に必要とされるキッカケが多いだろうからね。あと、夫婦円満の人や素敵な家族を、持つ人が多いのも、そらうつ治るだろうね、とは思う。
督促の仕事をどうして辞めないのかのエピソード。他の督促会社の先輩たち数人と飲み会(この御縁も彼女の奔走と人徳のおかげとお見受け)先輩のうちひとりの話として、十数年前は訪問して督促が主流だった。そのうち明らかに体調の悪いアル中の男性。いつも返さないから毎月通う顔見知りになる。ある日男性が家で倒れたので、救急車をよぶ。住所と名前をいうとなんと!救急車が来るのを拒否したのだ。倒れては踏み倒しの常連で、病院にも拒否されていた。仕方なく行政区を変えるためにその人を担いで、隣の市に移動。そこで救急車に乗せたとのこと。
その先輩がしみじみ言うのだ。人は信用をなくすと、命に関わることになるのだよ。それを何とか少しでも未然に防ぐのが、俺達の仕事なんだよ。信用をなくすと命に関わることになるから。私はかなり人に親切な方でお節介と自負していたのですが、お客が倒れて救急車に拒否されて、思い立って隣の市までヨッコラショと抱えて移動、できるかしら?と。そこまでの行動できるかしら?と自問。こんなにおせっかいな人が先輩にいるんなら、もっと頑張ってお節介しよう!まだまだ足りない!と思いましたです。
私がサバを読んだ直後のタイミングで出た新刊だったので、当時はどうしても手に取れなかった本。サバの他に猫なんか、いらなかった。しかも猫として登場するし。サバは擬人化されていてこそサバだった。ちょうどこの本で擬人化されたカラスとハトみたく。全く違う猫ストーリーに、当時は素直に読めなかった。満を持していま。大島弓子先生、お元気でずっと幸せでいてほしい。
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出てくるうつヌケ諸先輩方が錚々たる芸術家ばかりなのが、玉に瑕かな。すごい芸術家は、人に必要とされるキッカケが多いだろうからね。あと、夫婦円満の人や素敵な家族を、持つ人が多いのも、そらうつ治るだろうね、とは思う。