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2024年3月の読書メーターまとめ

のり
読んだ本
9
読んだページ
2955ページ
感想・レビュー
9
ナイス
1647ナイス

2024年3月に読んだ本
9

2024年3月のお気に入られ登録
3

  • sたくや
  • ゆたか
  • 読書は人生を明るく照らす灯り

2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

のり
北原先生、あなたっていう人はどんだけ懐が深いんだ。結果として2人の教え子を救う為とはいえ、黙して汚名を被った。周囲の雑音も計り知れなかったはず。そんな中で、シングルで子育てまでこなし、数多の愛情を注いだ。血より濃い父娘。「菜々」も「暁海」もどれだけ大事に守られた事か。「櫂」の死後もひたすら気に掛け、再び脚光を受けるまでにした2人の編集者も熱い。人と作品に惚れ込んだ者の執念を感じた。誰もが歳を重ね、輪が大きくなりながら、新たな繋がりが微笑ましい。
が「ナイス!」と言っています。

2024年3月にナイスが最も多かったつぶやき

のり

寒暖の幅があり過ぎた2月。今月からは花粉にも注意しないと…先月のベスト三作は「この夏の星を見る」「スコーレNo.4」「虹の岬の喫茶店」でした。ホッコリ作品が沁みた。春はもうすぐ。皆様今月も宜しくお願いします。2024年2月の読書メーター 読んだ本の数:9冊 読んだページ数:3007ページ ナイス数:1698ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/648121/summary/monthly/2024/2

が「ナイス!」と言っています。

2024年3月の感想・レビュー一覧
9

のり
生まれつき顔に痣を抱えた「アイコ」。その為に俯きかげんでいた日常が、友人の頼みで受けた取材で、映画監督の「飛坂」と出会い一変していく。互いに無いものに惹かれ合う二人だが、多忙な監督業と大学院生では時間のすり合わせも難しい。年の差はあるが、二人とも成長過程。出会いから別れまでの時間は短かったが、得たものは大きかった。前を向いて生きていける土台が出来たのは良かった。進む道は別々になったが、二人の幸せを祈る。
が「ナイス!」と言っています。
のり
高級住宅に住む「藤堂玲花」は容姿端麗。周囲から羨まれる学歴もあったが、その過去には秘められた事実が…よくある男女関係とはいえ、相手は表沙汰には出来ない。一旦切れたが、再会してからは泥沼にまっしぐら。全く周りが見えていない愚かな行動。しかも殺人事件まで絡んでくる。女同士の付き合いも重いし、出てくる人がろくでなし揃い。唯一まともなのは「ヤベキョウ」だけ。その彼女をも苦しめた彼等は最低だ。
が「ナイス!」と言っています。
のり
なでしこ物語シリーズ。峰生にある常夏荘に引き取られた「燿子」は、手伝いをしながら、本家筋の年の近い「立海」との久々の再会を楽しみにしていた。このひと夏で「おあんさん」の一人息子の「龍治」も絡み、印象的な出来事が積もる。危険な香りを纏う龍治だが、内に秘めた優しさもある。名家ならではの重荷もある。祖父も亡くした燿子も歳を重ね、大学進学を目の前に行動を起こす。その気持ちにもうたれるが、実母の態度が目に余る。それからの急展開にはさらにビックリ。この先もとても気になる。足場を固め頑張れ〜 燿子。
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のり
仕事を依頼されホテルに出向いた「天道虫」。簡単な仕事のはずが、彼が関わる事によって複雑に絡む事態になる。死にたくとも死ねないホテルと謳われているのに、結果は死体山積み。とにかく伊坂さんが殺し屋につける名がとても好きだ。「六人組」や「モウフ」と「マクラ」。そして「高良」と「奏田」が最高。前のシリーズでの時も思ったが、これだけ死にまくる業界の人材不足が心配になる。生き残った彼等の今後の活躍にも期待する。やっぱり最高のシリーズだ。
とみかず
2024/04/06 12:54

のりさん。ナイスありがとうございます。キャラクター枯渇が心配になりますね。

のり
2024/04/06 14:37

とみかずさん、こちらこそありがとうございます。殺し屋のはずが憎めない人柄が多いですよね。またまだ続いて欲しいシリーズです。

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のり
北原先生、あなたっていう人はどんだけ懐が深いんだ。結果として2人の教え子を救う為とはいえ、黙して汚名を被った。周囲の雑音も計り知れなかったはず。そんな中で、シングルで子育てまでこなし、数多の愛情を注いだ。血より濃い父娘。「菜々」も「暁海」もどれだけ大事に守られた事か。「櫂」の死後もひたすら気に掛け、再び脚光を受けるまでにした2人の編集者も熱い。人と作品に惚れ込んだ者の執念を感じた。誰もが歳を重ね、輪が大きくなりながら、新たな繋がりが微笑ましい。
が「ナイス!」と言っています。
のり
傷害致死で逮捕された女。罪は認めたが、取り調べの際に声が聞こえると語りだした。これは精神鑑定の案件なのか?被害者の身元も中々わからない為に捜査は難航する。それにしても途中まで勘違いというかミスリードされたのが悔しい。過去の事件との延長でおきた新たな事件。沢山の人の執念が実を結んだ結末。他界した者のその後も気になる。「諭吉」と知り合えたのは指針になったのだろう。
Hachi_bee
2024/03/25 20:11

>>途中まで勘違いというかミスリードされたのが悔しい いかにも誉田さんですよね。 菊田さんって、やっぱりあの菊田さんのおつれあい?

のり
2024/03/26 13:35

Hachiさん、誉田さんの引出しの多さに毎回唸ります。間違いなく菊田夫人ですよね。

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のり
「殊能将之」の作品をまた読めるなんて思っていなかった。先日、読友さんのレビューで知った一冊。デビュー前の3話+ハサミ男の秘密の日記というエッセイ風の作品。解説を含め、謎めいた殊能将之を知れた感じがした。派手な印象はないが、原点と言える3話全てが良かった。改めて早逝した事が残念でならない。
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のり
久しぶりの疫病神シリーズ。先日読んだ柚月さんのエッセイ集でも絶賛されていた作品。読んでみて納得。ヤクザの「桑原」と建設コンサルタントの「二宮」の迷コンビ。ヤクザを相手に詐欺を働いた者を追い、その先々で遭遇した者を叩きのめしたが、相手は本家筋の組員だった。金と面子と組の力関係。窮地に陥った桑原だが、ただのイケイケヤクザではない。頭の回転も早く本家筋だろうが、裏で絵を描く者に一歩も引かない。不運なのは組長が弱腰夏の事。付き合わされる二宮も命がいくつあっても足りない。この先がさらに楽しみ。
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のり
元刑事である「尾木」。運が悪かったとはいえ服役した過去をもつ。出所後に知り合った3人を居候させる事になったが、さらにもう1人の少女との出会いが、家の中を明るくしたが、殺人事件に巻き込まれ取り巻く環境が暗雲立ち込める。人生に倦んでいた彼等だが、根は良い奴等。過去の傷が大きかったのは不憫だった。それでも人の温もりに触れ、一体感が生まれ、他人の為に行動するまでに到った。事件の犯人には試練が続くが、待ってる人がいるのは心強い。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2016/01/23(3016日経過)
記録初日
2016/01/25(3014日経過)
読んだ本
1055冊(1日平均0.35冊)
読んだページ
384902ページ(1日平均127ページ)
感想・レビュー
1055件(投稿率100.0%)
本棚
12棚
性別
血液型
O型
自己紹介

読メの皆さんのお陰で、幅が拡がり色々な作家さんに出会えました。感謝です。(^o^)このサイトが毎日の活力です。

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