ネタバレ色んな意味で方舟のデジャヴ。大オチまでのメインストーリーが物足りない…。全員モブのような言動しかせず、裏でひたすら犯人がえぐい作業量をこなしてたという事が最終章犯人自身の語りで分かるだけ。ただそれを補って余りある、かどうかは人によるけどラストにはまんまと驚愕。どなたかのネタバレサイトで、今回複数人で帰還した理由は前の事件で一人生還したため二度同じ事が起きては不自然だからというのに一番なるほどと思った。次作が出れば読んでしまうだろうし、これほど話題になり感想が盛り上がるというのは作品として成功してると思う。

ネタバレ色んな意味で方舟のデジャヴ。大オチまでのメインストーリーが物足りない…。全員モブのような言動しかせず、裏でひたすら犯人がえぐい作業量をこなしてたという事が最終章犯人自身の語りで分かるだけ。ただそれを補って余りある、かどうかは人によるけどラストにはまんまと驚愕。どなたかのネタバレサイトで、今回複数人で帰還した理由は前の事件で一人生還したため二度同じ事が起きては不自然だからというのに一番なるほどと思った。次作が出れば読んでしまうだろうし、これほど話題になり感想が盛り上がるというのは作品として成功してると思う。

ネタバレ信じられないくらい読みやすく600P超を感じさせない牽引力だった。一家3人惨殺事件の未成年死刑囚の逃亡生活。姿を変えて潜む職場ごとに章が分かれ、鏑木が次はどんな人物として描かれるのかという新鮮味があり読む速度が落ちない。事件当事者でない同僚たちの目線中心で、重いテーマの割には淡々とした印象。和也とベンゾーの話が好きだったな。ただなんだろう、これなら鏑木にやっておいてくれた方が極論良かったと思うくらいに、冤罪の悪しき結末そのままだったのが残念だった。逃亡生活中にもっと芯を食う人物がいて欲しかった。