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2024年3月の読書メーターまとめ

らなん
読んだ本
76
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感想・レビュー
26
ナイス
703ナイス

2024年3月に読んだ本
76

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2024年3月のお気に入られ登録
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2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

らなん
初めての作家さん。2024年、連作短編集。シリーズ第二弾。前作は未読で、状況不明のまま読み始めると、とりあえず大丈夫そう。独特の考え方、行動の成瀬さんが、大学受験したり、観光大使やバイトをしてた。話し方も、何やら昔の男の人みたいで面白い。クレーマーとかまで巻き込んで、我が道を行く姿がいい。更に、装丁のような見た目だったら、ギャップあってもっといい。
が「ナイス!」と言っています。

2024年3月の感想・レビュー一覧
26

らなん
近藤さん65冊目。2024年。一気読みだった。主人公の気持ちが、文字通り手に取るようにわかって、すごいなと思った。仕事しかしない主人公は、離婚をされた。妹から、山の上にある男性のみの家事学校を薦められ、自分を変えるために行くことになった。そうそうと賛同したくなることや文章が多いのも嬉しい。家事は、思い遣りと先読みというのは納得でした。主人公には、この先幸せになって欲しい。
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らなん
東野さん109冊目。2024年、連作短編集。6話の内、3話は既読だと気付き、少し落ち込むが、再読してもやはり面白かった。元マジシャンでバーのマスターの武史と、建築土で姪の真世の組み合わせが、とても良い。相続とか、結婚願望、親子、身近な話でありながら、ひとひねりも、ふたひねりもしていて、読みごたえ抜群だった。もっと読みたいな。
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らなん
喜多川さん3冊目。2017年。ある日、中学生の隼人が帰宅すると、Alのロボットが家に居た。3ヵ月間海外に仕事に行く父が、作製したロボットだった。会話も出来る、相談にものってくれる。今まで嫌なことから逃げて来た隼人が、これを機に変わる。道徳っぽくて苦手ではあるけれど、納得させられる点も多々あった。けどやはり、真面目すぎて、辛いかも。
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らなん
朱野さん6冊目。2019年出版のを文庫化。短編集。どこか別世界が入り込む話だと思っていたら、あとがきで怪談だったと知る。制服という同じ服により、美醜で際立つという考え方は、驚きだった。他にも、結婚により、姓の変更や押しつけの理不尽さなど、暗さが増していく様だった。中でも、「藁人形」は、恋愛にはまり込み、周りから距離をおかれてもやめない自分勝手さの行く末に、心が冷えるようだった。
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らなん
加藤さん5冊目。2023年、連作短編集、文庫。双子を含む4人の子供、そして姉と暮らす時生。芸大卒でダ・ヴィンチ刑事と呼ばれる南雲と共に事件を解決する。読みやすかった。
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らなん
小西さん2冊目。シリーズ第2弾、2024年。前作が苦手だったのに、装丁に惹かれて、読んでみることに。証拠を提示しないといけないわけではないけれど、推論だけで解決とするのが、少し苦手で、やはり今回も合わないなと感じてしまった。脱落。
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らなん
中山さん75冊目。2024年。とても面白く、読むのを止められなかった。高遠寺静判事の孫の円判事が主人公というのも嬉しい。技術協力として、中国からAI裁判官のソフトを試行することになった。このソフトを使うと、格段に仕事が効率化出来るという。確かにとても便利そうだった。人が裁判をすることの重要性と、父親殺しという事件のリーガルサスペンス、両方を堪能出来る話でした。
山猫
2024/03/25 02:15

おや、円ちゃん、判事になれたんだ。

らなん
2024/03/25 07:52

そうなんですよ。

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らなん
伊岡さん19冊目。2024年。排水口から、他殺遺体が見つかった。今回の真壁・宮下コンビは、修士論文のための実地調査をする大学院生の小牧に、同行するよう言われていた。小牧の伯父は、審議官で、真壁達にとって、雲の上の存在でもあった。話の中によく出て来た暗渠という聞き馴染みのない名称と、下水との違いがなんとなくわかった。事件は、予想していた以上に複雑で、残忍であり、一気読みしてしまっていた。
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らなん
下村さん25冊目。2024年。苦手なクローズドサークルの話だった。何か起きた時に、誰がどこにいて、誰かと一緒か否か。完全には理解出来ず。無念。ただ、建物の間取りとか、雰囲気のある写真もあって楽しいなと思ったら、実在する家を舞台にしたものだそうで、凝ってた。更にQRコードを読み込んで、この家の別世界のような部屋を見ることが出来るのも、面白い趣向でした。
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らなん
岩井さん9冊目。2023年。難しそうなので理解出来るか不安でしたが、杞憂だった。太平洋戦争前のサイパンで、麻田は役人として働きながら、海軍のスパイとしての働きもしていた。日本にいる家族に会いたいと願いながら、上司の堂本少佐からの命令に、優秀な働きをしていた。当時の状況、麻田の聡明さ、原地の人との関わり、戦争に突入していくまで、そしてその後も、とてもわかり易く読み進めることが出来た。日本の上層部の軍人達は、何故勝てると信じていたのか不思議でならない。
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らなん
2021年。図解の他に、従来説、最新説が比較するように書かれていて、勉強になった。
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らなん
喜多川さん2冊目。2010年。見栄で嘘をついたことで、一人で離れた地へ出かけることになった、男子高校生の自分を見直す旅についてだった。アクシデントで、思いもよらない出会いを経験し、その人達からの話などで自分を見つめ直す。わらしべ長者のようでもあり、自己啓発本のようでもあった。先がどうなるか気になって、一気読みした。旅の醍醐味と、真面目な主人公に驚く本でもあった。
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らなん
桂さん24冊目。2006年。20年近くも前の本だとは、思えない。異和感全くなし。長距離走者として、オリンピックも目指せる程の才能があり、毎日毎日の怒力も怠らない男子大学生が、主人公だった。鼻につくくらい嫌な性格で、協調性がない。そんな彼の成功ストーリーかと思いきや、軸となる部分は全く別物でした。友達って大事だなと思える本でした。
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らなん
永井さん28冊目。2008年。シリーズ第2弾。高校生の三浦凪が主人公。17年振りに続きがやっと読めた。始まりは、人気モデルが「火の鳥マスカラ」で目が腫れてしまい、そのマスカラを渡した同じモデルのミリが、窮地に陥っている、という出来事だった。ミリの知人の凪が助けることになる。とても読みやすい上に、個性的な人達が登場し、増々面白くなってしまった。でももう続編は読めないと思うと、悲しい。
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らなん
河﨑さん8冊目。2015年。三浦綾子文学賞受賞作。生まれた時から馬との深いつながりがあり、馬と共に北海道に渡ってからも、馬と生活を共にする。昭和から平成までの家族の話で、その全てに馬が関わる。一番印象に残ったのは、子供と二度と会えないとわかっていても、送り出してあげないといけない親の辛さだった。後半出てくる、島のモデルと思われる所を調べてみた。これもまた感慨深い。
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らなん
福田さん14冊目。2023年、文庫。梟の一族シリーズ第3弾。ドーピングあり、格闘ありのハイパー・ウラマに出場する眠らない一族、梟の3人。対戦相手には、狗の一族もおり、陰謀を企てる輩もいた。ストーリーは勿論のこと、身体能力の高さを堪能出来て、楽しかった。一気読みでした。
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らなん
アンソロジー、2021年。お酒にまつわる短編集でしたが、お酒色が強めは、坂井さんの果実酒と額賀さんの実家が酒蔵の大学生で、飲みたくなった。原田さんのは定食屋とか出てきて、料理が美味しそうだった。織守さんのは、恋愛系。どの話も、読みやすく、楽しかった。
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らなん
知念さん31冊目。2023年。ナースエイドとして働く澪には、あるトラウマがあった。同じ病院には、天才であり努力家でもある、外科医の竜崎がいた。その二人が巻き込まれてしまった事件があり、患者を助けるため尽力する。設定は面白かったけど、思い込みの強い澪に、少々引いてしまった。続きがありそうだけど、どうかな。
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らなん
桂さん23冊目。2012年。小学校時代から大人までのトランポリンの選手達の競技への思い、引退・復帰、家族とのことなど書かれていて、一気読みだった。競技については、サラッと書かれていたのも好みだった。大会に向け、ストイックに毎日練習をし、それでも引退を意識しなければならない時を迎える。精神的にも、アスリートってやはり凄いなと思う本だった。
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らなん
まさきさん9冊目。2024年、文庫。三ツ矢&田所刑事シリーズ第3弾。マンションで女性が殺害され、乳児が行方不明になった事件と、リゾート建設が頓挫した北海道の小さな島での昔の出来事が、交互に描かれてた。この2つがどう関係し、動機は何だったのか。入り組んではいたが読みやすく、そして最後まで気の抜けない話でした。
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らなん
初めての作家さん。2019年。読むのが止まらなく、そんなに厚くないこともあって、一気に読了した。ポケモンスリープの為に、ここしばらく定時に寝ていたのだけど、読みたい、に負けてしまった。まず、運転者、の解釈に目がウロコだった。そして、主人公の祖父の想いに涙し、親の想いにまた涙した。いいお話だった。
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らなん
井上さん5冊目。2023年、連作短編集。SISTER編の三姉妹と同じ地域の4兄弟が登場するBROTHER編は、起きる出来事も共通していて、それを別角度で見ているので、把握出来ている分、より読み易いと感じた。その上、こちらの方が理路整然としているっぽいので、こちらの方が好みかも。こちらを先に読んでいたら、又違った感想になったのだろうか。なかなか悩ましい。
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らなん
井上さん4冊目。2023年、連作短編集。SISTER編・BROTHER編、どちらから読んでもOKとのことなので、SISTER編から。商店街にある、焼き鳥屋というか串焼き屋の3姉妹が主人公だった。学校だったり、商店街の事件というか謎を解決する。と言っても、犯罪スレスレのもあり、明るいけど凝ってた。何より合間に出てくる焼き鳥が美味しそう。姉妹の名前も焼き鳥由来なのが、印象的だった。
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らなん
伊坂さん24冊目。2017年。立てこもり事件なのだけど、何層にもなっていて、登場人物もあちこち出没するので、頭の中で100%理解できずに読了。オリオン座の蘊蓄は、勉強になった。被害者である綿子ちゃんの行動が、カッコ良かった。
が「ナイス!」と言っています。
らなん
初めての作家さん。2024年、連作短編集。シリーズ第二弾。前作は未読で、状況不明のまま読み始めると、とりあえず大丈夫そう。独特の考え方、行動の成瀬さんが、大学受験したり、観光大使やバイトをしてた。話し方も、何やら昔の男の人みたいで面白い。クレーマーとかまで巻き込んで、我が道を行く姿がいい。更に、装丁のような見た目だったら、ギャップあってもっといい。
が「ナイス!」と言っています。
らなん
ネタバレ柚月さん26冊目。2024年。小さな南部鉄器工房で、家裁に送られた少年を定期で預かる補導委託をすることになり、工房の人達と少年との関わりや、少年の抱える辛さが描かれていた。少年のその辛さが何なのか。全く思いもつかぬまま読み進めたので、理由が判明した時はとても納得した。選択する自由を奪ってはいけないと改めて実感。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2008/09/24(5688日経過)
記録初日
1982/04/12(15350日経過)
読んだ本
11887冊(1日平均0.77冊)
読んだページ
2558609ページ(1日平均166ページ)
感想・レビュー
1956件(投稿率16.5%)
本棚
298棚
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