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2024年3月の読書メーターまとめ

亜希
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2024年3月に読んだ本
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2024年3月のお気に入られ登録
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  • さゆ
  • 道楽モン
  • 轟直人
  • 碓氷優佳💓
  • ry kt

2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

亜希
ネタバレ題名と装丁に惹かれて。「順風満帆な御曹司である弟・成功の前に突如現れ、入れ替わろうとしたのは異母兄弟である兄・実行。お前は俺から、仕事も恋も奪おうというのか―」というあらすじと序盤の展開は韓国ドラマのようだし、終盤まで父・英雄の態度が酷すぎて「はぁ?」と思っていたけれど、最後まで読めばまぁ納得。読後に改めて見ると本当にいい題名&装丁だなぁとしみじみ思います(背の部分のコアラも良き)。でもこれ結果上手くいったからいいけれど、一つでも英雄の思惑通りにいかなかったら破綻してたのでは…良かったな、英雄!(誰)
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2024年3月にナイスが最も多かったつぶやき

亜希

駆け込みで1月のまとめを。特に面白かったのは高瀬さんの『め生える』、レインボージャンボたかおさんの『説教男と〜』です📚28冊読了ってすごい(と自分で言っちゃう)🥹あと先月は読メで知り合った方とランチに行けたのが良き思い出!また行きたいな〜🍽️◆2024年1月読んだ本の数:28冊 読んだページ数:7445ページ ナイス数:1089ナイス https://bookmeter.com/users/66237/summary/monthly/2024

駆け込みで1月のまとめを。特に面白かったのは高瀬さんの『め生える』、レインボージャンボたかおさんの『説教男と〜』です📚28冊読了ってすごい(と自分で言っちゃう)🥹あと先月は読メで知り合った方とランチに行けたのが良き思い出!また行きたいな〜🍽️◆2024年1月読んだ本の数:28冊 読んだページ数:7445ページ ナイス数:1089ナイス  https://bookmeter.com/users/66237/summary/monthly/2024
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2024年3月の感想・レビュー一覧
22

亜希
ネタバレ"VTuber、ショート動画、アプリなど…それらが当たり前になった時代であたならどう生きる?"このテーマでこの題名を皮肉っぽいと言うべきか、言い得て妙と言うべきか。浅倉さん:らしい。オチもあり◎。大前さん:長編は合わなかったけれど今作は〇。新名さん:読みやすくて〇。続きがありそう。結城さん:真相を~収録の1編で残念…。佐原さん:挫折経験があり敬遠していたけれど、今作は〇。石田さん:やっぱり石田さん好き!◎。杉井さん:透き通った~のスピンオフ。すでに懐かしい〇。期待していたよりは可もなく不可もなく…でした。
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亜希
ネタバレモデルで女優の長井さんの初小説集。悲しいかな『私は元気がありません』という題名が、いまの自分の気持ちにぴったり…ということで手に取った。表題作は吾郎がめちゃくちゃうざくて、主人公も途中そう思っているのに、最終的に別れを告げるのは吾郎から、というところがリアルで辛い。その他の「ベストフレンド犬山」も「万引きの国」も、内容はイマドキだし所々ぶっ飛んでいるものの、共感できるポイントや(上手く言えないけれど)押さえるとことはきちんと押さえてる、という感じで、読みながら色々と考えさせられる1冊だった。
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亜希
ネタバレ”老いない身体を手に入れた彼女の家族史”―まず装丁がめちゃくちゃ素敵。装幀:名久井直子さん、装画:北澤平祐さんなんて、もう間違いない布陣やないか。ということでサイン本で購入。ハヤカワSFコンテスト特別賞受賞作なので約100年後の近未来が舞台のSFだし、平仮名メインの文体はややハードルが高いものの、内容と合っているので読み進めれば進めるほど、この雰囲気というか世界観に没入できた。内容としては私はわりと淡々と読んでしまったけれど、この世界観は唯一無二だと思う。次回作も楽しみです。
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亜希
ネタバレ第170回芥川賞受賞作。東京が好き、建築の話も好き、ゆえに題名やあらすじ、装丁はドンピシャで好みだけれど、如何せん私には難しく、理解しきれない部分が多々あった。ただ、それでもこの小説は面白いのだろうなと思えたので(という言い方も変だけれど…)、誰かに、この語り手は誰で、ここはAIで、この時系列はこうで、とわからない部分を一つずつ解説して貰いたい、もっときちんと理解したい、と思った。1点、全然わかってない私からすると、実際にこんな建築計画が持ち上がったら、非難轟々だろうな~と呑気に思いました。
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亜希
ネタバレ短編集。西さんの小説はいつも力強く真っすぐがゆえに、自分の感情と合わないときがあるけれど、今作はその力強さと真っすぐさが無理なくスコンと入ってくるようでどの話も面白かった。かつ、私的にはエッセイである『くもをさがす』を先に読んでいて良かったなと思った(「Crazy In Love」は特に)。一番好きだったのは「あらわ」。最初から最後までカッコいい。このカッコ良さは男性にはわからないかもしれないけれど、私はそれでいいと思う。「掌」のアズサの、ケイシーに対する接し方も好き。こういう大人でありたいです。
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亜希
ネタバレ第47回すばる文学賞受賞作。クセ強文体だからこそ波にノレれば一気読みできるかな?と思っていたけれど、残念ながら最後まで全くノリきれないまま終了。わかる/わからないではなく、単純に自分が興味のない分野の話だった。ただ、若者言葉満載の会話文は、半分以上理解不能でも読んでいるだけで楽しく、なんならずっといまどきの高校生(ではあるかもしれないけれど、おそらく普通ではない)の会話だけを延々と読んでいたかったな。現役高校生の方が読んだ感想を聞いてみたいです。
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亜希
ネタバレ松田さんの作品は装丁がいつも素敵でほぼ全作読んできたけれど、ジェンダーなどについての話は正直あまり興味がないので(って言ったら松田さんに冷たい目で見られそう…)、最近の作品は”ん?”と思うこともチラホラあった。今作は特にそれが顕著で、同じ「子育て中」かつ「女性」として”そうそう、そうだよね”と共感することがある一方、”それはちょっと斜に構えすぎでは…?”とひいてしまうことも多かった。でもそれはあくまで考え方の問題なので、少なくとも子育てに関しては「今日も子供が笑っていればそれでOK~」と私は思っています。
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亜希
ネタバレ112ページとコンパクト、文体もクセがなくてサクッと読める。主人公の推し対象は「なにゅなにゅ」というキャラクター(カービィ的なもの?)なので、謳い文句の「「推し」に人生を捧げる」も、帯の「衝撃のクレーンゲーム小説」もややピントがずれている気がしないでもないけれど、その他にも「カプセルトイ」や「縮毛矯正」など私的に気になるワードが多く、内容が、というより装丁含めて1冊の作品として楽しめた。村雲さんの作品は初読みでしたが、群像新人文学賞受賞の『もぬけの考察』も読んでみたいと思います。
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亜希
ネタバレはー良き。連作短編集で最初の1編を読んだだけではそこまでだったけれど、最後まで一気読みしたら読後はなんだかふわふわしんみりドキドキした。事故死した夫・鹿野くんの幽霊と一緒に暮らしている主人公、機械の親友を持つ少年、小さなこどもを一途に愛する青年など、万人に受け入れられそうな話ではないけれど、受け入れられる/受け入れられないと考えるのではなく、そういう人たちもいるんだな、と知るだけで充分だと思う。凪良さんと言えば『汝、星のごとく』他有名な作品が多いですが、私は今まで読んだ中では今作が一番好きでした。
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亜希
ネタバレ戦闘機に魅入られた男の物語。すごい、ということは読んでいてわかる。参考文献の量も圧巻。天才は異質、ということを地で行く物語で胸が熱くなるけれど、冒頭がめちゃくちゃ好きで、溝口とのやりとりも微笑ましい第一部が一番心地良かった身としては、第二部以降溝口が一切出てこないところや、松ヶ枝の娘に熊のキーホルダーをあげる展開なんて間違ってもないけど?という硬派な展開が憎い。私的には、航空自衛隊で活躍し続け、パイロットである人生を全うする透の姿も見てみたかった。三島由紀夫に造詣が深い人が読んだらより楽しめると思います。
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亜希
ネタバレ”川のある街”を舞台にした3編を収録。単純に面白かったのは小学生の望子が主人公のⅠで、興味深かったのはカラスが主人公?のⅡ、色々と考えてしまったのは認知症が進行している芙美子が主人公のⅢ。Ⅰはどこかで読んだことがある気がするけれど、江國さんの描く子供は達観しているのにきちんと子供を全うしているところが好き。Ⅱはカラスの死にゆく様がリアルでハッとしつつ、面倒な義姉との顔合わせを”燃える”と笑う麻美が素敵だった。批判されそうだけれど、Ⅲを読んで私はやっぱり安楽死が選択肢の一つになればいいのに、と改めて思った。
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亜希
ネタバレグロ・エグ描写に定評のある櫛木さんのシリアルキラーものと聞き楽しみにしていたけれど、物語自体にはそこまでのめり込めなかった。登場人物の誰にも感情移入できなかったからかな?肝心のグロ描写も思っていたよりは少なかった印象(苦手は人は目を背けたくなるレベルではある)。十和子にも非はあるけれど、それ以上に夫・茂樹の態度にイライラしていたので、ラスト、十和子が茂樹をバッサリ切り捨てるとことは良かったな。この勢いで実母との関係も清算してしまえ、と思った。
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亜希
ネタバレ音声と小説を融合させた体験型ミステリーとのことで、作中や末尾に二次元コードが記載されている作りは、読み手の年代や好みによって賛美両論ありそうだけれど、私は敬意を表したい。特に音声を聞いてハッとした「にんげん玉」、”もしかして、馬鹿だと駄目なのか?”がズシンとくる「セミ」が好みだった。ただ本音を言えば、5編とも自分なりにこうかな?と解釈はしたけれど、それが合っているのか、全て拾いきれているのかについては曖昧なままなので、公式のネタバレまとめが欲しいところ。これからも斬新な仕掛けで、読者を楽しませてください!
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亜希
ネタバレ大好きなさくらももこさんの作品の中でも、コジコジが一番好き。好きだった受け答えは以下。「友情って、永遠ですか?」→コジコジは昨日の事も忘れてるなぁ。「好きな人に振り向いてもらうには?」→相手にしてくれなきゃこっちも相手にしなきゃいいのに。「ちょっといいこと、ありました」→うん、その話は今日一日で三回も聞いたよ。「ボクも質問していいですか?」→今お茶飲んでいるからあとにして。思わずくすりと笑ってしまう受け答えが多かったしイラストも可愛かったけれど、やっぱりコジコジは漫画で読むのが一番おススメです!
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亜希
ネタバレ第6回ほんタメ文学賞・たくみ部門大賞受賞作。あとがきで真梨さんも書いているように、私も昔、深夜番組「放送禁止」を何の前知識もなくボーっと観ていて、度肝を抜かれた内の一人。あれは本当に衝撃だったなぁ。そんな長江さんの短編集、かつほんタメ文学賞受賞作と聞き期待値をあげていたけれど、私の頭が追いついていないせいか、やられた!とスッキリするというよりは、これはこういうこと…?とやや疑問が残る話が多かったのが残念。「この閉塞感漂う世界で起きた」が一番好みでした。
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亜希
ネタバレ題名と装丁に惹かれて。「順風満帆な御曹司である弟・成功の前に突如現れ、入れ替わろうとしたのは異母兄弟である兄・実行。お前は俺から、仕事も恋も奪おうというのか―」というあらすじと序盤の展開は韓国ドラマのようだし、終盤まで父・英雄の態度が酷すぎて「はぁ?」と思っていたけれど、最後まで読めばまぁ納得。読後に改めて見ると本当にいい題名&装丁だなぁとしみじみ思います(背の部分のコアラも良き)。でもこれ結果上手くいったからいいけれど、一つでも英雄の思惑通りにいかなかったら破綻してたのでは…良かったな、英雄!(誰)
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亜希
ネタバレ釧路のキャバレー「パラダイス」で下働きをする章介の前に現れたのは、一癖も二癖もある3人の出演者たち。流れで始まったオンボロ寮での共同生活を通じて感じたこととはー。場末と言えどずいぶん盛況しているなぁと思っていたら、舞台が"昭和"だったということを最後の最後で知った。桜木さんの小説はどれも、どんよりしているのに心が温まるところが好き。読んでいるだけで体の芯まで凍るような、北海道の厳しい寒さを感じられるところも。今作は内容以上に、題名と装丁がすごく好きでした(単行本と文庫の装丁が同じところもグッドです)。
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亜希
ネタバレ『変な家』は正直よく覚えていないし、前作『変な絵』のほうが私は好きだけれど、それでも今作もなんで?って不思議に思っちゃうくらい、やっぱりすーごく面白かった。まじでなんなの、コレ。また爆売れしちゃうんじゃないの?ちなみに1は長編だったけれど(多分)、今回は連作短編集というか、一見関係のなさそうな11の間取り図が最後に全て繋がり一つの結末を迎える、というところがより読みやすいと思う。こじつけでしょ、と思う箇所も多々あるし結末これ?感もあるけど、3も出たらもちろん読むわってくらいには、だだハマりしています。
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亜希
ネタバレJR山手線の大崎駅から始まり、五反田駅までの30駅=30編からなるショートショート集(正確に言えば、+幻の駅で31編)。最初の大崎駅「通勤電車の流儀」が、いやいやその形は無理あるでしょ、と思いつつすごく良くて期待度が上がったけれど、以降はホラー系が多かった印象。大崎駅以外で好みだったのは、駅名も関係している高輪ゲートウェイ駅「LOOOOOP!」と、なんだかんだで微笑ましい恵比寿駅「撲滅フラッシュモブ」。全体的にもう少しその駅自体や土地柄が関係する物語だったら、より一層楽しめたかもしれません。
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亜希
ネタバレ岡野さんの作品は、木下達也さんとの共著である『玄関の覗き穴から~』しか読んだことがなく、やっと手に取れました。今作は心に響く、というよりは、確かに…!と同意したくなる短歌が多かった気がする。冒頭2首目の「食券で迷ったときは左上、みたいになぐさめられてうれしい」にいきなりやられた。他に好きだったのは以下。「おさらいに遡ってく前巻をだいぶ覚えてなくてたのしい」「似合わんね カート・コバーンのネルシャツはカート・コバーンあってのもので」「もう少しお金あったらよかったね無いなら無いでとかないよねえ」
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亜希
ネタバレむ、難しい…。序盤で「あ、これ苦戦しそうかも…」と思いつつ、お気に入りの『月の満ち欠け』と似た雰囲気を感じ、読む進めていけば点と点が繋がっていくかな?と期待しながら読んだけれど、私的にはかなり難解で、結局最後までよくわからないまま終わってしまった。読者に結末をゆだねる系の作品も嫌いじゃないけれど、今作はそもそもその系統に当てはまるのか、私が読み取れていないだけで、一つの回答が明示されているのかすらわからなかった。どなたか教えてください…。
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亜希
ネタバレサイン本で購入。前作『息が詰まるようなこの場所で』で題名だけで泣けた身として、手に取らずにはいられない外山さんの最新作。今作もやはり題名が良い。肝心の内容は前作に比べありきたりな設定でやや残念だけれど、ズドンときたりイラっとしたり泣けたりと、ヒリヒリしっぱなしで疲れるところは健在でした(誉め言葉です)。色々思うところはあるけれど、小中受験を題材にした小説を読めば読むほど良い面も見えてくる。これはこれでアリかもなぁと思いながら読んだ、特別収録の「新田茜の子離れ」。…やはり私にはついていけない世界のようです。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2010/06/20(5052日経過)
記録初日
2010/06/25(5047日経過)
読んだ本
1902冊(1日平均0.38冊)
読んだページ
556001ページ(1日平均110ページ)
感想・レビュー
1702件(投稿率89.5%)
本棚
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自己紹介

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