11月の我が家は運の悪いことが起きがちな月でした(例:予約していったタイヤ交換&点検、ディーラーの連絡ミスで工場にタイヤが来ていなくて翌週出直しとなる。引きこもり家庭にはつらい)。12月は幸運で締めたいです。2022年11月の読書メーター 読んだ本の数:6冊 読んだページ数:2024ページ ナイス数:724ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/667029/summary/monthly/2022/11
そこはメインではないけど、ジェームズの恣意的な運営にイラっとした自分。作者は「比喩はできない」とのことだけど、宗教の発生ぽくも思えた。 そして自分はこのあたりの音楽に関する知識が一切ないのだと悟った。時代が被るところに興味対象があるからもう少しはわかるかと思ったけどほぼ全てわからない。人名は時々思い当たるのだけど。
『米を主食にする民族を考えてみると、あまり文化水準の高くないことがわかる』というとんでもないことを書いている。「うますぎる」のがいけないらしい。うまい米飯で満腹すると頭脳活動は停滞すると。 仕事場で単身暮らしていて、朝食は自炊で洋食(トーストやオートミル)、昼は散歩がてらのお蕎麦、夜は奥さんが通ってきて料理を作り、晩酌の相手と就寝見届け。奥さんの料理の腕を臆面もなく数作にわたって褒めていて読んでいて好ましい。別の話題だが『乞赦惚気』で結ばれているものもあった。
笑ったのは『ゼロの焦点』連載中に原稿を落として、その穴埋めとしての江戸川乱歩氏(当時の編集長)との詫び対談。雑誌を移っての仕切り直し等で仕方のないことなのだけど、謝りつつも「今日は僕は江戸川乱歩論をやりたいのですがね」と言う松本氏。(色々話したらしいがその部分は江戸川氏に割愛されている) 一問一答のアンケートぽい短い記事は楽しいし、きちんと思うところを述べている部分は読みごたえがある。 晩年の1988年、グルノーブルの国際推理作家会議での講演と取材等の記録も読めて良かった。すごくしっかりしている。
基本的には『ガープの世界』の掃除婦のように、「次がどうなるか」知りたくて読んでます。
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