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2022年9月の読書メーターまとめ

yszk
読んだ本
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感想・レビュー
10
ナイス
759ナイス

2022年9月に読んだ本
10

2022年9月のお気に入られ登録
1

  • まふ

2022年9月にナイスが最も多かった感想・レビュー

yszk
お気に入りの方の履歴から。芥川賞作家(作品は未読)の読書案内、というかご本人が「読んでいて当然と思われているけれど未読/忘れてる」文学作品を読んで紹介する本。面白かった。 1作目の華麗なるギャツビー:この気持ちわかる。自分にとっては色々引用されまくっているせいで(言い訳)、もう読んだ気持ちになってしまっている作品。 ねじの回転:ブラックな仕事という端的な一言に笑った。確かに。 アシェンデン読み直そう。 なぜかブラウンの『スポンサーから一言』が入ってる。嬉しい。
yszk
2022/09/24 00:25

カフカの『城』について、「仕事が全く進まない」「仕事にまつわる普遍的な混沌の見本市のような作品」という言い方が楽しい。 孫氏曰く「長引くのはほんとうにダメ」はその通り。 読んでいない作品の紹介にはそそられるが、自分が読んで記憶がある作品の感想への、同意や不同意を感じるのも楽しかった。 カラマーゾフの兄弟、覚悟を決めて読み通したいと思った。

yszk
2022/09/24 00:25

以下、とりあえず影響を受けて図書館のリストに登録したもの。荒涼館は長いので読む決意出来たら買う。 トニオ・クレーゲル ハイ・ライズ 悪魔の涎 ペスト 緋文字 長距離走者の孤独 たのしい川べ 料理人 城 津軽

が「ナイス!」と言っています。

2022年9月にナイスが最も多かったつぶやき

yszk

8月半ばから近所(徒歩可能圏内)で熊の出没、襲われた人が怪我することが複数起きていて結構怖い。私は通勤帰路に歩くことが多いので、家族が熊撃退スプレーを買ってくれた。多分来週から持ち歩く(今週は車通勤)。 2022年8月の読書メーター 読んだ本の数:7冊 読んだページ数:2071ページ ナイス数:631ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/667029/summary/monthly/2022/8

が「ナイス!」と言っています。

2022年9月の感想・レビュー一覧
10

yszk
ネタバレ 先日モームで検索していたら出てきたのを見て、とても驚いて借出したもの。モーム唯一の児童向け作品で、1922年発表。絵本形式なのは日本独自らしい。きれいなイラストで見ていて楽しい。  シャムの王様には、お姫様が次々と産まれた。最初は2人で「夜」「昼」と名付けたが、増える毎に「季節」「曜日」「月名」と名付け直していった。そして最後の姫として生まれたのが九月姫。(ちなみに王子は10名いるが、A~Jの名前に落着き、話には登場せず) 何度も名前を変えられた姉姫たちはひねくれてしまったが、九月姫は素直に育つ。
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yszk
図書館新規棚から。 毒キノコと食用キノコ、絶対素人では見分けつかないなぁと実感する。自分で食べるものは栽培物の購入に限ろうと小市民的に思う。  青いキノコ、ロクショウグサレキンの写真が見事。木材も菌糸で青くなってるの。  笑った説明文。ムラサキナギナタタケのもので「食用とはいえ、無味、無臭です。歯ごたえ、歯切れを楽しめるわけでもありませんが、風味にはまったく癖がないので、季節ものとして食するのも一興ではないかと」 いや、ないよ……
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yszk
お気に入りの方の履歴から。芥川賞作家(作品は未読)の読書案内、というかご本人が「読んでいて当然と思われているけれど未読/忘れてる」文学作品を読んで紹介する本。面白かった。 1作目の華麗なるギャツビー:この気持ちわかる。自分にとっては色々引用されまくっているせいで(言い訳)、もう読んだ気持ちになってしまっている作品。 ねじの回転:ブラックな仕事という端的な一言に笑った。確かに。 アシェンデン読み直そう。 なぜかブラウンの『スポンサーから一言』が入ってる。嬉しい。
yszk
2022/09/24 00:25

カフカの『城』について、「仕事が全く進まない」「仕事にまつわる普遍的な混沌の見本市のような作品」という言い方が楽しい。 孫氏曰く「長引くのはほんとうにダメ」はその通り。 読んでいない作品の紹介にはそそられるが、自分が読んで記憶がある作品の感想への、同意や不同意を感じるのも楽しかった。 カラマーゾフの兄弟、覚悟を決めて読み通したいと思った。

yszk
2022/09/24 00:25

以下、とりあえず影響を受けて図書館のリストに登録したもの。荒涼館は長いので読む決意出来たら買う。 トニオ・クレーゲル ハイ・ライズ 悪魔の涎 ペスト 緋文字 長距離走者の孤独 たのしい川べ 料理人 城 津軽

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yszk
先日古本市で見かけて、帯に原民喜氏の名を見て購入。北杜夫氏・三浦朱門氏・吉行淳之介氏、阿川弘之氏の「いつもの面々」は内容もだいたいいつもと同じだが、執筆時点で逝去している原民喜氏、梅崎春生氏、亀井勝一郎氏についての文章が心に残る。彼らの作品はほぼ読んだことない(原氏のを青空文庫程度)のだけれど。特に遠藤氏の留学中に死を選んだ原氏について:人間にはその人のことを思いだせば、胸がいたみ、その人が自分にとって一つの良心であるような存在にめぐりあうことがあるものだ。私にとって原さんとは、そのような人だったのである
yszk
2022/09/20 12:29

先日読んだ怪奇短編でも出てきたが、遠藤氏と村松剛氏が会津の松平家の末裔を名乗る青年に騙された事件(以前北氏の対談で出てきたのは多分この件)。やり取りをピックアップされるとなぜ騙される?となるが、そういうものなのだろうね、詐欺師って。

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yszk
ネタバレこれも表紙怖い。 恐怖の窓:今更今更の話だけれど、遠藤氏はドッペルゲンガーが現れる状況を恐ろしいものとしていることが多いよね。『スキャンダル』もそのモチーフだったし。この本の中では『俺とソックリな男が……』もそれ(怖くはないけど)。 気の弱い男:ラストに『真昼の悪魔』系統のぞわっとが。シャロック・ホルムスの時代は去った:小説ではなくミニ評論のようなもの。かつでサドが追求したような暴力が通俗小説の中に満ちる時代にあって、純文学はどうすればよいのか…。
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yszk
図書館新着棚から。原著は2012年。  まあこの手の書籍はいっぱいあるし、物凄く新しいとか大きな情報が入っているわけでもなかったけれど、私のようにホームズを「キャラ萌え小説」と思って見ているぬるい読者にも楽しめる内容だった。詳しい方はさらに楽しめると思う。  現代だと伝わりづらい当時の用語についての解説が良かった。タンタラスというデキャンタ見せびらかし鍵付きセット楽しい。
yszk
2022/09/14 13:18

 映像化の項で、やはりブレット版が決定版とあって嬉しい。BBCのシャーロックはシリーズ後半がなぁ、あと偽装死について「答えにこだわらないということです」は逃げだと私は思っちゃったからなぁ。1979年ソ連版に触れられているのも嬉しい。  17パスティーシュ、パロディ作品の愉しみの項では色々パスティーシュを読み漁っていた時期を思い出したり。 そんで前書きを担当した政治家でもあるブランドレス氏の作品『オスカー・ワイルドとキャンドルライト殺人事件』を予約した。ワイルドとドイルが謎を追う作品らしい。

yszk
2022/09/14 13:18

 世界のホームズ愛好会について、日本については「論考は、質・量ともに驚くほど高い」とある。あと訳者の日暮氏、「国際的に名の知られている会員としては、…(略)…日暮雅通」とあるのをあとがきで自慢すればいいのに^^。

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yszk
ネタバレ実家から持ち帰ったもの。多分初読。昭和9年~昭和27年の作品12編だが、戦前のものが多い。君側の奸を討つ話多し。あと掲載誌に「羅刹」なんて誌名があることにびっくり。 無頼は討たず:昭和10年作品。人望のある親分がいたが、やくざは自分一代と、息子は堅気の奉公に出していた。 やがて隣の縄張りの親分がちょっかいをかけだし、終いには殺されてしまう。仇討を請われる息子だが、自分は堅気であり、やくざ同士の弱肉強食の当然の結果には立ち入らないと。これ、加害者ははめられたんじゃなかったんか、そのまんまかい!に驚いた。
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yszk
図書館新着棚から。「青春新書」だし、中学高校辺りで読みなさいよ的な内容だけど、今読んでも結構面白かった。もう一冊も読もうかな。 同カテゴリーの単語を、語源から辿ってニュアンスの違いを説明してくれている(例えば「計画、予定」としてplan, project, program, schemeを)。イラストも結構かわいらしい。各項目ごとにミニクイズもあって納得しやすい。ただ119ページの5問目は間違いじゃないかなぁ…解答と説明の語が違っている。
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yszk
ネタバレ1965年作品とのこと。  いかさまを含んだサイコロ賭博クラップスで身を立てる主人公ミッチ。相棒の美女レッドとは資金が出来次第結婚予定だが、実はミッチは前の結婚から自由になっていない。妻テディは結婚後精神不安定なことが判明し、結局は色情狂で影で売春を行っていた。現在もそのまま。ミッチは自分たちの邪魔をさせないために彼女に送金し、稼いだ金のほとんどはそこに流れている。稼ぐためのクラブでいかさまに引っかかったり、それを見破って富豪経営者に自社株購入権の安価提供を提案されたり。
が「ナイス!」と言っています。
yszk
ネタバレ昭和30年代~40年代初めに発表された短編集。子供の頃読んだはず。今読み返すと、殺人事件の起きない短編の方が印象深かった。 憎悪の依頼:この女性が「内面的な素直な美しさ」を持ってるとは思えないのだが^^; 女囚:いや妹達、その気持ちはわかるけどあと3,4年もすればって長いよ! 文字のない初登攀:これは記憶に残っていた。以前読んだ「遭難」の様に「岳人に悪人はいない」への対抗感。その言葉出てくるしね。記録媒体を持たずに難所の登攀に成功した者を取り囲んだ誹謗中傷。実は男女の証人がいたのだが。終わり方が好き。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2016/03/30(3107日経過)
記録初日
2016/02/07(3159日経過)
読んだ本
1097冊(1日平均0.35冊)
読んだページ
351789ページ(1日平均111ページ)
感想・レビュー
1068件(投稿率97.4%)
本棚
0棚
性別
自己紹介

基本的には『ガープの世界』の掃除婦のように、「次がどうなるか」知りたくて読んでます。

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