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8月の読書メーターまとめ

ねぼまな
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8月のトップ感想・レビュー!

ねぼまな
愛蔵版「西の魔女が死んだ 梨木香歩作品集」を読んだ直後で、この文庫版に併録されている後日譚「渡りの一日」を目当てに読みました(再読)。 ちょっぴり成長して新たな一歩を踏み出したまいの姿が描かれています。書かれたのは約20年前の1996年で、その時代の社会的な空気も感じられますね。いま読んでも、変わらずに色々と思いを巡らせることになる物語です。
が「ナイス!」と言っています。

8月の感想・レビュー一覧
23

ねぼまな
著者の長編は初読。 トリック云々の前に、ストーリー自体がサスペンスに満ちていて一気読みでした。各登場人物の言動は反道徳的だし、共感もできないはずなのに、リーダビリティが高いせいか不快感なく読めてしまいます。 こういった作では、むしろ読者に共感させないほうが良いのかもしれませんね。 トリックの一部は察しがついたものの、想像を上回る仕掛けで面白かったです。
ねぼまな
2017/08/31 19:31

【本格ミステリ・ディケイド 300】読了8作目 2003年作

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ねぼまな
ミステリーとしての仕掛けや探偵役(栞子)・ワトソン役(五浦)の行動が、古書をめぐるストーリーや登場人物の心理描写と上手く絡み合っています。サクサクと読めてしまいますが、よく練られた物語だと感じました。事件を通して栞子さんの内面や家族関係が徐々に明らかになっていく進行に、ページをめくる(電子書籍で読んだけど)手が止まりません。▲作中にある、司馬遼太郎の推理小説に対する嫌悪感は、ミステリー好きとしては思わず苦笑いでした。歴史小説は全く読んでいないジャンルなので、いつかは司馬遼太郎作も読んでみたい。
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ねぼまな
初期に書かれた幻想怪奇短編集。▼著者作は初読み。グロテスクさは無いのですが、現実と幻想が絡み合ってゾッとするような感じは好みです。この手の短編にありがちな難解さはなく、とても読みやすい。▼表題作「悪魔のトリル」が、ミステリーっぽさがあって好きですね。「陶の家」も好い。谷山浩子さんの楽曲「そっくりハウス」(NHKみんなのうた)でも似た趣向があったなあ。
ねぼまな
2017/08/28 22:50

【金原瑞人 ふしぎ文学マスターが薦める100冊 https://goo.gl/6TMs7H 】読了31作目

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ねぼまな
ロジャー・シェリンガム物第4作。警察の証拠主義 対 探偵の推理主義の闘いが読みどころ▲本作は事件が続いていくので、今までよりサスペンスフルな作品になっているのが楽しい。ちょっと最後は探偵がやり過ぎます(笑)。それでも、前3作を読んでいれば、この探偵ならやりかねないと思わせてしまうキャラクターですね▲ラストのセリフは前作を読んでいるとニヤリとできます。1作目から順番に読むと、作者がミステリの様々な可能性を追求している様が感じ取れるのが面白い▲次作は本命の「毒入りチョコレート事件」。有名作なので楽しみです!
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ねぼまな
ネタバレ久々の再読。10年ほど前にNHKで放送されていた映像作品『星新一 ショートショート』を欠かさず見ていたので、記憶に残っているものもありました。 定番だけど「ボッコちゃん」「おーい でてこーい」が好き。「月の光」は幻想小説っぽさもあって好い。「親善キッス」はNHKの映像化がインパクトあったなあ。 創世記をモチーフにしたであろう「最後の地球人」はループものとしてみると、非常にテクニカルな作品だと思います。進んでるのに逆に回っているという発想が凄いです。
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ねぼまな
感情移入が難しいため(←それは本作の欠点ではない)、読者と作品に一定の距離がおかれ、そこに本格ミステリとしてのトリックが絡んできます。論理で解決されるものの、主人公をはじめとした登場人物がみな異形なために現実感がつかみにくい。この乖離の感覚は、初読時にインパクトがありました。★今回はミステリという意識で読んだこともあり、作者の技巧に唸らされました。現実世界を一応は描いているものの、作者が構築した人工的な世界での幻想小説という感じもして、印象に残る一作です。
ねぼまな
2017/08/26 10:10

【金原瑞人 ふしぎ文学マスターが薦める100冊 https://goo.gl/6TMs7H 】読了30作目 /【本格ミステリ・クロニクル 300】読了29作目 2002年作 /【本格ミステリ・ディケイド 300】読了7作目

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ねぼまな
ラストのセリフが、この探偵の本質を一言で表していますね(笑)。この探偵がいなければ物語が成り立たないという意味で、タイトルに挙げるべき主人公です。◆100年近く前の作品だけれども、感情移入して読むタイプの小説ではないので、今の読者のほうが、強いキャラクター性やメタ性のある本書を楽しめるような気もします。中盤が退屈した感はあるものの、巻末の解説まで楽しく読めました。◆推理の試行錯誤がユーモアな会話を交えて繰り広げられる様は、10年ぐらい前に放送されたテレビドラマ「33分探偵」を思い出したり――
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ねぼまな
久しぶりの再読。初読時はライトノベルという認識で読んだような記憶が。初めて読んだ乙一作品で、このあと続けて著者作を読み漁ったものです。★著者があとがきで語っているように、人間を描くことを意図的に排しているため、独特な悪趣味の小説になっています。さらに本格ミステリのコードで書かれているので、異形ながらも妙な現実味があり、何とも言えない読み心地。★下巻(僕の章)へと続きます。当時のライトノベル作家としての思いを綴ったあとがきが興味深くて、下巻のあとがきだけ先に読んでしまいました。
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ねぼまな
ロジャー・シェリンガム物の第2作。 探偵役・ワトソン役・お嬢による三人の会話が楽しい、ドタバタ・ユーモアミステリー。本書の見所はなんといっても、お仕置き! ラノベ風イラストに脳内変換されてしまいました(笑)。 序文で「心理的探偵小説」を目指すとの宣言があり、登場人物の心理に迫っていく過程を楽しむ作品。推理が二転三転と展開して、迎えた結末の皮肉っぷりが面白い。 既存の本格ミステリや探偵像を覆したいという意欲がユーモアたっぷりに表現されている作風。ちょっとクセになりますね。
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ねぼまな
『越境する本格ミステリ』『完全版 密室ミステリの迷宮』で紹介されていたこともあり、読んでみました。 1983年連載開始の少女マンガで、なかなかノリについて行けないところも。80年代は自由だなあ(笑)。後半の暗号回あたりからは、徐々に読み慣れてきて楽しくなってきました。 文庫版第3巻では二階堂黎人さんとの巻末対談があるようなので、とりあえず3巻までは読む予定。
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ねぼまな
自分は観る将棋ファンなので、キャラやエピソードの多くが(もちろん誇張はされています)、実在の棋士や実話に基づいていることがよく分かり、ニヤニヤと読み進めていきました。もし、本書をきっかけに新しく観る将棋ファンになったとすれば、「あのエピソードは実話だったの?」と驚くことになるでしょう。それだけ、現実の将棋界が、ラノベ並みに個性あふれる「異界」であるとも言えます(笑)。ライトノベルならではの描写も含め、対局者の心理をしっかりと浮かび上がらせているのが素晴らしい。将棋ペンクラブ大賞優秀賞も納得の良作です。
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ねぼまな
再読。著者デビュー作にして「古典部」シリーズ第1作。初読時は角川スニーカー文庫で読んだと思います。現在は角川文庫にレーベル替えされていますが、著者あとがきにライトノベルっぽさが残っていてニヤリ。▲巻き込まれ型の主人公は内向的で、一人称による記述。キャラ付けされた個性的な面々。青春「ほろ苦」ミステリといった感じで、人が死なない日常ミステリながらも、現在と過去に向き合うこの苦さの味は癖になりますね。▲米澤穂信の作品は、読書趣味が一時途絶えるまでリアルタイムで追っかけていたので、また順番に読んでいきたい。
ねぼまな
2017/08/15 20:24

【本格ミステリ・ディケイド 300】読了6作目 2001年作

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ねぼまな
長編「キリエラ戦記」収録。ファンタジーと冒険が上手く合わさって面白い。ヒデヨシが相変わらずの無敵・無垢っぷり。
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ねぼまな
バークリーを初読みと思ったら、アイルズ名義の『殺意』は読んだことがありました。『毒入りチョコレート事件』を読みたく、ロジャー・シェリンガム物を発表順に読んでいくことに。本書が初訳で2002年というのは驚き(原書は1925年のデビュー作)。事件そのものはわりと平易ですが、推理の試行錯誤や探偵とワトソン役との会話が楽しく、特に「プリンス」のところは笑ってしまいました。ホームズやワトソンを引き合いに出しながら、探偵像や推理小説への言及もあり、ユーモア(ウィット)あふれる古典ミステリとして存分に楽しめる一作です。
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ねぼまな
愛蔵版「西の魔女が死んだ 梨木香歩作品集」を読んだ直後で、この文庫版に併録されている後日譚「渡りの一日」を目当てに読みました(再読)。 ちょっぴり成長して新たな一歩を踏み出したまいの姿が描かれています。書かれたのは約20年前の1996年で、その時代の社会的な空気も感じられますね。いま読んでも、変わらずに色々と思いを巡らせることになる物語です。
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ねぼまな
過度の文明批判や自然礼賛は苦手だ。少し説教的な感じも受けるこの物語も、読みながら所々引っかかりを覚える。でも、最後には泣いてしまうのだ。そして、もやもやが残る。物語をどこか拒絶する自分と、心打たれてボロボロと泣いている自分との狭間で。そう、これは魔女の修行なんである。つまり、自分は読みながら魔女の修行をさせられているのだ――★10年ほど前に新潮文庫で読み、前日・後日譚の付された愛蔵版刊行を知っての再読。いま読んでも、やはり心に浸み入る素晴らしい物語でした。
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ねぼまな
日常のエピソードが推理の伏線になっていて、なるほどという構成。探偵役・ワトソン役などの登場人物が事件から一定の距離を置いているので、連続殺人なのに日常ミステリ風味という独特な味わいの作になっています。◆「第1回本格ミステリ大賞」という先入観もあって、ちょっと物足りなさもあります。でも、作者の技巧は感じられますし、定評のある作家なので他の作品も読んでみたい。◆表紙の絵が好きなので、これから表紙買い(ジャケ買い)してみようかなあ。好みの本が多そうだし。
ねぼまな
2017/08/11 15:23

【本格ミステリ・クロニクル 300】読了28作目 2000年作

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ねぼまな
表紙のカバー絵が「小市民シリーズ(米澤穂信)」の片山若子さん! いい画だなあ。カラフルな色づかいで、少し暗さも感じられる、すごく好みの画風です。◆倉知淳さんは初読み。初出時には「家庭諧謔探偵小説」という副題もあったようで、通り魔殺人事件ながらも、ちょっと個性的な面々の日常描写の中でストーリーが展開していきます。登場人物も多く出てきましたし、どうやってエピソードがつながっていくのか楽しみ。◆下巻へと続きます。
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ねぼまな
表題作「ともだちパズル(全9編)」が素晴らしい。小学校3年生の女の子の視点から、同級生や大人たちとの交流が描かれていて、ちょっぴり切なくも心温まるストーリー。関西弁のセリフやモノローグも、柔らかな作風とマッチしています。 最後の「三太郎少年の日」も良かったですね。 ★集英社文庫「おーなり由子作品集(全2巻)」は、どれもが珠玉の短編揃いでした。元は「りぼん」に掲載された少女漫画で、1巻で北村薫さんの解説・推薦がなければ手にしていませんでした。素晴らしい巡り合わせに感謝。
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ねぼまな
文学の名作というだけで構えてしまうのだけれど、いざ読んでみたら、すんごく面白かった。2004年の訳なので、読みにくさもありません。▼荒野を舞台にした、二つの家の三世代に渡るクローズドな物語。登場人物も限られ、濃密な人間関係が描かれています。特に罵倒台詞の豊富さと言ったら。自分はエンタメ小説として読んでしまいました。▼「文学少女シリーズ」に触れていなければ読むことはなかったので、こうやって読書の幅を広げられたのは嬉しい限り。 【「“文学少女”と飢え渇く幽霊」モチーフ】
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ねぼまな
短編ミステリの傑作として名高い短編集。 ユーモアから恐怖まで、様々な作風を楽しめます。一つのアイディアをストーリーに組み立てる巧みさに唸りながら読みました。 好きなのは「笑う肉屋」「まっ白な嘘」「後ろで声が」「うしろを見るな」など。少し後味が悪くて余韻が残るようなものが好みです。 原書より一編は「世界短編傑作集 5」に収録のため省略。乱歩編によるそちらのアンソロジー集も読んでおきたい。
ねぼまな
2017/08/05 12:08

【有栖が語るミステリ100】読了12作目

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ねぼまな
読む前に読む。「文学少女シリーズ」第2巻のモチーフが「嵐が丘」ということで、先に読んでおくことに。▲だいぶ昔、新潮文庫旧版で読んだ時には、人物関係に混乱したせいか読み終えることができませんでした。今回は人物関係をきちんと把握することに努めた結果、面白く読むことに成功。ミステリーのクローズドサークル物のような閉塞感・緊迫感があって、すんなりと読み進められました。登場人物それぞれのキャラクターが強烈で、この先どうなることやら。▲下巻へと続きます。
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ねぼまな
一寸法師:いかにも乱歩なエログロ混じりの趣向にあふれた一編。結末も含めて悪趣味に過ぎる嫌いはあれど、ぐいぐいと読ませる。大正~昭和の都市描写も興味深い◆何者:犯行現場の見取り図あり。足跡の謎。あっと言わせる犯人に結末。まさに王道の本格推理。解説(法月綸太郎)によれば、当時の読者には不評だったというのも、探偵小説の歴史として面白い◆いずれも二転三転するストーリー運びが巧みで、作風は正反対ながらミステリーの醍醐味を楽しめる二編でした。時代背景も説明されている巻末の年代記も読み応えがあって、次の巻も楽しみです。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2016/03/30(540日経過)
記録初日
2016/02/25(574日経過)
読んだ本
404冊(1日平均0.70冊)
読んだページ
109334ページ(1日平均190ページ)
感想・レビュー
329件(投稿率81.4%)
本棚
13棚
性別
URL/ブログ
http://blog.nebomana.com/
自己紹介

ミステリー、幻想、怪奇系を好みます。

参考ブックガイド:
探偵小説研究会「本格ミステリ・クロニクル 300」「本格ミステリ・ディケイド 300」

金原瑞人「ふしぎ文学マスターが薦める100冊(https://goo.gl/6TMs7H)」
東雅夫「ふしぎ文学マスターが薦める100冊(https://goo.gl/6TMs7H)」

有栖川有栖「有栖の乱読」有栖が語るミステリ100
喜国雅彦・国樹由香「本格力 本棚探偵のミステリ・ブックガイド」

ほぼ読破済:
綾辻行人(~2017)

読破中:
エラリー・クイーン「国名シリーズ」
京極夏彦「百鬼夜行シリーズ」(再読)
森博嗣「S&Mシリーズ」
長野まゆみ(初期作品から再読)
有栖川有栖「学生アリスシリーズ」
谷山浩子(再読)
ドイル「シャーロック・ホームズ」(再読)
ますむらひろし「アタゴオル・シリーズ」(再読)
米澤穂信(再読)

好きな本:
綾辻行人「Another」
谷山浩子「悲しみの時計少女」
長野まゆみ「野ばら」
京極夏彦「魍魎の匣」
尾崎翠「第七官界彷徨」
稲垣足穂「一千一秒物語」
ワイス&ヒックマン「ドラゴンランス」シリーズ
J・R・R・トールキン「指輪物語」