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2024年11月の読書メーターまとめ

おっとー
読んだ本
2
読んだページ
640ページ
感想・レビュー
2
ナイス
34ナイス

2024年11月に読んだ本
2

2024年11月のお気に入られ登録
1

  • kokada_jnet

2024年11月にナイスが最も多かった感想・レビュー

おっとー
言語学を巡るおもしろおかしい奥深いコラム集。UP(ユー・ピー)にこれが掲載されるあたり東大出版会の懐の広さを感じる。え、バーリ・トゥードって何かって?それが必死に読み進めた3つ目のコラムの中、須藤…いやSTO先生のクレームにより、脚注でようやく明らかにされるのがこの本の面白いところ。でも真面目に言うと、我々が使う言語のあいまいさ、奇妙さ、いい加減さ、豊かさのヒントを与えてくれ、言語学の沼にはまりそうになる超良書。プロレスネタ満載なのと、異様にクオリティの高い似顔絵と、ポップな挿絵がじわじわくるのはご愛敬。
が「ナイス!」と言っています。

2024年11月の感想・レビュー一覧
2

おっとー
言語学を巡るおもしろおかしい奥深いコラム集。UP(ユー・ピー)にこれが掲載されるあたり東大出版会の懐の広さを感じる。え、バーリ・トゥードって何かって?それが必死に読み進めた3つ目のコラムの中、須藤…いやSTO先生のクレームにより、脚注でようやく明らかにされるのがこの本の面白いところ。でも真面目に言うと、我々が使う言語のあいまいさ、奇妙さ、いい加減さ、豊かさのヒントを与えてくれ、言語学の沼にはまりそうになる超良書。プロレスネタ満載なのと、異様にクオリティの高い似顔絵と、ポップな挿絵がじわじわくるのはご愛敬。
が「ナイス!」と言っています。
おっとー
ミロシェビッチ、民族浄化…センセーショナルな単語ばかりが想起されるボスニア紛争。当時、そして今でもボスニアが被害者≒正義、セルビアが加害者≒悪といったイメージが想起されるが、その裏にはアメリカのPR企業の暗躍があった。PR企業の主人公であるジム・ハーフはボスニアの外相であるシライジッチを見事な広告塔に仕立て上げ、セルビアの悪行を(時には誇張して)喧伝していく。実際はそんな単純な図式ではなかったにもかかわらず。実態はともあれ、イメージが先行してボスニア支持の機運が高まり、ユーゴスラヴィアは国連を追放された。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2016/05/04(3141日経過)
記録初日
2016/04/30(3145日経過)
読んだ本
414冊(1日平均0.13冊)
読んだページ
133045ページ(1日平均42ページ)
感想・レビュー
384件(投稿率92.8%)
本棚
3棚
性別
血液型
A型
職業
事務系
自己紹介

大学院卒ののほほん大学職員。
大学院では西洋史、細かく言えば近代ハプスブルク/オーストリア史を専門としていました。
備忘録的な側面を持ちますが、それと併せて積極的にテクストの忘却をしていきたいと思います。まったりのんびり適当に書きます。

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