色んな恋が絡み合ってる感じ。

LCAの評価手法そのものよりは、各分野の環境評価をLCAで行った一冊。戦争の環境評価は面白かったが、LCA自体の手法の基礎、応用に興味があるため、少し対象が違った印象。

情報が古いが、ASEAN諸国の大まかな特徴と歴史を知るには丁度良い一冊。今、タイに出張に来ているが、タイの政治が一番面白かった。まあ、ASEANには資源がある国とそうでない国があり、民族構成や宗教も様々であることから、アジア内の一地域連合に過ぎないながらも、非常に多様な国家の集まりであることを実感した。一方で、イスラム過激派のテロや、災害、軍事政権の圧政等の危険性もあるASEANは、一概にこれから成長著しい、というわけでもないことが分かった。

内容は、テレ東ＢＩＺで話された内容をなぞったもので、テレ東ＢＩＺの動画を見ている人は、改めて読む必要が無いと感じた。現在、紛争の中心となっているウクライナとロシア、イスラエルとハマス、中国とインド、アメリカ、といった構図でお互いの論理が解説されているわけだが、最近の情勢も踏まえて核抑止力が効く、との記載に疑問を覚えている。現に、イスラエルもロシアも、攻撃されても核は使わなかったわけである。核を使うことによる自分達への影響や、深刻な報復を考えるとやはり使う意味があまり無い。なら持っていても仕方がない。

2週目

イギリスのEU離脱にウェールズが加担していたとは。。

予想した通りだったが、結構複雑なルールをしている。まだ一回もやったことがない自分にとって、一読でルールを覚えるのは難しい。

I've just realised that this is my second international relations book written in English. International relations are all about realism between countries who take what and who do not. To facilitate this, there are numerous institutions around the world.

これまでで一番現実味が無さそうな設定だった。しかも、ミルグラムの実験は、後の研究で再現性が確認されなかったはず。まあ大学が学ぶ場になっていないのではないか、という意見には賛成。

色んな恋が絡み合ってる感じ。

EUについて学びたいと思い、中古で購入したが、2013年発刊と、少し情報が古い。特に、EUにおいては、2015年のイギリスのBrexit投票、そして2020年の離脱と一大イベントがあったが、それに関する記載が全くなかったのが残念だった。とは言え、EU委員会、閣僚理事会、欧州理事会等、EUの統治体制に関しては改めて学ぶことができたため、それは良かった。

読んではみたものの、以前から聞いたことがあった情報海外の新しい情報がなかった。