2024年10月の読書メーター 読んだ本の数:25冊 読んだページ数:4251ページ ナイス数:8ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/698651/summary/monthly/2024/10
(←4巻?) ・Faire vivre et laisser mourir : la naissance du racisme 「隣人は普通に生き続けるのに、自分は故のない身体的かつ生物学的な理由で殺戮される。人種差別とは、種の空間を細分化し、その一部だけを「特別待遇」することである。 フーコーは、近代のバイオ・パワーにおいてこの人種差別が必要とされたのは、住民を細分化することによって、殺す原理を導入するためであったと考えている。
他者を多く殺すほど、自分の生が確保できるという戦争の原理そのものは、新しいものではない。人種差別の原理の新しさは、人々を生かすことを支配の原理とする生-権力の社会に、殺す原理を持ちこんだことにある。人種差別が近代の社会にいたるまで存在しなかったというのではなく、近代の生権力の社会にいたって、国家の政治的な機構において、人種差別が枢要な役割を果たしはじめたのである」(178)
「「悟性と構想力の自由な戯れ」/(...)カントは、私たちが何らかの対象を美しいと呼ぶ場合、その対象との出会いは利害関心と無関係であること(...)を強調/(...)美しいと言う経験は、利害関心抜きで私たちが気に入っているという経験」(180)出会いたいという自分のニーズの補助線
忘れる 江戸川 新美 カシュニッツ 唐
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