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2024年3月の読書メーターまとめ

真理そら
読んだ本
38
読んだページ
10811ページ
感想・レビュー
33
ナイス
2189ナイス

2024年3月に読んだ本
38

2024年3月のお気に入り登録
3

  • 🐾あゆ🐾🎮🎧@魅音とペア画中!
  • ひにょ
  • 佳蓮★道央民

2024年3月のお気に入られ登録
3

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2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

真理そら
保証人なしで住居を探す高齢者、お金がないという不安、お金があればあったで詐欺の標的になるし1人暮らしの老人を取り巻く環境は厳しい。桐子さんは同居していた親友に先立たれて思いがけず独り暮らしになってしまったため問題が一気に押し寄せてしまった。タイトルはすごいけれど桐子さんのキャラのせいか読後感は明るい。
アボガドみよ
2024/03/01 10:50

テレビドラマを観て、読んだ気になってました。読めねば~。

真理そら
2024/03/02 08:35

ドラマは観ていませんが、桐子役が松坂慶子さんなのは知っていたので、桐子の会話が松坂さんのセリフ回しで脳内再生されましたwそのことも読後感の良さにつながったのかもしれません。

が「ナイス!」と言っています。

2024年3月の感想・レビュー一覧
33

真理そら
喫茶「エデン」の彼のモノローグ的なものがあると楽しかったかも。百瀬が逮捕されるという衝撃的な設定なので事務所場面は少なかったので新事務所の状況がつかめないままに読了。ドアが黄色に塗られなくてほっとした。
が「ナイス!」と言っています。
真理そら
こぎん刺しは知っていたが南部菱刺しは知らなかった。画像検索してみると確かにこぎんに比べて柔らかい雰囲気だ。将来の進路が決められない高校生・綾。結婚が近いのに父親とうまく意思疎通出来ない結菜。認知症になった母との交流に悩む香織。菱刺しの先生より子とその孫で引きこもりの亮平。それぞれの立場と菱刺しとのつながりを紡ぎながら物語は進んで行く。綾の級友の女っぽい言葉遣いの賢吾がいい味を出している。香織の物語の中で娘がランドセルを背負って走ってくるから待つと認知症の母が語る場面でグッときてしまった。
が「ナイス!」と言っています。
真理そら
小学五年生の沙良は全く経験がないのにドラムを担当してバンドを組むことになった。1年後の発表会をめざして日々練習に励む子達の物語かと思ったら、天災や原発事故で国土が荒廃し影響の少なかった北海道に首都があるという近未来小説だった。状況は社会派っぽいが、マスク帽子は手放せず、外で遊ぶこともできない環境下であっても青春の入り口の子供たちは環境に順応して元気いっぱいだ。どんな状況でも日々の暮らしを大事にして生きれば未来は明るいという気分で読了。
が「ナイス!」と言っています。
真理そら
格差社会と偏見がテーマだが明るいタッチの物語。裕福な家に生まれ中高一貫の私立進学校に通う優弥は、公立でも底辺校と呼ばれる高校に通う少女・稀星に助けられて知り合い恋に落ちる。育った環境の違いから噛み合わない二人の会話が楽しい。こども食堂兼ブックカフェでの両校の生徒が入り混じったパーティの計画とそれを阻止しようとする大人達。生徒達双方が価値観の違いにとまどいつつも共通点を発見していく過程が爽やかだ。個人的な趣味としては優弥に友情以上の気持ちを持つ秀をもう少し絡めて欲しかった気がする。
が「ナイス!」と言っています。
真理そら
ヤングケアラーがテーマだが暗すぎないのがいい。築40年の団地に住む悠人は優秀過ぎる兄・直人と比較されて自身の存在意義を見失いそうになっている、両親は別居中で生活は苦しい。高級なマンションに住む朱音は単身赴任中の父にも母の病状を伝えられず家族のケアを一人で抱え込んでいる。朱音の役に立ちたくても同じ中学生の悠人には話を聞くことしかできない。重いテーマを初々しい初恋物語として描いているのがうまい。悠人が中学生である自分の非力さを自覚して打開策を考えたため悠人や朱音の悩みが解決の方向に進むので爽やかに読了。
が「ナイス!」と言っています。
真理そら
中学2年生の女の子がクラスの中での立ち位置に悩む話だけれど…うーん、これが現実だったらさすがに問題ありすぎ。まともな生徒が1人も登場しない上に教師もまともではない。万引き、いじめ、泥棒他、こういう刺激はクラスでの立場確保や一瞬の気分昂揚にはなるかもしれないけれど。この地域には住みたくないと感じつつ読了。
が「ナイス!」と言っています。
真理そら
埼玉の名門女子高を舞台にした漕艇部の話。体育会系蔑視?の家庭環境の中で有里は中学時代にバドミントン部を続けることができなかった。高校入学後バド部に入部しようとしたがついて行けないことを知り、全員がスタート地点にいるはずの漕艇部に入部。デートもできない程ハードな日程の部活に驚いた。もりもり食べて鍛えて体を作ってきた有里が食欲をなくすほど悩んでいる状況を、「うーん青春だなあ いいなあ」と思ってしまった自分が悲しい。
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真理そら
優秀なホテルマン・治真は本当は父と同じようにパイロットになりたかった。が、様々な事情のために新卒でパイロットを目指すことができなかった。2年間勤務した後別の部署に異動できるという条件のCA募集に合格した治真の研修期間を含めたお仕事小説。『校閲~』とは違って治真は優秀過ぎる新人で女ばかりの職場でもそつなく過ごしている(そのあたりは少し毛色の違うお仕事小説なのかも)。父を襲った政治絡みのスキャンダルが5年間政権の座にいた政党という設定が〇ALの再建のあれこれやその当時のマスコミの沈黙を思い出すと妙にリアル。
が「ナイス!」と言っています。
真理そら
カバーイラストのイメージ通りの青春物語。巻頭の上野界隈のイラストマップもいい。創作の才能も意欲もないが読書量の多い希和子は友達から部存続のための人数合わせを頼まれて文芸部に入部する。が、書かない部員・希和子はだんだん部内で居心地が悪くなる。ある日、妹が中学時代に付き合って別れた相手・朔と偶然の再会をし、居心地のいい時間を過ごし勇気も貰う…朔が魅力的なので朔目線の物語も読みたい気がした。
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真理そら
完結編。荘介はじれったい思わせぶりから告白後はいっきにデレデレおじさんになってしまった、久美ちゃんじゃなくても対応に困るよね。久美ちゃんはおしゃれに興味のないコだけど結婚式くらい荘介さんの希望をもっとかなえてあげてもいいのにと思う読者である。巻が進むにつれて斑目さんの出番が少なくなったのは少し寂しかった。二人の両親のキャラが凄すぎて今後が心配だ。幸せいっぱいの完結編は気持ちいい。けど、双子ちゃんのその後なども知りたい気もする。
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真理そら
久美ちゃんにどこかで一目惚れした昴クンはお菓子が好きじゃないのに久美ちゃんに会いたくて「お気に召すまま」に通っている。恋愛初心者の昴クンの不器用な告白と恋愛初心者の久美ちゃんの困惑、そして超イケメンで「おじさん」なのに恋愛初心者の荘介。これまでの荘介の思わせぶりな発言の真意がやっと明らかに。今回はお菓子より真珠の薀蓄が勉強になりました(アサリを食べるときは注意深くなろうと思う読者である)
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真理そら
女性の体調変化、職場での立場、家の購入、自身の老後など悩みは尽きない静緒は疲労困憊。桝家が母親のように甲斐甲斐しく世話をするのが面白い。保証人になって大喜びしているのも可愛いが、初登場のころの桝家はどこに行ってしまったのだろう。今回は貸し切りと静緒の大出世が驚きと胸のすくイベントかな。
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真理そら
朝食フェスを担当することになって心身共に疲れている理恵だが、フェスに参加予定のパン屋さんやお弁当屋さんでのトラブルを解決しようと麻野シェフを頼る。朝活で人気のブロガーの呪われた鍋セットは謎とも言えない気が…。麻野の娘・露ちゃんに降りかかった災難や朝食フェス会場と宝石泥棒にまつわるトラブル。理恵が精力的にお仕事しているのが気持ち良かった。
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真理そら
完結編。倉井君の母親登場、なんだかすごいキャラだけど槇乃さんの似てるかも。この母親に16年ぶりに再会して自分の気持ちに決着をつけることのできる子供って…。北村薫の三部作登場。一応倉井君の就活の方向も決まったけれど、出版不況どころではない昨今の街の本屋さんの状況を思うと前途多難。青い目の栖川さんは謎のまま終了。
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真理そら
栖川さんが謎めいている。太宰クンも家庭に複雑な事情を抱えているけれど倉井クンほどではない。槇乃さんへの気持ちはなんとなく整理できたようだ。舞妓さん修業は早い方がイイだろうけど(言葉とか)親としては勇気がいるよね。「ノルウェイの森」「ハルさん」登場。
が「ナイス!」と言っています。
真理そら
美大を舞台にした怪異談。月浪縁は人物画を描くとモデルに異変が起きる場合は絵に兆候が出る。縁を手助けする啓介が(個人的に感じる)美大生としては常識的な行動なのがいいバランスだ。
が「ナイス!」と言っています。
真理そら
京都、あやかし、名家、家の事情で使用人(家政婦的な)として運命の人光の君の元で働くことになったヒロイン、光る君と呼ばれるほど美しい御曹司は部分的に記憶喪失、光る君の4人の嫁候補…好物だらけなので読んでみた。シリーズの1作目。
が「ナイス!」と言っています。
真理そら
タクミくんシリーズの番外編から読んでしまった、なんという不覚。全寮制男子校のあれこれなのでこのシリーズも読まなくっちゃ。重要な?場面でチェルシーのヨーグルト味が登場したけど、もうチェルシーは製造終了する(さびしい)
が「ナイス!」と言っています。
真理そら
お茶の先生・八重さんが美奈子さんのお菓子「月の満ち欠け」を注文したことなどから久美ちゃんはもやもやしている。久美ちゃんが荘介への恋なのか荘介も含めた思い出の「お気に召すまま」への気持ちなのか分からずにモヤついているように、荘介の美奈子に対する感情も女性としてなのか師匠としてなのかはっきりしない。そのあたりがこのお菓子屋物語の甘味不足なのかも。ま、言えることは「荘介!思わせぶりな事ばかりしていないでしゃっきりせんかい!」ということかな。今回はバームクーヘンの作り方に驚いた。
が「ナイス!」と言っています。
真理そら
うにあられの話は切ないのに、これは自分で作れる!と思ってしまった自分の食い意地の強さにがっかりした。荘介は当初から久美ちゃんに思わせぶりな事を言っているけれど、久美ちゃんは自分のもやもやが荘介への恋心なのか「お気に召すまま」への愛なのか混乱していますね(オクテすぎるかも?)
が「ナイス!」と言っています。
真理そら
急に一話が長くなって(と言っても短いが)話数が半分くらいになった。シュトーレンの話は感動的。花冠のケーキをめぐる久美ちゃんの幼い日からの想いがかわいい。嬉しくてケーキの箱を振り回しながら帰る(幼い子あるあるですね)。久美ちゃんの「お気に召すまま」への思い入れの強さの理由が丁寧に描かれていて優しい気分で読了。
が「ナイス!」と言っています。
真理そら
1作目では明るく飄々とした雰囲気だった斑目さんの意外に重い子供時代の話。久美ちゃんは元気が良くて頑張り屋で若干口が悪いけれど、会話中に踏み込んではいけない部分に触れてしまったのだろうかと反省するところが好ましい。この設定だと荘介と久美ちゃんのあま~い物語になりそうだけれどそうでもないところが好ましい。
が「ナイス!」と言っています。
真理そら
ドイツ人の祖父が始めた菓子店を受け継いだ荘介(彫刻のような30代イケメン)と高校卒業以来この店で接客他事務仕事&試食係としてアルバイト中の久美、荘介の幼馴染でフードライターの斑目が主な登場人物。20編以上もある連作短編集なので1話が超短編で読みやすい。
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真理そら
高校時代の読書仲間のもうひとり(槇乃の恋人)についての謎が明らかになるが、ここまで強引な設定にしなくてもとかそんな事情を隠して外務副大臣にどんなメリットがあるんだろう、わけわからんという鼻白む気分になってしまった(純粋に政治家に怒るような若さを既に失ってしまった私、嗚呼)。それはともかく倉井は少しずつ成長している。作者は、倉井の恋物語ではなく成長物語を描きたいのだろうと思いつつ読了
が「ナイス!」と言っています。
真理そら
読みたい本が見つかる本屋という噂のエキナカ書店「金曜堂」の高校時代の読書サークル仲間の3人の男女とアルバイトの倉井クンの物語。倉井クンは全国展開する大型書店の息子という立場なのに読書に対する抵抗がある。店長・槇乃に対する倉井の気持ちと槙乃が抱えるトラウマや来店する客たちの探す本にまつわるエピソードが物語の軸になっている。膨大な量の本が紹介されるので読書案内にもなるかも。『図書室のはこぶね』と同様に10年くらいのずれのある青春が並行して語られる。
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真理そら
海の見える街の少し高台にある図書館と同じ建物にある児童館で働く男女4人の物語がそれぞれの視点で描かれている。本多が片思いし続けて10年の同期の職員が産休に入り、司書資格を持たないがパソコンに強い春香というやや場違いな女の子が登場。やっと本田に思いを打ち明けられると思ったのに玉砕した読書オタク的な日野。児童館の職員の松田。松田と春香の抱える事情は重くこの二人は意識的ではないが愛を希求している。図書館が明確に「職場」として描かれているのが興味深い。
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真理そら
高校で廃部(休部?)になっていた弓道部を立ち上げる楓。なぜ弓道部が廃部になったのか等の話題もありつつ弓道に励む楓。この青雲篇の方が楓の成長が感じられ躍動感があって好きかも、たぶん登場人物に高校生が増えたせいなのだろう。
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真理そら
テニスをやりたくてテニス部の強い高校に入学したのに馴染めず、早々と帰宅部になった楓は近所の神社に併設された弓道場で初めて弓を引く人たちを見る。体験教室からそのまま入門する。弓道の所作などの練習でもたつきながらも少しずつ弓道に惹かれていく楓。気になる男子高校生・乙矢の家庭の状況も好転し恋物語への発展も予感させる。他の登場人物が魅力的なので主人公なのに楓の魅力が伝わりにくいのが残念だ。
が「ナイス!」と言っています。
真理そら
コロナ禍のせいで腕貫さんはリモート対応になったけれど、なんだか相談しにくそうな設定ですね。リモートなので腕貫さんの活躍はあったけれどほかのメンバーは登場できないという問題も。表題作が好みかな。
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真理そら
シリーズ2作目(続編?)は長編。八街といえば落花生という認識しかない私にはこの住宅地の成り立ちそのものも興味深く読めた。事故物件は賃貸だけでなく一戸建てにもあり、こちらは売却に苦労するから藤崎の出番もある。瑕疵借りの藤崎目線で展開するので藤崎という男の過去も少しわかる。1作目よりミステリー要素が多く登場人物はすべて不気味。1作目とは異なる味わいでこれはこれで楽しく読める。
が「ナイス!」と言っています。
真理そら
瑕疵物件になってしまうと借り手が居なくなったり退去者が増えたりして大家さんは困ってしまう。そこに瑕疵(心理的)を浄化するために一時的に住む瑕疵借りという職業?の藤崎の需要がある。薬剤師になるためにクリスマスケーキや恵方巻のノルマに苦しみながらもコンビニのバイトを続ける琴音、40歳過ぎても無職の牧島、還暦手前で失職しそうな昭夫、母を突然死で失った結菜がそれぞれ事故物件に関わったために藤崎と知り合いドラマが展開される。4編からなる連作短編集。切なく温かくなぜか前向きな気持ちになれる読後感。
はつばあば
2024/03/06 10:24

頂きました(^。^)

が「ナイス!」と言っています。
真理そら
腕貫さんの出番が少ないとさびしい、と思ったけれどよ~く考えたらこのシリーズの腕貫さんの出番はそれほど多くない。ユリエさんが主役で腕貫さんはだーりん枠かも。『マインド・ファック・キラー』は櫃洗の英語教育は大丈夫かしらと心配になるようなエロ&バイオレンス、大富豪探偵の別荘の立場は…。気合の入った描写のわりにオチが弱かったかも?『ユリエのお見合い顛末記』が一番好き、ユリエはお祖母様似ですね。
が「ナイス!」と言っています。
真理そら
保証人なしで住居を探す高齢者、お金がないという不安、お金があればあったで詐欺の標的になるし1人暮らしの老人を取り巻く環境は厳しい。桐子さんは同居していた親友に先立たれて思いがけず独り暮らしになってしまったため問題が一気に押し寄せてしまった。タイトルはすごいけれど桐子さんのキャラのせいか読後感は明るい。
アボガドみよ
2024/03/01 10:50

テレビドラマを観て、読んだ気になってました。読めねば~。

真理そら
2024/03/02 08:35

ドラマは観ていませんが、桐子役が松坂慶子さんなのは知っていたので、桐子の会話が松坂さんのセリフ回しで脳内再生されましたwそのことも読後感の良さにつながったのかもしれません。

が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2016/08/19(2807日経過)
記録初日
2016/08/19(2807日経過)
読んだ本
4417冊(1日平均1.57冊)
読んだページ
1325256ページ(1日平均472ページ)
感想・レビュー
2523件(投稿率57.1%)
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