2025年4月の読書メーター 読んだ本の数:11冊 読んだページ数:3602ページ ナイス数:359ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/703986/summary/monthly/2025/4
【追記】ChatGPT版【シン桃太郎】はこんな話。帰り道。財宝を山ほどかかえて笑顔の桃太郎に猿が言う。「おい桃、これだけのお宝を手に入れたのに、俺達にはきび団子だけなのかよ」。犬「それに元々財宝は鬼がみんなから奪った物だろ。独り占めはおかしいだろ」。図星に桃太郎は怒りだす。「バーカ、世の中、騙されて利用される奴が悪いんだよ」と三匹を無残にも叩き殺す。その様子を見ていたのは桃太郎らの襲撃から逃げきった一匹の鬼。「なんて野郎だ。人間て鬼だわ。俺達より鬼だ」といって人間が来ないさらに山奥へと逃げていったとさ。
追記①「下界のくだらないことに振り回されるなんて莫迦みたい」で思い出す。昨秋に泊った北ア山小屋の女性が「私、スーパーに米がないニュース、お客さんに聞くまで全く知らなかったんです」という。そうか、ここではそんな世事に関係なく、ただ一日一日時が進み人が生きている。登山客たちの対応に忙しい日々のなかでも、小屋から外に出ればそこに山がある。登山者の自分には登ったその日だけのことだけど、山にいる人たちは何万年もの昔から繰り返される流れに抱かれ生きている。山と生きるとはそういうことなんだろうと彼女の言葉で思った。
【追記①】日本でも原爆、空襲、沖縄、シベリア、特攻、餓島など戦場での戦争体験が語り継がれている。でもこの本を読んで思ったのは、日本には命や尊厳まで奪われるような「占領体験」がなかったという事実。もちろんGHQによる占領はあった。が目的はあくまで民主化。ナチのような搾取や弾圧などが伴うものではない。そんな占領の経験の欠如が、他国に比べ防衛に対する考え方の甘さにつながっているのかもしれない(悪く言えば、平和ボケ)。この世に道徳的な占領も侵略もないのにね。ま、平和ボケでずっといられるのが、幸せなんだけどね。
【追記②】スピルバークが映画化権獲得とか。英雄譚にしたり判で押したような反戦映画にしてほしくないなぁ…と思ったのは最近ジブリ「火垂るの墓」とネトフリ「新幹線大爆破」の評論を読んだからかも。【追記③】内容は素晴らしいのに、訳がもったいない。日本語表現が不自然だったり、意味が追えない文脈にだったり、用いられた言葉が唐突だったり。読み手に不親切。約550というページ数に比例してそんな訳がたくさん現れて疲れた。試しに1文をChatGPTに入れ聞いてみたら「この文章は表現がよくありません」と同じ考えだった。
(追記)戦国時代の群雄割拠が天下統一を目指す戦いの物語は本当に面白い。ただ当たり前だけども実際は天下統一して「世の中、めでたしめでたし」ではない。幕末まで徳川300年といわれる平和な国はどのように作られたのか。化政文化、元禄文化と花開いた頃などの小説は多いが、黎明期の物語はあまり見かけない(映画「切腹」や周五郎「正雪記」などしか思い出せない。どれも黎明期の負の物語だけど)。この小説は読友さんの読了本で知った。読メは人生を豊かにする。そして、同時に読みたい本が増えていく。人生は短いのに。
(追記2)短編の一つが明暦の大火で江戸が米不足に陥った時の話。被災民が町にあふれ、米が不足し一儲けを企む商人もいて米価が高騰。地方から米が運び込まれても供給が追い付かない。そこに正之は逆転の発想ともいえるアイデアを出す。「先代が定めた決まり事を勝手に破ってもいいのか」と反対意見はあったが決行。そして米の需要と価格を抑えることに成功した。「それは無理だ」「財源がない」といつもできないことしか言わない今の政府にそんな柔軟性を求めても無理なんだろうな。確かに政治システムは違う。でも彼らは江戸の安寧を考えていた。
追記>コンゴ自由国と名に自由を入れた理由の一つが当時の他国の“キミら、むちゃくちゃしているだろ”の批判を躱す「アフリカ人たちを奴隷にせず自由と保護を保証してますよ」という意味合いを表現するため(もちろん嘘)。思い出すのがナチ収容所入口に掲げられたスローガン「働けば自由になれる」(ナチオリジナルではないようだが)。これは抵抗心を和らげる心理的トリック。「希望」を装うことで恐怖を緩める役割でもだった(ホント残酷)。“保護国”“解放”など大国の権力者が真意を言葉を欺くプロパガンダは今も変わっていないけどもね。
2020.06.20.更新 2020.12.08.追記 2021.01.04.改訂 2022.11.05.更新 2023.08.23.更新 2024.01.15.更新 2025.01.20.更新
子育て&会社の経営責任から離れ昨年末で5年目を越えた。
6年目も嘱託社員で気楽な身分で今の会社で働けることに。
とりあえず行けるとこまでは行こうw
趣味は「読書」「山」「セレッソ大阪」3点セット。
ここに昨年、初孫が加わる。
孫はホント、天使だね~。
こっちは育てる責任はゼロで、かわいがるだけでいいから楽しい。
【読書】
本とともに生きてきた。
今、決めているのは、4つ。
●年間100冊は読むこと。
●いろんなジャンルをバランスよく読むこと。
●読了後は感想を読書メーターに書いてから次の本に移ること。
●その感想文は制限文字数255字できっちりと収めること。
かつて「東京會舘とわたし」部門で
第4回 レビュアー大賞 優秀レビュアー賞をいただきましたが、
それ以来、読了記に関して勲章はもらっていない。
ナイスも多くないww
たくさんもらっている人は「ホントすごいな」と思う。
【山】
脊柱管狭窄症と椎間板ヘルニアの術後後遺症(左足裏と臀部にシビレ)に
悩まされながらも山歩きは続行してきたものの、最近、ちょっと足が萎えてきた…と感じるようになった。
北アルプスで登りたい山(&登れる山)は、登った。
もう一度登りたい山はあるけども、悪天など良くない登山の記憶で
上書きしたくない・・・と思うものの、どうするか?
答えは出ていない。
どの山を選んでも、
「頂上を目指すのではない登山」
「山はいいよね(by伊予原新氏)と思える登山」を実践したいと思っている。
【セレッソ大阪】
自分のセレッソサポーター史をスタートしたのは2002年から。
居場所はメインスタンド中央より北。
優勝を狙った2024年もまたしても失速。
フロントの無策を思うとサポーターでいる気持ちが切れつつある。
2025年シーズンの補強も?だしね。。。
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