ドラマも観ていたが、やはり原作を読むと深い感動に包まれ放心中。読み終わった今、爽やかで沸き上がる感動に内震えている。人間は、その気にさせられてこそ、遠くまで行ける。あとがきを読んでわかったが、実話をモデルにしたお話しだったなんて。

「八月の御所グラウンド」と一緒にカップリングされていた「十二月の都大路上下ル」が良かったので、今回も楽しみに期待して読む。「六月のぶりぶりきっちょう」の表題作の前に別のお話し「三月の局騒ぎ」と二部構成。「想いを伝えることができるのは、この世に生きている者だけ」とキヨこと清少納言の言葉が、現代に現れた500歳の織田信長の物語のなかで再び続き伏線が拾われる。全部、繋がってるんですね。「三月の局騒ぎ」の最後の方で、5区のアンカーを走る新菜ちゃんで気付きました。「12月の物語」シリーズ全部読みたい。

いつも月夜、ではないけれど。。月夜じゃなくても歩けるんだよ。。。でも、いつか月夜でありますようにと願いをこめて夜道を歩いていこうってことなのかな、、。今回の読書は早足で読んできてしまったので、よくわかってないかも。また改めて再読してみようと思う。最初はモヤヤンを遠ざけるために1人で歩いていた夜の散歩道に、１人2人と一緒に歩く仲間が増える。増えた仲間は皆それぞれに問題や悩みを抱えて歩いていた。ラストは１人2人と離れていき寂しく感じるけど一緒にいるべきなのは望月のモッチャンだよと、最後はほっこりした。

装画の深海のスノードームのイラストが素敵で手に取りました。どのようなストーリーが展開されているのか知らずによみました。自分軸がない主人公。実はそれだけではなくLGBTQをテーマにした物語でした。p154にて中断する。再び続きを読める時が来るかな〜。

ドラマも観ていたが、やはり原作を読むと深い感動に包まれ放心中。読み終わった今、爽やかで沸き上がる感動に内震えている。人間は、その気にさせられてこそ、遠くまで行ける。あとがきを読んでわかったが、実話をモデルにしたお話しだったなんて。

初読み作家さん。新刊コーナーにあり手に取った。読んでみるとシリーズ物で６巻目だった。途中からでも問題なく読み進められました。面白いので1巻からの本も順番に読むことに決めた。美味しい料理の描写が読んでいるだけでもほっこりする。美味しい食べ物の話しは、実際に食べるだけでなく、聞いたり読んだりするだけでも、人を幸せな気持ちにさせるのだなと思った。どの物語も良かったが、筍の話しが好き。

今回の寺地はるなさんの本は、職場の雇用関係や人間関係に関するお話しだった。

とても良かった。表紙のイラストが可愛いので手に取り、ページをめくると目次のデザインが凄く良かった。いつか読みたいと思ってた作家さん。今回の本で初読み。人間の住んでいる土地には多かれ少なかれ、歴史の層が積み重なっているという事実。その土地が過去にどのよう出来事があったのか知ることは感慨深い。変わっていくもの、斬っていくもの、残していくもの、そうやって時代は移り変わっていく。辛い経験をした人の心も変わっていけたらいいね。4章の回復に向かってるから話せるというフレーズも心に響いた。美味しいお酒と料理が良い♪

メイミーとケイシーと運命の猫(トビー)の物語。メイミーは小説家を目指している。ケイシーとともにアメリカへ移住する。現実の内容と細かくリンクしているので物語というより自伝的小説なのだと思いながら読む。小説の中心的テーマでは猫ちゃんであるが、アメリカでの暮らしぶりが細かく描写されている。特に興味深かったのはアメリカの不動産投資の話し。財テク、マネーテクニックの話しが面白かった。愛する小さな家族を亡くすことは身を切るように辛い。いつまでも辛い。小手鞠さんの本を読むのは2作目。前回の本のほうが良かったな…

イラストと簡単にまとめた説明があり解りやすい。歴史に残る肖像画や名画が一緒にまとめられている。美術好きで歴史好きのツボにはまる、とても面白い本だった。