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6月の読書メーターまとめ

なおこっか
読んだ本
9
読んだページ
2296ページ
感想・レビュー
9
ナイス
40ナイス

6月に読んだ本
9

6月のトップ感想・レビュー!

なおこっか
読みながら何度も思い出した。カレル橋から見上げた城を。アウシュヴィッツの湿気った地面と線路を。挑戦的な表現方法は賛否あるだろうが、私にとっては記憶を開き、知識を繋ぎ、想像を刺激し、事件を我が事に近づける臨場感をもたらした。だが正直、表現手段などどうでもいい。人が人ならぬ扱いを受けた、その事実と、抵抗の厳しさが、覚えておくべき歴史だろう。迫害虐殺の執行者は、狂ってなどいない。狂気などという言葉に逃げ込ませはしない。ただ、傲っていた。それだけで、人を惨殺した。
が「ナイス!」と言っています。

6月の感想・レビュー一覧
9

なおこっか
読みながら何度も思い出した。カレル橋から見上げた城を。アウシュヴィッツの湿気った地面と線路を。挑戦的な表現方法は賛否あるだろうが、私にとっては記憶を開き、知識を繋ぎ、想像を刺激し、事件を我が事に近づける臨場感をもたらした。だが正直、表現手段などどうでもいい。人が人ならぬ扱いを受けた、その事実と、抵抗の厳しさが、覚えておくべき歴史だろう。迫害虐殺の執行者は、狂ってなどいない。狂気などという言葉に逃げ込ませはしない。ただ、傲っていた。それだけで、人を惨殺した。
が「ナイス!」と言っています。
なおこっか
吉本の言葉は難解だが、名ガイド鹿島先生が噛み砕いて解説してくれる。とても興味深く読んだが、面白がってばかりいられない。子供たちが歌ううたに戦争の、ファシズムの気配が滲むいま。自己の課題に集中するあまり浄化を望んだ高村光太郎、自己規定をしなかった為に情況にのまれた三好達治、彼らの戦争礼賛の原理を明示し、現実的で善良な大衆が何故暴力的な言葉を需要していくのか、真摯に問い掛けるこの本。少なからず公で発信する人々に読んで貰いたい、と強く思う。
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なおこっか
天皇の歌を入れる、伝記的事項を想起させる歌を入れる、一族の系譜を入れる、で歴史性を出しているらしい百人一首。定家版、時代を映す百人。だが、結局選出意図は想像するしかないし、後の時代に沿った解釈がいくらでもできてしまう(まるで歌舞伎演目と一緒。その時々の好み流行にあわせて過去の事件をネタにする)…となると、果たしてどの時代を読み解いているんだか?採用歌の掲載歌集調査労力は凄い。いっそ一覧表の方が、歌自体が評価された時期はわかりやすかったかも。
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なおこっか
旅先はスイス。旅人は山にも登る。高さを感じる風景。乾いた土と草の気配も。名峰の数々が美しい。スイスの西側しか知らない私は実際には行ったことのない土地ばかりだが、そも時代も構成もブレンドされた空想の旅なのだから、答えあわせなどさておき、ゆったりたゆたわなければ損。以前、旅の絵本の原画の前で、小さな女の子が「このひと背筋伸ばしてすましてるねえ」と母親に言っていたが、馬上の旅人の姿勢もやや肩の力が抜けてきているかも。
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なおこっか
一村の絵で最初に気にとまったのは奄美のものだけれど、どの年代に描いたものもいずれも好きだ、と気づいてしまった。七歳で描いた元気のいい南画、スケッチ力を発揮した花鳥画、平和を願った優しい観音像、琳派の絢爛を感じさせる襖絵、どの段階も好もしい。南の琳派、という著者の位置付けは100%ではないが、的に近いと思う。鈴木其一に通じる、大胆と生真面目が混じった印象。これはもう、滋賀の生誕110年記念展にも行くしかないかも。
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なおこっか
俳優の大高洋夫さんが以前ラジオで面白かった本として紹介されていたので。三回捻りみたいな笑いは読むひとを選ぶかもしれないけれど、面白かったです。周囲をネタにしているようで、実際は己を笑いの種にする、愛すべき先生。通勤時間にもってこい。
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なおこっか
大竹昭子さんの文章は旅要素が濃いので、とてもとても奄美に行きたい。が、今は箱根で我慢。念願の田中一村作品に会う前に、予備知識注入。日本画家に詳しい方には、人物評としては物足りない文章量かもしれないが、あまり知られていない画家の紹介にせよ、著名な画家の知られざる一面にせよ(東山魁夷の作業工程が驚き。写生から入って段階を経て、削ぎ落とした結果があの柔らかい絵なのか!)、新たな興味を開くに十分。小杉放菴も気になり始めた。だが、まずは田中一村!
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なおこっか
歌川広重『名所江戸百景』と、現地写真、地図と解説を併記した趣向がナイス。東京に住みながら、広重の表現した江戸が幻視できる。失われた広い空と水面、削られ隠された山、由縁を伝えていた地名も。それにしても広重の構図と、職人たちの擦りの技術は見事。たとえドローンの視点を手にいれようと、写真では広重の脳内視点は再現できないが、擦り師たちにはそれが現出できたのだ。
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なおこっか
ヘミングウェイにはあまり関心なかったが、柴田先生の訳を入り口にしてもいいかと。全体に死の気配が強い短編は、ハードボイルドの走りとも言われるようだが、私にはどこかひどく感傷的に思えた。乾いた感傷。ただ、柴田セレクトには男女の物語が少ないので、死の感傷はヘミングウェイの一面でしかないかもしれない。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2010/08/26(2883日経過)
記録初日
2010/08/04(2905日経過)
読んだ本
627冊(1日平均0.22冊)
読んだページ
161081ページ(1日平均55ページ)
感想・レビュー
613件(投稿率97.8%)
本棚
27棚
性別
血液型
B型
職業
営業・企画系
URL/ブログ
http://chikyu-syouyou.at.webry.info/
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