ネタバレ文章が美しくて、読んでいて楽しい。魅力的な青年？少年？たちと、豊かな自然に、怪しげな気配、ワクワクせずにはいられない設定です。夏の夜の冒険譚と、おどろおどろしい異世界のモノたちのバランスも良くて、手に汗握りながらも、気持ちよく読み終えました。★★★★☆

ネタバレ昔ながらの刑事と窃盗犯の対決がテーマの警察小説。説明がくどいところがある割に、描写が不足してる。特に主人公が何歳くらいで背が高いのか低いのか髪が長いのか短いのか、ヨレヨレのスーツなのかパリッとしてるのかなど、そこらへんの冒頭の描写で、キャラクターを脳内に描くのに、それがなくて、頭の中が？？。クライマックスとなり得る最後のすり替えも、詳細がわからないまま終わったので、不完全燃焼でした。 ★★★☆☆

ネタバレ寿雪が海商？？？ 意外に思ったけど、夜迷宮から出られなかった少女時代を送った寿雪からすると、大海原は大いなるロマンだったんでしょう。高峻と離れることは寂しいけれど、恋愛よりも強い絆が生まれたのかな。寂しさも感じるけど、爽やかなラストでした。 ★★★★☆