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2024年3月の読書メーターまとめ

ででんでん
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感想・レビュー
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ナイス
1574ナイス

2024年3月に読んだ本
19

2024年3月のお気に入られ登録
3

  • 葵
  • ほのぼの
  • 中玉ケビン砂糖

2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

ででんでん
バッキバキに痛快だった。自分のことを「面の皮厚蔵」と称し、「結論がもうほぼ出てるのに悩んだりする人って不思議」と感じ、ポジティブでうらやましいと言われ「逆にネガティブなこと考えながら生きてる人ってすごいな」と思う菖蒲。「神経質でプライドの高い人って損する」…どちらかというとそっちの方の自分からすると、へこたれない彼女には尊敬しかない。彼女は自分が絶対にやりたくないことが何かをよくわかっていて、未来の自分ではなく、今の自分を集中的に大事にする。テンポ良くいきいきと描き出される中国の混沌もおもしろかった。
が「ナイス!」と言っています。

2024年3月にナイスが最も多かったつぶやき

ででんでん

「成瀬」2冊!!「夜明けのはざま」「一億円の犬」「キツネ狩り」「続きと始まり」「ジェンダー・クライム」「龍の墓」…魅力的な本にたくさん出逢えた2月。贅沢極まりないなあ。まだ寒いけれど日が長くなって、春が近づいて。過去に読み友さんと交わしたコメントに再会したり、いつもいろいろ嬉しい読メ🌱。今月もどうかよろしくお願いします!!★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/739314/summary/monthly/2024/2

punyon
2024/03/05 17:38

『ジェンダークライム』読んでみたい(*ˊ˘ˋ*)。♪:*°ま、今月も5冊読めれば御の字なんだろうが…💦 今月もヨロシクお頼申します<m(__)m>

ででんでん
2024/03/05 22:10

punyonさん 「ジェンダー・クライム」オススメ!! 天童さんがどんどん進化されてる気がするよ。今月も共読楽しみにしてます。ヨロシクです。

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2024年3月の感想・レビュー一覧
19

ででんでん
倉敷へのソロ旅、新幹線のお供に。久しぶりのこのシリーズ。懐かしいメンバーと再会できて、すぐに物語の中へ。おもしろく読めた。針谷が素敵だが、やっぱり尾形もおもしろくて魅力あり。東郷も印象的な人物だった。乗り換えして次作へGo!!2冊持ってきた自分を褒めよう(笑)
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ででんでん
とても久しぶりの江國さん。子どもの視点、認知症の兆しがある老女の視点。そして、人間ではなくカラス個体それぞれの視点も。ほんのちょっぴりの違和感さえなく紡ぎ出される彼らの姿を通して、読者である私は時間も空間も縦横無尽に乗り越えて連れて行かれる。1冊の中に、なんて広やかで豊かな世界があることか。私は江國さんの書くものが大好き。
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ででんでん
バッキバキに痛快だった。自分のことを「面の皮厚蔵」と称し、「結論がもうほぼ出てるのに悩んだりする人って不思議」と感じ、ポジティブでうらやましいと言われ「逆にネガティブなこと考えながら生きてる人ってすごいな」と思う菖蒲。「神経質でプライドの高い人って損する」…どちらかというとそっちの方の自分からすると、へこたれない彼女には尊敬しかない。彼女は自分が絶対にやりたくないことが何かをよくわかっていて、未来の自分ではなく、今の自分を集中的に大事にする。テンポ良くいきいきと描き出される中国の混沌もおもしろかった。
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ででんでん
ネタバレまたも期待をしすぎて、少しだけ肩すかし感。すべての間取りがつながっていくのはすごいことなのだが。きっと読み手の問題だと思う。1話目の行き止まり廊下の謎が、後の展開によって明らかになっていくところはとてもよかった。
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ででんでん
いつもの独特な、小野寺さんの文章。私は好きだ。激しい感情も、どこか客観的に、辛すぎることも淡々と伝えるような彼の文章が。この前に読んだ安藤さんの「仕事のためには生きてない」とはまた少し違う形で、音楽と自分のなりわいとをどのように位置づけるか悩むカニザノビーの4人。それぞれに少しずつ前に行こうとする瑞々しさが感じられて、よかった。関東の地名はあまりわからないが、子どもの職場の駅や住んでいるところの隣の駅なんかも出てきて、ほんの少しだけ親近感。作中の「小倉琴絵」さんという作家さん、「夫妻集」にも出てくるらしい
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ででんでん
今作は「逃げ出せなかった君へ」や「本のエンドロール」と、つながるところもありつつも、また新しい切り口の物語。バンドをやるために仕事をしている勇吉。「出世に興味がないので、相手が専務だろうが淡々と口答えする」彼には最初から好感が持てた。しかし彼を取り巻く幹部役員たちの酷さときたら、私も勇吉と一緒に「マジですか?アホくさ!」と素で叫んでしまう。それでも直属の上司や部下、仲間たちに助けられ、勇吉は逃げ出すのではない闘い方を自分のものにした。まずは自分の半径5メートルから。
ででんでん
2024/03/18 09:21

「人間、死んでる時間のほうが圧倒的に長いんだよな。生きてるって状態のほうが異常なんだよ。「お前は生きているし、少なくともまだしばらく生きていける」「クソして寝て、起きて働いて飯を食え。それだけですげえことなんだよ」半径五メートルを少しでも良いほうに変えながら生きていきたい。それにしても。「内部管理用の規則や提出書類は年々増えるばかりだ」…これは日々ひしひしと感じる。細かい規則づくめの実態のなか、ミカゲ食品の十二箇条か心に響いてきた。

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ででんでん
ネタバレ被害者が気の毒すぎた。善意が仇となり、無防備すぎるといえばそうなのかもしれないが…忸怩たる思いで満タンになった。しかも、その事実さえ、水脈に沈められたように隠されたものとなるとはひどすきる。その事件から派生した第2第3の被害者には全く同情しないが、加害者の憤りがわからないでもないけれども、こんな犯罪に結びつくことが腑に落ちるかと言われると…。宮下・真壁コンビに救われた。そして、ラストのさくらちゃんが大事にしているものも。
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ででんでん
シリーズがあるのは知らず、たまたまこの本に手が伸びた。それぞれに個性はあるがスター性のあるような人物ではない刑事たちが、ひとつひとつこつこつと捜査をし、ときに閃きも見せ、事件の真実に迫っていく。日和見係長なんて渾名のついてる係長も出てくる。彼は自分の日和見的な部分もよくわかったうえで、そこから粘る。派手さはないが、3話ともに、事件にまつわる辛さもずっしりと重くリアルに写し出される。そして実直な刑事たちの行動や言葉に、細いけど明るい救いの光も見えてくる。
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ででんでん
「50歳からは人間にだけある特別な時間」…なんと!!私は既にスペシャルな時間を生きてるのか〜テロメア、骨の新陳代謝と老化、遅筋と速筋…。そして意外にも年を取ると感情は活性化して、頭の中は過興奮状態に。自分の適量を知って守って、老化と折り合いつけつつ、スペシャルな時間を生きてる自分をだいじにしたい。久しぶりのトメさん本、わかりやすくて、読めて良かった。
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ででんでん
ネタバレそんなにたくさんは読んでないけど、今までに読んだ宇佐美さんとはちょっと違うな。現実離れしたストーリーだが、私は好きだった。ラストの着地がどうなるか…と思ったが、こんなふうになるとは!!高校生たちの目論見が達成される部分は、こんなにうまくいくだろうかとも思ってしまうが、爽やかなので良いとしよう(偉そう)。沙代子の力となった四国山中での体験、そこにまつわり語られる銀採掘の様子を読み、全くテイストは違うのだが、大好きな作品「しろがねの葉」を思い出した。
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ででんでん
あまり期待しないで読んだけれど、私は最後までおもしろく読めた。マスターが文句なしにいちばんひどい奴だ。また、その人本人もなかなかに最低なんだけれども、終盤、なんだか感情移入してしまう人物も。
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ででんでん
おもしろかった!!中小企業の後継者問題に絡めて働き方、生き方を浮き彫りにする3篇。中小企業診断士の北川のアドバイスが、登場人物たちの変化のきっかけとなる。息子二人のどちらを後継者にするか…という第1話の着地点も爽やかでぬくもりがあった。2話3話目は、変化を契機にして社長や社員たちが、よりしっかりとチームとなっていく様子に心打たれた。「自分が役に立ったという感覚はさー、働く中で得られるからね。働けるのはさー、幸せなことなんだ。気に入らない職場であってもね。そこでもきっとなにか得られるものはあるはずだ」
punyon
2024/03/10 17:37

自分の気持ちをきちんと伝える事って、すっごく大事な事だけど、メチャクチャ難しいことだと思うよ💦

ででんでん
2024/03/10 20:30

punyonさん 確かに!! 3話目の伊藤君がね、ちゃんと気持ちを伝えて断るということのできない人やったんやけど、職場でのできごとや出会いから、ものすごく変われて、プライベートで起こったことにも、まさにはっきりときちんと伝えて終わっていて。そんなにうまくいかないものかもしれないけど、感動した私でした。また読んでほしいな。

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ででんでん
新聞争奪戦、閉館前のお客さん、児童書の選書基準…うんうん、あるある、そのとおり!と頭をブンブン振ってしまう読書だった。おもしろかった。今回は読メのプレゼントのコインを使って、電子書籍にて読了。感謝!
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ででんでん
自分のお墓は、どうでもいいけれど、先祖や自分と夫の親たちについては、何かしら心の拠り所としてもお墓的なものがないといけないのか?とも思ったり。でも、この本を読んで、あっそうか💡と。それも時間の問題なのだ。考え方を変えなくてはいけないところに立っている、みんな。「亡くなってから後悔する。そのことが供養への熱意となり、亡き人との絆をなんとか形に残そうとして、葬儀や位牌やお墓に力を入れるのではないか」…出会えてる間に感謝を、愛情を伝えておかねば。巧みな文章の中に考えさせられるものがいつもある垣谷さんの本。
ででんでん
2024/03/09 00:31

それにしても大蔵天次郎を蹴っ飛ばしたい。封建時代の家長がそのままタイムスリップしたような方々の何と多いことか。天次郎の毒気に当てられた後、柳くんのしなやかさに気を取り直せた。

ででんでん
2024/03/09 00:34

きむこさん 確かに。世の中の状況の必然と相まって、激変しそうに思いますね。

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ででんでん
ちゃんと見ると表紙が怖い。少し前に「ホットプレートと震度四」を読んだばかりで、改めて荒野さんの作品世界の広さに驚く。それぞれに丁寧に作られたおいしい料理の一皿一皿のようだと、前作を読んで思った。翻って今作は、作中にある「片づけられるのを待つだけの皿」という表現のように、自分に投げやりで孤独でグロテスクで哀しい。そんな物語の集まりだから、心が低体温になる。決して好きではないけれど、引っ張り込まれる確かな腕力がある。
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ででんでん
仁志村署長。行動が超俊敏かつ剛腕。剣豪のように事件を解決していく。バックグラウンドとか人間性がわかるような、事件以外のエピソードは書かれていないので、彼に感情移入はしにくい。しかし、小気味よい活躍。アマゾネス高頭さんの出現が嬉しい。続編でふたりが絡んでくれたりしたら嬉しいなあ。読み友さんのレビューで、懐かしい山崎も出てくると知った。キャ~と喜んだけど、実はそのくだり、気づかず読み飛ばしていた私(-_-;)情けなし。キングダムとかゴールデンカムイみたいに、年表や人物相関図の入った七里作品事典出版希望。
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ででんでん
ネタバレオススメしてもらった古矢永作品は、どれもこれもハズレ無しでした。甘々ではなく、苦いとこもあるけど滋味深いハートフルな物語。私も体調不良の部分は誤解していて、終盤に近づくにつれ寂しさを感じていましたが、開けてびっくり前向きな終わり方で嬉しい限り。
が「ナイス!」と言っています。
ででんでん
「知ったかぶりは損、初めて聞くという思いで聞く」「体全体で聞く」「本当に聞きたいなら自分の物差しは脇に置く」「花のように笑え」
が「ナイス!」と言っています。
ででんでん
いやこの本、何で今まで読んでなかったんやろ私。そして古矢永さんの新作読んだ時に読み友さんにこれを勧めてもらって読んでよかったな〜私。いろんな面で、とても良かった本なのだが、読み終えた今、匙田さんが魅力的すぎて、他のことが薄まっている。とにかく、読み友さんのレビューにあるように「72歳のジジイに惚れさせる筆力。」を強く感じた作品だった。誰にも惚れられへんとは思うけど、自分なりに、佳い72歳目指そう(笑)そして、容姿だけでなく、人は思わぬものに思わぬ方向から囚われることがあるのだなと。改めて。
ででんでん
2024/03/01 22:05

わあ、もけさん!! 好きすぎて、あえて登録しておられない本なのですね。なんかすごく嬉しいな。この本読んで、いろんな意味でよかったです!ほんとにタイトルもこっちがいい〜。

ででんでん
2024/03/01 22:08

mayuさん こちらにもありがとうございます。あもさんのレビューから勝手に引用させてもらいました。28歳と72歳を同じ土俵に引き寄せる文章力。「ぬか漬けスナック」も覗いてきますね。

が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2017/01/23(2651日経過)
記録初日
2015/06/09(3245日経過)
読んだ本
2182冊(1日平均0.67冊)
読んだページ
643204ページ(1日平均198ページ)
感想・レビュー
1534件(投稿率70.3%)
本棚
11棚
性別
自己紹介

好きな本が自由に読めて、感じたことを自由に言うことができるって、ものすごく幸せなことではないかと思っています。この場所でいろんな方と共感しあえたり、違う考えを知ることができるのも本当に嬉しい😊

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