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2024年10月の読書メーターまとめ

Eiki Natori
読んだ本
5
読んだページ
1496ページ
感想・レビュー
5
ナイス
115ナイス

2024年10月に読んだ本
5

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

Eiki Natori
衝撃的な作品だった「爆弾」の続編。スズキタゴサクが再び登場。例の連続爆破事件の裁判中にテロリストが法廷占拠したという話。 展開はスリリングで、最後まで読み飽きないのは事実だし、結論もなかなかいい感じで終わっているのだが、イマイチ動機とか、そのプロセスが雑すぎるのが残念。 ただ警察が主人公だとカッコよく描かれがちなのに、この小説では翻弄されているので、そういう意味では良い感じでイライラさせてくれるし、前作爆弾を読んだ人には勧めたい続編である。
が「ナイス!」と言っています。

2024年10月の感想・レビュー一覧
5

Eiki Natori
馴染みのないカタカナの名前がどうしても頭に入ってこなくて、巻頭の登場人物名と照らし合わせることが多かったが、話の内容はとても引き込まれる。 後のチンギスハン、テムジンの少年期(口に言葉は大人そのものだが)に、何かしらの理由で弟を殺し、異国に逃げた時の冒険の物語。 良い人たちに恵まれてきたが、大人達がテムジンという人間に魅力を感じて接しているのがよくわかる。ここで読んだ「史記」が彼の将来にどう影響を与えるのだろうか。 17巻は隙間時間にあっという間に読めそうだ。
が「ナイス!」と言っています。
Eiki Natori
いわゆる「意識高い系」のZ世代の「イキリ」を描いた小説なのだが、とても読みやすい。沼田という「能力がありながら、社会とは距離を置いているような」一人の青年を介在させることによって、彼らの「薄っぺらさ」を描いている意図はわかるのだが、実は私のような氷河期世代の学生も、新社会人もこんなものだったと思うよ。 大きな違いはネットなどで全ての情報が「コスパ良く」手に入るかどうかくらいで。 Z世代だの何だのというけれど、それがわかっただけ収穫だった。
が「ナイス!」と言っています。
Eiki Natori
衝撃的な作品だった「爆弾」の続編。スズキタゴサクが再び登場。例の連続爆破事件の裁判中にテロリストが法廷占拠したという話。 展開はスリリングで、最後まで読み飽きないのは事実だし、結論もなかなかいい感じで終わっているのだが、イマイチ動機とか、そのプロセスが雑すぎるのが残念。 ただ警察が主人公だとカッコよく描かれがちなのに、この小説では翻弄されているので、そういう意味では良い感じでイライラさせてくれるし、前作爆弾を読んだ人には勧めたい続編である。
が「ナイス!」と言っています。
Eiki Natori
桐野夏生の文体はとても読みやすく2時間で完読。 ピル解禁運動の榎美沙子をモデルにし、その評伝的に人物像や取り巻く環境を描いた本。 ただ男女対立の話に収斂し過ぎている気がするし、挫折もそんなに企業からの圧力のような単純な話で終わらせているのはとても勿体無い気がした。 現代フェミニズムこそピル解禁に反対していた事実など、ウーマンリブからのフェミニズムの変遷についても触れていないのも残念だった。
が「ナイス!」と言っています。
Eiki Natori
とても読みづらい本ではあったが、東ローマ帝国の滅亡となりトルコ支配を決定づけた、マホメット2世によるコンスタンティノーブル陥落の経緯を、周辺の人物の視点で見たもので大変興味深かった。 マホメット2世は好きになれず、わずか数千の兵で大軍と戦ったキリスト教側に肩入れしてしまい、まさかの大健闘に応援したが残念ながら破れてしまった。 まるで大阪夏の陣で豊臣側に入れ込んでしまう気持ちと同じだったが、秀頼や淀君とは異なり、コンスタンティヌス11世は勇敢に戦っただけに、さらに無念さが残った。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2017/02/08(2846日経過)
記録初日
2017/01/01(2884日経過)
読んだ本
733冊(1日平均0.25冊)
読んだページ
212673ページ(1日平均73ページ)
感想・レビュー
546件(投稿率74.5%)
本棚
2棚
性別
URL/ブログ
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