ネタバレ先に続編の越境刑事を読んでしまったのですが、ようやくシリーズ一作目を読みました。警官殺しの濡れ衣を着せられ追われる刑事・冴子と殺人現場を目撃した少年・猛の決死の逃亡劇。高頭冴子シリーズは孤軍奮闘するしんどい展開が多いんだけど、一作目は面白さの方が勝ってぐんぐん読んでしまった。宏龍会の山崎さんとか、佐古ジイとセンセイとか、味のあるキャラクターが味方してくれたのがデカかった。またどこかで再登場して欲しいくらいサブキャラクターたちが好きになりました。そして成長して警察官になった猛のお話が切実に読みたいです！！！

ネタバレ先に続編の越境刑事を読んでしまったのですが、ようやくシリーズ一作目を読みました。警官殺しの濡れ衣を着せられ追われる刑事・冴子と殺人現場を目撃した少年・猛の決死の逃亡劇。高頭冴子シリーズは孤軍奮闘するしんどい展開が多いんだけど、一作目は面白さの方が勝ってぐんぐん読んでしまった。宏龍会の山崎さんとか、佐古ジイとセンセイとか、味のあるキャラクターが味方してくれたのがデカかった。またどこかで再登場して欲しいくらいサブキャラクターたちが好きになりました。そして成長して警察官になった猛のお話が切実に読みたいです！！！

ネタバレ横浜駅SF本編では描かれなかった、世界観を補完してくれる短編集。エキナカで発生した理不尽なカースト、JR北日本・JR九州の軍事設定、横浜駅の増殖にともなうコピー能力について、前作でちらっと登場した人物の過去などなど。まだ描かれてない細かい設定もかなりありそうだし、いくらでも膨らませられそうだからもっと続きが読みたいんだけどなあ。まだ開示されてない謎も残ってるし。湯葉先生なにとぞ続編を…。

ネタバレ心霊系YouTuberの池田、オカルトフリーライターの小林、ライター仲間で霊感持ちの宝条。ファンブック出版のため、動画で紹介した心霊スポットにまつわるいわくや怪談を集めエンタメとして「それらしく」まとめ上げる。しかし3人にはそれぞれ裏の思惑もありそうで…？と、途中まで考察しながら楽しんで読んでいたのだけど、誰視点か分からない謎の章が差し挟まっていて混乱。本筋が人怖にあるのか、ガチのオカルトなのか、近畿地方〜がシンプルかつオチが見事だっただけに拍子抜け感はありました。たすけて考察班の方〜〜〜！

ネタバレ三年三組の災厄は法則が分からないというのが怖いところ。過去の失敗から、2001年は保険として最初から「いないもの」を2人に増やす対策を取るが、これが過去最悪の災厄を引き起こしてしまう。災厄って三年三組と無関係な人間が巻き込まれて死ぬケースもあるんだ。一家全滅に巻き込まれて死んだタクシー運転手さんが気の毒すぎる。そうなると既に予告されている次回作では夜見山市全体を巻き込んだ悲惨な災厄が描かれるのかもしれないなと予想。夜見山市の住民の皆さんにはガッチリと首付近の弱点を守ることをオススメします。