2024年3月の読書メーターまとめ

読んだ本: 7冊

読んだページ: 2111ページ

感想・レビュー: 7件

ナイス: 81ナイス

2024年3月に読んだ本
7

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2024/03/31
四季の暮しとまじないの文化京のオバケ (文…
- 真矢都
198
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37
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2024/03/27
オーロラの魔獣 (RHブックス・プラス)
- リンカーンチャイルド
440
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17
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2024/03/24
妖談
- 車谷長吉
227
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149
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2024/03/20
ゴランノスポン (新潮文庫)
- 町田康
287
登録
861
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2024/03/16
これからの誕生日
- 穂高明
224
登録
611

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2024/03/13
カッティング・エッジ
- ジェフリー・ディーヴァー
464
登録
657
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2024/03/09
彼女の遺言 (ハルキ文庫に 2-13)
- 新津きよみ
271
登録
130

2024年3月のお気に入られ登録
1

2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

ぶうたん

2024/03/13

ネタバレ読むのは「魔術師」依頼で久しぶり。あいかわらず長丁場なので、読み終わるのに時間がかかってしまった。面白いことは面白いのだが、なかなか熱狂できないのは何故なのだろう。敵役が途中まではっきりしないせいだろうか。ツイストが沢山ある割にプロットがシンプルなところは読みやすいのだが、大傑作とは思えなかった。それにしても著者の作品は随分訳されてるように思っていたが、調べると単発を中心に未訳もまだ結構あるのに驚く。いつかは訳されるのだろうか。最後はクリフハンガー。

カッティング・エッジ

ジェフリー・ディーヴァー

あらすじ・内容

が「ナイス！」と言っています。

2024年3月の感想・レビュー一覧
7

ぶうたん

2024/03/31

オバケと言っても幽霊や妖怪ではなく、教徒の風俗を取り扱った本。著者は東京で生まれて、京都に移住したようだ。それにしても京都というのは日本の中でも独特というか、住民たちが変化をせずに今も当たり前のように昔の風俗を守り続けていることに驚く。住んでいれば大変なことも色々あるんだろうが、住み続ける人も多いのだろう。外からの流入が多い東京では、下町などの一部を除いてこうはいかないだろうと思う。

四季の暮しとまじないの文化京のオバケ (文春新書 418)

が「ナイス！」と言っています。

期待通りに展開してくれるB級ホラーぶりで嬉しくなる。舞台も南極であの映画を彷彿とさせるところもオマージュとして嬉しい。ボリューミーな作品が多い著者だが、本書はなかなかコンパクト。ただコンパクトなためか、正体不明のモンスターの恐ろしさがそれほど伝わって来ないのが少し残念。まあ小説だとビジュアル的に伝わらない部分もあるので、映画になればちょっと違うかもしれない。いずれにしてもホラー好きは読んで損はありません。ただしトレーラーの話はなんだか余計。

が「ナイス！」と言っています。

タイトルから想像されるような妖しいところは全く無い掌編集。まあまあ私小説っぽさが強くて、エピソードがところどころ重なってくるところは、著者のカラーなので仕方がないところではある。なので、ショートショートのような切れ味や意外性は無い。慣れた味を繰り返し楽しむような感じだろうか。下世話なところも含めて西村賢太みたいな。著者の本は赤目は面白かったが、それ以外はさほどでも無いのに、たまに手に取ってしまうのが不思議なところだ。

が「ナイス！」と言っています。

意味のわからないタイトルだが、解説を読んでなるほどと唸る。それは教えてもらわなきゃわからないよ。奇妙なスラップスティックさは、どことなく初期の筒井康隆を彷彿とさせる。もちろん短編集なので、なかにはシニカルに現代のある種の人間像を黒い笑いで描いた作品などもあって一様ではなく、独特の作風は癖になる。そう言えば「フォーク並び」という言葉は「くっすん大黒」で知ったんだなあ、とどうでも良いことを思い出した。

が「ナイス！」と言っています。

だいぶ前になるが、1作目が良かったので買っていた本。1作ごとに視点の変わる連作で小説推理連載だけど、ミステリではない。バス事故でただ一人生き残った少女と取り巻く人々のストーリーで主人公の辛さが心に染みる。途中、致し方ない部分があるものの人間の悪意に近い想いが表出しているところは読んでいて少々辛いが、リアルとも言える。連作で視点が変わるところもアクセントになっており、印象に残る良作。

が「ナイス！」と言っています。

ネタバレ読むのは「魔術師」依頼で久しぶり。あいかわらず長丁場なので、読み終わるのに時間がかかってしまった。面白いことは面白いのだが、なかなか熱狂できないのは何故なのだろう。敵役が途中まではっきりしないせいだろうか。ツイストが沢山ある割にプロットがシンプルなところは読みやすいのだが、大傑作とは思えなかった。それにしても著者の作品は随分訳されてるように思っていたが、調べると単発を中心に未訳もまだ結構あるのに驚く。いつかは訳されるのだろうか。最後はクリフハンガー。

が「ナイス！」と言っています。

著者にしては珍しくタイムリープを扱ったSFっぽいストーリー。ただタイムリープの原理は梅酢と言うオカルトなので、好き嫌いは別れるかもしれない。まあタイムリープの原理よりそれが生み出すドラマが主眼の小説はいくらでもあるからね。これがタイムマシンであっても書き方によってはあまり変わらないのかもしれないし。ただ、気持ちはわかるがこのラストはすっきりしないので、あまり好みではないかなあ。

彼女の遺言 (ハルキ文庫に 2-13)

新津きよみ

あらすじ・内容

が「ナイス！」と言っています。