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2024年3月の読書メーターまとめ

MOKIZAN
読んだ本
18
読んだページ
5142ページ
感想・レビュー
17
ナイス
1036ナイス

2024年3月に読んだ本
18

2024年3月のお気に入り登録
2

  • とろとろ
  • 糸巻

2024年3月のお気に入られ登録
1

  • とろとろ

2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

MOKIZAN
読み友さんたちの評価が概ね良かったので著者本初読み、ゆる~い勧善懲悪もの。まあ、現実は、ですけど。何となく終わったかなと思った後に明るみになった、功労者の法外な分捕り。だけどその動機を訪ねて、もう一度ゆるりとしたあたりはこなれた味付けか。全般的に緊迫感が足りなあ、と思っていたけど、P256「不正を謀る者のそのすべてを明らかにしたい。償うものがあるならそうさせたい」 Q:新聞にその力がありますか? A:「あると信じてます」。の件は素敵なアンチテーゼだった。
が「ナイス!」と言っています。

2024年3月にナイスが最も多かったつぶやき

MOKIZAN

鶯の初鳴き(ホーホケキョ)は一昨日聞いた。 これは早すぎだろう。

鶯の初鳴き(ホーホケキョ)は一昨日聞いた。
これは早すぎだろう。
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2024年3月の感想・レビュー一覧
17

MOKIZAN
二種のマイナースポーツに挑み記録を伸ばし続ける、実質ボンボンの若手と、三十路を迎えこれから、その日の決断、後を考える齢となった、二人のアマチュア選手。競技種目がメジャーであれ、マイナーであれ、相当の出費と時間が必須となる今日びのスポーツ界。結局、その身体能力よりも親の経済力が、競技人になれるか否かを仕分けてますね。。。ストーリーはサラッと読み終える。
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MOKIZAN
早いうちからオッサン化していった私にとって、当地はあまり馴染めなかった。バブルが弾けた後っていう感じかな。「東京がすべて」と各地から集ってきた若者たち、迎え送る日々を良いことだの、幸せだの深く感じる余裕も無く、生きてくことに懸命だった(あむうえい講も盛んだった)。互いの想いが掛け違いとなり、まま疎遠に過ごしていった30年の後の再会。シモキタの街が変わりきってしまったように、各人の見た目も変わりようがある。それでもあのころと変わらず纏う何かに、相手を懐かしむ。ラストは当時の人たちを思い、キツかった。
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MOKIZAN
「男手ふたつ」の子育て、一見ささくれ立ちしそうなイメージを、一人をシッターとすることで落ち着かせる。重きは育児そのものよりも両父の人生観、なので騒めくことなく淡々としている。職業選択、親たる者の男女差に向けられる周囲の視線、固着概念。「我が子(うちの子)」という心情に踏み込み切れてなさそうなひとりの父親。手探りの中にも自分の鑑(かがみ)となる標を見つけて欲しいと思う。。。男の育休取りってまだまだ、「まあ、その程度の奴だよ。いなくても何とかするし。」の評になる。女性の場合は必ず人事がある。
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MOKIZAN
読み友さんたちの評価が概ね良かったので著者本初読み、ゆる~い勧善懲悪もの。まあ、現実は、ですけど。何となく終わったかなと思った後に明るみになった、功労者の法外な分捕り。だけどその動機を訪ねて、もう一度ゆるりとしたあたりはこなれた味付けか。全般的に緊迫感が足りなあ、と思っていたけど、P256「不正を謀る者のそのすべてを明らかにしたい。償うものがあるならそうさせたい」 Q:新聞にその力がありますか? A:「あると信じてます」。の件は素敵なアンチテーゼだった。
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MOKIZAN
このヤキの入れ方、執刀医一人で出来るのかなあ、という疑問。著者が気に入ったんでしょう。それはともかく、犯罪提示から、追及者たちへのクセ付け、読み手に不安を持たせ続ける主人公の単独行動(結果、お約束の事態に)、空白期間理由への少しミスリード、亡父のメッセージの真意、気を休めることない予想以上の読み応えでした。臨床医登録と病理医 を一人の医師免許で登録って理屈上は可能だけど、時間のやりくりが難しそうですね。
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MOKIZAN
孤独化する老人の形相と、その支援助の事例。刑務所を含め、憲法が謳うなりの、国民としての扱いを受けられている人たちの事例です。他国からの人達をはじめ、そこまでの施しに辿り着けない層があるのも事実。国勢として今後もひたすら"助”を求める側の母数は増え、施す側の母数は減少してゆく(他国も同じ趨勢にはある。この国はその先頭をきっていて、しかも成り行きを傍観)。。。いずれ某政党の主張そのままに、生産性の低い老いを除して、生産能力のある者だけを民として扱う、そんな権力の志向になってゆくのかもしれない。
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MOKIZAN
2014年刊、スポーツ選手の短編集。各人のいわゆる心技体の疲労、不安。プレーヤーであり続ける限り、吹っ切れるた日というは訪れないのかな。やっぱりスポーツものは短編じゃのれないなあ。
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MOKIZAN
全110件のうち「理系」の括りで紹介されているのは29件、あまりに寂しい。しかも私が仕事で通っていた先の星薬大(星新一氏の父上が社内学校として興したのが始まり)歴史資料館の紹介文は180字にも満たないなど、なかなかの期待外れ。「教えてやったんだから、あとは自分の足と目で確かめろ」ということですね。早大の村上春樹氏のあそこも紹介されている。
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MOKIZAN
う~ん、詰まるところはその時己が何処にいるかにかかっているってことですね。自分の通常の行動範囲内では、”公助”でその地域、箇所の需要に則した備蓄がされているところなんて在りっこないけど。自助として在宅、マイカー非常時用に排便対応の携帯トイレを購入しておくぐらいが、せめてかなあ。
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MOKIZAN
"推理"ネタは処方薬絡み、真っ当なお仕事小説だった。医師同様「師」の字を抱く業種でありながら、医業と比べて世間様からは軽めに思われがちな、本業の独立意義を顧客たる読み手に説いているようでもあった(以前読んだ情報漏洩ダラダラ、越権行為バシバシの薬剤師ものなんかよりも、はるかに真面)。中身にはついてゆけなくても、自分が付き合ってゆく調剤薬局決めの参考にもなりそうで、いい本読みだったと思う。主人公は若いけど文体が、と思っていたら、著者は私よりも年長だった。「ポキール」思い出しました。
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MOKIZAN
緩和ケア病棟ばなし。誰の身にも訪れる最期の時、この病室の主となることは、それが他の人たちより近いことを、受け入れなくてはならないんでしょう。病室での日々感じてしまうであろう、生きていることの無意味や虚しさ、自身の受け入れ方は人さまざま。それでも最期を迎えた時まで、生きることに取り組んでいたことを見続けてくれた人々がいる。
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MOKIZAN
シリーズ5冊め、男鹿→(米沢十湯立寄り)→能登→伊根、ブリを追っかけ?西進中。キャラは重くないし、読みやすい。ただ、カバーとこっちの主人公イメージが全く擦り合わないまま。三大ブリ漁場に佐渡は入っていないのかあ。
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MOKIZAN
P90ぐらいまでダラダラしたくだり、著者本じゃなければ降りていた。瀕死の地方商店街を、東京で夢破れたおっさんが、機転効く女子大生に操られながら、再活性させる夢物語。売りが忍者の設定なので、会話がかったるい。国内観光客ではなくて、インバウンドの来訪客取り込みを目論んでいる視点は、現実っぽい。今やインバウンド集客無くして、地方の活性は起こりえないからね。即席寄席での落語の演題が「井戸の茶碗」「芝浜」と、江戸落語だった(どちらも学生レベルでは無理)、佐賀県設定なのに。著者本にしては印象残らない。
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MOKIZAN
2011年刊。実際あったとしても小説に出来ないだろうなあ、と思いたくもなる代り映えも無い、戻らない日々。テーマは何だったんだ?と見当つくものも無く、読み手もなんとも無為な時間を使ってしまったようで、気持ちはどこか落ち着く。世間は日々変化しているし、わが身もプレッシャーやストレスに突き上げれられたりもしている。それでもとある過ぎ去りし日の自分と、そんなに変わったさまでもない。でもまた一つ齢だけはとっちゃいましたね。
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MOKIZAN
著者本なので、イメージを実社会から引っ張てくるのは、失礼なのは分かっているのだけれど、こんなハイスペックな花人さん(最たる異能はテレパシー使えるってこと?)が2%もいれば、98%の常人の勝ち目薄いじゃん。プラシーボ効果なのか、その日の居心地の良さ優先の大衆の愚かさなのか、残念なことにこの人の文体って迫力無いんだよねえ。どんどん浮ついてくる感じ。
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MOKIZAN
著者の作品は暗そうなので避けてきたけど、これは気分良かった。新芽の頃以後伸び悩みの元・天才の十代たち。参加したプロジェクトでAIとの共作を指示される。枯渇しかけの自分の才に執着したくも、AI指導の下で新作を模索する。AIが示すそれはビッグデータ=過去の誰かの好手、それの模倣。「模倣も極まれば独創を生む(白洲正子氏)」仕上げた新作は模造品でなく自作品、結果そのまま進むも良し、新たな道を選ぶも良し、それぞれのターニングポイントとなった10日間。
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MOKIZAN
外食コンサルタント的視点、2020年刊行なのでCOVIDの影響は無し。3箇所を紡いで予定通りのいい方向へ。実地でストーリーに近いような客受けはあるかもしれませんね。ただ、それで地方、地域に来訪客増をというのは、難しいでしょう。彼らの目的地はあくまでピンポイントで、エリアじゃないもんね。来訪リピーターを醸成するためには、その地でも同じような施策が必要になるんじゃないでしょうか。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2017/08/05(2455日経過)
記録初日
2016/03/08(2970日経過)
読んだ本
1725冊(1日平均0.58冊)
読んだページ
407292ページ(1日平均137ページ)
感想・レビュー
1669件(投稿率96.8%)
本棚
24棚
性別
血液型
O型
現住所
神奈川県
自己紹介

文芸書よりもノンフィクション等現代もの優位。歴史ものはほとんど読んでません。その為、読み友さんの感想でも失礼ながらほぼスルーです。つまらなかったら多勢を気にせず「つまんね」と出来るだけ理由付きで。ストーリー以上にその環境、志向に反応することも間間あり、ツッコミが荒い。素直に行きましょう。

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