本書で語られる、自我を滅却し神へ至るまでの階梯は、非常に論理的だと思える。けれど、私にはそれを実感し理解することはできない。A=B、B=CならA=Cであるというような論理的思考は、宗教者でも無宗教者でも変わらないのだろう。けれど、信仰の有無によりABCや=までもが、全く異なる記号に置き換わってしまう。そして、この現象は宗教に限るものではないはずだ。もしかしたら、今自分が書いている文字も、読む人によっては奇妙な象形の羅列にしか見えないのかもしれない。

本書で語られる、自我を滅却し神へ至るまでの階梯は、非常に論理的だと思える。けれど、私にはそれを実感し理解することはできない。A=B、B=CならA=Cであるというような論理的思考は、宗教者でも無宗教者でも変わらないのだろう。けれど、信仰の有無によりABCや=までもが、全く異なる記号に置き換わってしまう。そして、この現象は宗教に限るものではないはずだ。もしかしたら、今自分が書いている文字も、読む人によっては奇妙な象形の羅列にしか見えないのかもしれない。

秋の切なさよ。

主観、客観、真実、欺瞞、正常、異常、普通など様々な言葉が頭の中に浮かんだが、それらの定義付けがわからなくなり、足元が揺らぐように感じた。