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2024年3月の読書メーターまとめ

racco201
読んだ本
4
読んだページ
1762ページ
感想・レビュー
4
ナイス
674ナイス

2024年3月に読んだ本
4

2024年3月のお気に入り登録
1

  • Book & Travel

2024年3月のお気に入られ登録
1

  • Book & Travel

2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

racco201
ネタバレ創立百周年の小学館をモデルにした小説。学年誌は世界的には稀有であり、思うように学べなかった創立者が子供の学びのために創刊したというエピソードを知り、小学館の特性を知った。戦意高揚の記事を掲載せざるを得なかった第二次世界大戦中の編集者の心の葛藤が強く胸に響いた。東京空襲下でも大きな火災を免れて、出版社の取り潰しが多い中でも小学館は生き残った。 子供のために作られる雑誌や児童文学は、まだ百年くらいの歴史しかない。 昭和から令和の現代までの出版関係者の努力と葛藤がぎっしりと詰め込まれた重みのある小説だ。
が「ナイス!」と言っています。

2024年3月にナイスが最も多かったつぶやき

racco201

(コーヒーを飲みながら読書会) 海辺のホテルでブレックファストコーヒー。皆が来るまで「二都物語」を読みます。

(コーヒーを飲みながら読書会)
海辺のホテルでブレックファストコーヒー。皆が来るまで「二都物語」を読みます。
racco201
2024/03/21 09:35

メルクリンさんおはようございます。現実の朝に戻りました😉。『二都物語』はページ数も多いし、次々と怒涛の展開で…楽しんでいます。

racco201
2024/03/21 09:38

ことりちゃんおはようございます。今朝はいつもの自宅モーニングです。シェフさんが焼いてくれたオムレツは表は綺麗だけどフワフワで、手際も良くてウットリしました。ことりちゃんの「本の思い出」は心のアルバムにいっぱいあるのでしょうね。📚😉。

が「ナイス!」と言っています。

2024年3月の感想・レビュー一覧
4

racco201
ネタバレ創立百周年の小学館をモデルにした小説。学年誌は世界的には稀有であり、思うように学べなかった創立者が子供の学びのために創刊したというエピソードを知り、小学館の特性を知った。戦意高揚の記事を掲載せざるを得なかった第二次世界大戦中の編集者の心の葛藤が強く胸に響いた。東京空襲下でも大きな火災を免れて、出版社の取り潰しが多い中でも小学館は生き残った。 子供のために作られる雑誌や児童文学は、まだ百年くらいの歴史しかない。 昭和から令和の現代までの出版関係者の努力と葛藤がぎっしりと詰め込まれた重みのある小説だ。
が「ナイス!」と言っています。
racco201
フランス革命の時代のパリとロンドンを舞台に、様々な愛と憎悪が描かれた物語。平民の復讐の念は、王族だけではなく、貴族の関係者、時には無実の平民でさえスパイ容疑をかけて断頭台に送り込む原動力となる。革命に至るまでの民の不遇や登場人物の心の描写も細やかに表現されており、じっくりと読まないと伏線が回収されていく過程で脱落しかねない。海峡一つ隔てるだけの隣国でも、歴史の歯車が一度ずれだすと止まらなくなるのは西洋も東洋も同じなのだ、と改めて社会的なことにについても考えさせられる一冊だった。
momo
2024/03/24 20:58

raccoさん、こんばんは♪まさに「紅はこべ」と重なりますね✨「二都物語」読んでみたいのですが長編なので躊躇しています(^^;)

racco201
2024/03/25 06:56

固いレビューを書きましたが、ミステリー要素もたっぷりあるので、momo さんも是非読んでみてください。文庫本2冊くらいの量ですが、内容的には数倍の濃縮度で楽しめます。

が「ナイス!」と言っています。
racco201
ネタバレ自分が書いた未発表の曲を囀る鳥と出会ったモーツァルトはホシムクドリのシュタールを家族として迎えた。モーツァルトファンの著者は自らムクドリと共に自宅で生活し、シュタールがモーツァルトの音楽へもたらした影響を検証した。ムクドリとモーツァルトの性格的な共通点は興味深い。鳥の囀りの音楽的な特徴についても多くの参考文献を渉猟しており、最近の研究の知見を知ることができる。ムクドリ飼育日記としても面白く、モーツァルトの足跡を辿る旅レポートはモーツァルト愛に溢れた記述で記されており、色々な面から楽しめる本である。
が「ナイス!」と言っています。
racco201
ネタバレフランス革命の断頭台から貴族を救出するべく動き出した謎の組織「紅はこべ」をめぐる物語。主人公は共和主義の兄に育てられた庶出のフランス人女性だが、その美貌と知性を見い出されてイギリス人貴族の令夫人として社交会で活躍している…。紅はこべは(予測可能な)謎に包まれており、中盤まではイギリス社交界での駆け引きが描かれる。物語の主軸は主人公の夫婦の心の葛藤だ。冒険活劇というよりは大人の心理描写が細やかな作品だと感じた。映画向きというより舞台向きのストーリーだ。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2017/10/12(2383日経過)
記録初日
2017/09/20(2405日経過)
読んだ本
581冊(1日平均0.24冊)
読んだページ
142445ページ(1日平均59ページ)
感想・レビュー
551件(投稿率94.8%)
本棚
21棚
性別
外部サイト
自己紹介

子供の頃から本が好き。
小6で古代史に目覚め、中二病で近代文学の洗礼を受けて、漫画も大好きだったが、突然変異して理系の世界に入って幾星霜。
怖い話と殺人が苦手だったのに、強くなったのか?気がついてみると最近はミステリーも読んでいる。
読書友達が身近にいないので読書メーターで様々な感想に触れるのが楽しみ
本を通じて人生を豊かに味わえることは、本当に素晴らしくありがたい。

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